IBFクルーザー級挑戦者決定戦
これまた古い試合です。
先月ポーランドで行われたクルーザー級の指名挑戦者決定12回戦。地元の元ライトヘビー級王者トーマス・アダメク選手(Tomasz Adamek)と元統一クルーザー級王者のオニール・ベル選手(O'Neil Bell)との注目の一戦は、アダメク選手が7回終了TKOで勝利して、スティーブ・カニンガム選手が保持するIBF王座への指名挑戦権を獲得した試合でした。
アダメク選手にとっては非常に大きな勝利でした。昨年チャド・ドーソン選手に敗れて以降クルーザー級へ戦いの舞台を移してこの日が3戦目。元統一王者のベル選手は簡単な相手では無いと思われましたが、ほぼ試合をコントロールし続けての見事な勝利でした。
広く取ったスタンスの後ろ足に体重を乗せ、やや反ったような姿勢で両手を前に出しながら戦うアダメク選手のスタイル。
相手との距離を取るとともに常にストレートパンチのタメを作っている感じで、ベル選手が入ってくるところに合わせるジャブ、右ストレートを効果的に決めていました。初回にはこのジャブでベル選手からダウンを奪ったアダメク選手のパワーも印象的でした。
終始試合のペースを握り続けていたのはアダメク選手でしたが、ベル選手も単発ながら度々伸びる右ストレートを決めていて、ポイントでは劣勢なものの決してノーチャンスでは無い展開、
と見ていたのですが、7回終了後にベル選手が唐突にギブアップしてしまい試合は終わっています。
アダメク選手の重要な勝利ではありましたが、アダメク選手の良さよりもベル選手の元気の無さがより気になった試合でした。
アダメク選手は34勝(23KO)1敗。引退を表明したベル選手は26勝(24KO)3敗1分。
Adamek Stops Bell After Seven
Adamek Handles Bell, Nabs IBF Title Shot
トーマス・アダメク対チャド・ドーソン(2007/02/03)
オニール・ベル対ジャン・マルク・モルメク(2007/03/17)
●2006/01/27/オニール・ベル(O'Neil Bell)対ジャン・マルク・モルメク(Jean Marc Mormeck)
これまた古い試合です。
先月ポーランドで行われたクルーザー級の指名挑戦者決定12回戦。地元の元ライトヘビー級王者トーマス・アダメク選手(Tomasz Adamek)と元統一クルーザー級王者のオニール・ベル選手(O'Neil Bell)との注目の一戦は、アダメク選手が7回終了TKOで勝利して、スティーブ・カニンガム選手が保持するIBF王座への指名挑戦権を獲得した試合でした。
アダメク選手にとっては非常に大きな勝利でした。昨年チャド・ドーソン選手に敗れて以降クルーザー級へ戦いの舞台を移してこの日が3戦目。元統一王者のベル選手は簡単な相手では無いと思われましたが、ほぼ試合をコントロールし続けての見事な勝利でした。
広く取ったスタンスの後ろ足に体重を乗せ、やや反ったような姿勢で両手を前に出しながら戦うアダメク選手のスタイル。
相手との距離を取るとともに常にストレートパンチのタメを作っている感じで、ベル選手が入ってくるところに合わせるジャブ、右ストレートを効果的に決めていました。初回にはこのジャブでベル選手からダウンを奪ったアダメク選手のパワーも印象的でした。
終始試合のペースを握り続けていたのはアダメク選手でしたが、ベル選手も単発ながら度々伸びる右ストレートを決めていて、ポイントでは劣勢なものの決してノーチャンスでは無い展開、
と見ていたのですが、7回終了後にベル選手が唐突にギブアップしてしまい試合は終わっています。
アダメク選手の重要な勝利ではありましたが、アダメク選手の良さよりもベル選手の元気の無さがより気になった試合でした。
アダメク選手は34勝(23KO)1敗。引退を表明したベル選手は26勝(24KO)3敗1分。
Adamek Stops Bell After Seven
Adamek Handles Bell, Nabs IBF Title Shot
トーマス・アダメク対チャド・ドーソン(2007/02/03)
オニール・ベル対ジャン・マルク・モルメク(2007/03/17)
●2006/01/27/オニール・ベル(O'Neil Bell)対ジャン・マルク・モルメク(Jean Marc Mormeck)
引退についてソースを探してみたのですがちと見当たらなくて、わたくしの勝手な早とちりの可能性が強いかもです(汗
ベル選手の持ち味ののらりくらり、というか相手の攻撃を吸収してしまうような柔らかな動きがこの日の試合では感じられず、アダメク選手のストレートパンチをまともに食らっているのがすごく意外でした。
相手のパンチに反応仕切れていない感じ。
突然のギブアップも不可解な物でした。
めまいに襲われたと述べているようですが、試合を通じて覇気が感じられませんでした。
まだ老け込む年齢ではないと思うんですけどねぇ