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028:透明(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
あれもしたいこれもやりたいことばかり 透明人間になれるものなら
028:透明(船坂圭之介) (kei's anex room)
掌の上に屯ろする影 しろがねの月のしづくのごとく透明
028:透明(蓮野 唯) (万象の奇夜)
透明な緑の香する人に夢の中では既に会ってた
028:透明(アンタレス)透明度 (思い出ずるままに)
透明度高き忍野のコンコンと湧き出づ水を顔写し飲む
028:透明(みずき) (空)
透明はただ夢のやう 明け方の玻漓はすずろに雪を降らしぬ
028:透明(jonny) (迂闊な夜の真ん中で)
見せたくて見せたくなくて見せたくて半透明のビニール袋
028:透明(うたまろ) (五と七と五と七と七)
価値を越え透明なまでに稀有な意味 愛する人に出会えたことは
028:透明(小早川忠義) (Just as I am Returns)
透明の糸を繰りつつつぎはぎの服をまとふが天衣無縫ぞ
028:透明(ひじり純子) (純情短歌)
透明な心は生の年輪に覆われかくも瑞々しくて
028:透明(鳥羽省三) (見沼田圃の畔から)
週末の息子はビニール身に纏ひ透明人間パパマン一号
028:透明(星野ぐりこ) (題詠100首爆走中。)
透明な人を抱いてる 温かいのでとても良く眠れそうです
028:透明(根無し草) (根無し草)
不透明 国民の税 使い道 税金返せ 払ってないけど
028:透明 (わたしよきみの風景であれ)
生きるって渋滞ばかりいらいらと時は透明拘束道路...
028:透明(松木秀)再投稿 (わたしよきみの風景であれ)
生きるって渋滞ばかりいらいらと時は透明拘束道路...
028:透明(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
ボクのこと まぁるく包む優しさは キミのこころが透明だから
028:透明 (穴井苑子) (猫のように純情)
透明の覚悟はあれど石は投げないようお願い申し上げます
028:透明(ひいらぎ) (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
透明な君の心が眩しくて戸惑っていた声掛けようか
028:透明(ウクレレ) (十線譜)
世の中の透明人間把握する背番号がいまだ打てない
028:透明〈佐藤紀子) (encantada)
本当は拉致かもしれぬと噂され太郎の失踪不透明なり(浦島太郎物語)
028:透明(柴田匡志) (スタートライン)
クリオネは透明なりて泳ぎたり氷の海の天使の如し
028:透明(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
今捨てた怒りは燃えないものだから半透明のゴミ袋の中
028:透明(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
本当の君の気持ちが知りたくて こっそりなろう透明人間
028:透明(眩暈丸) (コギト過剰の歌)
透明で居たいと願い願うほど心汚れて絶望の春
028:透明(八朔) (I am still here ... われひとりゐて)
掛け流し無色透明無味無臭さっぱりしすぎ温めのあなた
028:透明(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
昔からよく知っている頃合でピンクレディーは透明になる
028:透明(みつき) (みそひと :: misohito ::)
もう一度透明な身に戻りたし 色に染まらず 柄もまとわぬ
028:透明(かりやす) (彼方探訪)
鎌倉の春の海辺で描く人のレンブラントの透明水彩
028:透明(わだたかし) (ファミレス短歌)
透明がいつか馴染んでくるように目立たないよう笑っています
028:透明(マトイテイ) (ようこそ 纏亭へ)
透明な存在感を手に入れて僕らはやっと二人になれた
028:透明 (佐東ゆゆ) (Putting Holes in Happiness)
透明な避難階段を昇ろうよ チェーンメールをくびに巻きつけ
028:透明(梅田啓子) (今日のうた)
包帯を巻きつつ思ふ透明人間のつけし黄色いしみを
028:透明(木村比呂) (*さよなら小鳩)
透明な同級生の横にいて 姿勢をかえる炎、みていた
028:透明(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
ルクレツィア・ボルジアさんを透明な妹として放つ迷宮
028:透明(はこべ) (梅の咲くころから)
透明な傘を選んで帰宅せん やさしい雨が若葉をうつから
028:透明 行方祐美 (フーガのように)
透明となるために年を重ねおり咲くということ梅もわたしも
028:透明(柚木 良) (舌のうえには答えがでてる)
パーソナルカラーは半透明である燃えないゴミと一目でわかる
028:透明(陸王) (Always Walking with Yu)
透明になれたとしてもいたずらにしか使えないことのあさはか
028:透明(日向弥佳) (黒猫ときんぎょ)
もしかして答えが潜んでいないかと覗きこんでる紅茶透明
028:透明(庭鳥) (庭鳥小屋へようこそ)
透明なスープを作るそのためにシェフは一晩鍋の子守す
028:透明(さかいたつろう) (流星文庫)
なぁ、猫よ 俺が見えるかうるさいか透明ではなく汚れているか
028:透明(ジテンふみお) (雲のない日は)
三月の着信音は「透明な木を桃色に染める酔いどれ」
028:透明(只野ハル) (Ordinary days)
透明な街で透明な君とすれ違う透明なわたし アレ?
028:透明(伊藤夏人) (やわらかいと納豆2009)
透明な存在感を濃くしたらアタシは消えてなくなるからね
028:透明 (新井蜜) (暗黒星雲)
橋を越え探しに行った冬のあさ透明なもの食べたくなって
028:透明 (minto) (@100@)
透明さ図らむとする丸秘なるレシピは眠るオフィスに深く
028:透明 (はしぼそがらす) (紆余曲折)
あじさいの薄紫を描くには透明絵の具で水たっぷりと
028:透明(ME1) (FILL mobile)
所在ない心もとないやるせない拙い吐ける語彙は透明
028:透明 (光る風の記憶)
コカコーラとハンバーガーで朝食の文化浸透明日はメタボ
028:透明(ふみまろ)再投稿 (光る風の記憶)
コカコーラとハンバーガーで朝食の文化浸透明日はメタボ
028:透明(森山あかり) (言葉の花かご)
透明な水鏡飽きず眺める異次元の宙(そら)映る気がして
028:透明(天野ねい) (三十一文字の毒薬)
僕たちの昨日も明日もいつか来る最期も最後まで透明で
028:透明 (井手蜂子) (蜂歌/Hello,Mr.Darkness.)
