WBCライトヘビー級暫定王座決定戦
チャド・ドーソン選手(Chad Dawson)とグレン・ジョンソン選手(Glen Johnson)による昨年4月以来となる再戦は、ドーソン選手が明白な12回判定で勝利しています。(体格比較)
若き王者ドーソン選手がポイント的にはほぼ間違いない勝利を挙げたものの、ベテランの強打に捕まりかけて終盤はかなり危ないシーンの連続だった約1年半前の第一戦でしたが、この日は前戦での反省なのか成長なのか、終始ペースをコントロールし続けるほぼ完璧な勝利でした。
立ち上がりからシャープな右のジャブや右フックのリード、左ストレートでベテランの前進を余裕を持って捌くドーソン選手。
出てくる相手を捌くボクシング、というと逃げみたいなマイナスイメージをも連想させがちだったりもしますが、この日のドーソン選手からそういった匂いは全く感じず、常に余裕と自信に溢れているようにみえた様子が印象的でした。
ドーソン選手のクリーンなショットを浴びても全く怯まずにプレスを続けるタフなジョンソン選手。前戦ではここでムキになったように攻撃を強め、自らのペースを乱していたドーソン選手でしたが、この日は相手のタフさは織り込み済みといった様子で常にクールに平常心で戦っていた王者。最後まで40歳のベテランの闘志のこもったプレスは続いていたものの王者の危ないシーンはほぼ皆無の完勝に見えました。
公式のスコアは115-113が2人、117-111が1人の3-0。シロート採点118-110ドーソン。
第1戦のPunchstat
ドーソン選手は29勝(17KO)。ジョンソン選手は49勝(33KO)13敗2分。
試合動画(megavideo)
Dawson Decisions Johnson..Again; Angulo Flattens Yorgey(Jake Donovan/BoxingScene)
Dawson wins but fails to entertain(Dan Rafael/ESPN)
Chad Bad Enough, Angulo kos Yorgey(George Kimball/The Sweet Science)
Dawson dominates Johnson(Matt Richardson and Mariano A. Agmi/Fight News)
Chad Dawson Leaves No Doubts In Return With Glen Johnson, Now Wants Bernard Hopkins(James Slater/EastsideBoxing)
写真
Dawson dominates Johnson!!!(Matt Richardson & Mariano A. Agmi,Photography by Emily Harney/FightWireImages)
11/7 Dawson-Johnson 2, Angulo-Yorgey(boxingscene)
DAWSON DOMINATES JOHNSON IN REMATCH(Chuck Johnson,Photos by Will Hart/HBO)
チャド・ドーソン対アントニオ・ターバー(2009/05/09)
チャド・ドーソン対グレン・ジョンソン(2008/04/12)
チャド・ドーソン対エピファニオ・メンドサ(2007/09/29)
チャド・ドーソン対ヘスス・ルイス(2007/06/09)
トーマス・アダメク対チャド・ドーソン(2007/02/03)
グレン・ジョンソン対ダニエル・ジュダー(2009/02/27)
チャド・ドーソン対グレン・ジョンソン(2008/04/12)
グレン・ジョンソン対モンテル・グリフィン(2007/05/16)
チャド・ドーソン選手(Chad Dawson)とグレン・ジョンソン選手(Glen Johnson)による昨年4月以来となる再戦は、ドーソン選手が明白な12回判定で勝利しています。(体格比較)
若き王者ドーソン選手がポイント的にはほぼ間違いない勝利を挙げたものの、ベテランの強打に捕まりかけて終盤はかなり危ないシーンの連続だった約1年半前の第一戦でしたが、この日は前戦での反省なのか成長なのか、終始ペースをコントロールし続けるほぼ完璧な勝利でした。
立ち上がりからシャープな右のジャブや右フックのリード、左ストレートでベテランの前進を余裕を持って捌くドーソン選手。
出てくる相手を捌くボクシング、というと逃げみたいなマイナスイメージをも連想させがちだったりもしますが、この日のドーソン選手からそういった匂いは全く感じず、常に余裕と自信に溢れているようにみえた様子が印象的でした。
ドーソン選手のクリーンなショットを浴びても全く怯まずにプレスを続けるタフなジョンソン選手。前戦ではここでムキになったように攻撃を強め、自らのペースを乱していたドーソン選手でしたが、この日は相手のタフさは織り込み済みといった様子で常にクールに平常心で戦っていた王者。最後まで40歳のベテランの闘志のこもったプレスは続いていたものの王者の危ないシーンはほぼ皆無の完勝に見えました。
公式のスコアは115-113が2人、117-111が1人の3-0。シロート採点118-110ドーソン。
第1戦のPunchstat
ドーソン選手は29勝(17KO)。ジョンソン選手は49勝(33KO)13敗2分。
試合動画(megavideo)
Dawson Decisions Johnson..Again; Angulo Flattens Yorgey(Jake Donovan/BoxingScene)
Dawson wins but fails to entertain(Dan Rafael/ESPN)
Chad Bad Enough, Angulo kos Yorgey(George Kimball/The Sweet Science)
Dawson dominates Johnson(Matt Richardson and Mariano A. Agmi/Fight News)
Chad Dawson Leaves No Doubts In Return With Glen Johnson, Now Wants Bernard Hopkins(James Slater/EastsideBoxing)
写真
Dawson dominates Johnson!!!(Matt Richardson & Mariano A. Agmi,Photography by Emily Harney/FightWireImages)
11/7 Dawson-Johnson 2, Angulo-Yorgey(boxingscene)
DAWSON DOMINATES JOHNSON IN REMATCH(Chuck Johnson,Photos by Will Hart/HBO)
チャド・ドーソン対アントニオ・ターバー(2009/05/09)
チャド・ドーソン対グレン・ジョンソン(2008/04/12)
チャド・ドーソン対エピファニオ・メンドサ(2007/09/29)
チャド・ドーソン対ヘスス・ルイス(2007/06/09)
トーマス・アダメク対チャド・ドーソン(2007/02/03)
グレン・ジョンソン対ダニエル・ジュダー(2009/02/27)
チャド・ドーソン対グレン・ジョンソン(2008/04/12)
グレン・ジョンソン対モンテル・グリフィン(2007/05/16)
きっちりリマッチをやって、ジョンソンと決着をつけてくれて嬉しいな。
またドーソン選手はもっと強くなれるなとも感じた試合でした。
彼はスーパーライトの頃のザブ・ジュダーやパーネル・ウイテカーのように倒し屋にも技術で見せる選手にもなれる逸材だと思います。