レイ・バウティスタ対ジョバンニ・アンドラーデ(2006/12/02)

スーパーバンタム級10回戦

フィリピンの期待の新鋭20歳のバウティスタ選手(Rey Bautista)がアンドラーデ選手(Giovanni Andrade)に3回終了TKO勝ちで無敗のレコードを伸ばしています。

まだあどけなさの残るバウティスタ選手。バランスが良く弾むようなステップから柔らかく伸びのあるパンチを積極的に打ち込む見ていて気持ちの良い選手です。
同国人のスーパースター、マニー・パッキャオ選手同様スピードのある好戦的な選手ですが、変則というかハチャメチャなパッキャオ選手とは違い、バウティスタ選手は非常にスマートなファイターです。
パッキャオ選手に続く世界的なスターになりうる可能性を秘めた魅力ある選手だと思います。
来年2月にメキシコとフィリピンの選手によるボクシングワールドカップなるものが計画されていて、その際WBOチャンピオンのダニエル・ポンセ・デ・レオン選手との対戦が予定されているバウティスタ選手。
リスクは大きいですが勝機も十分ありと見ます。このカードが実現しニューヒーローが誕生する事を期待したいです。

バウティスタ選手は21勝(16KO)。アンドラーデ選手は52勝(43KO)10敗。


Bautista dominates Andrade