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029:くしゃくしゃ(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
名人はくしゃくしゃ頭を掻きむしり碁盤の上に身を乗り出しぬ
029:くしゃくしゃ(船坂圭之介) (kei's anex room)
歯冠さむく嵐通せりくしゃくしゃの老期の涯のひとり旅立ち
029:くしゃくしゃ(蓮野 唯) (万象の奇夜)
透明なビニール袋くしゃくしゃと音立て風が嘲笑ってく
029:くしゃくしゃ(アンタレス) (思い出ずるままに)
くしゃくしゃに丸めて渡すハンカチに孫のみやげのドングリの有り
029:くしゃくしゃ(みずき) (空)
くしやくしやに泣きし記憶の鏡もて蝶舞ふけふの羞(やさ)しさ映す
029:くしゃくしゃ(jonny) (迂闊な夜の真ん中で)
くしゃくしゃに今日をまるめてポケットに突っ込んだのは君だけじゃない
029:くしゃくしゃ(小早川忠義) (Just as I am Returns)
くしやくしやのテイツシユばかりの屑籠の悲鳴はつひに聞こえざりけり
029:くしゃくしゃ(ひじり純子) (純情短歌)
わたくしの髪くしゃくしゃと乱暴にまさぐる人に愛されている
029:くしゃくしゃ(うたまろ) (五と七と五と七と七)
弱虫で邪魔な理性をくしゃくしゃに丸めて捨てて 君にしにたい
029:くしゃくしゃ(星野ぐりこ) (題詠100首爆走中。)
幸せであったと思う 目覚めれば枕元にはくしゃくしゃの夢
029:くしゃくしゃ(鳥羽省三) (見沼田圃の畔から)
くしゃくしゃの紙は丸めて捨つるより皺を展ばして尻拭くが良し
029:くしゃくしゃ(根無し草) (根無し草)
別れの日 皆にもらった 寄せ書きを すぐ目の前で くしゃくしゃに
029:くしゃくしゃ(松木秀) (わたしよきみの風景であれ)
「天国では音が聴ける」と言い残しベートーヴェンの髪はくしゃくしゃ...
029:くしゃくしゃ(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
激しさは隠してもダメ くしゃくしゃのシーツが語る 想いの深さ
029:くしゃくしゃ (穴井苑子) (猫のように純情)
くしゃくしゃの笑顔がブサイクなのがよい 完璧じゃないものを集める
028:透明(ひいらぎ) (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
透明な君の心が眩しくて戸惑っていた声掛けようか
029:くしゃくしゃ(ウクレレ) (十線譜)
くしゃくしゃになってしまった気持ちにはアイロンみたいなキスをしてやる
029:くしゃくしゃ(柴田匡志) (スタートライン)
途中棄権顔をくしゃくしゃにして詫びる君は一年来年に期す
029:くしゃくしゃ(佐藤紀子) (encantada)
くしゃくしゃに目を泣きはらす母なりき待ちても待ちても太郎戻らぬ(浦島太郎物語)
029:くしゃくしゃ(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
教室の机の中のくしゃくしゃのプリントみたいな泣き顔でした
029:くしゃくしゃ(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
くしゃくしゃの髪にアイロン必死です 「さらさらが好き」君が言うから
029:くしゃくしゃ(八朔) (I am still here ... われひとりゐて)
年下のくしゃくしゃ頭いつになく頼もしいのが不安な今夜
029:くしゃくしゃ(ひいらぎ) (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
通勤の鞄の底でハンカチは君の手を待つくしゃくしゃのまま
029:くしゃくしゃ(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