「透明」を分子まで砕き捕らへむとプレパラートを洗ふ指先
028:透明(七五三ひな) (ひなの雑記と言葉遊び)
母想う幼子の眼は摩周湖の透明度にも負けないほどに
028:透明(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
行く末の不透明なる時代にぞ吾ら去りゆき子らは生き行く
028:透明(暮夜 宴) (青い蝶)
何に抗えばいいのか透明な存在のぼくたちでいっぱい
028:透明 (水口涼子) (FANTASIA )
透明な明日の樹液を得るためにマーモセットは齧るよ齧る
028:透明(月下燕) (a swallow under the moonlight)
正しいか正しくないか論議するふたりの前で透明になる
028:透明(風天のぼ) (でんでんむしの夢)
透明になりしわが父みあげれば冬の夜空でほほ笑んでいる
028:透明(畠山拓郎) (あいうえおあお)
透明な深層水のジャグジーで心静めて明日を想う
028:透明(チッピッピ) (うたよみブログ)
透明なプールバッグを振り回し子供が走る夏の一コマ
028:透明(都) (miya-momoの日記)
夢を語る君のまなざし透明でいったい何を見てるか不安
028:透明(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
口にせし言葉届かず透明であつてもいいと思ふ 春分
028:透明(音波) (短歌のなぎさ)
生きていることがこれほど面倒で溶けてゆきたい透明な夜
028:透明(西野明日香) (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
わたしたちが透明だった頃の歌コンビニで聴く 何もいらない
028:透明(Yosh) (☆生短歌☆)
透明な自分を鏡で映してみた 「犯罪者だって、人間だった」
028:透明(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
透明になるまで混ぜて六月の実験室でわたしを殺す
028:透明 (三感四音)
父が僕をグーで殴るたび透明に近づいていく親子の絆
028:透明(春待)再投稿 (三感四音)
父が僕をグーで殴るたび透明に近づいていく親子の絆 名前を入れ忘れました。再投稿します。
28:透明(都季) (31pieces)
透明になってしまったあのひとの言葉が呼吸を続ける永遠
028:透明(原田 町) (カトレア日記)
透明度ワースト5位の沼なれど翡翠がいて鶯も鳴く
028:透明(詠時) (短歌の花道)
透明になる夢を持つカメレオン神になる夢人間持つよに
028:透明 (ゆり) (森の歌)
透明な水はワインに飲みほして錬金術を磨きマジシャン
028:透明(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
透明な彼はトラック走らせて 黒南風(くろはえ)と待つ定食デート
028:透明(藤野唯) (Sugarmint)
大好きな彼は透明になったのあなたには見えていないでしょうけど
028:透明(ことり) (歌)
生ゴミを透明な袋で捨てるって性悪女を晒すみたいね
028:透明(祢莉) (suger drop)
まだ花も咲かない春のはじめには透明な夢ばかり見るんだ
028:透明(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
真夜中にさうめん啜る幽霊は透明ズボン穿いてゐたかも強制送還された選手の罪状は透明ズボン穿いてさまよふ
028:透明(野州 再投稿) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
強制送還された選手の罪状は透明ズボン穿いてさまよふ(誤って下書きを投稿してしまいました)
028:透明(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
滲み出る白い濁りが透明になるまで水を流しつづけた
028:透明(たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
透明を表示せしASCIIコード ←この歌も翻訳されており
028:透明(五十嵐きよみ) (NOMA-IGAオペラ日記)
透明にしておくという約束の父とのあいだに秘密がきざす
028:透明(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
本当に欲しいのはいつも透明で見えないけれどそこにあるもの
2009題詠blog028:透明(はづき生) (生さんま定食)
透明の文字さえ消える透明の みえない
028:透明 (花夢)
残業が続く夜更けはすこしづつ透明になりながらけだるい
028:透明(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。)
透明な水を飲んでも透明な水は吐けないわたしは不純
028:透明(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
行く先が不透明故に夢見れるプラス思考で一歩踏み出す
028:透明(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
切れば出る不透明な血めぐらせてきよらに生きて行かうだなんて
028:透明(迦里迦) (香飄)
かこち顔映るウインドゥ半透明 明るき花らみなあちら向く
028:透明(イマイ) (ゆびおり短歌)
透明になるのは怖い 企業から選ばれずに二ヶ月が過ぐ
028:透明(吉里) (梢は歌う)
悲しくて心が細く弱っても人の姿は透明にならず
028:透明(石畑由紀子) (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
ペットボトルを透明と呼ぶように私の指はすり抜けられて
028:透明(冥亭) (《冥亭倶楽部》 the snow-ball planet)
文法は透明ならず 六月の木苺宿は苔むして在り
028:透明(O.F.) (O.F.)
強盗は逃げる直前律儀にも「透明人間」サビの振り付け
028:透明(こうめ) (はこにわ相聞歌)
フラスコが透明になる水底で白衣着る手が触れた放課後
028:透明(鹿男) (もえないゴミ箱)
もし僕が透明人間だったならこんな性欲なんてないはず
028:透明(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
透明なオブラートには包まずに苦いまんまで噛み締めたい恋
028:透明(青野ことり) (こ と り ご と)
スクランブル交差点には水玉のような半透明の傘傘
028:透明(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
いずれ透明な容器であった頃の記憶を取り戻すため注ぐ純水
028:透明(流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
夏色の薄透明なラムネ玉 握りしめたらこの手に消えた
028:透明(キヨ) (ぼくはこんなことが好き。)
昨日の晩半透明になりかけていたから汚してしまった恋人
028:透明(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
もう少し汚れたらいい 透明じゃ君の姿を見失うから
028:透明(虫武一俊) (無足場ワンダーランド)
街を行く背中に額に透明なニートの印がたぶん出ている
028:透明(ゆふ) (ゆっくりん)
オブラートに包(くる)まれた君の甘い過去 無色透明な水で飲みほす
028:透明(月下 桜) (*月下 桜 の 世界*)
透明という名の色があるように今も右手で握りしめてる
028:透明 (沼尻つた子) (つたいあるけ)
「重態の透明拘束」カーラジオしぼらずアクセルゆるめずに行く
028:透明(ほたる) (ほたるノオト)
透明な傘のクラゲが寄り添って孤独分け合うマルキュー前で
028:透明(A.I) (Private Window)
マンションの高層階から飛び降りた透明人間たちの靴下
028:透明(藻上旅人) (創作のおと)
透明な硝子の向こう君が棲むすべてみえてるつもりでいたのに
028:透明(nnote) (白い箱から)
知らぬ間に透明人間だったこと瑪瑙みたいな自負が燻る
028:透明 (七十路ばば独り言)
純度100%透明な晶と黒糖魂あなたの心はいずれでしょうか
028:透明(理阿弥) (車止めピロー)
カワセミだ、きみにもらった透明な膜(レンズ)越しに空、見ていたらほら
028:透明(間遠 浪) (少女らせん)
「透明なキグルミをまず着せられて脱いだかどうか覚えてないの」
028:透明(健太郎) (モノクローム文芸館)
なぜかしら語る言の葉 透明な瞳に映る一瞬の闇
028:透明(天国ななお) (お月様は許さない)
望むなら追い風となる透明に広がる風の真ん中にいる
028:透明(ノサカ レイ) (のーずのーず)
「目を閉じて」 これから君と話すのは透明すぎる愛のこととか
028:透明(空色ぴりか) (美利河的題詠百首2009)
俺が観た慶良間の海がどれくらい透明だったかなんていまさら
028:透明 (村木美月) (うたりずむ)
透明になる寸前に君からの着信音で引き戻される
028:透明(みずたまり) (劣等性な優等生の本音)
透明な光をもろてに抱きかかえまっさかさまに吹く初夏の風
028:透明(松原なぎ) (日向水(題詠blog2009))
透明なものから端午ほどけゆく 子らの見あげる風沿う燕
028:(にいざき なん) (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
夜を透過する海月に刺されている透明な僕透明な毒
028:透明(にいざき なん) 訂正 (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
夜を透過する海月に刺されている透明な僕透明な毒
028:透明(振戸りく) (夢のまた夢)
磨りガラスにセロハンテープを貼り付けて半々透明くらいになれば
028:透明(伊藤真也) (クラッシュボク)
こうやって並べてみると案の定 半透明のほうがやらしい
028:透明(フウ) (easygoing.)
