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試練の前夜

2007-11-13 23:18:37 | Anime(アニメ・コミック)
■アニメ「灼眼のシャナⅡ」---第6話「試練の前夜」

悠二と史菜が近付く事への言い知れぬ不安と戸惑い---その他モヤモヤした気持ちから、ヴィルヘルミナと衝突してしまったシャナ。
しかし唐突な彼女の手料理と、あたかも家族の様に食卓を囲んだ事で、僅かに気持ちを落ち着かせは出来たものの、やはり気持ちはスッキリしないまま。

対する悠二自身も“池の進言(忠告)”から、少しだけ現状に関して思考を巡らせて、至極単純に史菜との距離を開けようと図るも、此方は史菜にしっかりと懐かれてしまい、またしても思考停止。
しかも此処に至って、徒絡みの事に関しては直感が優れるくせに、当人の色恋沙汰には超・鈍感という悠二の悪い面が出てしまい、シャナと吉田さんが距離を開ける理由も、湧き上がる気持ちに戸惑う当人たちよりも、更に理解出来ていない始末。
とは言え、原作とのタイムスケールを合わせると、丁度「Ⅷ」+「Ⅸ」から「ⅩⅠ」まで(「Ⅹ」は除く)のパラレル的なポジションとなる、この頃の悠二は、吉田さんとの関係が大幅に変化し、またシャナが直接的に対して向き合ってきた事で、ようやく関係に変化が見え始めた時期の悠二だけに、それも無理はないのですけどねw

さて今回は、緒方さんが主導となって、佐藤の自宅にて勉強会を開催する事に。
この「勉強会」というイベントは、原作「Ⅷ」において“期末試験対策”として行われたモノだったのですが、既に夏休み明けとなった現在では、突然に行われる事となった抜き打ちテストに対するものへと変更。
加えて其処に、史菜が絡んで来ているのは言うまでも無いものの、此処でのとある出来事が、吉田さんとシャナ、そして緒方さんにとって大きな意味を持つという点は同じなだけに、本筋としては左程に変わった訳ではない様子。

余談として。
ちょっと、この辺りの時系列に関して、原作との差異を纏めてみると---、

<原作>
“教授”戦(「Ⅵ」「Ⅶ」)→勉強会>ヴィルヘルミナ登場(「Ⅷ」)→貫太郎帰宅>ヴィルヘルミナ戦(「Ⅸ」)→「ⅩⅠ」

<アニメ>
“教授”戦+ヴィルヘルミナ登場→星黎殿での戦い(~最終話)→[第2期]メア戦>史菜登場→勉強会→?


こんな感じになります。
なお、原作小説としては存在していませんが、“戯睡郷”メアとの戦闘が描かれたゲーム版のシナリオ(原作者公認)は、「Ⅸ」と「ⅩⅠ」の間---夏休み(正確には、少し異なりますけど)に挿入されます。
こう見れば判る様にアニメ第1期では、尺の関係上からか、およそ「Ⅷ」の内容がごっそりと抜け落ちていただけに、その辺りで描かれた心境の変化などが疎かになっていた分、それを今になって補完していると思われ。
ちなみに一部(主に、ミステスとしての悠二の扱い)を除いて、同じく抜け落ちている「Ⅸ」の内容=貫太郎の帰宅に関しては、実は(ネタバレ禁止

話を本編に戻して。
唐突なマージョリー姐さんとの出会い、そして彼女から貰ったアドバイスにより、緒方さんは田中とマー姐さんの関係+恋愛指南、吉田さんは悠二が史菜が近付く事に対するモヤモヤした---原作では「既に存在していない、ミステスという存在となってしまっていた悠二」に対する---気持ちに、何となくながら整理を付ける事が出来た2人。
対して、そうしてマー姐さんと話をしていた為、姿を消していた2人を探そうとする史菜に、悠二と2人きりにさせたくないシャナが行動を共にし、やがてキッチンで発生したトラブルが、各々の間に存在していたギスギスした空気を、思いがけず取り払う結果となり、やがて吉田さんの口から、マー姐さんの---「気持ちを通じ合わせる事が大事」というアドバイスを伝えられたシャナも吹っ切れ、こうしてまたこれまで通り…ではなく、其処に史菜も交えての関係が新たな構築され、とある面では大きく変化した次第。

次回は、どうやらメガネマン・池がメインを務める模様。
原作では本当に出番が少なく、ファンの間では“=トーチ”なんて酷い扱いを受ける事もあるだけに、後の大きな見せ場の前に、吉田さんへの気持ちを整理する前段階になるのかも。
また、そうした前段階的な要素として、続く展開に佐藤の決意が描かれるそうですけど…よもや其処で、あの短編が映像化される事になろうとは。
そうか、放映開始前に公開されていたPVやスクリーンショットの中に見られた“アレ”は、この伏線だったのか…。

次回---「池速人、栄光の日」。




■「アニメージュ」2007年12月号

のいぢさん描き下ろしの、表紙のシャナがやたら破壊力抜群な件についてw
炎髪灼眼と同系色のサンタコスの相性の良さから、同じくサンタコスの「シャナ」(アニメ版)を表紙に据えた「アニメディア」12月号よりも、見た目も際立っていますしね。
ただ原作---こと最近の展開では絶対に見られない笑顔だけに、それを考えると何とも複雑な気分になりますが;



そして当然のごとく、表紙イラストを使用した図書カード&X'masカードの全プレ企画も開催。
発送がX'mas前後らしいので、これをセルフプレゼントに(ぉ
なお、応募には1500円分の無記名定額小為替+手数料200円(100円/1枚)=1700円+切手代+雑誌本体(付属の宛名カード)=2400円が必要となります。

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