釣り道楽

俺の人生釣り一途

ウェットフライの魔力 2010-6-19

2010-06-29 16:09:19 | フライ
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梅雨に入り、まとまった雨が降ると当然川の水位は上昇傾向にあるのだ。

増水時仕様にアレンジしたドライフライで丁度良い流速をトレースしながら釣り上がるも魚からの反応は薄い。

時々水面を割って出てくるも、増えた水量に対応しきれずミスバイト連発。

管理人さんの腕の問題か?それともアマゴが増水に対応しきれていないのか?

適量以上に増水するとドライフライは厄介だ。

ならばニンフでアウトリガー。はっきり言って「餌師のミャク釣り」の様なスタイルに若干抵抗はあるが、とにかくボウズは免れたい一心でマーカーに全神経を注ぐ。

増水で笹濁りが入ればビーズヘッドニンフで対応できる。

それならフライフィッシングらしくウェットフライをやってみる。

4番ロッドにソフトハックルで釣り上がると「テンカラ」チックになるので、ここはドロッパーシステムを使う事にする。

以前に釣りビジョンで「杉坂研治」氏がやっていたのを試してみる。


管理人さんはものすごく水中を妄想してフライをスウィングさせています。ドライフライなら水面上で目で確認しながら状況判断ができるが水面下の釣りになると、フィッシングセンスが必要だなぁ。

もちろんデカイのが釣れるからウェットフライには渓魚を迷わす魔力があるのでしょう。

ドライフライしかしないフライフィッシャーマンの中には特定の虫に似せていないウェットフライでは釣れる気がしないなんて言う事も聞いたりしますが、水に濡れたウェットフライは何とも艶かしく色艶があり釣れる気配がムンムンです。水面下を漂う風合いはアマゴだけではなく、管理人さんんもバイトしそうです。






バンブーロッドの話 2010-6-12

2010-06-24 11:44:41 | フライ
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鮎が開幕したとか何とかいっているうちに梅雨入りして、こんなんじゃ「鮎の気分」ではないわい。

という事で、最近手に入れたバンブーロッドの入魂に近所へ行って参りました。

6.10F#4のバンブーロッド

管理人さん的にはバンブーロッドは好みではありません。

なのに何故にバンブーかというと「道具としての格好良さ」があるからです。

使い込むほどに...................。だと思います。いや物欲ですなぁ。

管理人さんの釣りは「高速で渓流を叩き上がり」的なタイプなのでパリシャキなファーストアクション好みです。

バンブーロッドとは正反対のグラファイトの反発力が大好きです。

釣りがメインで遊ぶならばグラファイトロッドのチョイスですが、

例えば、家族でオートキャンプに出かけた時に、少しだけ渓流に入る時間があれば

そんな時は「バンブーロッドでスローフライフィッシング」です。

でも、渓相や気分によってはバンブーロッドを使うのも良いですね。



ちなみに管理人の奥さんはバンブーロッドを振って言いました。

「あたし的にはこっちが投げやすいわ」

管理人さんの奥さんはまだ、フライフィッシングをした事がありません。

管理人さんの所有するフライロッドの中で一番高額なロッドをチョイスするあたりは恐るべし。

しかしそのロッドの値段は口が裂けても言えません。


鮎開幕。

2010-06-18 16:19:13 | 磯 鮎 投げ 波止 その他の釣り
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最近の鮎釣りは,情報伝達が早い。
漁協に電話をして問い合わせなくても「鮎ブローガー」の動向を追跡すれば大体は把握できる。

管理人さんもぼちぼちと動きますよ。

早速調査に出かけましたが、ある意味水量が多くて戸惑っています。

一昨日に雨が降ったおかげで水温が低い。しかし気温は30度近く上昇して、鮎釣りの風情はあります。



ご覧の通り、この時期は「ヤングな鮎」より養殖君の方がビックサイズ!!

しかし瀬で掛かる鮎は小振ながら追い星の眩しい事。



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2匹掛けたら、追い気がなくなり瀬釣りを見切る。

魚のたまりそうな深トロで必殺!!「群れ鮎崩し」

最近は釣果を伸ばすために、あえて「淵や深トロ」をポイントに選択する。

やはり基本は「泳がせ」ですよ。やっぱり。








針地獄

2010-06-07 16:24:45 | 雑記
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先日、注文していたフライフックがメーカーから届いた。

ドライフック、カーブフック、サーモンフック、ウエットフック、ソルトフック等

夏場のフライの量産の為に経費を使った。

しかしながら、この6月初旬にはもう一つフックを巻く仕事がある。


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鮎のイカリを量産するのである。

この時に重宝するのがタイイング用のバイスである。

フライを巻く感覚で鮎用の3本イカリを大量生産。

鼻カン周りを作る時もバイスは大活躍だ。

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フィニッシュは通称「とっくり結び」という奴だが、フライマンに説明するなら「ハーフヒッチ」だ。

