動物霊園グリーンメモリアルのブログ

「いとしい子たちよ安らかに」

通信紙版 第50号

2013年04月30日 | 通信紙版バックナンバー
平成25年 5月

鯉のぼり
「江戸っ子は皐月の鯉の吹流し」と言われるように、こいのぼりは「幟(のぼり)」とは名づけられているものの、形状は魚を模した吹流し形です。
そもそも、こいのぼりは門松や雛人形と同じく、江戸時代中期の裕福な庶民の家庭で始まった習慣でした。
端午の節句には厄払いに菖蒲を用いることから、別名「菖蒲の節句」と呼ばれ、武家では菖蒲と「尚武」と結びつけて男児の立身出世・武運長久を祈る年中行事となりました。
この日武士の家庭では、虫干しをかねて先祖伝来の鎧や兜を奥座敷に、玄関には旗指物(のぼり)を飾り、家長が子供達に訓示を垂れました。


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大型連休に入り、お出かけされている方もたくさんいらっしゃるかと思います。
昼間の日向は初夏を思わせる暖かさで、晴れた空が気持ち良いです。
入口の猫地蔵に小さな鯉のぼりを添えました。時折吹く風になびいております。

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母が残したもの
寒気が戻り冷たい雨が降りしきる4月の昼下がり、猫さんの葬儀をとり行いました。
猫さんは元々、野良猫に近い状態でお家の庭に居付いておりました。
邪険にする訳もなく数年間ご家族は暖かい目で猫さんを見守っておりました。
半年ほど前に一番可愛がっておりました奥さまが急逝なさい、家の中の空気がぽっかり空いた様な寂しい雰囲気に包まれました。


奥さまが亡くなり一人暮らしとなりました御主人の事を案じた娘さんが嫁ぎ先からしばらくの間、実家に滞在する事にしました。
ある日、庭に居付いてる猫さんが縁側の窓を乗り越えお家に入り、奥さまが使っていた化粧台の椅子に座り込みました。
特に困惑する事もなく、その場に居た娘さんが猫さんを抱きかかえたところ、爪がクッション部に引っ掛かり、椅子の下部の収納庫の中があらわになりました。
収納の中身は奥さまの生涯の思い出の品が多数納まっており、ご主人も交え感慨深く手に取り故人を懐かしく思い浮かべました。
この日を境に猫さんは家猫となり、一人じゃなくなった父の事を安心した娘さんは自分の生活に戻りました。
猫さんは高齢だったと思われ、家の中ではとてもおとなしく過ごしましたが、日々、衰弱も進みこの日のお別れを迎えました。
娘さんは、この猫さんは母が残した最後の思い出だとおっしゃいました。





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