狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

戦後戦犯として問われずGHQに留用されて医学界の重鎮となった731部隊関係者たち

2014-04-13 23:28:01 | 健康・医療・暮らし 2012~2017
 旧日本陸軍の満州第七三一部隊(正式名称:関東軍防疫給水部本部)の初代部隊長・石井四郎・陸軍軍医中将の下にいた石井部隊の人達は、第二次大戦後、戦時中の諜略用細菌の研究成果・データとその人体実験等の研究に携わった人材、毒物についての知識をアメリカが利用・活用する為に、戦犯に問わずにGHQに留用し、その後、薬害エイズ事件のミドリ十字をはじめとして、タルムーディック・ユダヤが牛耳る医療・医学界の重鎮として731部隊の関係者達が君臨しました。他にも関係者は復員後、民間医療、薬品関係、防疫関係等のの会社に就職していきました。
 日本が独立後の昭和30年代に、作家・ジャーナリストとしてノンフィクションも数多く手掛けて来た松本清張氏は、戦後の米国の日本においての謀略を暴いて来ました。
 「日本の黒い霧」の下巻に収録されている「帝銀事件の謎」は、731部隊の関係者が真犯人としてGHQに使われて起こした事件であるとしています。警視庁も当初考えていたのが、圧力がかかってその関係筋の捜査を打ち切り、北海道の一画家に「冤罪」が被せられて、事実が隠蔽されてしまいました。
 
 
 本ブログ過去の関連記事↓↓
   ・2013/05/17付:「イルミナティの傀儡・女優アンジー、がん予防で両乳房切除・・・癌ビジネス広告塔として利用された挙句に捨てられる & 『乳房温存療法』のパイオニアの医師の告発、定義の無いがんの治療と検診の無意味」
   ・2013/05/21付:「イルミナティが行なう乳がんビジネスの促進に、日本の聖路加国際病院等が加担」
   ・2013/09/20付:「戦後事件の『実録』・・・米国の謀略の数々」
   ・2013/10/25付:「医療界の常識・因習・体質・構造・権威を否定し、普通では無い『真実』が存在」

 
 参考・関連動画↓↓
 

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YouTube: 現代医学は彼らによって狂育されている 医学は殺人のために存在する 人を救うためなどと信じているのは、幻想に過ぎない 現代医学の本質は壮大な人殺しハンティングゲームである


 

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YouTube: 病院は人体実験場


 

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YouTube: 人を殺す為の医学



 
 参考文献↓↓

 
日本の黒い霧〈上〉 (文春文庫)日本の黒い霧〈上〉 (文春文庫)価格:¥ 734(税込)発売日:2004-12



「タルムード」、「ウススの手紙」、「シオンの議定書」を基にしたタルムーディック・ユダヤ人の世界支配・・・ウクライナ情勢、グローバリズム、同性愛、真実ではない間違った規範・秩序

2014-04-13 22:06:12 | 国際時事 2012~
 総タイトル:【「タルムード」、「ウススの手紙」、「シオンの議定書」を基にしたタルムーディック・ユダヤ人の世界支配・・・ウクライナ情勢、グローバリズム、同性愛、真実ではない間違った規範・秩序】