君を切りとって透明な袋に入れてくださいエコバッグじゃなく
028:透明(emi) (時計をはずして)
白ワインゼリー冷やせばどこまでも透明なままの君もそこに
028:透明(わたつみいさな) (乱切りくじら)
透明な衣装ケースに片足をしまい忘れてもう少し、春
028:透明(ゆき) (ひたぶる君を)
川浪を見下ろすわれに透明な宇治の橋姫ひたと添ひくる
028:透明(村上はじめ) (雑感)
透明なグラスに水を満たしてはひと口飲んで身体を潤す
028:透明(あみー) (正直なたましい)
女湯も覗けやしない 半透明人間なんてならなきゃよかった
028:透明(橘 みちよ) (夜間飛行)
透明な目のおく深く泉わく猫とふ小さき獣を愛す
028:透明 (惠無) (なんでもない一日)
南風に転がっていく追いかける少年のように透明な意志
028:透明(新野みどり) (明日は明日の風が吹く)
夏の陽を浴びつつ水を飲み干して透明になる 君に会いたい
028:透明(のびのび) (のび短歌)
透明なコンソメスープの鍋底に掬い忘れた疑惑が沈む 参照記事:028:透明
028:透明(遥遥) (たんかのきりかた2)
もう一度透明色に染まるまでどれだけ赤い血が流れるの
028:透明(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
ココヤシの茂れる村の入り組んだ港の海は底まで透明
028:透明(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
透明な壁を破ってぶち壊すダムダム弾を撃つための銃
028:透明 (キャサリン)(コーラス♪(´・ω・`)カレンダー♪)
透明な羽たまわれば直ぐに発ち貴方の頬をじゃりじゃりなぜたい
028:透明(ぷよよん) (冷静と情熱のあいだ)
透明になれないわたしの中心がキュンと鳴くから月夜は怖い
028:透明(村本希理子) (きりころじっく2)
透明な時代があつたことなんて知らぬ顔して かりん酒十年
028:透明(笹本奈緒) (ニダンカイサセツ)
わからないのに手を挙げている 透明なつり革つかむような指先
028:透明(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
光沢をつけるだけでは足りなくて透明感って水か空気か
028:透明(こゆり) (おかっぱ短歌)
なんとなく透明じゃない水道水あなたがくれたガーベラが吸う
028:透明(さと) (すばらしい日々)
透明になった時間はそのまま 今日あらたな思い出重ねよう
028:透明(新津康) (GARDEN DRAGON)
この手で抱きしめた君は今風に溶け透明になり消えて行く。
028:透明(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR)
眠れない夜と眠くてたまらない真昼 どちらも半透明で
028:透明(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
水曜の朝 半透明のゴミ袋 僕の右手を知りませんか
028:透明 みぎわ (たづたづし)
桜海老が地を染めてゐる夜の底 性愛の身を透明(すきとほ)らせる
028:透明(櫻井ひなた) (ひなごと☆23→24)
涙にはいろんなものが混ざってて透明だけど透明じゃない
028:透明(EXY) (オレブロ★パラダイス♪)
名古屋指定 半透明の ゴミ袋 中身が見えて 分別強化
028:透明(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
濁りゆく君の幸ひ透明なることの害悪知らぬほほえみ
028:透明(たかし) (象の鼻)
くるくるとケーキに巻かれた透明のセロファンはがすTシャツのキミは
028:透明(兎六) (一人暮らしの日記)
ゆびさきで境界線を引いてみる見えないものと透明なもの
028:透明(駒沢直) (題詠blog参加用。)
真夜中にペットボトルの水を飲む 青年水槽クラゲ透明
028:透明(nene) (セイント☆オゼウサン かばんの中身ご開帳編)
はるかかなたをあかるくみせるためだけに硝子は透明なんじゃないのよ ○目的と手段の違いってやつですか
028:透明 (斉藤そよ) (photover)
慎重に我にかえれば透明な水が野山にみちる水無月
028:透明(市川周) (ミルミルを飲みながら)
かさぶたを静かにはがす 四月から漸次透明人間になる
028:透明(酒井景二朗) (F.S.D.)
朝が來て半透明の生物を纏ふあなたが他人に見える
028:透明(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
透明の壁に指紋をたっぷりとつけて帰った 気づかれなかった
028:透明(紫月雲) (resume 1970-2009)
言いたいこと透明インクで書きなぐる雨垂れ滲む紫陽花の窓
028:透明(文) (f_blueな日々 題詠blog)
光はた電磁波までもとほすと言ふ透明体のかなしからずや
028:透明(岡本雅哉) (なまじっか…)
なにひとつ悩みがないと思われて明るく冷たい透明になる
028:透明(sora) (追憶~娘へ)
指先が透明ならばいたみなど訴えなくともわかつてあげる
028:透明(TIARA) (**JEWELRYBOX**)
透明ななにかでそこは満ちていた 一歩踏み出す始まりの朝
028:透明(龍庵) (題詠blog2009 龍庵)
ないものとしてぶつかった透明な硝子のように始まった恋
028:透明(志井一) (日記ホプキンス)
自転車に乗って差すなら透明のビニール傘だ 差すならですよ
028:透明(草蜉蝣) (低空飛行)
透明の傘はいらない幾たびも安堵の場所は捨てて来たの
028:透明(宮田ふゆこ) (ソーダ・ファウンテン)
透明な湯をざぶざぶと押しのけて今日の心配事を沈める
028:透明(短歌サミット2009.むしたけかずとし) (短歌サミットブログ)
透明度の高い水曜午後0時0分0秒胸のかたまり
028:透明 (一夜) (短歌るBlog)
触らずに眺めているよ君のこと 透明過ぎる真実だから
028:透明(やや) (言の葉たち)
不透明なものばかり増え色あせるくちなし香りだけを残して
028:透明(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
字は態をあらわすなんていうけれどいつでも読める「透明」なんだ
028:透明(佐藤羽美) (hinautamemo)
不透明人間ひしめくこの部屋でアールグレイに秋を沈ます
028:透明(tafots) (1年で1000首をつくる)
ビー玉の透明なのが宝物残りはすべて石ころだった
028:透明(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
青色が透明に見える場所にいてそんなところもやさしさでした
028:透明(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
残響は何秒だっけ透明で青い純真抱いたこの身は
028:透明(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
透明な人が増えてく満員の電車の中で深呼吸する
028:透明(Re:) (プリズム)
とりあえず透明人間脱出だあの子の視界に入りこまなきゃ
028:透明(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
とめどなく反吐が出そうだ「透明感」そんな言葉で君を褒めたら
028透明(しおり) (ヒロの独り言)
透明な涙じゃなくて真っ赤なら心の痛みわかるのあなた
028:透明(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
透明な泡を通して見るさまは昔と変わらず 三ツ矢サイダー...
028:透明(珠弾) (seven seas tac)
透明の肌に色付く暁の空を飛んでる 一角獣が
028:透明(つばめ) (ツバメタンカ)
父の霊だと思いたし透明な空と我との間の何か
028:透明(香-キョウ-) (Sky on Blue)
世の中は「愛想」と云ふ名の透明のなかなか外れぬ仮面で溢れる
028:透明 (お気楽堂) (楽歌三昧)
金魚抱く透明な菓子ふるふると揺れれば金魚ゆらゆら泳ぐ
028:透明(本田鈴雨) (鈴雨日記)
てのひらのなかでまはるのすきだつた 透明石鹸消えさうなまま
028:透明(月夜野兎) (明日 晴れるといいな)
ビニールの透明傘のように君の心の中も見えればいいのに
028:透明(桶田 沙美) (31Words Runner)
猫の手があたしの頬を打った朝透明過ぎて見えない悪意
028:透明(すいこ) (すいこのうたおきば)
透明な光の絵葉書送りますハッブルスペーステレスコープまで
[短歌][2009] 028:透明(ezmi) (語りえぬことを。)
まず影が囁く声が眼差しが透明になる君を抱いてる
028:透明(やすまる) (やすまる)
どこへでもいってらっしゃいだいじょうぶ透明なへびに巻かれているよ
028:透明 (リンダリンダタンカ)
参照記事:028:透明 透明な僕をからかうようにまた君のパンティ光に満ちて
028:透明(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
乾いたら透明になる 接着剤みたいにそっと役に立ちたい
028:透明 (如月綾) (お気に召すまま)
透明じゃないはずなのに可笑しいね 周りがみんなスルーしていく
028:透明(兵庫ユカ) (Blog [ .bypass ])
透明なたばこを吸っているようにわたしは何かの壁にもたれて
028:透明(おっ) (だいえいの短歌専門店)
おっさんは別にハゲてる訳じゃない髪の一部が透明なだけ
028:透明(桑原憂太郎) (憂太郎の短歌Blog)
我の声は届かずにゐる女生徒と我との間に透明な膜
028:透明(長月ミカ) (創作ブログ とかげのしっぽ)
わたしくしを美化して見ないで欲しいのです 心も汚れて不透明なのに
028:透明(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
透明なたまごのなかで誰ひとり振り向かないのをたしかめている
028:透明(遠野アリス) (gymnopedie)
透明な涙を掬って眺めると たくさんの痛みがまぎれていました
028:透明(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
染められた想い素直になれなくて涙の色は透明なのに
028:透明(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
さらさらと非常な個体の粉末の陽が透明な我を通って。
028:透明(美久月 陽) (白月夢)
028:透明(美久月 陽) (白月夢)
028:透明(美久月 陽) (白月夢)
透明な象と今宵も飲み尽くす君がぴんくになったら終わるね
028:透明 (みなと) (海馬)
透明な感情でしょう候補者をえらぶときコーラの瓶が映るのは
028:透明(千坂麻緒) (薔薇十字蕩尽短歌)
すくったら透明でした膨大な青を湛えた夏だったのに
028:透明(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
透明で 嗚呼あまりにも透明で 涙は切なく空貫ける
028:透明(風月堂) (言霊士の座卓)
透明の反対って何だろうと、子供の時から考えていた。黒には白が、昼には夜が、光には闇が反対にあった。透明は色であって色でなく、誰も...
028:透明(斗南まこと) (野ウサギのように)
透明な夢の向こうであのひとが手を振っていた泣いてなかった
028:透明(末松さくや) (旅人の空(待ち人の雪別館))
つんつんと水滴落とす 透明な傘でいつもの街を切り取る
028:透明(ちりピ) (ちりちりピピピ)
透明にならなくていい 触れあってうまれる熱をあたし知ってる...
028:透明(椎名時慈) (タンカデカンタ)
涙ぐむ姿を見られたくなくて透明になる いないんじゃない
028:透明(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
透明化した思い出のフィルムを通して君を見ちゃってごめん
028:透明(田中ましろ) (ましたん)
透明の服が脱げずに最後までキスのできない悲しい夜明け
028:透明(kei) (シプレノート)
サイダーを飲む山脈も私も真青の空のように透明
028:透明(小林ちい) (ゆれる残像)
透明な壁が二人を隔ててる心の声が聞こえない夜
028:透明 (若崎しおり) (ふたつのおでこ)
たくさんの濁った嘘をついてます タヌキ涙は透明なまま
028:透明(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
日焼けした肌をさらして秋の夜は透明になる月に焼かれて
028:透明(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
透明の傘のうちより見ゆる空ひつくりかへつて瓶覗き色
028:透(泉) (tannka たんか 短歌)
秋風に透けゆくやうなその人を引きとめたしと誰もが思ふ
028:透明(泉)再投稿 (tannka たんか 短歌)
秋風に透明さ増すその人を引きとめたしと切に思ひつ
028:透明(文月育葉) (冷たい夜の向こう側)
いつだってそうだったよね君がつく嘘は優しい無色透明
028:透明(今泉洋子) (sironeko)
透明の傘ではとても隠せないかはたれ時の気持ちはブルー
028:透明(扱丈博) (取扱)
目のなかが透明になるまできみは夏を読み、やっと栞を挟む
028:透明(草野つゆ) (虹をこえて)
出没だ あちらこちらに好きなだけ お金いらずだ透明人間
028:透明(hjr) (_blank)
交差した朝と夜にはコーヒーと透明な声をのみほすだろう
028:透明(我妻俊樹) (半ドア)
われわれは半透明だが向こう側がみえないくらい混雑している
028:透明(内田かおり) (深い海から)
青空が遠くに行けばコスモスはなお透明な風に寄り添う
028:透明(vanishe) (場所)
透明なる土をふみぬる足駄からゆきてかへるる旅ならなくに
028:透明(よっしぃ) (J2ロードを共に歩こう。 ~goo annex~)
細部までこだわる質感プラモデル 透明カラーの扱いがカギ
028:透明(冬鳥) (ことのはうた)
解剖ののち透明な眼を取りてあなたの世界をのぞく(ごめんね)
028:透明 (勺 禰子) (ディープ大阪・ディープ奈良・ディープ和歌山)
透明なメールが胸に届くときはつか思ひ出す カムパネルラ
028:透明(鯨井五香) (くじら(独唱))
透明な鳩の匂いがふくらんで北の港に六月がくる
028:透明(佐山みはる) (月待ち人の窓辺(題詠Blog))
透明はうつくしきかなレントゲン写真にわれの骨を数へる
028:透明(空山くも太郎) (ケータイ短歌 備忘録)
透明なままではきっといられない 二人は秋の空気になりたい
028:透明(Makoto.M) (放物線にあこがれて)
透明な犬が過りてゆくように匂うことあり通りは伸びぬ...
028:透明(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
透明は無色だけとは限らない吾も色付きで居たいと願う
028:透明(Ni-Cd) (反実仮想)
避妊具が半透明に染められて明日からなんて言い訳しよう
028:透明(yunta) (詠 ~ツキノチカラ うたのもり~ )
透明な硝子が覆って本当の世界は小さな瓶の中かも
028:透明(絢森) ((右耳だけが知っている))
透明な船の行く先あてどなくさまよえるのはことばがあるから
028:透明(夢雪) (浪漫)
堕天使の君を鎖で縛りつけ透明な羽噛み裂く悦び
028:透明(みち。) (滑空アルペジオ。)
すこしずつ、すこしずつ透明になる あなたがわたしを忘れはじめて
028:透明 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
たましいにいくら注しても音楽は透明ぼくは生まれ変われない
028:透明(フワコ) (きくとわたし)
透明なテキストボックス重ねてはつぶやきみたいなため息載せる
028:透明(英田柚有子) (阿呆船)
十代のころよりきっと透明なわたしは恋の歌をきかない
028:透明 (寺田ゆたか) (永訣のうた)
まだきみは成仏なんかしてゐないぼくには見える透明の人
028:透明(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
透明なことを誇りにおもうがに地にかえりゆく雨のシの音
028:透明(山の上のパン) (なしなし やしやし)
まっしろいまるいおでこの透明感ゆいいつわたしのあこがれるもの
028:透明(ぱん) (向日葵 と 月)
オフィスを出れば広がる透明な暗闇 冬はそこまで来てる
028:透明(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
電源のない携帯に深夜落ちた透明度を増していく声帯
028:透明(茶葉四葉) (ゆざまし)
我を見る君のひとみは透明でその網膜にわたしは居ない
028:透明(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
先行きは不透明だがうっすらと国旗のような牡丹が見える
028:透明(羽根弥生) (ことらのことのは)
エナメルを塗る自意識の向かうから来る透明なメランコリーは
028:透明(緒川景子) (ezomijikauta)
透明な瓶をならべてつくる虹 空っぽの部屋でたそがれたくて
28:透明(HY) (天然通信)
気がつけば世俗まみれの身をせめて透明な酒飲んで清めん
028:透明(星川郁乃) (Air Station)
透明な傘を打つ雨いまここにいないあなたにすき、とつぶやく
028:透明(やすたけまり) (すぎな野原をあるいてゆけば)
透明な場所が待ってる はじめから替芯としてうまれた黒を
028:透明(鳴井有葉) (そのためのブログ)
透明に共鳴しても髪の毛を一本立てるくらいしかない
028:透明(宵月冴音) (銀星亭~Villa Argentee D'Etoile~)
透明なかなしみあふれ午前二時ああぼくはいま恋をしている
028:透明(なゆら) (リッスン・トゥ・ハー)
性という2文字に揺れる15歳夏に俺らは透明になる
028:透明(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
あれもしたいこれもやりたいことばかり 透明人間になれるものなら
028:透明(船坂圭之介) (kei's anex room)
掌の上に屯ろする影 しろがねの月のしづくのごとく透明
028:透明(蓮野 唯) (万象の奇夜)
透明な緑の香する人に夢の中では既に会ってた
028:透明(アンタレス)透明度 (思い出ずるままに)
透明度高き忍野のコンコンと湧き出づ水を顔写し飲む
028:透明(みずき) (空)
透明はただ夢のやう 明け方の玻漓はすずろに雪を降らしぬ
028:透明(jonny) (迂闊な夜の真ん中で)
見せたくて見せたくなくて見せたくて半透明のビニール袋
028:透明(うたまろ) (五と七と五と七と七)
価値を越え透明なまでに稀有な意味 愛する人に出会えたことは
028:透明(小早川忠義) (Just as I am Returns)
透明の糸を繰りつつつぎはぎの服をまとふが天衣無縫ぞ
028:透明(ひじり純子) (純情短歌)
透明な心は生の年輪に覆われかくも瑞々しくて
028:透明(鳥羽省三) (見沼田圃の畔から)
週末の息子はビニール身に纏ひ透明人間パパマン一号
028:透明(星野ぐりこ) (題詠100首爆走中。)
透明な人を抱いてる 温かいのでとても良く眠れそうです
028:透明(根無し草) (根無し草)
不透明 国民の税 使い道 税金返せ 払ってないけど
028:透明 (わたしよきみの風景であれ)
生きるって渋滞ばかりいらいらと時は透明拘束道路...
028:透明(松木秀)再投稿 (わたしよきみの風景であれ)
生きるって渋滞ばかりいらいらと時は透明拘束道路...
028:透明(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
ボクのこと まぁるく包む優しさは キミのこころが透明だから
028:透明 (穴井苑子) (猫のように純情)
透明の覚悟はあれど石は投げないようお願い申し上げます
028:透明(ひいらぎ) (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
透明な君の心が眩しくて戸惑っていた声掛けようか
028:透明(ウクレレ) (十線譜)
世の中の透明人間把握する背番号がいまだ打てない
028:透明〈佐藤紀子) (encantada)
本当は拉致かもしれぬと噂され太郎の失踪不透明なり(浦島太郎物語)
028:透明(柴田匡志) (スタートライン)
クリオネは透明なりて泳ぎたり氷の海の天使の如し
028:透明(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
今捨てた怒りは燃えないものだから半透明のゴミ袋の中
028:透明(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
本当の君の気持ちが知りたくて こっそりなろう透明人間
028:透明(眩暈丸) (コギト過剰の歌)
透明で居たいと願い願うほど心汚れて絶望の春
028:透明(八朔) (I am still here ... われひとりゐて)
掛け流し無色透明無味無臭さっぱりしすぎ温めのあなた
028:透明(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
昔からよく知っている頃合でピンクレディーは透明になる
028:透明(みつき) (みそひと :: misohito ::)
もう一度透明な身に戻りたし 色に染まらず 柄もまとわぬ
028:透明(かりやす) (彼方探訪)
鎌倉の春の海辺で描く人のレンブラントの透明水彩
028:透明(わだたかし) (ファミレス短歌)
透明がいつか馴染んでくるように目立たないよう笑っています
028:透明(マトイテイ) (ようこそ 纏亭へ)
透明な存在感を手に入れて僕らはやっと二人になれた
028:透明 (佐東ゆゆ) (Putting Holes in Happiness)
透明な避難階段を昇ろうよ チェーンメールをくびに巻きつけ
028:透明(梅田啓子) (今日のうた)
包帯を巻きつつ思ふ透明人間のつけし黄色いしみを
028:透明(木村比呂) (*さよなら小鳩)
透明な同級生の横にいて 姿勢をかえる炎、みていた
028:透明(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
ルクレツィア・ボルジアさんを透明な妹として放つ迷宮
028:透明(はこべ) (梅の咲くころから)
透明な傘を選んで帰宅せん やさしい雨が若葉をうつから
028:透明 行方祐美 (フーガのように)
透明となるために年を重ねおり咲くということ梅もわたしも
028:透明(柚木 良) (舌のうえには答えがでてる)
パーソナルカラーは半透明である燃えないゴミと一目でわかる
028:透明(陸王) (Always Walking with Yu)
透明になれたとしてもいたずらにしか使えないことのあさはか
028:透明(日向弥佳) (黒猫ときんぎょ)
もしかして答えが潜んでいないかと覗きこんでる紅茶透明
028:透明(庭鳥) (庭鳥小屋へようこそ)
透明なスープを作るそのためにシェフは一晩鍋の子守す
028:透明(さかいたつろう) (流星文庫)
なぁ、猫よ 俺が見えるかうるさいか透明ではなく汚れているか
028:透明(ジテンふみお) (雲のない日は)
三月の着信音は「透明な木を桃色に染める酔いどれ」
028:透明(只野ハル) (Ordinary days)
透明な街で透明な君とすれ違う透明なわたし アレ?
028:透明(伊藤夏人) (やわらかいと納豆2009)
透明な存在感を濃くしたらアタシは消えてなくなるからね
028:透明 (新井蜜) (暗黒星雲)
橋を越え探しに行った冬のあさ透明なもの食べたくなって
028:透明 (minto) (@100@)
透明さ図らむとする丸秘なるレシピは眠るオフィスに深く
028:透明 (はしぼそがらす) (紆余曲折)
あじさいの薄紫を描くには透明絵の具で水たっぷりと
028:透明(ME1) (FILL mobile)
所在ない心もとないやるせない拙い吐ける語彙は透明
028:透明 (光る風の記憶)
コカコーラとハンバーガーで朝食の文化浸透明日はメタボ
028:透明(ふみまろ)再投稿 (光る風の記憶)
コカコーラとハンバーガーで朝食の文化浸透明日はメタボ
028:透明(森山あかり) (言葉の花かご)
透明な水鏡飽きず眺める異次元の宙(そら)映る気がして
028:透明(天野ねい) (三十一文字の毒薬)
僕たちの昨日も明日もいつか来る最期も最後まで透明で
028:透明 (井手蜂子) (蜂歌/Hello,Mr.Darkness.)
「透明」を分子まで砕き捕らへむとプレパラートを洗ふ指先
028:透明(七五三ひな) (ひなの雑記と言葉遊び)
母想う幼子の眼は摩周湖の透明度にも負けないほどに
028:透明(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
行く末の不透明なる時代にぞ吾ら去りゆき子らは生き行く
028:透明(暮夜 宴) (青い蝶)
何に抗えばいいのか透明な存在のぼくたちでいっぱい
028:透明 (水口涼子) (FANTASIA )
透明な明日の樹液を得るためにマーモセットは齧るよ齧る
028:透明(月下燕) (a swallow under the moonlight)
正しいか正しくないか論議するふたりの前で透明になる
028:透明(風天のぼ) (でんでんむしの夢)
透明になりしわが父みあげれば冬の夜空でほほ笑んでいる
028:透明(畠山拓郎) (あいうえおあお)
透明な深層水のジャグジーで心静めて明日を想う
028:透明(チッピッピ) (うたよみブログ)
透明なプールバッグを振り回し子供が走る夏の一コマ
028:透明(都) (miya-momoの日記)
夢を語る君のまなざし透明でいったい何を見てるか不安
028:透明(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
口にせし言葉届かず透明であつてもいいと思ふ 春分
028:透明(音波) (短歌のなぎさ)
生きていることがこれほど面倒で溶けてゆきたい透明な夜
028:透明(西野明日香) (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
わたしたちが透明だった頃の歌コンビニで聴く 何もいらない
028:透明(Yosh) (☆生短歌☆)
透明な自分を鏡で映してみた 「犯罪者だって、人間だった」
028:透明(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
透明になるまで混ぜて六月の実験室でわたしを殺す
028:透明 (三感四音)
父が僕をグーで殴るたび透明に近づいていく親子の絆
028:透明(春待)再投稿 (三感四音)
父が僕をグーで殴るたび透明に近づいていく親子の絆 名前を入れ忘れました。再投稿します。
28:透明(都季) (31pieces)
透明になってしまったあのひとの言葉が呼吸を続ける永遠
028:透明(原田 町) (カトレア日記)
透明度ワースト5位の沼なれど翡翠がいて鶯も鳴く
028:透明(詠時) (短歌の花道)
透明になる夢を持つカメレオン神になる夢人間持つよに
028:透明 (ゆり) (森の歌)
透明な水はワインに飲みほして錬金術を磨きマジシャン
028:透明(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
透明な彼はトラック走らせて 黒南風(くろはえ)と待つ定食デート
028:透明(藤野唯) (Sugarmint)
大好きな彼は透明になったのあなたには見えていないでしょうけど
028:透明(ことり) (歌)
生ゴミを透明な袋で捨てるって性悪女を晒すみたいね
028:透明(祢莉) (suger drop)
まだ花も咲かない春のはじめには透明な夢ばかり見るんだ
028:透明(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
真夜中にさうめん啜る幽霊は透明ズボン穿いてゐたかも強制送還された選手の罪状は透明ズボン穿いてさまよふ
028:透明(野州 再投稿) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
強制送還された選手の罪状は透明ズボン穿いてさまよふ(誤って下書きを投稿してしまいました)
028:透明(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
滲み出る白い濁りが透明になるまで水を流しつづけた
028:透明(たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
透明を表示せしASCIIコード ←この歌も翻訳されており
028:透明(五十嵐きよみ) (NOMA-IGAオペラ日記)
透明にしておくという約束の父とのあいだに秘密がきざす
028:透明(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
本当に欲しいのはいつも透明で見えないけれどそこにあるもの
2009題詠blog028:透明(はづき生) (生さんま定食)
透明の文字さえ消える透明の みえない
028:透明 (花夢)
残業が続く夜更けはすこしづつ透明になりながらけだるい
028:透明(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。)
透明な水を飲んでも透明な水は吐けないわたしは不純
028:透明(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
行く先が不透明故に夢見れるプラス思考で一歩踏み出す
028:透明(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
切れば出る不透明な血めぐらせてきよらに生きて行かうだなんて
028:透明(迦里迦) (香飄)
かこち顔映るウインドゥ半透明 明るき花らみなあちら向く
028:透明(イマイ) (ゆびおり短歌)
透明になるのは怖い 企業から選ばれずに二ヶ月が過ぐ
028:透明(吉里) (梢は歌う)
悲しくて心が細く弱っても人の姿は透明にならず
028:透明(石畑由紀子) (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
ペットボトルを透明と呼ぶように私の指はすり抜けられて
028:透明(冥亭) (《冥亭倶楽部》 the snow-ball planet)
文法は透明ならず 六月の木苺宿は苔むして在り
028:透明(O.F.) (O.F.)
強盗は逃げる直前律儀にも「透明人間」サビの振り付け
028:透明(こうめ) (はこにわ相聞歌)
フラスコが透明になる水底で白衣着る手が触れた放課後
028:透明(鹿男) (もえないゴミ箱)
もし僕が透明人間だったならこんな性欲なんてないはず
028:透明(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
透明なオブラートには包まずに苦いまんまで噛み締めたい恋
028:透明(青野ことり) (こ と り ご と)
スクランブル交差点には水玉のような半透明の傘傘
028:透明(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
いずれ透明な容器であった頃の記憶を取り戻すため注ぐ純水
028:透明(流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
夏色の薄透明なラムネ玉 握りしめたらこの手に消えた
028:透明(キヨ) (ぼくはこんなことが好き。)
昨日の晩半透明になりかけていたから汚してしまった恋人
028:透明(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
もう少し汚れたらいい 透明じゃ君の姿を見失うから
028:透明(虫武一俊) (無足場ワンダーランド)
街を行く背中に額に透明なニートの印がたぶん出ている
028:透明(ゆふ) (ゆっくりん)
オブラートに包(くる)まれた君の甘い過去 無色透明な水で飲みほす
028:透明(月下 桜) (*月下 桜 の 世界*)
透明という名の色があるように今も右手で握りしめてる
028:透明 (沼尻つた子) (つたいあるけ)
「重態の透明拘束」カーラジオしぼらずアクセルゆるめずに行く
028:透明(ほたる) (ほたるノオト)
透明な傘のクラゲが寄り添って孤独分け合うマルキュー前で
028:透明(A.I) (Private Window)
マンションの高層階から飛び降りた透明人間たちの靴下
028:透明(藻上旅人) (創作のおと)
透明な硝子の向こう君が棲むすべてみえてるつもりでいたのに
028:透明(nnote) (白い箱から)
知らぬ間に透明人間だったこと瑪瑙みたいな自負が燻る
028:透明 (七十路ばば独り言)
純度100%透明な晶と黒糖魂あなたの心はいずれでしょうか
028:透明(理阿弥) (車止めピロー)
カワセミだ、きみにもらった透明な膜(レンズ)越しに空、見ていたらほら
028:透明(間遠 浪) (少女らせん)
「透明なキグルミをまず着せられて脱いだかどうか覚えてないの」
028:透明(健太郎) (モノクローム文芸館)
なぜかしら語る言の葉 透明な瞳に映る一瞬の闇
028:透明(天国ななお) (お月様は許さない)
望むなら追い風となる透明に広がる風の真ん中にいる
028:透明(ノサカ レイ) (のーずのーず)
「目を閉じて」 これから君と話すのは透明すぎる愛のこととか
028:透明(空色ぴりか) (美利河的題詠百首2009)
俺が観た慶良間の海がどれくらい透明だったかなんていまさら
028:透明 (村木美月) (うたりずむ)
透明になる寸前に君からの着信音で引き戻される
028:透明(みずたまり) (劣等性な優等生の本音)
透明な光をもろてに抱きかかえまっさかさまに吹く初夏の風
028:透明(松原なぎ) (日向水(題詠blog2009))
透明なものから端午ほどけゆく 子らの見あげる風沿う燕
028:(にいざき なん) (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
夜を透過する海月に刺されている透明な僕透明な毒
028:透明(にいざき なん) 訂正 (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
夜を透過する海月に刺されている透明な僕透明な毒
028:透明(振戸りく) (夢のまた夢)
磨りガラスにセロハンテープを貼り付けて半々透明くらいになれば
028:透明(伊藤真也) (クラッシュボク)
こうやって並べてみると案の定 半透明のほうがやらしい
028:透明(フウ) (easygoing.)
君を切りとって透明な袋に入れてくださいエコバッグじゃなく
028:透明(emi) (時計をはずして)
白ワインゼリー冷やせばどこまでも透明なままの君もそこに
028:透明(わたつみいさな) (乱切りくじら)
透明な衣装ケースに片足をしまい忘れてもう少し、春
028:透明(ゆき) (ひたぶる君を)
川浪を見下ろすわれに透明な宇治の橋姫ひたと添ひくる
028:透明(村上はじめ) (雑感)
透明なグラスに水を満たしてはひと口飲んで身体を潤す
028:透明(あみー) (正直なたましい)
女湯も覗けやしない 半透明人間なんてならなきゃよかった
028:透明(橘 みちよ) (夜間飛行)
透明な目のおく深く泉わく猫とふ小さき獣を愛す
028:透明 (惠無) (なんでもない一日)
南風に転がっていく追いかける少年のように透明な意志
028:透明(新野みどり) (明日は明日の風が吹く)
夏の陽を浴びつつ水を飲み干して透明になる 君に会いたい
028:透明(のびのび) (のび短歌)
透明なコンソメスープの鍋底に掬い忘れた疑惑が沈む 参照記事:028:透明
028:透明(遥遥) (たんかのきりかた2)
もう一度透明色に染まるまでどれだけ赤い血が流れるの
028:透明(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
ココヤシの茂れる村の入り組んだ港の海は底まで透明
028:透明(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
透明な壁を破ってぶち壊すダムダム弾を撃つための銃
028:透明 (キャサリン)(コーラス♪(´・ω・`)カレンダー♪)
透明な羽たまわれば直ぐに発ち貴方の頬をじゃりじゃりなぜたい
028:透明(ぷよよん) (冷静と情熱のあいだ)
透明になれないわたしの中心がキュンと鳴くから月夜は怖い
028:透明(村本希理子) (きりころじっく2)
透明な時代があつたことなんて知らぬ顔して かりん酒十年
028:透明(笹本奈緒) (ニダンカイサセツ)
わからないのに手を挙げている 透明なつり革つかむような指先
028:透明(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
光沢をつけるだけでは足りなくて透明感って水か空気か
028:透明(こゆり) (おかっぱ短歌)
なんとなく透明じゃない水道水あなたがくれたガーベラが吸う
028:透明(さと) (すばらしい日々)
透明になった時間はそのまま 今日あらたな思い出重ねよう
028:透明(新津康) (GARDEN DRAGON)
この手で抱きしめた君は今風に溶け透明になり消えて行く。
028:透明(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR)
眠れない夜と眠くてたまらない真昼 どちらも半透明で
028:透明(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
水曜の朝 半透明のゴミ袋 僕の右手を知りませんか
028:透明 みぎわ (たづたづし)
桜海老が地を染めてゐる夜の底 性愛の身を透明(すきとほ)らせる
028:透明(櫻井ひなた) (ひなごと☆23→24)
涙にはいろんなものが混ざってて透明だけど透明じゃない
028:透明(EXY) (オレブロ★パラダイス♪)
名古屋指定 半透明の ゴミ袋 中身が見えて 分別強化
028:透明(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
濁りゆく君の幸ひ透明なることの害悪知らぬほほえみ
028:透明(たかし) (象の鼻)
くるくるとケーキに巻かれた透明のセロファンはがすTシャツのキミは
028:透明(兎六) (一人暮らしの日記)
ゆびさきで境界線を引いてみる見えないものと透明なもの
028:透明(駒沢直) (題詠blog参加用。)
真夜中にペットボトルの水を飲む 青年水槽クラゲ透明
028:透明(nene) (セイント☆オゼウサン かばんの中身ご開帳編)
はるかかなたをあかるくみせるためだけに硝子は透明なんじゃないのよ ○目的と手段の違いってやつですか
028:透明 (斉藤そよ) (photover)
慎重に我にかえれば透明な水が野山にみちる水無月
028:透明(市川周) (ミルミルを飲みながら)
かさぶたを静かにはがす 四月から漸次透明人間になる
028:透明(酒井景二朗) (F.S.D.)
朝が來て半透明の生物を纏ふあなたが他人に見える
028:透明(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
透明の壁に指紋をたっぷりとつけて帰った 気づかれなかった
028:透明(紫月雲) (resume 1970-2009)
言いたいこと透明インクで書きなぐる雨垂れ滲む紫陽花の窓
028:透明(文) (f_blueな日々 題詠blog)
光はた電磁波までもとほすと言ふ透明体のかなしからずや
028:透明(岡本雅哉) (なまじっか…)
なにひとつ悩みがないと思われて明るく冷たい透明になる
028:透明(sora) (追憶~娘へ)
指先が透明ならばいたみなど訴えなくともわかつてあげる
028:透明(TIARA) (**JEWELRYBOX**)
透明ななにかでそこは満ちていた 一歩踏み出す始まりの朝
028:透明(龍庵) (題詠blog2009 龍庵)
ないものとしてぶつかった透明な硝子のように始まった恋
028:透明(志井一) (日記ホプキンス)
自転車に乗って差すなら透明のビニール傘だ 差すならですよ
028:透明(草蜉蝣) (低空飛行)
透明の傘はいらない幾たびも安堵の場所は捨てて来たの
028:透明(宮田ふゆこ) (ソーダ・ファウンテン)
透明な湯をざぶざぶと押しのけて今日の心配事を沈める
028:透明(短歌サミット2009.むしたけかずとし) (短歌サミットブログ)
透明度の高い水曜午後0時0分0秒胸のかたまり
028:透明 (一夜) (短歌るBlog)
触らずに眺めているよ君のこと 透明過ぎる真実だから
028:透明(やや) (言の葉たち)
不透明なものばかり増え色あせるくちなし香りだけを残して
028:透明(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
字は態をあらわすなんていうけれどいつでも読める「透明」なんだ
028:透明(佐藤羽美) (hinautamemo)
不透明人間ひしめくこの部屋でアールグレイに秋を沈ます
028:透明(tafots) (1年で1000首をつくる)
ビー玉の透明なのが宝物残りはすべて石ころだった
028:透明(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
青色が透明に見える場所にいてそんなところもやさしさでした
028:透明(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
残響は何秒だっけ透明で青い純真抱いたこの身は
028:透明(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
透明な人が増えてく満員の電車の中で深呼吸する
028:透明(Re:) (プリズム)
とりあえず透明人間脱出だあの子の視界に入りこまなきゃ
028:透明(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
とめどなく反吐が出そうだ「透明感」そんな言葉で君を褒めたら
028透明(しおり) (ヒロの独り言)
透明な涙じゃなくて真っ赤なら心の痛みわかるのあなた
028:透明(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
透明な泡を通して見るさまは昔と変わらず 三ツ矢サイダー...
028:透明(珠弾) (seven seas tac)
透明の肌に色付く暁の空を飛んでる 一角獣が
028:透明(つばめ) (ツバメタンカ)
父の霊だと思いたし透明な空と我との間の何か
028:透明(香-キョウ-) (Sky on Blue)
世の中は「愛想」と云ふ名の透明のなかなか外れぬ仮面で溢れる
028:透明 (お気楽堂) (楽歌三昧)
金魚抱く透明な菓子ふるふると揺れれば金魚ゆらゆら泳ぐ
028:透明(本田鈴雨) (鈴雨日記)
てのひらのなかでまはるのすきだつた 透明石鹸消えさうなまま
028:透明(月夜野兎) (明日 晴れるといいな)
ビニールの透明傘のように君の心の中も見えればいいのに
028:透明(桶田 沙美) (31Words Runner)
猫の手があたしの頬を打った朝透明過ぎて見えない悪意
028:透明(すいこ) (すいこのうたおきば)
透明な光の絵葉書送りますハッブルスペーステレスコープまで
[短歌][2009] 028:透明(ezmi) (語りえぬことを。)
まず影が囁く声が眼差しが透明になる君を抱いてる
028:透明(やすまる) (やすまる)
どこへでもいってらっしゃいだいじょうぶ透明なへびに巻かれているよ
028:透明 (リンダリンダタンカ)
参照記事:028:透明 透明な僕をからかうようにまた君のパンティ光に満ちて
028:透明(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
乾いたら透明になる 接着剤みたいにそっと役に立ちたい
028:透明 (如月綾) (お気に召すまま)
透明じゃないはずなのに可笑しいね 周りがみんなスルーしていく
028:透明(兵庫ユカ) (Blog [ .bypass ])
透明なたばこを吸っているようにわたしは何かの壁にもたれて
028:透明(おっ) (だいえいの短歌専門店)
おっさんは別にハゲてる訳じゃない髪の一部が透明なだけ
028:透明(桑原憂太郎) (憂太郎の短歌Blog)
我の声は届かずにゐる女生徒と我との間に透明な膜
028:透明(長月ミカ) (創作ブログ とかげのしっぽ)
わたしくしを美化して見ないで欲しいのです 心も汚れて不透明なのに
028:透明(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
透明なたまごのなかで誰ひとり振り向かないのをたしかめている
028:透明(遠野アリス) (gymnopedie)
透明な涙を掬って眺めると たくさんの痛みがまぎれていました
028:透明(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
染められた想い素直になれなくて涙の色は透明なのに
028:透明(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
さらさらと非常な個体の粉末の陽が透明な我を通って。
028:透明(美久月 陽) (白月夢)
028:透明(美久月 陽) (白月夢)
028:透明(美久月 陽) (白月夢)
透明な象と今宵も飲み尽くす君がぴんくになったら終わるね
028:透明 (みなと) (海馬)
透明な感情でしょう候補者をえらぶときコーラの瓶が映るのは
028:透明(千坂麻緒) (薔薇十字蕩尽短歌)
すくったら透明でした膨大な青を湛えた夏だったのに
028:透明(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
透明で 嗚呼あまりにも透明で 涙は切なく空貫ける
028:透明(風月堂) (言霊士の座卓)
透明の反対って何だろうと、子供の時から考えていた。黒には白が、昼には夜が、光には闇が反対にあった。透明は色であって色でなく、誰も...