ポピーとかカーネーションとかソバージュとかとにかく俺はくしゃくしゃに弱い
029:くしゃくしゃ(みつき) (みそひと :: misohito ::)
オール5の見せるあてなき通信簿 くしゃくしゃにしてぐしゃぐしゃにする
029:くしゃくしゃ(かりやす) (彼方探訪)
負け投手がくしやくしやの顔でわらふなり女子はさういふものにはよわし
029:くしゃくしゃ(わだたかし) (ファミレス短歌)
くしゃくしゃに丸めて捨てたラヴレター 昨日のキミに渡せていれば
029:くしゃくしゃ(佐東ゆゆ) (Putting Holes in Happiness)
「もう春になるんだ」なんて春キャベツくしゃくしゃ食みながら、君は
029:くしゃくしゃ (今日のうた)
くしやくしやのTシャツ男は狙つてる放つておけない女がゐると
029:くしゃくしゃ(梅田啓子)再投稿 (今日のうた)
くしやくしやのTシャツ男は狙つてる放つておけない女がゐると
029:くしゃくしゃ(マトイテイ) (ようこそ 纏亭へ)
くしゃくしゃな顔してしているくしゃみには時々混ざるホントの気持ち
029:くしゃくしゃ(木村比呂) (*さよなら小鳩)
揺れて聴くしゃくしゃく耳がかさなって二人でしゃがむ雨のローソン
029:くしゃくしゃ(眩暈丸) (コギト過剰の歌)
くしゃくしゃのメモ用紙には暗号が書かれているが判別不可能
029:くしゃくしゃ(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
いかなごの釘煮の中にちらほらと見覚えのある顔がくしゃくしゃ
029:くしゃくしゃ 行方祐美 (フーガのように)
くしゃくしゃのくしゃみ塗れの昨日今日そろそろ母は春の獣
029:くしゃくしゃ(柚木 良) (舌のうえには答えがでてる)
ボーリング終わったあとの紙みたくすぐくしゃくしゃにならなきゃいいよ
029:くしゃくしゃ(はこべ) (梅の咲くころから)
思い出をくしゃくしゃにしてしわ伸ばし セピア色なり泣いたことなど
029:くしゃくしゃ(陸王) (Always Walking with Yu)
くしゃくしゃの文(ふみ)てのひらで伸ばしてはあとにもどれぬもとにもどれる
029:くしゃくしゃ(日向弥佳) (黒猫ときんぎょ)
くしゃくしゃに笑った顔が売りだって思ってるんでしょ?このナルシスト!
029:くしゃくしゃ(庭鳥) (庭鳥小屋へようこそ)
山盛りのゴミ箱かえし発掘すテスト用紙はくしゃくしゃで
029:くしゃくしゃ(さかいたつろう) (流星文庫)
くしゃくしゃの遺書を投げる 2分前俺が堕ちていたはずの花壇に
029:くしゃくしゃ(只野ハル) (Ordinary days)
広げてる くしゃくしゃに丸めて捨てた滲んでる最後の手紙
029:くしゃくしゃ(ジテンふみお) (雲のない日は)
くしゃくしゃで文字の薄れたレシートにケーキセットのブレンドふたつ
029:くしゃくしゃ (新井蜜) (暗黒星雲)
押し入れの古着を探す休日のくしゃくしゃの髪にすむひばりの子
029:くしゃくしゃ(伊藤夏人) (やわらかいと納豆2009)
くしゃくしゃな白きハンケチ今日だけは正方形にたたまれており
029:くしゃくしゃ (minto) (@100@)
パン生地はくしゃくしゃにされ不当なる扱ひの後発酵をせり
029:くしゃくしゃ (はしぼそがらす) (紆余曲折)
ごみ箱のアイコンくしゃくしゃ音立てて一瞬にして過去を消し去る
029:くしゃくしゃ(ME1) (FILL mobile)
老いらくの哀愁まみれ くしゃくしゃと除けて紺碧海岸目指す
029:くしゃくしゃ (光る風の記憶)
じいさんが元気かくしゃくしゃべります 同じ話を繰り返します
029:くしゃくしゃ(ふみまろ)再投稿 (光る風の記憶)
じいさんが元気かくしゃくしゃべります 同じ話を繰り返します
029:くしゃくしゃ (井手蜂子) (蜂歌/Hello,Mr.Darkness.)