 「ユダヤだけが人間だ。他はゴイム(獣)だ。」(「タルムード」より)。
 今から500年程前に書かれた手紙「ウススの手紙」より、「モーセに従う親しい同胞達。汝等の報告によるとフランス国王が汝等にキリスト教に改宗せよと強制しているそうだが、やむを得ぬ、改宗せよ。但しモーセの律法は決して忘れては成らぬ。彼等は汝等の財産を奪うとの事だが、されば汝らの子を商人に育て、将来はきっとキリスト教徒達の財産を身ぐるみ巻上げるがよい。また、生命も危険にさらされているというが、それなら子どもらを医者や薬剤師に育て、そのうち彼等の生命を奪うがよい。神殿の破壊に対しては子どもらをキリスト教の神父にし、やがてキリスト教会を破滅に導く事だ。その他、様々な圧迫が知らされているが、子ども達を弁護士や公証人にして、あらゆる問題に介入させねばならぬ。こうして遂にキリスト教徒達は汝等にひざまづき、汝等の世界支配の日は来たり、彼等への復讐も達せられよう。ここに記した指図をよく守れ。そうすればあなた達の一時的な降伏も、やがて未来への栄光の道となるだろう。事実がきっと証明するに違いない。」。
 今から100年程前に書かれたユダヤ世界戦略の綱領「プロトコール」(「シオンの議定書」より、「非ユダヤ人を破綻させる為、我らは経済界に停滞現象、恐慌を引き起こした。我々は出来る限りの流通貨幣の引き揚げを行ない、巨額な金が退蔵された。結局、非ユダヤ人政府は資金が枯渇し、やむなく我らに国債の引き受けを頼まなければならぬはめになった。そして多額の利子支払いの義務を背負い、国家財政への重圧となり、やがて政府そのものが、我らの資本に従属させられた。中小企業が大資本に従わせられ、人民の力も奪ったので、人民も、国家も、共に我らが吸収することになる。」
 また、「どんな情報も、我々の眼を通さずには公表されないだろう。全世界のニュースは、若干の通信社によって集められ、そこでリライトされ、はじめて各新聞社、諸官庁に流される。現在ある程度までそうなっているが、やがて全通信社が我らの支配下に属し、我らが許すニュースだけが伝達されるようになるだろう。我々は、今でも殆ど非ユダヤ人の思想界を牛耳っているので、彼らは世界の事件を我らの色眼鏡を通して見るようになっている。」
 ロシアのプーチン大統領は、自国の豊富な資源を欧米に略奪されない様に、反グローバル主義、そしてお金では無くロシアの安全保障を第一に考えているとの事。そして、北方領土の解決にはお金では無くロシアの安全保障を考慮する必要が有るとの事(本記事掲載動画・馬渕睦夫氏より)。
 カトリック内には表面的にユダヤ教に改宗して心はユダヤ教のままの「マラノ」がエージェントとして多く侵入し、キリスト教の破壊を企てて来ました。またマルティン・ルターにより始まるプロテスタントのルーテル教会(ルーテル派)は、タルムーディック・ユダヤと闘わずにそのユダヤに媚びへつらってしまって、ルターの唱えていた通りに行ってはいません。またリベラル派のプロテスタントも同様に、聖書をそのまま忠実に読もうとしていません。 
 本ブログ2013/05/07付「日本人のルーツを取り戻す(1)・・・著者の予見力・洞察力・情報収集力・『聖書』を根拠とする発想」より、「イエスの精神を再現しようとしたマルティン・ルターを自ら葬ったキリスト教会・・・「聖書に帰れ」、聖書の絶対的規範、タルムード焼却、ユダヤ教ラビの除去を提唱したマルティン・ルター。ルター著作「ユダヤ人問題について」、聖書の誤解・高利貸し・貪欲・盗み・殺人……。ルター派・ルーテル派のユダヤ人への媚びへつらい(ルターのユダヤ人差別を誤りと認める)。」。
 本ブログ2013/05/14付「日本人のルーツを取り戻す(2)・・・古代ユダヤ人秦氏、イエス、吉田松陰、安藤昌益」より、「イエスは「愛の宗教」では無く指導者の誤りを糾弾した・・・今日のキリスト教界は「新約聖書」をそのまま読もうとしない。バチカン・神学校・神学部にサンヘドリンのエージェント。キリスト教会のピラミッド的組織。キリスト教界のサンヘドリン・ユダヤ勢力への恐れ。
 イエスは今日のキリスト教界を弾劾する・・・イエスの意向を汲まず変形してしまった、自分の名を使う今日のキリスト教界を。」。


 

 本ブログ過去の関連記事↓↓
   ・2012/11/21付:「ノストラダムスは呪い士(偽預言者)」 
   ・2013/05/07付「日本人のルーツを取り戻す(1)・・・著者の予見力・洞察力・情報収集力・『聖書』を根拠とする発想」・・・「古代ユダヤは日本で復活する―剣山の封印が解かれ日本の時代が始まる」を読んで
       ・・・等、「日本人のルーツを取り戻す(1)~(5)」
   ・2013/05/15付:「『ユダヤが解ると世界が見えてくる』の再読(1)・・・ユダヤ世界戦略綱領『シオンの議定書』」
   ・2014/03/30付:「ロシア・プーチン大統領はイルミナティのNWO(新世界秩序)を破壊する・・・ウクライナ情勢(4)」
   ・2014/04/06付:「『次のステップはウクライナをユダヤに支配されるIMFの『Sabbath Goy』にすること』・・・ウクライナ情勢(6)」


 参考・関連動画↓↓
 

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YouTube: 『北方領土返還のカギ①』馬渕睦夫 AJER2014.4.11(1)


 

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YouTube: The Jews Who Rule America


 

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YouTube: タルム-ドに基づくシオニストの世界計画 ルタ-は警告していた


 

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YouTube: 1/2ユダヤタルム-ドの世界統治計画グロ-バル主義


 

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YouTube: 2/2グロ-バル主義 環大西洋貿易提携協定の役割


 

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YouTube: タルムードと世界(アメリカ・イスラエル)の関係 クリスチャン必見!




