組み立て説明書との比較です。パイプのディテールがずいぶん違いますねぇ。
当時の作例はあの模型雑誌「ホビージ○パン」が担当していたので、このようなハイディテールな部分があるんですね。
まぁ、テストショットを使用していたり、設計にも深く絡んでいたりと言う部分もあったので致し方ありませんが、商品内容との違いがあからさまなのは・・・嘆いてもしょうがないので良しとしましょう。
dotage-dogの心はとっても広いのです(底は・・・)
さて、このまま組み立てるのは「モデラー」を名乗る以上、素通りはできませんのでこんな感じに・・・
削ってみましたが、いかんせん軟質パーツなので毛羽立ちがぁ~ぁ~ぁ~(泣)
と言う訳で、
3ミリプラパイプとスプリングに置き換えました。
今回は切り出した物をパイプらしくするため、こんな風に
爪楊枝の先端を切り飛ばした物に差し込んで、面取りしています。
切り出すパイプの長さや面取りの幅をそろえたりと、ちょっと難易度が高い工作になりますが、塗装の事を考えるとこの方が後々楽になります。
市販のパイプパーツ等を活用すればもっと簡単に工作できると思いますので、左右そろえる場合は使った方がもっと楽になりますね。
今回はいろんな工作を盛り込んで、完成時の違いを表現する事が制作コンセプトにありますので、完成したときの出来の違いを乞うご期待!となります。
で、その他細かい脚部のパーツも仕上がりの差を出すために、ちょこっと手を加えてみました。
まずは偏向板4枚ですが、
小さいので見にくいですが、左から、丸みを付けたもの、半分ほどの厚み、先端を斜めにしたもの、ノーマルとなってます。
また次も小さいですが、小型バーニアです。
今度は右がノーマルで左が加工した物です。この辺は「抜き」の関係でディテールが甘くなってしまうんですね。
ドリルで穴を開けてプラ棒を差し込んで接着するだけのお手軽加工で完成度7.6%(注1)はアップしますので、ぜひ挑戦していただきたい加工です。
毎度寝言のようですが、この他にもいろんなアプローチがあると思いますので、自分の好みや完成を想像して、いろんなディテールに挑戦してみてください。その先にはあなただけのめくるめくガンプラワールドが・・・
つづく
注1:数字は個人的なもので、実際の測定値は気象用件等に・・・(爆)