動物霊園グリーンメモリアルのブログ

「いとしい子たちよ安らかに」

同居猫

2017年06月18日 | 可愛い子とご家族のお話
梅雨入りした日曜日、数年ぶりにワンちゃんのお参りにいらっしゃった方が本堂に挨拶がてら近況をお話して下さいました。
当霊園には2体のお骨を預かり、1体目のワンちゃんの時はお父様の名義、2体目の時はお母様の名義でありました。
お話しというのは御両親がこの数年の間に他界、お家の身辺整理などからご無沙汰になった事とそれに伴い名義を自分に変えて貰いたいという事でした。
入口での話声に出てきた事務所の黒猫の顔を見て「今は猫を飼っているんですよ」と話を切り出し黒く狭い額を撫でました。
お家に居る猫さんはお父様が亡くなった直後、親族への用事でお出掛けの帰りにお母様の後を付いてきた事がきっかけで数年間は庭の周辺で地域猫となっておりました。
その数年の間、お母様が脳梗塞により寝たきりとなり、およそ6年間の介護生活でいつの間にか子孫を増やした庭の猫を飼い猫として受け入れました。
両親亡き後の家は一人ポツンと寂しい思いをする以前に同居している猫たちの世話を欠かせず忙しくしているそうです。

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