日本人である金正日・正恩父子と北朝鮮のロスチャイルドとの繋がり・・・北朝鮮を形成して来た日本人、日本のヘイトスピーチを行なう人々はこれを知ってどの様に感じるのでしょうか

2014-04-13 17:10:43 | 東アジア
 総タイトル:【日本人である金正日・正恩父子と北朝鮮のロスチャイルドとの繋がり・・・北朝鮮を形成して来た日本人、日本のヘイトスピーチを行なう人々はこれを知ってどの様に感じるのでしょうか】

 2014年4月11日付・ MSN産経ニュース「北朝鮮が人事刷新 外相起用 近さと信頼 “張成沢色”一掃 敬老人事も踏襲」より、「北朝鮮で9日に行われた最高人民会議(国会)では、昨年12月の張成沢(チャン・ソンテク)前国防副委員長の処刑後、存在感を高めている軍の崔竜海(チェ・リョンヘ)総政治局長が国防副委員長に選ばれ、さらに躍進した。
 崔氏は張氏粛清直後、金正日(キム・ジョンイル)総書記の追悼大会で金正恩(ジョンウン)第1書記の隣に座り「決意演説」し、忠誠を誓った。
 …(中略)…中でも注目されるのは、朴宜春(ウィチュン)外相の後任となった李秀勇(リ・スヨン)氏だ。駐スイス大使、駐ジュネーブ国連事務局常任代表などを歴任。金第1書記や兄の正男(ジョンナム)氏、正哲(ジョンチョル)氏らのスイス留学中、現地で世話をする一方、父の金総書記の資金管理を担当していたといわれる。金正日・正恩父子との近さと信頼が、外相起用の理由のようだ。…(後略)…。」。
 「国際時事情報誌・エノク・2014年2月号(No,371)『北朝鮮が南侵する、そして新大東亜共栄圏~いまも陸軍中野学校は生きている』」(著者:宇野正美氏、出版社:エノク出版、出版日:2014/2/1)によると、クーデターを企んでいた張成沢・前国防副委員長の粛清により、中国に利用されていた張成沢氏によって繋がりが有った中国と北朝鮮の関係が切れた事、北朝鮮の裏にはスイスを本拠地とする血統的ユダヤ人(本当のユダヤ人)であるロスチャイルド(表の国として見るならばアメリカとイスラエル)が存在し、北朝鮮に潤沢な資金を提供し続けて来た事。
 そして、金正日・正恩父子共に、実は日本人であるという事。
 第二次世界大戦後、北朝鮮には旧日本軍の陸軍中野学校出身者である「残置諜者」が存在し、その内の一人に朝鮮名が「金策(キム・チャク)」である日本人「畑中理」がおり、昨年の金正日・第2代最高指導者追悼2周年記念大会の1日前である12月16日に国葬が行われた金国泰・政治局員は金策氏の長男で、金策・元副首相から感化・教育を受けた長老達が構成する北朝鮮を裏から動かす「影の軍団」の中で最も大きな存在であったとの事。
 そして、金国泰氏と腹違いの弟が金正日・第2代最高指導者であるとの事。つまり、金国泰氏は金正恩・第3代最高指導者の叔父にあたるという事。更に、金国泰氏の国葬の翌日の金正日・第2代最高指導者追悼2周年記念大会で司会を務めたのは、金国泰氏の弟で政治的地位が非常に高い金己男氏(金策氏の次男)で、北朝鮮を裏から動かす重要人物であるとの事。
 金策氏(日本名:畑中理)は国民的英雄とされ、北朝鮮の東海岸に位置する工業都市・金策市の存在。金策氏は影武者を含めて何人もいた金日成・初代最高指導者の内の一人に接触して、北朝鮮建国に貢献したとの事。
 更に、北朝鮮による拉致被害者である横田めぐみ氏が、金正恩・第3代最高指導者の母親であるとの事。
 以上は、予てから噂されていた事を精査された後に、「事実」と認められた情報である様です。
 2012年8月26日付・日本経済新聞・Web刊「横田めぐみさんの娘、正恩氏妹が身辺管理か」より、「韓国の拉致被害者家族でつくる「拉北者家族会」の崔成龍代表は26日までに、北朝鮮の金正恩第1書記の妹ヨジョン氏が拉致被害者、横田めぐみさんの娘キム・ウンギョン(ヘギョン)さん(24)の身辺の「管理」や「保護」を担当しているとの情報を、北朝鮮内の消息筋から入手したことを明らかにした。…(中略)…
 消息筋によると、ヨジョン氏とウンギョンさんは朝鮮労働党関係の仕事を一緒にしているという。
 崔氏はウンギョンさんについて、金第1書記の命令に基づき、北朝鮮で強制拘禁状態にあると国連機関が認定した韓国人女性、申淑子さん(69)の2人の娘と共に「特別監視」下に置かれ、3人が平壌の同じ地区で暮らしているとの情報を既に明らかにしている。」。
 2014年3月25日付・ MSN産経ニュースwest「【大阪から世界を読む】 突如浮上した金正恩妹『ヨジョン』とは何者か…権力コーディネーター? 『ウンギョン』との関係も」より「3月に入って北朝鮮で金正恩第1書記の実の妹、金予正(キム・ヨジョン)氏の動向が突然、北朝鮮メディアで報じられ始めた。これまで、金正日総書記の葬儀に参列する姿などが映像で紹介されていたが、その存在はベールに包まれていた。北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんの娘、キム・ウンギョンさん(26)との関係も取り沙汰されているほか、金第1書記のすべてを“管理”する権力コーディネーターとの報道もある。今後の政治的役割にも注目が集まるが、いったいどんな人物なのか。…(中略)…
 金総書記と高英姫氏の間に生まれた予正氏は、兄の金正哲氏や金第1書記とともに1990年代半ばから数年間、スイス・ベルンにある国際学校に留学した。平壌に戻ってからも、フランス人など外国人教師からフランス語や英語などを学んだとされる。…(中略)…
 一方で、予正氏の年齢に関しては諸説ある。…(中略)…
 中央日報は金第1書記の夫人、李雪主氏と同じ25歳とし、『2人が北朝鮮女性権力の『二頭立て馬車』に浮上している』と報じた。
 「26歳」とするのは読売新聞。韓国統一省が26歳とみているとし、拉致被害者の横田めぐみさんの娘、キム・ウンギョンさん(26)と予正氏は『金日成総合大学でともにコンピューターを専攻して面識がある』とし、同じ政府機関で勤務していたことがあると伝えた。…(後略)…」。
 ところで、陸軍中野学校出身者には対ロシア政治諜略工作に貢献した明石元二郎氏や、先日亡くなられた1974年にルパング島から帰国した小野田寛郎元少尉等がおられ、戦前・戦後の東南アジアの独立の為に、独立義勇軍と行動を共にしたり、諜報・諜略活動、ゲリラ活動等を行ない、その思想の根底には「大東亜共栄圏」を作る事があったとの事です。


