675.4キロ

私版京都名所図会

高松弾丸往復

2016年12月06日 02時23分07秒 | 旅行記
8年前にその存在を知って以来、毎シーズンのように買うことが習慣化していた「青春18きっぷ」の常備券。
現在では西日本と四国の2社で存続しており、通常の機械発券によるものよりサイズが一回り大きく、また券面が赤いことから「赤券」などと呼ばれていました。
しかし、つい先日「JRおでかけネット」で常備券での発売が今季をもって終了する旨の案内が流れると、12月1日(木)の発売開始日には西日本管内で早くも午前中のうちに完売してしまう駅が続出。Web上の情報によると四国管内に残るのみとのこと。
前シーズン(夏)も西日本では早々に売れてしまったことから通常のマルス券を使用していたのですが、最後の常備券となればやはり四国に足を延ばしてでも買っておきたいもので、仕事の間隙を縫って翌2日(金)の夕方に京都を出発したのでした。

行きはJRで大阪へ、そして地下鉄でなんば(OCAT)へ。
南海バスの窓口で「瀬戸内クルーズセット券」を購入しました。この券は行き帰りのどちらかにバス・フェリーを選択出来るというもので、往復4300円。京都からでもJRの昼特切符などを併用することで5000円程度に抑えられます。バスにしろフェリーにしろ所要時間は幾らか増えますが、これから11850円の切符を買いに行くのにそれ以上のお金はかけられないので(笑)、とても助かります。

というわけで、行きは南海バスとたかなんバスが共同運行する「フットバス」に乗車。
ろくに時間を調べていなかったものの、窓口氏に次の便を訊いてみれば僅か10分後。USJを経由するやや遠回りの便ですが、そのぶん乗客は少なくゆったりとした車内でした。


ウトウトしていると、淡路島の室津PAで休憩に。
手前が乗車した便ですが、奥にも同じフットバスが停まっています。あちらは20分ほど後に出たUSJ非経由の便で、こちらが渋滞にハマってしまったので追いつかれてしまいました。


PAのファミリーマートにはお土産コーナーがあり、ついつい手が伸びてスープの素とスナックを購入。
淡路島と言えば玉ねぎですね。もし鉄道が通っていればとうに訪れていたと思いますが、いつもバスでの通過ばかりです……。

バスは定刻より10分ほど遅れて高松駅に到着。
徳島県に入って最初の停留所「鳴門西」以降、こまめに停車していくので次第に乗客の姿は少なくなり、意外にも(?)高松駅では私ひとりが下車しました。


さて、高松駅は大きなターミナル駅ながらも青春18きっぷ常備券の発売を継続している今となっては珍しい駅で(もちろん機械発券も可)、窓口も23:00と遅くまで営業しています(数年前までは、大阪駅などでも売っていましたね)。
普段降りることのない小駅の窓口で買うのも楽しみの一つですが、自身にとっては最初で最後となる四国の18きっぷ常備券、何よりも四国らしい名の駅で買うことを考えていました。
21時半を過ぎた駅は人もまばら、こうした大きな駅の窓口カウンターには似つかわしい手売りですんなりと発券。冬季は期間が短いので計画的に使用したいところですが、さてこの券面がどのように彩られるのでしょうか……。

さて、あっさりと用事を済ませたのでこの後は1:00のフェリーでとんぼ帰りですが、時間にはまだ幾らか余裕があります。




とりあえず、琴電で瓦町に出ました。
県庁所在地の繁華街ということで高松駅の比にならないくらい賑わっています。金曜夜ということで街には人も多く、色街とのあいまいな境界をぶらぶらと、


手打うどんの「五右衛門」へ。
夜でも営業しているうどん屋さんです。讃岐うどんのお店と言えば早朝開店、午後早くに麺がなくなり次第閉店といったイメージが強かったものの、
こちらは夜20時からの開店。「〆の一杯」のためかこの日もサラリーマンで繁盛していました。私は「〆」と言えばラーメンなのですが、ところ変わればうどんにもなるのだと、次々注文される光景を目の当たりにして改めて驚き。


カウンターで調理の様子を眺めつつ、名物と呼ばれるカレーうどんを注文します。
ルーの量は少な目で、麺は讃岐うどんらしいコシのある歯ごたえ。あくまで讃岐うどんであることを主張しているようですが、中辛のルーが絶妙に絡み、冷えた体には温まる美味しさでした。第二の目的を達成です。(笑)

