今日は豊田市の環境学習施設eco-T(エコット)のインタープリター養成講座で講義をした。平日午前中、託児あり、ということで30歳代の若いお母さんたちが多かった。最近、20代30代の女性がかなり敏感に状況の変化を察知して、動きはじめているという感触がある。
講義の中では、ボランティア活動がすすんでも、それだけではなかなか世の中は変わらないという話をした。やはり平日5時までのビジネスが持続可能にならなくては。そのためには、持続可能なビジネスでくっていく人をふやさなければ、と思う。
いわゆる「専業主婦」のお母さんたちにはちょっといやな話かなと心配したが、あえてした。そうするとけっこう受けた。中には「うちのだんなの仕事をやめさせて持続可能なビジネスをはじめよう」という過激!な意見も飛び出して、こちらが冷や汗ものである。
もちろんボランティア活動は大切であり、その意義を少しもおとしめるつもりはない。ただその活動の目標のひとつに、持続可能なビジネスをはじめて苦労している人たちを応援する、ということを入れていただければと思う。だいたいそういうビジネスをやっている人は志は高いが、お金儲けがうまくない。仲間を募って商品やサービスを積極的に購入するとか、口コミやネットで宣伝するとか、仕事をお手伝いするとか。
私の知り合いでもビジネスの立ち上げ時、忙しくてもなかなか人を雇うことができない時に、ボランティアやインターンシップとして自ら「ただ働き」を志願してくれる人がいて助かったという例を知っている。オカネはないが志はある、というビジネスではそういうマンパワーをある程度おりこむのも、ひとつのビジネスモデルではないだろうか。
環境学習の講座でも、木質バイオマスを利用するビジネスとか、マイクロ水力発電ビジネスとか、有機農産物の生産とレストランでの食事の提供とか、いろいろな持続可能ビジネスのプランを考えてみる、というのもおもしろい。その中から本当に起業されるものがでてくれば、もっとおもしろい。3人よれば文殊の知恵。よい知恵には資金を提供する人は必ずいる。ボランティアと思ってやっていたら、いつのまにか社長になっていた、なんていう世の中になると、きっと持続可能な社会はもうすぐそこに近づいているだろう。
コミュニティビジネスにつながるしかけづくり、ぜひやりましょうね~
うわぁ・・・ゆめがありますね~。
洞爺湖サミットが終わりましたが,
利害関係や立場にしばられ、世界の【社長たち】がアレだけ顔をそろえても何も出来なかった。
ゆるやかでしなやかで自由なふつうの市民に
戻って考えたらいいのに。っておもいました。
うちらは自由だぁ・・・・!!!