 本ブログ過去の関連記事↓↓
   ・2013/08/20付:「ヘイトスピーチの間違い・・・表面のイメージに騙されずに裏側・根本を見ての真の理解が必要」


 参考文献↓↓
   ・2014年4月11日付:MSN産経ニュース「北朝鮮が人事刷新 外相起用 近さと信頼 “張成沢色”一掃 敬老人事も踏襲
   ・2012年8月26日付:日本経済新聞・Web刊「横田めぐみさんの娘、正恩氏妹が身辺管理か」
   ・2014年3月25日付:MSN産経ニュースwest「【大阪から世界を読む】 突如浮上した金正恩妹『ヨジョン』とは何者か…権力コーディネーター? 『ウンギョン』との関係も」
   ・「国際時事情報誌・エノク・2014年2月号(No,371)『北朝鮮が南侵する、そして新大東亜共栄圏~いまも陸軍中野学校は生きている』」(著者:宇野正美氏、出版社:エノク出版、出版日:2014/2/1)

 
横田めぐみさんと金正恩価格:¥ 1,404(税込)発売日:2012-01-20

 
金正日は日本人だった価格:¥ 1,785(税込)発売日:2009-10-28



安息日を破ってユダヤ人から批判を受けたイエス・キリスト

2014-04-13 12:59:23 | 国際時事 2012~
 安息日を破って働かれたイエス・キリストは、此の世に在ってはユダヤ人であったので、タルムーディック・ユダヤ人の言う「Sabbath Goy」には当てはまらないかもしれませんが、意味合い的にはユダヤ人から「ゴイ」、「ゴイム」と批判される事と同様であった様に思います。
 以下、安息日に働かれたイエスについての参考文献(ブログ記事)からの引用です。
 ?年6月13日付・「日本同盟基督教団・白山めぐみキリスト教会」~「メッセージ」~「安息日の過ごし方」より、「私たちは、イエスさまは、完全なお方だから、批判されるようなことは何もない。批判されるようなことはあってはならない。と考えたくなりますが、そうではありませんでした。
 イエスさまの生涯というのは、人々から拒否されたり、批判を受けることの連続でした。しかし、イエスさまは、その批判にも、ひるむことなく落ち着いて答え、大胆に、神の国の教えを語り、人々を真理へと導いていかれました
。」。
  2011年8月11日付・「牧師の書斎」(著者:銘形秀則牧師)~「『ルカの福音書』を味わう」~「18.イエスの破天荒な言動(2)」より、「イエスの破天荒な言動は、安息日の理解も当時のパリサイ人や律法学者とは異なり、彼らを怒らせることになります(11節)。11節に『彼らはすっかり分別を失ってしまって、イエスをどうしてやろうかと話し合った』とありますが、『安息日』の言動は彼らをすっかり怒らせてしまったようです。『安息日』はユダヤ人にとってきわめて重要な問題であり、神がその日を聖なる日とせよという命令を実践しようとして、さまざまな規定が定められていました。」。
 また、「安息日を聖なる日とすることは、永遠に変わることのない神のご意志です。しかし人々はその意志を実現するために、当時の指導者たちは、人々を生かすことよりも律法に束縛させ、律法の奴隷にしてしまったことがイエスの言動と対峙する最大の理由でした。
 安息日にすべての仕事をしないのは、他の目的のために集中させるためです。他の目的とは、神と共にあることを喜び楽しみ、神から与えられた律法を学び、その律法の中に示されている神の民としてのあり方を生きるためです。イエスのすべての言動の本位はそこに位置づけられています。しかしパリサイ人や律法学者たちはそのことを理解せず、むしろイエスに敵対する者となっていったのです。11節には、彼らは激怒して「イエスをどうしてやろうかと話し合った」とあります。ここの「話し合った」も未完了の動詞です。つまりこの時点から彼らはしばしばことあるごとに継続的に話し合うようになったことを示唆しています。」。
