カメラの先にあるもの

飛行機写真を中心に様々な風景を・・・。

INVERTER HI-TECH LOCO

2008-02-01 | ひとりごと

EF200。
サイドに「INVERTER HI-TECH LOCO」とロゴが入った馬鹿デカイ機関車が登場してきたときは度肝を抜かれました。
既にJRとなってはいましたが、当時はまだまだ国鉄時代の釜全盛の時代。
違和感を覚えた方は沢山いらっしゃったのではないでしょうか?
ちょいと調べてみましたら、平成2年3月の登場だそうです。
20年弱も経ってしまったのですね。早いな~。

このEF200は総数が21両だそうです。この先の増備もないとのこと。
全てが試作機みたいなものだったのでしょうか?

強烈なインパクトを与えてくれたデビュー当時の塗装も全検に合わせて新塗装になっているみたいです。
新塗装には、「INVERTER HI-TECH LOCO」が入っていません。
半数以上が新塗装となり、原色とでも言うのでしょうか?本来の塗装の釜は大分少なくなりました。
残っている本来の塗装でも、EF200の象徴でもあるロゴは擦れて読めない釜もあります。

総数も少ないし、何だか気になる釜なのでこれから追いかけていこうかな?と思った矢先にチョット不安な情報が知り合いから入ってきました。

EF200が関東にやってこなくなる!?

EF200の本来のパワーたるや物凄いものがあり、その持てる力を今に至ってもフル活用する機会が少ないことは結構有名な話です。
その電力がらみで、英語表記と日本語表記だと全く会社名が違い、新幹線が無いとやっていけない、釜をドンドン潰していくだけのオレンジ色の会社さんが、EF200の乗り入れに反対しただとかどうだとか。

もう、そうなってくると不運な釜です。
国鉄時代の釜を一掃する先陣として登場し、その存在を一部の人に否定され・・・。
持てる力を発揮しようとしたら、その力を否定され・・・。

まあ、そんな訳でこのEF200という釜に何故か愛着を持ってしまったのです。
噂が本当かどうか分かりませんが、横浜という場所だと意外に撮る機会もありますので、EF200全部を撮ってやろうと追いかけだしています。