どんがばちょ

日常の出来事を鋭い視点、オモロい切り口で綴っていく、オヤジのブログ

春眠暁を覚えず

2010年04月29日 | 日記
いくら寝ても眠たい。

普段は寝つきがよくないんだけど、何故かこの時期はよく眠れます。

植物と同じで、この時期に育つのかな?

そういえば息子も最近ちょっと背が伸びた気がする。

今日はピクニックだ!

尼崎

2010年04月07日 | エッセイ
尼崎と聞いてあなたは何をイメージするだろうか?

下町、活気、ヤンキー、商店街、食いもんがうまい、ダウンタウン、工業地帯、地盤沈下、外国人、沖縄・・・

色々あるだろう。

私も関西にすんでいるが、尼崎というと何か「特殊な」カンジが昔からしている。

兵庫県にも市が沢山ある。

ただ、周辺の市(西宮、伊丹、神戸、芦屋・・・)あたりとは生い立ちが違う感じがする。

まぁ、それも歴史的な背景を見るとわかる。

例えば、西宮なんかは日本全国である意味「どこにでもある町」なのだ。

昔農村、その後大都市の衛星都市として住宅地として発展。

街にはいわゆる周辺都市としての機能しか備えていない。

大体人口数十万までの市は普通はそんな感じだ。

だから各々歴史や特産品、観光などは特色はあれど、大体日本全国似たような感じになる。

しかし、尼は違う。

市外局番は06だが、場所は大阪府ではないのは有名な話だ。

でもこれは電話が普及しだした頃の都合であって、尼崎が大阪の一部あるいは大阪商圏に近いという事情はむしろ存在しない。

尼崎はどちらかというと、尼崎単体で完結している都市だ。

商圏でいうと縦の交通である伊丹などとのつながりの方が深く、大阪の発展と関連して伸びてきたという関連性は低い。

近代以降、工業地帯として発展して造船や工場が立ち並んだことで、多くの労働者を受け入れてきた。

中には出稼ぎで遠いところから移住してくる人も多かった。

尼崎で働く労働者が、尼崎という街を作ったといっても過言ではない。

在日外国人も多い。

街をみてもコリアンタウンや沖縄的な要素も見られる。

それらと、関西特有の感覚が交じり合って、尼崎は独特の雰囲気をかもし出している。

よく「大阪のおばちゃん」という言い方をするが、それにやや似た、でも大阪とは違う生い立ちの下町風情を感じる。

だから、多くの人は「尼」という言い方をするとき、下町的風情に親しみを込めて言う。

恐らく尼崎は、大阪や神戸という大都市圏に隣接していながら、そことの関連性をあまり持たない独自の発展を遂げてきた街といえる。

もちろん武庫之荘あたりのように、衛星都市として住宅地として近年発展している場所もある。

しかし主流は下町としての発展してきた経緯だろう。

尼崎には美味しいお店が多い。

ホルモン、焼肉、中華、お好み焼き・・・・

全国区にはならない隠れ名店が多い。

どれも地元の人に愛されている。