 2011年7月28日付・同「牧師の書斎」~「『ルカの福音書』を味わう」~「17.イエスの破天荒な言動(1)」より、「人々の目に見えるイエスの破天荒な言動は、恐ろしいほどに物事の核心に触れています。イエスの答えは、常に神の律法の本質的・本源的な視点からなされていることを特徴としています。ですから、私たちはイエスから常に『問いかけられている』のです。
 私たちの信仰的言動を支えているものが一体何であるのか、今一度、本源的なところに戻って考えることが必要です。でなければ、神の真理の光の中に留まり続けることはできません。新しいいのちを生み出すことはできません。本源的なところに戻るとは、イエスの語られたみことばと聖霊の助けによって、自分の信仰の生活のすべての領域に対して、常に、繰り返し、見直すということです。
 自分が置かれている伝統や教義さえも、より本源的・本質的な視点から再度見直す勇気がなければ、律法主義の罠に陥ってしまいます。律法主義の罠とは、自分の信仰的言動になんら光を当てることなく、その中に自分が安住することで満足してしまっていることなのです。」。
 2004年10月17日付・「仙台福音自由教会」~「礼拝メッセージ集」~「安息日に働かれるイエス」(著者:吉田耕三牧師)より、「不思議な言葉があります。『義人が集まると争いが起こる』反対に『罪人が集まると平和になる』。『えっ』と思いますが、ある意味『真実かな』とも思います。自分は正しいと思っている人ばかりが集まると『あなたは間違っている』とお互いに攻め合いますから争いが多くなる。反対に罪人の場合は互いに『私が悪いのです』と言うので争いがなくなってくるわけです。一見逆のように思えますが、私達は正しい人間ではなくて罪人であるという自覚をしていきたい。私達は、人を裁いてしまう心が出てきますと神様の恵みさえも覆いをかけてしまい、素晴らしさが見えなくなってしまう。」。
 また、表面的な意味しか見ない人々とし、「私達は自分の考えが正しいという思いに凝り固まっていますと、他の考えを全部除外したくなります。あくまでも自分の考えが正しいと主張したくなります。そしてそれが通らないと、いら立ちや敵対心まで出てくるかもしれない。こうなると危険領域にまで入っていると知っておいてください。どうでもよい小さなことから始って『こんな人などいなければいい』と平気で考えてしまう危険性があるということ。私達はそういう意味で自分の中に潜んでいる『自分が正しい』という考え方、あるいは正しいか正しくないかの表面的な判断だけを見て、深い意味を理解しないで裁く危険性から解放されていく必要があるのではないかと思います。そういう訳で私達は律法主義にならないための秘訣を見たいと思います。」。
 そして、裁きは神様の領域として、「 『自分の悟りにたよるな。』というのです。自分が正しいとそこだけになってしまうのです。でも私にとっては正しいと思っているだけで、本当に正しいかどうか分からない。自分の悟りにあまり頼り過ぎないことが大切です。『あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。』私達は人のことを裁いてしまう訳ですが、その中に神様がおられること。神様がそのことを許された。この中にどういう意味があるのかを聞く姿勢を持つ時に、私達はそこでさまざまな新しい考え方を頂いていくことが出来るようになると思います。自分の悟りではなくて、神様の教えを、あるいは神様がそこで何をなして下さるかにいつも目を止めていきたいと思います。そうすれば『あなたの道をまっすぐにされる。』すこやかなまっすぐな道にして下さる。裁くことを止める。自分の考えが正しいという考え方を止めるということです。その考えが出てきた瞬間に『主よ、聖めて下さい。』と祈っていく必要があると思います。
 神は憐れみは好むがいけにえは好まない。『神様、こんな私を赦して下さい。こんな私を変えて下さい。』という祈りを喜んで下さる。人のことではなくまず自分が変えられていくことを求めていく。そして律法主義から解放されていきたいと思います。裁くことは神様だけがなさること。私達は決してこれから人を裁かない。その瞬間に『裁きを取って下さい。』と共に求めていきましょう。」。