028:透明(斗南まこと) (野ウサギのように)
透明な夢の向こうであのひとが手を振っていた泣いてなかった
028:透明(末松さくや) (旅人の空(待ち人の雪別館))
つんつんと水滴落とす 透明な傘でいつもの街を切り取る
028:透明(ちりピ) (ちりちりピピピ)
透明にならなくていい 触れあってうまれる熱をあたし知ってる...
028:透明(椎名時慈) (タンカデカンタ)
涙ぐむ姿を見られたくなくて透明になる いないんじゃない
028:透明(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
透明化した思い出のフィルムを通して君を見ちゃってごめん
028:透明(田中ましろ) (ましたん)
透明の服が脱げずに最後までキスのできない悲しい夜明け
028:透明(kei) (シプレノート)
サイダーを飲む山脈も私も真青の空のように透明
028:透明(小林ちい) (ゆれる残像)
透明な壁が二人を隔ててる心の声が聞こえない夜
028:透明 (若崎しおり) (ふたつのおでこ)
たくさんの濁った嘘をついてます タヌキ涙は透明なまま
028:透明(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
日焼けした肌をさらして秋の夜は透明になる月に焼かれて
028:透明(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
透明の傘のうちより見ゆる空ひつくりかへつて瓶覗き色
028:透(泉) (tannka たんか 短歌)
秋風に透けゆくやうなその人を引きとめたしと誰もが思ふ
028:透明(泉)再投稿 (tannka たんか 短歌)
秋風に透明さ増すその人を引きとめたしと切に思ひつ
028:透明(文月育葉) (冷たい夜の向こう側)
いつだってそうだったよね君がつく嘘は優しい無色透明
028:透明(今泉洋子) (sironeko)
透明の傘ではとても隠せないかはたれ時の気持ちはブルー
028:透明(扱丈博) (取扱)
目のなかが透明になるまできみは夏を読み、やっと栞を挟む
028:透明(草野つゆ) (虹をこえて)
出没だ あちらこちらに好きなだけ お金いらずだ透明人間
028:透明(hjr) (_blank)
交差した朝と夜にはコーヒーと透明な声をのみほすだろう
028:透明(我妻俊樹) (半ドア)
われわれは半透明だが向こう側がみえないくらい混雑している
028:透明(内田かおり) (深い海から)
青空が遠くに行けばコスモスはなお透明な風に寄り添う
028:透明(vanishe) (場所)
透明なる土をふみぬる足駄からゆきてかへるる旅ならなくに
028:透明(よっしぃ) (J2ロードを共に歩こう。 ~goo annex~)
細部までこだわる質感プラモデル 透明カラーの扱いがカギ
028:透明(冬鳥) (ことのはうた)
解剖ののち透明な眼を取りてあなたの世界をのぞく(ごめんね)
028:透明 (勺 禰子) (ディープ大阪・ディープ奈良・ディープ和歌山)
透明なメールが胸に届くときはつか思ひ出す カムパネルラ
028:透明(鯨井五香) (くじら(独唱))
透明な鳩の匂いがふくらんで北の港に六月がくる
028:透明(佐山みはる) (月待ち人の窓辺(題詠Blog))
透明はうつくしきかなレントゲン写真にわれの骨を数へる
028:透明(空山くも太郎) (ケータイ短歌 備忘録)
透明なままではきっといられない 二人は秋の空気になりたい
028:透明(Makoto.M) (放物線にあこがれて)
透明な犬が過りてゆくように匂うことあり通りは伸びぬ...
028:透明(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
透明は無色だけとは限らない吾も色付きで居たいと願う
028:透明(Ni-Cd) (反実仮想)
避妊具が半透明に染められて明日からなんて言い訳しよう
028:透明(yunta) (詠 ~ツキノチカラ うたのもり~ )
透明な硝子が覆って本当の世界は小さな瓶の中かも
028:透明(絢森) ((右耳だけが知っている))
透明な船の行く先あてどなくさまよえるのはことばがあるから
028:透明(夢雪) (浪漫)
堕天使の君を鎖で縛りつけ透明な羽噛み裂く悦び
028:透明(みち。) (滑空アルペジオ。)
すこしずつ、すこしずつ透明になる あなたがわたしを忘れはじめて
028:透明 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
たましいにいくら注しても音楽は透明ぼくは生まれ変われない
028:透明(フワコ) (きくとわたし)
透明なテキストボックス重ねてはつぶやきみたいなため息載せる
028:透明(英田柚有子) (阿呆船)
十代のころよりきっと透明なわたしは恋の歌をきかない
028:透明 (寺田ゆたか) (永訣のうた)
まだきみは成仏なんかしてゐないぼくには見える透明の人
028:透明(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
透明なことを誇りにおもうがに地にかえりゆく雨のシの音
028:透明(山の上のパン) (なしなし やしやし)
まっしろいまるいおでこの透明感ゆいいつわたしのあこがれるもの
028:透明(ぱん) (向日葵 と 月)
オフィスを出れば広がる透明な暗闇 冬はそこまで来てる
028:透明(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
電源のない携帯に深夜落ちた透明度を増していく声帯
028:透明(茶葉四葉) (ゆざまし)
我を見る君のひとみは透明でその網膜にわたしは居ない
028:透明(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
先行きは不透明だがうっすらと国旗のような牡丹が見える
028:透明(羽根弥生) (ことらのことのは)
エナメルを塗る自意識の向かうから来る透明なメランコリーは
028:透明(緒川景子) (ezomijikauta)
透明な瓶をならべてつくる虹 空っぽの部屋でたそがれたくて
28:透明(HY) (天然通信)
気がつけば世俗まみれの身をせめて透明な酒飲んで清めん
028:透明(星川郁乃) (Air Station)
透明な傘を打つ雨いまここにいないあなたにすき、とつぶやく
028:透明(やすたけまり) (すぎな野原をあるいてゆけば)
透明な場所が待ってる はじめから替芯としてうまれた黒を
028:透明(鳴井有葉) (そのためのブログ)
透明に共鳴しても髪の毛を一本立てるくらいしかない
028:透明(宵月冴音) (銀星亭~Villa Argentee D'Etoile~)
透明なかなしみあふれ午前二時ああぼくはいま恋をしている
028:透明(なゆら) (リッスン・トゥ・ハー)
性という2文字に揺れる15歳夏に俺らは透明になる