という事は、マタレリさんのフィニッシャーを使って仕上げれば強力という事だ。

鮎師の知らない「裏技」である。

フライも嗜む鮎師の方には当たり前の事かも。

最近の管理人さんは「針地獄」だ。


コンパラダンに助けられた。2010-6-5

2010-06-07 15:13:58 | フライフィッシング
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養魚場のところで、ばかでかいライズを発見。

通称、「養魚場の脱走兵」と呼ばれる尺上の「レインボートラウト」

カムパネラの6.6F3番しか車に積んでいないので、一瞬狙おうかとも思ったが、やめた。

ホームグランドで特訓の日々は続く管理人さんです。

陸生昆虫なんかもぼちぼち目にする様になり、そろそろフライボックスの衣替え準備もしとかないといけないなぁ。

大型のストーンフライやシャックを目にする様になり季節は着実に移行中のようだ。

さて迷うのが最初に何を使うかという事。

とりあえず釣りを始める前の状況観察。水温、天気、風、湿度、水生昆虫の羽化の痕跡。

今までに無かった状況を発見。

クリーム色の大型メイフライが大量に蜘蛛の巣に引っ掛かっている。

おそらくは前日の大量ハッチの痕跡だろうが、この状況は「ライトケイヒル」これで行くしかないやろ。

ボックスを見るとそんなフライはございません。さてさて

家においてこようと思ったライズ用のボックスに2本「コンパラダン」を発見。

コンパラ君の出動である。

前回の記事でも書いたが、フライがあたると爆釣になる。

釣れるアマゴは7寸クラスだが、満腹状態のメタボチックなナイスバディ!!

面白い様に釣れる。こんな状況の時に「あおちゃん」がいればなぁ。


結局、コンパラ中心で押し通した結果、フライのテールは切れるし、ウイングはぼろぼろやし。


今回もコンパラダン#16に助けられました。

しかし遠投すると、フライを見失ってしまい、自然素材フライのつらいところ。

目の悪いおっさんの味方「エアロ装着のアダムス」へシフト。


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今年も、漁協さんは稚魚放流をしていました。

ものすごくちっちゃい奴が「#14アダムス」を上手に補食しちゃいました。


キャチ&リリースと言う前に、ちっちゃい奴はなるべく釣らない様にしているのですが.................。

漁協の役員のみなさん放流お疲れさまでした。


釣り荒れた状況の中で。2010-5-29

2010-06-07 14:29:51 | フライフィッシング
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全国何処の渓流でも言える事なのだろうが、GW以降の5月の渓流は釣り荒れる。

場所によっては鮎が遡上してアマゴの居場所が移動する時期でもある。

四国の河川の傾向を見ると、メジャー河川の内水面は「鮎が中心」でありかなり上流域まで鮎を放流している。

当然、大手メーカーの鮎トーナメントも開催されるメージャーフィールドも数カ所あり、管理人さんもちょこっと足を突っ込んだりする。

ゴルジュ帯で形成された山岳渓流なら鮎はいないが.......。

夏場に叩き上がりたい瀬の多い渓流はそのほとんどを鮎師に占領されていて、フライマンのほとんどが山岳思考へとなっていく。

しかし今、沢にはいるとまだまだ無垢なアマゴがフライに飛び出してくる。

本流の魚体ほどパワフルではないが、洗練された美しさがある。

サイズや数釣りではない趣のフライフィッシングに没頭する季節である。

まだ最盛期ではないし、早春の息吹も一息ついたそんな季節の端境期に、自分の釣りスタイルを確認しつつ、アマゴを手にするたびに「...........。」と喜びに没頭する管理人さんである。


この時期のアマゴはフライがアタリだとものすごい反応するが、外すと全くでない。

「反応がない=魚がいない」のではなく反応するパターンを導きだすのが重要なのだ。

もちろん竿抜けポイントを見抜く力を養うのもこの時期が絶好の様な気がする。

ある程度釣り荒れた状態で、そっぽむいたアマゴの気をなんとか引こうとする。

そんな切ない釣りもまた楽しい。


ものすごく地味に思える作業

2010-06-02 16:33:54 | フライ
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最近ありがたい事に、仕事が忙しくエントリーをさぼり気味。

実際には釣りに行けてないだけに、ネタ不足である。

さて、フライもテレストリアルの準備にかかる時期ですが、管理人さんはアントを量産しておく事がお決まり事である。

フックにスレッドでありんこのお尻をかたどり、タッチペンでコーティングして仕上げに「妻のマニキュア」を拝借して艶だし。

非常に地味な作業である。

フックのサイズ別に3種類、ありんこのお尻を50本くらい量産する。


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ベースのお尻付きフックを作っておけば、後はパラシュートにしたり、CDCウイングで羽アリにしたり、18番のフックだと、オドリバエにもアレンジ可能。

しかしあらためてエントリーした写真をみると「やっぱり地味な作業」である。


さて、四国地方で鮎が解禁しました。

管理人さんもしばらくは「鮎師」ですが、若干フライフィッシングも.........やってるよ。