ローマン・ゴンサレス対エリベルト・ゲホン(2007/11/03)

ミニマム級10回戦

日本の帝拳ジムと契約したWBAミニマム級1位にランクされるニカラグアの20歳の新星、ローマン・ゴンサレス選手(Roman Gonzalez)が後楽園ホールで日本デビュー。
新井田豊選手と2度世界タイトルを争ったフィリピンの実力者エリベルト・ゲホン選手(Eriberto Gejon)との10回戦は、初回僅か69秒、ゴンサレス選手のボディ1発での衝撃的なノックアウト勝利に終わっています。

20歳の新星ゴンサレス選手の戦慄の日本でビューでした。この日まで14戦全KO勝ちと破格のパンチの持ち主との評判でしたが、日本人にも馴染み深い巧者ゲホン選手を1発で仕留めてしまうとは驚きました。
あっと言う間に終わってしまった試合だったので、まだまだ分からないところが多いのですが、短い時間での数少ないパンチを見ても評判通りの破壊力を感じることができました。
全KOのレコードから軽量級のバレロとも言われているみたいですが、ガードを高く掲げながらじわじわプレスをかけ整ったフォームから力強いパンチをコンパクトに打ち込んでいくゴンサレス選手のスタイルはバレロ選手とは全く違うもののようです。

この試合の後、12月に地元ニカラグアでも2回KO勝ちしていてさらに記録を伸ばしているゴンサレス選手。2008年の飛躍に期待大です。
ゴンサレス選手は16勝(16KO)。ゲホン選手は23勝(14KO)3敗1分。


Eriberto Gejon vs Roman Gonzalez(YouTube)