東京の電車 山手線

2017年04月18日 | 東京のお散歩
東京を代表する鉄道路線といえば、山手線。
ぐるっと一周している山手線ですが、実際に「山手線」とされているのは
品川から渋谷、新宿、池袋を経由して田端へ至る20.6kmだけなのです。

田端から東京は東北本線、東京から品川までは東海道本線の電車線という扱いで
これらを合わせた総距離34.5kmを、約1時間ほどで環状運転しています。

明治十八年に開業した、品川と赤羽を結ぶ路線として開業した品川線が基礎となって
のちに、開業当初から設置されていた目白と板橋の中間に池袋駅を設置し
そこから田端へ向かう豊島線が開業し、現在の山手線の原形となりました。
品川線の池袋以北は、赤羽線となり、現在埼京線として運行されています。

環状運転の開始は、それよりさらに時代は下って大正十四年で
それまでの間は、上野・新橋間が欠けているC字運転や、
中野から中央線経由で東京まで出たのち、品川、新宿、池袋、田端経由で
上野まで運転する「の」の字運転など、路線の発展とともに運行形態を変えてきました。

時代の先端を常に歩んできた山手線は、現在も最新型車両の導入を進め始めるなど
名実ともに東京の中心となる路線です。


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