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僕の命の価値はプライスレス

2007-06-10 23:58:06 | Anime(アニメ・コミック)
■アニメ「ハヤテのごとく!」---第11話「僕の命の価値はプライスレス」

アバンコントのセリフ---、
「人の体には未知の力が秘められている。鍛えれば鍛えるほど…」の元ネタは、
「人の体には未知の力が秘められている。鍛えれば鍛えるほど、それは無限の力を発揮する」というセリフからOPが始まる、特撮戦隊ヒーロー「光戦隊マスクマン」からw


そう言えば第9話にて、勝手に吹き飛んだ人体模型を怪しんでいるヒナギクに、ハヤテが「気」だの何だの言っていましたが、「マスクマン」も未知の気の力“オーラパワー”を持っていたので、第9話そのもの、もしくは其処から直接に今回の第11話へと繋がれば、ネタのひとつとして機能した可能性も。
ひょっとすると当初はその予定だったのかもしれないと思うに、実際には第10話を挟むカタチでの放送となった所からして、あの話が諸事情によって割り込ませざるを得なかったとも感じられてしまった次第。
まぁ実際には、ただのアバンセリフという共通点から拝借してきただけなのでしょうけどw

さて本編。
最早、「カオス」としか表現の仕様が無かった“アニメオリジナルストーリー”の第10話より、まるで何事もなかったかの様に続く今回は、ストーリーを原作準拠に戻し、ハヤテを執事として雇った挨拶も兼ねて、ナギ達が三千院家の本宅に出向く展開へと。
その先には三千院家の現当主、そしてナギの祖父である三千院帝(ミカド)が待ち構えていた訳ですが、この訪問と出会いがハヤテにとって、「ハヤテのごとく!」スタート以来から続いて来た、とある考え方に対する、ひとつの転換点となる事に。

果たしてAパート冒頭から、ハヤテに対する周囲、そして自らの認識が「金に縁の無い貧相な人間」である点と、あらためて「三千院家(この場合は“=ナギ”)が1億5千万円の借金を肩代わりし、それを執事としての労働で返済して行く」立場であるのを強調しているのは、その転換点を迎える為のお膳立て。
やがて、そうしてただ三千院家に借金を返済する為だけに生きて行く人生を、帝によって見抜かれ、「つまらん」と全否定されたハヤテは、彼の差し金によって、三千院家の遺産を狙って攻撃を仕掛けて来たギルバートとの戦いの中、見方を変えれば結果的には自分の為の借金返済方法として三千院家に執事として務めていた、そんなこれまでとは異なり、当然に借金返済は忘れずとも、まずは主であるナギを守る為---詰まる所、本当の意味での執事として三千院家に奉仕するべく、これまでの行動指針から大きく変わると言うのが、今回の見所だった訳で。

本編でもしっかりと言及していましたけど、帝がその眼力で見抜いていたのは、決して、ナギとマリアさんの着替えシーンだけではないのですよw
更に、そのマリアさんに「ブラ紐」が見えなかったからと言って、何と「ノーブラ」などと興奮する所が今回の見所では(爆

ハヤテがナギに対して「僕が君を守るよ…それでいいかな?」と手を差し出し、ナギが恥ずかしながら、ややあって「…よろしくお願いします」と答え、手を握るという屈指の名シーンも存在し、その様に、おおよそからして、これまでの「ハヤテのごとく!」とは異なる雰囲気が漂っていた所為か、オチらしいオチの無いAパートでは、咲夜が無理にでも落とそうと必死になり、Bパートラストでは自分自身が落ちになってしまう羽目にw
また、三千院家の遺産を狙って攻撃を仕掛けて来たギルバートは、正にかませ犬状態。
後々に明らかになりますが、この2人の関係からして、妙な部分での扱いが似ているのは面白い見せ方かとw
そう言えば、ギルバートの「ユニバース!」というセリフや、マ・○ベの壷、そして「カスであると!」のセリフに合わせて、ナギの顔が某・総帥に変化したりと、何やらガンダムネタが際立って扱われていたような?
また、次回予告の「ニュータイプの修羅場が見れるぞ!」もガンダムネタで、「機動戦士ガンダムZZ」の放送最初期に次回予告のラストで使用されていたキャッチ。
ただ「ZZ」自体が、毎回のごとく次回予告キャッチを変更していたので、固定キャッチと言う訳ではないのですけど。

ところで、そんな次回。
第1話での出番以降、毎回の皆勤賞ながら、大体が物を食べているか、サービスシーン要員だった彼女---いよいよ西沢さんのターンが廻ってくる事に。
そうしてスタッフには愛され続けてきた(?)だけに、どんな風に彼女の本格的な登場を描いてくれるのか、ちょっと楽しみかも。

余談ですが、今話におけるハヤテの気持ちの変化に関る一連のシーンを見てから、ED曲「Proof」のサビ>「守りたいよ~欲望の轍から遠ざかって」という部分を聴くと、かなり高いシンクロ具合が味わえて、全編通して非常に纏まりの良い話になったかな、と思いましたね。



ちなみに一応、マキシCDはOP/ED主題歌共に揃えているのですが、他記事の更新などに押されて取り上げ切れていないかったという;
いずれ、記事として投稿する時間的な余裕が取れた際には、あらためて詳細な感想記事でも、遅れ馳せながら上げる予定です。

最後は恒例のアイキャッチしりとり。

<第1話「ハヤテのごとく!」(ハヤテ)→「クリスマス」(ナギ)>→<第2話「ス・キ」(サンタ)→「キ・ラ・イ」(マリア)>→<第3話「いとこんにゃく」(タマ)→「くせもの」(エイト)>→<第4話「のり」(ヒナギク)→「リンパ」(雪路)>→<第5話「パチパチパンチ」(咲夜)→「血祭りワッショイ」(伊澄)>→<第6話「いらっしゃいませ、ご主人様」(学館組)→「まあまあまあ」(黒服)>→<第7話「愛していると言ってくれ」(ワタル)→「恋愛ビーム」(サキ)」>→<第8話「むっちりスケベ」(女装ハヤテ)→「別に触っただけじゃない」(クラウス)>→<第9話「イカはいかが?」(ナギ)→「がっつりいただきます」(ヒナギク)>→<第10話「酢飯ビーム!」(マオウ・ザ・グレートステイジアン・オブ・阿部(仮))→「ムッシュムラムラ」(生徒会3人娘)」>→<第11話「ランバダ」(マリア)→「団塊の世代」(三千院帝)>

「ランバダ」とは、また懐かしい…;

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