墨映画(BOKUEIGA)

映画を墨彩画とコメントで紹介する。
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メッセージ そして、愛が残る

2010-11-04 12:22:06 | 映画(ま行)
「マルコビッチの不思議な魅力」


【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。)
法律事務所に勤めるネイサンの元に、ある日、ジョゼフ・ケイと名乗る医師が現れる。
幼い息子を突然亡くし、妻や娘と別れてひとり仕事に没頭していたネイサンに、ケイは見知らぬ青年の死を予告する。
半信半疑だったネイサンだが、不思議な出来事が続き、死を予見するケイの能力を信じるようになる。
ケイは死期の迫った人に、その運命と向き合う時間を与えるメッセンジャーの役目を果たしていたのだ。
そしてケイがネイサンの前に現れた理由が解き明かされていく。

舞台はアメリカ、登場人物の多くは英語を話す。
一見、アメリカ映画のようだが、原作はフランスでベストセラーになったフランス人作家によるもので、スタッフの多くはフランス人。
主演のロマン・デュリスもフランスで人気の俳優だ。
人の死を予見できる男の出現により、主人公が「死」と向き合うようになっていく。
神秘主義的なストーリーだが、映画は主人公の歩調に合わせるようにゆっくりと進んでいく。
大きな喪失感を抱えた主人公を演じるロマン・デュリスの演技の成熟ぶり、人気シリーズ『LOST』のヒロインとは異なる抑えた演技が光るエヴァンジェリン・リリーなど俳優陣もいいが、アジアを代表する撮影監督、リー・ピンビンによる美しい撮影も見もの。


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冒頭の衝撃的な交通事故のシーン。
かなりのインパクト。
そして、その後も「生きる」事を執拗がまでにアピールする展開。
少々、重いかも。
と思いながらも、ジョン・マルコビッチの不思議な神秘さ。
その魅力が物語を繋いだ気がする。
人の死が見える彼。
死期を知らせるメッセンジャーとして、ある意味男の妖精のような神秘さがある。
「さすが」の感。

とにもかくにも、生き抜く力を伝える映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。


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2 コメント

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Unknown (KLY)
2010-11-04 23:50:42
マルコヴィッチさん、それじゃなくても十分怪しいのに、今回さらに3割増しです…。(笑)
にしてもこれはありなんですかねぇ。頼んでもいないのに…。ラストが余りにも切ないですよ。
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KLYさんへ (de-nory)
2010-11-05 07:39:49
KLYさん。こんにちは。

確かに切ないですね。
それが「生きる」と言うことをまた強くメッセージとして感じさせてくれたと思います。

だけど、見所はやっぱりマルコビッチ!!(笑)
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