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ツリオヤジのキドニーケアな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

難し面白い、常磐マコガレイ

2013-05-03 12:27:03 | 釣りレポ 2013

日立会瀬のひとつテンヤ終了。
仙台アングラーズは、もしかしたら延長戦するかも?と思ってましたが、所用があるとのことで仙台に戻るという。
わたしはどうしようかな、、、実は3,4,5日と釣り予定決まってないため連荘も考えていて、車の中にはカレイ道具を積んでいました^^;
翌日も行っちゃいましょうか!と、つれたか丸に予約。

5:30集合で那珂湊港へ。

つれたか丸は、昨年の5月に船を替えました。(前の船での釣りレポはこちら)
上の写真は沖あがりに撮ったものですが、タコさんのイラストがかわいいですね(^^)

いま自分の中で一番ホットなのはカレイ釣りかもしれないです。
ホント、この釣りは面白い。
マガレイ、マコガレイ、ムシガレイ、それぞれに違う面白さがあります。
誘い系の釣りなんで、わたしの嗜好にもあってるし。

さて、この日に使ったのは、三浦屋直結仕掛け。
昨年、志津川で初めて使った仕掛けです。
テンビンは使わず、撚り糸から枝針を3本出します。

そして釣り方は東北スタイルの小突き釣り。
今年のつり丸4月15日号、P44~P47で針生さんが詳しく解説している釣り方です。

従来の、「誘って止めて聞き合わせ→食い込ませて合わせる」釣法よりもアグレッシブ。
小突き続ける中でアタリを取って即合わせ(←コレ大事)、これが東北スタイル。
マガレイでこの釣り方を覚えて、すっかりハマりましたよ。

マコガレイ相手にも実践したのだけど、志津川釣行では針生さんとの技術の違いがまざまざと出ました。
東北スタイルは強力です。
その後、私なりにもあれこれ考えました。これを鹿島のマコガレイで実践してみたい、と常々思ってたわけです。

ロッドは幻舟カレイ180PT。
このPTってのがキモなんです。
理由は長くなるのでまた次の機会に^^;
リールはカルカッタ小船1000、もう20年以上前のリールです。そろそろ買い換えよう^^;

昨日にも増して寒い朝、もう凍えそうなんで、コンビニでヒートテックもどきを買って重ね着です。

ポイントは真沖で、けっこう沖にでましたね、こんな沖でカレイ釣りやるの初めてと思うくらい。
水深は40mほど。

潮はいい感じで流れています。
オモリは50号。
最初は活性がわからないので、ゆっくりめの小突きから始めて、テンポを早くしたり、小突き幅を小さくしたりしてその日のアタリパターンを見つけようとしますが、、、アタリがこない^^;
わたしだけでなく、船中誰にも釣れないです。
船長はひんぱんに流し換えしますが、アタリこない、こりゃやばいパターンか?
たまにコツコツとアタリがあると思えばショウサイフグ。

寒いけど凪は最高、カレイ日和ではあるんですが、朝のうちはダメダメ。
船長は30mダチに移動し、ここらは船が固まってます。
ここで隣の人が30cm弱のマコガレイゲット。

期待して小突き続けると、、、ビミョーな変化。
あり?これアタリかな?と判断をつけかねたので合わせ入れられず、軽く聞きあげるとわずかな重みがありました、すかさずリールを巻くとギュン!とカレイらしき引き。
28cmのマコガレイでした、船底に落としたときに針はずれ、危ないとこ。

こりゃアタリが小さいなー、、志津川でのマコガレイ釣りもアタリが小さかったけど、それよりさらに小さい。言葉で形容しがたい微妙なアタリですね、モゾッでななくモッってな感じ。

カレイが口使ってることはわかったので、気合入れなおして小突きます。
続いて同じようなモッってアタリ、今度はすかさず合わせて針ガカリ、30cmのマコ。
これは合わせが決まったようで、口の脇にがっちり針ガカリしてました。

その後もアタリがぽつーりぽつーり。
食いが立ってもアタリの出方は小さいです。さらに、合わせ損ねも多発。
合わた後にグッと重みが伝わるのだけど、すぐにスポッと抜けるのが、この日は4回もありました。
おそらく合わせが早いか遅いかで、針が悪い位置にあるのでしょう。このバラシの多さは今後の課題。

4枚上げたところで、潮が止まってまったり。
昼近くになってまた潮が動き出し、4枚追加。
いずれも合わせが決まったせいか、針は口にがっちり、針を外すのに一苦労するほどしっかりと刺さってます。

印象的だったのは6枚目。それまでは、真ん中と先針にしかか掛からなかったのですが、6枚目はオモリに一番近い針に食いました。
このときのアタリは、小突いている穂先をスーッと持ち込む気持ちよいアタリ。
カウンター合わせも決まって、気持ちよく釣った一枚でした。
最後に食った44cmのマコも同じくオモリに近い針。
この針から食わせるような小突きも今後の課題かな。
反省点としては、ちょっと小突きリズムが早ぎたかもしれません、ついついマガレイ釣りの小突きになってしまうのだけど、もっとスローに小突いて上針から食わせるようにしたいとこ。

結局、12打数8安打で終了。
船長いわく、「ぜんぜん食わないお」という日でしたが、0もいる日にこれだけ釣れば上等でしょう。
型はほとんど30cmオーバーで、40cmオーバーが2枚と揃ってました。

最大は44cm。なかなか50cmオーバーの道は厳しいです(^^)

つれたか丸、船が替わって、釣りやすくなりましたね。
前にあった仕掛け一組サービスと、カップラーメンサービスはこの日はなかったな。

現在、乗船場が変更になってます。
もうしばらくするとまた替わるそうなので、乗船の際は確認が必要。
船長、「場所が変わってばかりでジプシーだお」って言ってました(^^)

この時期のマコガレイは身厚で美味しいですよ。

三浦屋直結仕掛けを使って東北スタイルで攻める常磐マコガレイ。
それなりの結果は出たけど、いくつか課題もみつかりました。

小突きのリズムと幅のアタリパターンを見つけてカレイを寄せる。
小突きの中での微小なアタリをとって合わせて針に掛ける。
この釣り、難しいけど面白い、まさに「(難し&面白)い」釣りなのであります(^^)

[那珂湊港 つれたか丸]
http://www.marines-net.co.jp/cgi-bin/hp.cgi?to=tsuretakamaru

料理写真の追加:

身厚のマコは縁側も厚いです。

エンガワの刺身もたっぷり取れますよ。

マコの刺身はヒラメを凌ぐ美味だと思います。

もちろん、煮付けは定番。しっとりした身は最高。

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