はな、はながむむずむずとしてくしゃくしゃみ、がとめられそうになくてごめ(ぐしゃっ)
029:くしゃくしゃ(七五三ひな) (ひなの雑記と言葉遊び)
くしゃくしゃに丸めた便箋花の如し挙式を明日に控えた妹
029:くしゃくしゃ(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
言の葉の響き似たればたはむれに余裕くしゃくしゃと言ひしことあり
029:くしゃくしゃ(暮夜 宴) (青い蝶)
くしゃくしゃな夜に包まりすきまからひしゃげた月をぼんやり見てる
029:くしゃくしゃ (水口涼子) (FANTASIA )
0点の答案用紙くしゃくしゃに丸めて捨てた経験はない
029:くしゃくしゃ(月下燕) (a swallow under the moonlight)
そうやって頭くしゃくしゃつかむけど好きになってもいいんですよね
029:くしゃくしゃ(風天のぼ) (でんでんむしの夢)
くしゃくしゃにまるめたチラシくしゃくしゃにまるめられない心のかわり
029:くしゃくしゃ(畠山拓郎) (あいうえおあお)
くしゃくしゃになってしまった予想図を立て直したい2009年
029:くしゃくしゃ(チッピッピ) (うたよみブログ)
くしゃくしゃな気分で歩くオケラ道 後ろ姿はみんな似ている
029:くしゃくしゃ(都) (miya-momoの日記)
少しずつ平たい気持ちに落ち着けりくしゃくしゃのシャツが押しのばされて
029:くしゃくしゃ(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
やるせなく握り潰せしくしやくしやを渡良瀬川の水に流せり
029:くしゃくしゃ(音波) (短歌のなぎさ)
泣き顔も笑顔も兼ねたくしゃくしゃの君を大事に思うのが愛
029:くしゃくしゃ(Yosh) (☆生短歌☆)
くしゃくしゃな生命力に溢れた児(こ) 汚れも痛みも知らないままで
029:くしゃくしゃ(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
くしゃくしゃのスカートで跳ぶそのどれも背骨いびつな馬(級友)の
029:くしゃくしゃ(春待) (三感四音)
くしゃくしゃの原稿用紙の屍を開いては読み開いては詠む
029:くしゃくしゃ(森山あかり) (言葉の花かご)
くしゃくしゃに丸められないメールでは削除をしても気持ちは晴れず
029:くしゃくしゃ (ゆり) (森の歌)
くしゃくしゃでしわしわの顔笑ってるなんかいいなぁそのままでいて
029:くしゃくしゃ(詠時) (短歌の花道)
コピー機の如くに吾を写し取る脱ぎしスーツはよれてくしゃくしゃ
029:くしゃくしゃ(西野明日香) (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
くしゃくしゃの紙風船に似た夢に静かに息を吹いてみている
029:くしゃくしゃ(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
くしゃくしゃとロングヘアを撫でておき春一番ときみは秋田へ
029:くしゃくしゃ(都季) (31pieces)
毎日は闘いだからくしゃくしゃになるね アイロンかけてあげるよ
029:くしゃくしゃ(藤野唯) (Sugarmint)
綺麗だと思ってしまった くしゃくしゃの彼女の笑顔くしゃくしゃの私
029:くしゃくしゃ(ことり) (歌)
くしゃくしゃの羽根のままで死んだ蝶 わたしと空と風が見ていた
029:くしゃくしゃ(原田 町) (カトレア日記)
エルメスのスカーフなれど洗いかた間違えちゃって哀れくしゃくしゃ
029:くしゃくしゃ(祢莉) (suger drop)
くしゃくしゃになった心を丁寧に伸ばしてくれた人の指先
029:くしゃくしゃ(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
さらさらと落ちる砂粒ジーンズに夏の写真はくしやくしやになり
029:くしゃくしゃ(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
くしゃくしゃの髪ゆびで梳き さて、と言いてるてる坊主の首をちょん切る 029:くしゃくしゃ(題詠100首2009)
2009題詠blog029:くしゃくしゃ(はづき生) (生さんま定食)
くしゃくしゃの答案用紙 問題がしゃくでしゃくで仕方なかったんだ
029:くしゃくしゃ(花夢) (花夢)
寝るときはシーツの海をくしゃくしゃにしてあなたのもとへ潜ってゆく
029:くしゃくしゃ(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
天球をくしゃくしゃにして丸めたらくっついちゃったベガとアルタイル
029:くしゃくしゃ(天野ねい) (三十一文字の毒薬)
くしゃくしゃにしなきゃよかった案の定ポイできなくてのばして撫でる
029:くしゃくしゃ(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。)
黒電話急いでダイヤル回すほど数字がよれてくしゃくしゃになる
029:くしゃくしゃ(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
くしゃくしゃと丸めてぽいとメモ用紙ごみ箱にイン・プチいい気分
029:くしゃくしゃ(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
手のなかでくしやくしやにする悪酔ひをしさうな手紙やさしい文字を
029:くしゃくしゃ(迦里迦) (香飄)
可燃ごみプラごみやうやう選り分けて丹念に生く くしゃくしゃくしゃと
029:くしゃくしゃ(イマイ) (ゆびおり短歌)
不採用と書かれた紙をくしゃくしゃに丸めないまま窓を見ている
029:くしゃくしゃ(五十嵐きよみ) (NOMA-IGAオペラ日記)
くしゃくしゃにしたりされたりした後に互いの姿を見て笑い合う
029:くしゃくしゃ(吉里) (梢は歌う)
朝の君 くしゃくしゃの髪爆発でまるでスーパーサイヤ人
029:くしゃくしゃ(冥亭) (《冥亭倶楽部》 the snow-ball planet)
くしゃくしゃの金の巻毛に指を絡め愛づる…振りだけは上達す
029:くしゃくしゃ(たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
くしゃくしゃであった人生についていま迸る裏声で唄えよ
029:くしゃくしゃ(O.F.) (O.F.)
