「逝く者の心 残された者の心」
死を乗り越え、残された者は、生きねばならない。
死者もまた、この世への思いを脱ぎ去らねばならないのかも…。
【STORY】(シネマ・トゥデイ様より引用させていただきました。)
『メトロポリス』の14歳で殺されてしまった少女が、残された家族や友人たちが立ち直っていく姿を天国から見守り続けるファンタジックな感動ドラマ。全世界30か国以上で1,000万部以上を売り上げた原作を、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮、『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソンが監督という豪華布陣で映像化。主人公の少女役は、『つぐない』のシアーシャ・ローナン。前代未聞の物語設定と、少女が起こす奇跡に注目。
スージー・サーモン(シアーシャ・ローナン)という魚の名前のような彼女は、14歳のときにトウモロコシ畑である者に襲われ、殺されてしまう。そしてスージーは天国にたどり着くが、父(マーク・ウォールバーグ)は犯人探しに明け暮れ、母(レイチェル・ワイズ)は愛娘を守れなかった罪悪感に苦しむ。崩壊していく家族の姿を見てスージーは……。
「goo 映画」こちらから
ラブリーボーン - goo 映画
もっと心霊的な展開があり、そこから犯人の逮捕に繋がるのかと思っていた。
ある意味「ゴースト」に近い展開を想像していた。
全く違いました。
心霊的というよりは、心理的だったかもしれない。
死を乗り越えて強く生きなければ。
そういった展開をする話は、よくあるように思う。
本作品もまた、そういった側面を持っている。
しかし、それに加え死者もまた、この世への未練を断ち切って次へ進まなければならない。
そんな描き方をしている。
死後にもまた、天国へ旅立たなければならないという、次の人生があるような描き方。
死者もまた、そこへ進むための心の整理が必要なことであるようだ。
当然の事ながら生き残った者は、その死の悲しみから自らを責めたり後悔したり。
悲しみから逃れるために、一緒にいると思い出してしまう家族の元を離れてしまったり。
しかし、それもまたいつまでも逃げられるわけではなく、受け入れる必要が出てくる。
時が解決する部分もまたあるかとは思うが。
そういった、死というものを双方が乗り越えなければ次へは進めない。
そんな思いにかられてしまった。
少し、人種の差なのか死や死体などの扱い方の面で、少し日本人の感覚と違い馴染めない部分もあった。
しかし、人は生きる限り、そして死しても尚、前に進む時は乗り越えなければならない思いが付きまとうものなのかなー。
とにもかくにも、シアーシャ・ローナンちゃん大きくなったなー、の映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。
死を乗り越え、残された者は、生きねばならない。
死者もまた、この世への思いを脱ぎ去らねばならないのかも…。
【STORY】(シネマ・トゥデイ様より引用させていただきました。)
『メトロポリス』の14歳で殺されてしまった少女が、残された家族や友人たちが立ち直っていく姿を天国から見守り続けるファンタジックな感動ドラマ。全世界30か国以上で1,000万部以上を売り上げた原作を、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮、『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソンが監督という豪華布陣で映像化。主人公の少女役は、『つぐない』のシアーシャ・ローナン。前代未聞の物語設定と、少女が起こす奇跡に注目。
スージー・サーモン(シアーシャ・ローナン)という魚の名前のような彼女は、14歳のときにトウモロコシ畑である者に襲われ、殺されてしまう。そしてスージーは天国にたどり着くが、父(マーク・ウォールバーグ)は犯人探しに明け暮れ、母(レイチェル・ワイズ)は愛娘を守れなかった罪悪感に苦しむ。崩壊していく家族の姿を見てスージーは……。
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もっと心霊的な展開があり、そこから犯人の逮捕に繋がるのかと思っていた。
ある意味「ゴースト」に近い展開を想像していた。
全く違いました。
心霊的というよりは、心理的だったかもしれない。
死を乗り越えて強く生きなければ。
そういった展開をする話は、よくあるように思う。
本作品もまた、そういった側面を持っている。
しかし、それに加え死者もまた、この世への未練を断ち切って次へ進まなければならない。
そんな描き方をしている。
死後にもまた、天国へ旅立たなければならないという、次の人生があるような描き方。
死者もまた、そこへ進むための心の整理が必要なことであるようだ。
当然の事ながら生き残った者は、その死の悲しみから自らを責めたり後悔したり。
悲しみから逃れるために、一緒にいると思い出してしまう家族の元を離れてしまったり。
しかし、それもまたいつまでも逃げられるわけではなく、受け入れる必要が出てくる。
時が解決する部分もまたあるかとは思うが。
そういった、死というものを双方が乗り越えなければ次へは進めない。
そんな思いにかられてしまった。
少し、人種の差なのか死や死体などの扱い方の面で、少し日本人の感覚と違い馴染めない部分もあった。
しかし、人は生きる限り、そして死しても尚、前に進む時は乗り越えなければならない思いが付きまとうものなのかなー。
とにもかくにも、シアーシャ・ローナンちゃん大きくなったなー、の映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。
>ある意味「ゴースト」に近い展開を想像していた。
私も同じでした。
霊の成長物語?なのでしょうか。
現世と乖離しているところは、より現実的でそれなりに理解できました。
クライマックスにかけての畳み掛けるスリリングな展開は、ピーター=ジャクソン監督ならではと感じました。
ただ、全体としてみると、どうも登場人物の絡み具合が薄いというか、バラバラな気がして。それぞれの行動による因果関係が見えてこないのがどうにも…。
お久しぶりですね。
なかなかお邪魔した足跡を残せなくてすみません。
予告編等の感じからすると「ゴースト」っぽい展開を想像しますよね。
これもまた、売るための営業戦略でしょうか。
>霊の成長物語?なのでしょうか。
そう思えますね。
そうなら、そういう予告編などの作り方をしたほうが、もっといい印象で映画を観れたかも。とも思いました。
今回もコメントありがとう。
>全体としてみると、どうも登場人物の絡み具合が薄いというか、バラバラな気がして。
ばらばらですか。
確かにそんな感もありますね。
私は、なんだかあらぬ方向へ行ってしまったといった印象でした。
そっちか!と思って観てました。
だけど、KLYさんもきっと思いは同じなんじゃないかな。惜しいですよね。
こんな話で恐れ入りますが、先日うちの愛犬を亡くしまして、この映画の「あちらの世界」のことをつい思ってしまいます。
平和で美しい、そんなところに行けたんだったらいいな。
広い野原を自由に駆け回っていればいいな・・・。
そんな世界があればいい。いえ、あってほしい。と。
この作品は、だからこんなふうに親しい人を亡くした方のための癒しの物語なのではないかと、改めて思っています。
心理的な作品なんですね。
自分の想像は、間違っていたようです。
さぁ、観に行くかどうか・・・どうしようかなぁ。
ちょっと悩んでしまいます。
>シアーシャ・ローナンちゃん大きくなったなー
↑とは言え、この映画撮影当時の彼女はまだ13歳(!)だったそうです。いやあ、何とも末恐ろしい女優さんですね。
吾輩的にはこの映画、彼女以外はしんどかったです。
期待がデカ過ぎたんでしょうね。
何とも消化不良でございました。
ワンちゃんの事は残念でしたね。
きっと、この話のように天国へたどり着いて駆け回ってますよ。
私は当初抱いていたイメージの作品とは異なりました。
しかし、それなりに好きでした。
私としては、観にいって欲しいな。
シアーシャ・ローナンちゃん。本当に末恐ろしいですね。
眼が素適でした。
とても神秘的な青い眼だったと思います。
私も期待とは違う展開に驚きましたが、それなりに楽しめちゃいました。
泣いたからでしょうか。