どんがばちょ

日常の出来事を鋭い視点、オモロい切り口で綴っていく、オヤジのブログ

裏面打法について

2010年07月20日 | 卓球
先日近くのクラブと交流試合をやった。

そのクラブは35歳の人もいるがそれ以上の年配者も多く、ペンホルダーも沢山いるチームでした。

いくつか対戦したんですが・・・

恐らく試合にはあまり出ていないんでしょうね。

レベルはそこそこ高いんですが、僕の裏面打法にびっくりされていました。

ペンで裏面を使うなんて!初めて見た!と驚かれましたが、いやいやいや・・

今ではTVで世界卓球の放映もあるでしょう。

馬琳や王皓、許シンなどたくさんいるでしょう。

日本でも韓陽なんかは去年も沢山映っていたはずですが・・・

あれあれあれ?

見ていても興味がなかったら、わからないのかな・・・

試合に出ていたらペンの裏面使う人なんか時たま出会うはずですが・・・

なんとも時代をスリップしたような気がしました。

お蔭でペンの弱点であるバック深くをつかれても裏面ドライブで相手の深くをつけば驚いて詰まらせてしまったり、フォアが表ソフトなんでフォアやショートとのギャップに返せなくなったり・・・

結構通用するなと思いました。

でも、普段の試合なんかでは上級者にはやはり簡単にブロックされてしまいます。

それもそのはず・・・

シェイクのバックハンドと基本は同じなんですから(笑)

意表はつくかもしれないが、ショートだけの弱点を補ったにすぎないのですから。

ただ若干シュート回転が入っているのは意に反した球が返るみたいで、フォアミドルを狙うと有効でした。

もちろん回り込んでのスマッシュも忘れません。

強い人にも勝ててご満悦の一日でした。

終わった後は懇親会も用意されていて、ビールでええ気分・・・

さらに裏面打法とフォアの横打ちを練習しようと思った次第です。

ありがとう。


卓球教室の真実

2010年07月12日 | 卓球
世の中には卓球教室なるものがたくさんある。

個人でやっているもの、ショップ、市などが主催するもの・・・

安いものから高いものまで盛りだくさんである。

果たして巷の卓球教室で卓球は上達するのか?



この疑問に答えるには非常に難しい。

なぜなら卓球というスポーツの特殊性をよく考えないとだめだからである。

まずジュニア~高校生までのクラブ活動であれば、上達するにはチームとして競技に力を入れている学校やクラブに属すればよいというのはわかる。

専属のコーチのいないクラブ活動では、やはりそれなりのレベルにしかならないだろうが、将来的に卓球選手を目指すのではなければそれで構わないし、毎日練習すればそれなりに上達はする。

しかし、問題は社会人、とりわけ初心者や初級者を対象にした卓球教室だ。

スポーツがビジネスとして成り立つには、やはり競技人口がたくさんいるということが重要である。

卓球はマイナーだとか言われるが、競技人口という面では、かなりのメジャースポーツである。

しかも卓球用品の購買先の多くは、素人の社会人だ。

ママさん卓球などがその大半を支えているのである。

「教室」が多数存在するのも需要があるからである。

しかし、卓球教室でうまくなるかどうかはよくその教室を見極めないといけない。

教えている若い?コーチはもちろん百戦錬磨で強い。

彼らは恐らく少年少女時代から卓球に没頭し、厳しい練習をしてきたに違いない。

しかし、ママさん教室でその厳しい練習をやってお金を取れるだろか?

なぜなら、ママさんの本音はこうだからだ。

・卓球は上手くなりたい
・でも体育会系バリに鍛えるつもりはない
・ハードすぎる練習はやる気はない
・楽しい練習でないと続けられない
・本当の目的は健康維持と友達作り

これらのニーズをすべて満たすのは非常に難しい。

中年になってからでも上達するにはそれなりのプロのレッスンを受けたらうまくなるだろう。

しかし、激しい長時間の練習や、フットワーク練習など、誰が楽しんでやるだろうか?

上手くなるのはわかるけど、そこまではしたくない・・・

実際、本当にうまくなるための教室を経営しても、経営側も行き詰ってしまうだろう。

となれば、供給側でも、楽しくてそこそこうまくなる実感のあるようなレッスンにせざるを得ない。

だから、何年も習っているのに一向にうまくならない人が多いのはそのせいである。

実際にうまくなりたい人は、高いお金を払っているのにレッスンが物足りないという人も出てくる。

もしその微妙なラインで需要をキャッチできたのなら、その教室は非常に儲かるだろう。



強い選手を育てているクラブチームのコーチでも、昼間はママさん向けにやんわりした練習をしてお金を稼いでいるのが実態だ。

ま、それでいいのだが、では本当に家庭や仕事とも両立しながら、ちゃんとレベルアップするには一体どういうレッスンを受けたらいいのでしょうか?

クラブチームをよく調べずに誘われるままに気楽に所属してしまうと、いろんなしがらみもあり、仮に自分に合わないからと簡単に辞めてしまったりしては同じ地域での試合に出場したりしにくくなったり、気まずさもあるというものだ。

それなりに打てる若いママさんは、高齢化しているクラブなどでは美辞麗句を言って欲しがる。

しかしその人にとっては、高齢者のクラブでは新しいことも学べないし、求めるものが手に入らないかもしれません。

なかなか難しいものです。

ネットなどの情報ではなかなか卓球のクラブのことなどはHPがなかったりで、本当の情報が入りにくい。

いい友人と巡り合えればいいが、いろんな利害やしがらみもあるので、慎重に選びたいところだ。