ライオンはティッシュ使って後始末済ませて眠るくしゃくしゃ未遂
029:くしゃくしゃ(石畑由紀子) (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
白線を守って喘ぐ くしゃくしゃと頭を撫でてふたり笑って
029:くしゃくしゃ(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
くしゃくしゃと丸めて捨てた紙拾いバンドエイドを貼り付けてみる
029:くしゃくしゃ(こうめ) (はこにわ相聞歌)
校了後くしゃくしゃのゲラ広ぐれば息吹聞こゑし血汐の字から
029:くしゃくしゃ(流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
新聞をくしゃくしゃにして読む癖をもう叱られぬ暮らしが続く
029:くしゃくしゃ (minto)再投稿 (@100@)
パン生地はくしゃくしゃにされ不当なる扱ひの後発酵をせり
029:くしゃくしゃ(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
かき氷しゃくしゃくしゃくしゃく突き崩す まだらの水はきらきら垂れて
029:くしゃくしゃ(鹿男) (もえないゴミ箱)
くしゃくしゃとティッシュ丸めた この指で君の黒髪 さわってました
029:くしゃくしゃ(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
其処にくしゃくしゃのシャツが在るから私はエクストリーム・アイロニスト
029:くしゃくしゃ(虫武一俊) (無足場ワンダーランド)
細切れの履歴書よりもくしゃくしゃにされた心の代わりがなくて
029:くしゃくしゃ(ゆふ) (ゆっくりん)
顔面をくしゃくしゃにして笑うのねそんなあなたがいちばん好きよ
029:くしゃくしゃ(青野ことり) (こ と り ご と)
梅雨前に仕舞ったシャツはくしゃくしゃで着られないまま暗がりに在る
029:くしゃくしゃ(月下 桜) (*月下 桜 の 世界*)
新聞紙びりびりびりのくしゃくしゃの刑に処す罪状やつあたり
029:くしゃくしゃ(沼尻つた子) (つたいあるけ)
茂木健一郎のくしゃくしゃにカッコウが託卵するのを見守っている
029:くしゃくしゃ(A.I) (Private Window)
くしゃくしゃのジンバブエ・ドル握りしめ少女は貝を思って泣いた
029:くしゃくしゃ(ほたる) (ほたるノオト)
くしゃくしゃのタオルケットが離せずに待つことだけに慣らされていく
029:くしゃくしゃ(藻上旅人) (創作のおと)
今までの僕はくしゃくしゃ転がって広げて見せる時もないまま
029:くしゃくしゃ(nnote) (白い箱から)
くしゃくしゃの髪して笑う子供いて「何にもない」が心地よい午後
くしゃくしゃ (七十路ばば独り言)
保育園でくしゃくしゃ顔して泣いていた娘が涙すその子の卒業
029:くしゃくしゃ(理阿弥) (車止めピロー)
元気よくしゃくしゃく食べてスイカをさ しゃくしゃく食べるきみと暮らすよ
029:くしゃくしゃ(間遠 浪) (少女らせん)
「見たこともない鉢植えが部屋にある 花片はくしゃくしゃの乱数表」
029:くしゃくしゃ(健太郎) (モノクローム文芸館)
間違えてまぢでくしゃくしゃ街の風歪んだ涙に一粒の空
029:くしゃくしゃ(みずたまり) (劣等性な優等生の本音)
くしゃくしゃだった君への気持ち遠くから見たら綺麗な青になったよ
029:くしゃくしゃ (村木美月) (うたりずむ)
感情をくしゃくしゃにして蹴飛ばしてシュートを決める夕日の向こう
029:くしゃくしゃ(にいざき なん) (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
もみくしゃにしてほしいのでくしゃくしゃにもらった手紙を捨ててから泣く
029:くしゃくしゃ(振戸りく) (夢のまた夢)
乾燥機に長めに放置されていただけでくしