【霊告日記】第三十回 増補改訂版「好日」 イスラム国人質事件解決策
WEBに掲載したエッセーに動画を組み合わせた「文章+動画」という形式の作品【断トツに面白いダンスポ】を私は創始したのですが、これはまったく新しい表現のスタイルだと自負しています。文章に動画を添付することで作品は立体的になる。文章と音楽、それぞれ独立した作品を組み合わせることによって、「1+1」以上のものが生まれてくる。1+1=X、このXは未知の値となるのです。
そのような観点から、今回「好日」全50編を読み直して、全篇に動画のリンクを新たに付け加えました。動画付きの増補改訂版「好日」の目次をここに掲載致します。「好日」を読んだことがある方も動画視聴ついでに再読をしてみて下さい。「好日」全50編がまったく新しい作品となって再生する光景を貴方は目にすることでしょう。
『来たるべきアジア主義』 第三篇「好日」
【著者ダンボールの想像画】
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『好日』 全五十編・ 目次&本文へのリンク
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□好日への助走□ 五編 動画リンク
第1日目 ほろ酔いの橋川文三 赤色エレジー
第2~5日目 夢に関する四章 ベートーベンの第九
□好日□ 四十五編 動画リンク
第1日目 絶対への入口 ベルナール・アンリ・レヴィ
第2日目 絶対との遭遇 若狭高浜:日本海側最大の海水浴場
第3日目 君は小林秀雄を見たか 小林秀雄「科学する心」
第4日目 未来は長く続く 南国の夜、日野てる子
第5日目 エロスとタナトス 日本赤軍ダッカ事件
第6日目 怪物への道 ナジャ
第7日目 ブラームスを聴きながら 復元された斉国の古代音楽「韶」
第8日目 サリンジャーと九・一一 マクルーハンの予言
第9日目 アメリカとの決別 アルチュール・ランボー「最も高い塔の歌」
第10日目 希釈された鎌いたち マルセル・デュシャンのインタヴュー
第11日目 二十一世紀のゲーム 砂漠の商人アルチュール・ランボー
第12日目 諸学の統一 ルネ・デカルト
第13日目 信じることと知ること 小林秀雄の聲
第14日目 わが友アドルフ 1900年のベルリン
第15日目 全世界を獲得するために アルベール・カミュ
第16日目 世界征服の理論 ショパン:革命のエチュード
第17日目 サルサクラブのチェ・ゲバラ チェ・ゲバラ国連演説
第18日目 ランバダを踊る実朝 これがランバダだ
第19日目 友愛 ギリシャは遠く
第20日目 橋川文三先生が呼ぶ ジムノペディア3
第21日目 詩人としての橋川文三 ダンテ『神曲』
第22日目 言霊降臨 ミシェル・ポルナレフ
第23日目 エステルの香り 巨匠とマルガリータ
第24日目 竹内好の復権 純粋毛沢東
第25日目 アジアの暗黒星雲 肉体の叛乱
第26日目 ドストエフスキーの好日 黒い瞳
第27日目 戦後最大の思想家は誰か 吉本隆明の弔辞
第28日目 ロマンチック・アイロニー 美しき五月のパリ
第29日目 橋川文三の好日 東条英機
第30日目 西郷隆盛の「敬天愛人」 奇跡の丘
第31日目 日本浪曼派とは何か ニジンスキー
第32日目 ルソーの声 ルソー作曲のオペラ「村の占い師」序曲
第33日目 札幌からの遠望 むりよ乃木坂
第34日目 私の古典 スチェパンチコヴォ村とその住人
第35日目 空中遊泳 山崎直子さん宇宙舞い
第36日目 小沢一郎の歴史的位置 Georges Mèliés
第37日目 啓示としての三・一一 終戦の詔勅
第38日目 三・一一以後の思想 小室直樹の世界
第39日目 ツイッターはいかが? 石川ひとみ - まちぶせ
第40日目 ドストエフスキー・インタビュー ロシア帝国国歌
第41日目 吉本隆明への論理的弔辞 ヴェルベット・アンダーグラウンド
第42日目 三島由紀夫と連合赤軍 ジャック・デリダ
第43日目 ツイッターはペンよりも強し リリーマルレーン
第44日目 舌頭に千転せよ Juice=Juice
第45日目 アジア主義とは何か 孫文と宮崎滔天
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※補足記事※ 〈著作権放棄〉
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【情況への発言】 イスラム国人質事件解決策
2015年01月22日10:09執筆 byダンボール
私が外交当局者なら、次のような手を打つ
そもそも安倍首相が対イスラム国対策として2億ドルもの大金をバラまいたのが問題の発端なのだが、それは今は問うまい。問題はどうやって人質を解放するかだ。私ならイスラム国の支配階層と関係を持つ国(例えばトルコ)に人質解放のあっせんを頼む。人質解放のあっせん費用として2億ドルを支払う。もちろん成功報酬としてだ。2億ドルをどう使おうと自由。彼らは金銭的な交渉のやり方も心得ている。うまくいけば数億円の身代金で解決するだろう。余った金はあっせんした国への経済援助となる。これなら名目上身代金は支払わず人質は解放される。追加の経済援助2億ドルはこの際仕方がないだろう。バカな宰相のバカげたバラまきのつけは日本国民が持つしかない。ほんとにほんとにバカ宰相め!
(この発言は転載OKです。著作権放棄します。著者)
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人質事件に関するコメント参照 ↓
「イスラム国兵士達よ、我々は君たちの敵ではない。真の敵と戦うために、我々には君たちの協力が必要だ。我々は国連軍を拡大させるために二億ドルを使う意思がある。もし君たちが我々に協力してくれるならば、我々は共に中東と世界の和平のために、未来に亘って手を携えることができる。」
さて、中田考氏の名前が出ましたが、私は昨日ユーチューブでの彼の記者会見の模様全体を見ています。
中田考氏はイスラム学者としてまた日本国民として今回の人質事件に関連してまことに真摯な提案を行っていますね。
その提案の内容とは、「国際赤十字・赤新月社を通じ、イスラム国が要求しているのと同じ金額の支援を、イスラム国の支配下にある地域の『難民・人道支援』に限定するという条件を課して行う」というものです。
中田氏が日本政府向けの「提案」を表明しているシーンの動画はこちら(約1分)
⇒https://www.youtube.com/watch?v=LPGU9nqFmm8&app=desktop
安倍首相が提案した2億ドルの支援が、もし人道支援であるならば、イスラム国支配下の民衆への同額の人道支援をしてはならない理由はないはずです。
しかもその支援はイスラム国へではなく、赤十字への支援なのだから、軍事目的に使われる心配はまったくない。すべての人に受け入れられる可能性があるまことに良い提案です。
中田考氏の提案を日本政府及びイスラム国が受け入れて、人質の方が無事解放されることを希望しています。
★後藤氏の肉声★⇒http://www.asahi.com/articles/ASH1T0458H1SUHBI02K.html