そして高松駅に戻り、ジャンボフェリーの無料送迎バスに乗車。
事前に調べておいて助かったのですが、数年前とは乗り場が異なっていました(琴電の築港駅前ではなく、JRの高松駅前バス乗り場)。以前フェリーに乗ったのは3年前のことですから、色々と変わっている部分があるのも致し方ないですね。


セット券を使用する場合は乗船名簿を書く手間が省けるので、そのまま乗船待ちの列へ。
金曜夜なので乗客は多いかと思いきやそれほどでもなく、労せず桟敷席を確保することが出来ました。弾丸ツアーだったせいか出港前に寝てしまい、起きたのは朝4時。


売店は着岸20分前まで営業だったことを思い出し、特製「オリーブうどん」を早めの朝食とします。
小豆島にも寄港するジャンボフェリーならではのメニューですね。食べ終わるとちょうど例のメロディーが流れ始めました。


三宮着岸、下船。
ターミナルが綺麗にリニューアルされていました。最初は戸惑いましたが、少し歩くと見覚えのある景色が現れ、ルミナリエ会場(当然ながら消灯中)を横目に三宮駅までとぼとぼ歩きます。こちら側の送迎バスは有料、それに距離も知れていますからいつも歩いています。

三宮からは阪急で帰宅。株主優待券を持っているので何処で降りてもよいのですが、西院か烏丸辺りで降りようと思っていたら、寝過ごして終点の河原町まで……。
奇しくも瓦町から河原町まで移動した格好になります。高松滞在は僅か3時間、地上に出るとそこはやはりいつもの京都で、冷たい外気から逃れるべくバスに乗って帰宅と相成りました。そういえば大学生の頃は週末に四国で遊んでからジャンボフェリーの夜行便に乗り、そのまま何食わぬ顔で月曜1限に出ていたこともありましたが、そういう体力は、今もあるんでしょうかね。(笑)

衝動的に短時間で往復した割にはなぜか充実していた高松行。
やはり何処かしら旅に出る、というのは単調な日々のなかで良い刺激になるのでしょう。
未使用の18きっぷを眺めつつ、今冬の旅の行先を考えようと思います。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ここ数ヶ月の模型の話

2016年12月01日 02時05分10秒 | 鉄道模型/製品レビュー・小加工など
気付けば12月に入りました。
最近は寒くなってきたので自然と模型を弄る時間も増えてきましたが、ここ数ヶ月ほどで導入した模型を一挙に紹介します。


まずはTOMIXのKTR8000系「丹後の海」です。
実車はいつの間にか増殖して「丹後の海」だけの6両増結編成も恒常的なものとなり、旧塗装車は残り1編成(8015+8016)とのこと。
模型では旧塗装車のエメラルドグリーンが若干暗い印象がありましたが、こちらは綺麗なメタリックブルーが忠実に再現されています。
室内は共通パーツゆえに成型色のグレーが目立つので、木目調に改装された様子を再現するのも楽しそうです。また、細かいところの印刷表現はバッチリですが、ライト上の装飾は金塗装ではなく銀色の手すりなので、余裕があれば手を加えてみたいところです(でも蛇足になりそうな……)。


次に青つながりで、KATOのHB-E300系「リゾートしらかみ」。
ケースを開けて驚きましたが、後付けパーツの類が一切なく、買ってすぐ走らせられる仕様。
いつも何かしら手を加えている身としては物足りなさを感じますが、ほかに出来ることと言えば床下塗装でしょうか。先代のキハ48もまだまだ手の加えようがあるので、これを契機にもう一度手にとってみようと思います。


そして、マイクロエースの「みすゞ潮彩」。
延期に延期が重なり数年越しの発売となりました。一時は製品化中止も危惧していましたが、マイクロらしい綺麗な印刷表現と屋根の赤塗装がレイアウトに映えます。


お決まりの加工としては、アンテナ類をKATO製に、スカート・TNカプラーをTOMIX製に換装。
これだけでも見栄えが良くなりますが、前面窓をGMのキハ45系のものに替えてみました(右)。ワイパーが片方にしかありませんが、デフロスターが印刷されていないので形態としては近くなります。貫通扉の窓も横幅いっぱいなので、ここを広げてやることで一気にキハ40系列特有の「重さ」が増すような気がします。
行先表示幕は塞がれているので製品付属のシールを貼り付け。ライトパーツには銀を差して遮光しておきました。残るは床下機器の正規化ですが、こちらはTOMIXの更新車から部品をコピーして製作中です。近いうちに紹介できればと思います。


それからKATOの東海キハ25系です。
種別・行先表示が一体化されて内装がオールロングシートとなった1000番台ですが、元ネタ(?)の313系よりも丸っこく見えます。前述の「しらかみ」もそうですが、LEDライトが実車同様眩しいのが印象的ですね。


こちらも種別・行先表示の交換パーツ以外には付属パーツがありません。
ボックスシート主体のキハ40系列から置き換えられて居住性のほどは気になりますが、こうした地方向けの最新型車両というのはなんだかそそられます。(笑)


さて、今回唯一の電車となる、TOMIXの225系(福知山線・4両編成)です。
既に本線仕様が発売されているので出来はそれに準じていますが、前面窓からの光漏れが気になったので、


窓の縁に黒を差すと表情がぐっと引き締まりました。


KATOとは対照的に車番やピクトグラム類のインレタが充実しているので、アレコレ調べながらの仕上げは十分楽しめます。
そのほか、GMの103系ステッカーから優先座席シールを貼り付け、扉や床下機器の一部にもスミ入れをしてみました。
こうなると側面の表示も欲しくなりますね。


最後はマイクロのキハ54です。
実車は土讃線の多度津~阿波池田あたりでよく乗りましたが、現在は運用範囲が狭まって撤退、製品は松山所属車の仕様となっています。
既に廉価な鉄コレでの発売が予告されているので売れ行きのほどは分かりませんが、新規製作だけあって出来は良い方だと思います。ライト・動力付きであることを考えると、鉄コレを一式揃えるよりは手間がかかりません。


行先表示のシールは松山・高知とも幅広く収められていますが、実感的に見せるために裏側から貼ろうとすると、ライトパーツの取り外しに一苦労。
部品同士の嵌め合いがキツく、さらに接着されているのが原因のようです。テコの原理を利用してピンセットを差し込み、なんとか破損せずに取り出して「ワンマン」「琴平」、反対側には「阿波池田」を貼り付けました。


他の四国色製品と言えばTOMIXのキハ47を持っていますが、徳島所属としているので、高知のキハ54とは阿波池田くらいでしか顔を合わせません(今はどちらも来ないんでしたっけ)。


ここはやはり、少し前の土讃線の風景ということでキハ58や65の出番と言いたいところですが、如何せん10年近く前の高校時代に製作したものですから(当時はそれなりに満足していましたが)、そろそろ手直しが必要かもしれませんね。

以上、欲しい車両を脈絡なく集めて加工も中途半端なままですが、冬はこれらの車両をドレスアップして楽しみたいと思います。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

「北びわこ」回送を紅葉の山科で撮る

2016年11月27日 23時44分49秒 | 鉄道関係
この週末は、秋らしい写真を撮りに近場でカメラ散歩。
ほんとうは湖北へ今年最後の「北びわこ号」を撮りに行きたかったのですが、運転日の日曜は雨の予報だったので前日の回送を撮ることに。
山科から京阪で1駅(地下鉄は高いので)、御陵から南へ少し歩いた六所神社の俯瞰ポイントへ行きました。


ひっきりなしに列車がやって来る京都~山科間ですが、今回の滞在時間(13時台)のあいだは113系や117系の姿を見かけず。
その代わり(?)221系の堂々12連が大築堤に躍り出てきました。やはり白い車体は俯瞰で目立ちますね。


カーブの方は側面に陽が当たらないものの、線路際の大銀杏も見過ごせません。
完全な黄葉まではあと一歩といった印象ですが、雨でどうなるか分かりませんから今のうちにしっかり撮っておきます。

待つことしばし、真下のトンネルからEF65のブロワー音が聞こえてきました。


機関車に牽かれ、既にHMを装着した12系が後に続きます。
しかし思った以上にブルーの車体が目立ちますね。塗装こそ同一ですが、かつてのブルトレよりも幾らか明るめの青なのかもしれません。


この回送列車にはトワイライト塗装の1124号機がたびたび登板されているようですが、今回は原色(1135号機のようです)と客車が揃った綺麗な編成。
もちろんメインは翌日のSL列車ですが、このEF65との組み合わせも統一感があって良いものですね。東日本では12系とEL・DL・SLを巧みに組み合わせた臨時列車を各方面で運転していますが、西日本でももう少し走らせてくれないものか……と思ったり。(笑)


更に追いかけていくと「サンダーバード20号」と良いタイミングでスライド。
そういえばこちらも原色ですね。リニューアル編成も徐々に見る機会が増えてきました。


山科駅のホームに差し掛かる手前。色付き具合はこの辺りがいちばん綺麗ですね。
「北びわこ」はC56からD51への置き換えが発表されていることから、この12系客車の去就も気になるところですが、今年の運転はこれで終了。次回があれば心待ちにしたいと思います。

---

この後は京阪バスで市内中心部に抜け、ぶらぶらと七条京阪まで歩いていると……


市バスでは残り少なくなったキュービック同士のすれ違い(右:6398(臨208)、右:6261(臨206))に遭遇しました。
観光シーズンなので交通量が多く、綺麗に並ぶことはありませんでしたが、これはこれで秋の七条通を象徴する1シーンと言えるかもしれません。


七条大橋から博物館、三十三間堂にかけての七条通の坂道、その「どんつき」に智積院の門が見通せる様子はお気に入りの景色の一つです。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

Extra

2016年11月23日 22時52分08秒 | バス関係
急に寒くなったせいか、先週から風邪をひいてしまいまして……。
熱は下がりましたが、おかげで2週間ほど何処にも行けていません。
とにかく喉を使う職業なので声の治りが遅く、隙あらば水分を摂取している毎日です。(笑)

さて、移動中に見かけた市バスのツーステップ車。


「二条城・金閣寺エクスプレス」で京都駅に到着した6405です。
休日の午前中だったので乗客はまばら、ツーステの収容力も持て余し気味でしたが、よく見ると……


見慣れない臨時マグネットが付いています。
上から「臨時 Extra」、緑帯の部分には営業所を示す「烏丸」の文字が。

これには訳がありまして、例によって(?)京都新聞HPより引用します。↓↓

【市バス安全確認用の小窓ふさぐ 京都、運転手が指示】(2016年10月29日 08時35分)

京都市バスの臨時バス計5便で今月、車内からの安全確認のため車体の左前方下部に設けているガラス小窓に、運転手が行き先表示板を貼ってふさいでいたことが28日、分かった。運行を受託している京阪バスと京都バスの運転手が指示に反したとして、市交通局は2社を口頭で注意した。
 京都運輸支局によると、窓ガラスに貼れるものは視野を妨げない車検のシールなどに限られ、今回の件は道路運送車両法に基づく保安基準に違反するという。
 問題があったのは京都駅と観光地を結ぶ「楽洛東山ライン」で、京阪バスが10月14日に運行した2便、京都バスが同1日に運行した3便。
 市交通局は定期便以外は行き先を乗客に分かりやすくするよう、フロントガラスの上側にある行き先表示幕に加え、運転席ダッシュボードの上に、外に向けて小型表示板を掲げるよう指示している。しかし、2社の男性運転手各1人が「表示板の文字がフロントガラスに映り込んで気になる」と、小窓に移動させていたという。京阪バスは「乗客に不安を与えた」、京都バスは「同様のことがないようにしたい」とコメントした。
 小窓は標準サイズで縦30センチ、横60センチ。安全対策として市独自に導入し、所有する804台のうち671台に設置している。市交通局は「今後はマグネットの表示板を車体に貼る方法に変えたい」としている。

---

以前は臨時便と言えばダッシュボードに掲出された表示板が特徴で、




「臨時」の二文字にしても営業所ごとにサイズや書体が違ったり、愛称名や経路を図示しているものもあり、趣味的にはおもしろい観点となっていましたが、こうした問題を受けて見納めとなりそうです(現に、今月に入ってからは表示板を見ていません)。
記事のように小窓部分に掲出しているのは私は見たことがありませんが、京阪バスや京都バスの車両には安全確認窓のある車両があまり見られない一方で、市バスはどれだけ小さくても窓を設けていますから、交通局側としても少なからずこだわりがあるのでしょうね。
手間やコスト面を除けばマグネットの貼り付けは発展的解消と言えますが、これも時代の流れを示す一つのアイテム、今年度をもって全廃となるツーステとの組み合わせはごく短期間のうちに終わることとなります。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

秋深まる陸奥へ

2016年11月08日 02時13分09秒 | 旅行記










週末は、盛岡で開催された国際啄木学会に参加してきました。
新幹線で北上するごとに木々が色付いてぐっと冷え込み、季節を少し先取りしたような気分でした。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加