 以下、聖書より。
 新約聖書・ルカの福音書6章1~11節 
 「ある安息日に、イエスが麦畑を通っておられたときに、弟子たちは麦の穂を摘んで、手でもみ出しては食べていた。すると、あるパリサイ人たちが言った。『なぜ、あなたがたは、安息日にしてはならないことをするのですか。』イエスは彼らに答えて言われた。『あなたがたは、ダビデが連れの者といっしょにいて、ひもじかったときにしたことを読まなかったのですか。ダビデは神の家にはいって、祭司以外の者はだれも食べてはならない供えのパンを取って、自分も食べたし、供の者にも与えたではありませんか。』そして、彼らに言われた。『人の子は、安息日の主です。』
 別の安息日に、イエスは会堂にはいって教えておられた。そこに右手のなえた人がいた。そこで律法学者、パリサイ人たちは、イエスが安息日に人を直すかどうか、じっと見ていた。彼を訴える口実を見つけるためであった。イエスは彼らの考えをよく知っておられた。それで、手のなえた人に、『立って、真中に出なさい。』と言われた。その人は、起き上がって、そこに立った。イエスは人々に言われた。『あなたがたに聞きますが、安息日にしてよいのは、善を行なうことなのか、それとも悪を行なうことなのか。いのちを救うことなのか、それとも失うことなのか。どうですか。』そして、みなの者を見回してから、その人に、『手を伸ばしなさい。』と言われた。そのとおりにすると、彼の手は元どおりになった。すると彼らはすっかり分別を失ってしまって、イエスをどうしてやろうかと話し合った。」


 新約聖書・マタイの福音書12章1~14節 (前記、ルカの福音書6章1~11節と同様)
 「そのころ、イエスは、安息日に麦畑を通られた。…(中略)…『……また、安息日に宮にいる祭司たちは安息日の神聖を冒しても罪にならないということを、律法で読んだことはないのですか。あなたがたに言いますが、ここに宮より大きな者がいるのです。『わたしはあわれみは好むが、いけにえは好まない。』ということがどういう意味かを知っていたら、あなたがたは、罪のない者たちを罪に定めはしなかったでしょう。人の子は安息日の主です。』
 イエスはそこを去って、会堂にはいられた。そこに片手のなえた人がいた。…(中略)…『……安息日に良いことをすることは、正しいのです。』…(中略)…パリサイ人は出ていって、どのようにしてイエスを滅ぼそうかと相談した。」


 旧約聖書・ホセア書6章6節
 「わたしは誠実を喜ぶが、いけにえは喜ばない。全焼のいけにえより、むしろ神を知ることを喜ぶ。」


 新約聖書・マルコの福音書2章23~28節 (前記、ルカの福音書6章1~11節、マタイの福音書12章1~14節と同様)
 「ある安息日のこと、イエスは麦畑の中を通って行かれた。…(中略)…『安息日は人間のために設けられたのです。人間が安息日のために造られたのではありません。人の子は安息日にも主です。』


 新約聖書・ヨハネの福音書5章1~18節
 「その後、ユダヤ人の祭りがあって、イエスはエルサレムに上られた。さて、エルサレムには、羊の門の近くに、ヘブル語でベテスダという池があって、五つの回廊がついていた。その中に大ぜいの病人、盲人、足なえ、やせ衰えた者が伏せっていた。そこに、三十八年もの間、病気にかかっている人がいた。イエスは彼が伏せっているのを見、それがもう長い間のことなのを知って、彼に言われた。『よくなりたいか。』病人は答えた。『主よ。私には、水がかき回されたとき、池の中に私を入れてくれる人がいません。行きかけると、もうほかの人が先に降りて行くのです。』イエスは彼に言われた。『起きて、床を取り上げて歩きなさい。』すると、その人はすぐに直って、床を取り上げて歩き出した。
 ところが、その日は安息日であった。そこでユダヤ人たちは、そのいやされた人に言った。『きょうは安息日だ。床を取り上げてはいけない。』しかし、その人は彼らに答えた。『私を直してくださった方が、『床を取り上げて歩け。』と言われたのです。』彼らは尋ねた。『『取り上げて歩け。』と言った人はだれだ。』しかし、いやされた人は、それがだれであるか知らなかった。人が大ぜいそこにいる間に、イエスは立ち去られたからである。その後、イエスは宮の中で彼を見つけて言われた。『見なさい。あなたはよくなった。もう罪を犯してはなりません。そうでないともっと悪い事があなたの身に起こるから。』その人は行って、ユダヤ人たちに、自分を直してくれた方はイエスだと告げた。このためユダヤ人たちは、イエスを迫害した。イエスが安息日にこのようなことをしておられたからである。イエスは彼らに答えられた。『わたしの父は今に至るまで働いておられます。ですからわたしも働いているのです。』このためユダヤ人たちは、ますますイエスを殺そうとするようになった。イエスが安息日を破っておられただけでなく、ご自身を神と等しくして、神を自分の父と呼んでおられたからである。


 旧約聖書・出エジプト記20章8~11節 (旧約聖書・申命記5章12~15節にも同様、共に「十戒」の内の一つ)
 「安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。六日間、働いて、あなたのすべての仕事をしなければならない。しかし七日目は、あなたの神、主の安息である。あなたはどんな仕事もしてはならない。―あなたも、あなたの息子、娘、それにあなたの男奴隷や女奴隷、家畜、また、あなたの町囲みの中にいる在留異国人も。―それは主が六日のうちに、天と地と海、またそれらの中にいるすべてのものを造り、七日目に休まれたからである。それゆえ、主は安息日を祝福し、これを聖なるものと宣言された。」


 参考記事↓↓
   ・?年6月13日付:「日本同盟基督教団・白山めぐみキリスト教会」~「メッセージ」~「安息日の過ごし方」
   ・2011年8月11日付:「牧師の書斎」(著者:銘形秀則牧師)~「『ルカの福音書』を味わう」~「18.イエスの破天荒な言動(2)」
   ・2011年7月28日付:「牧師の書斎」~「『ルカの福音書』を味わう」~「17.イエスの破天荒な言動(1)」
   ・2004年10月17日付:「仙台福音自由教会」~「礼拝メッセージ集」~「安息日に働かれるイエス」(著者:吉田耕三牧師)


  本ブログ過去の関連記事↓↓
   ・2014/04/06付「『次のステップはウクライナをユダヤに支配されるIMFの『Sabbath Goy』にすること』・・・ウクライナ情勢(6)」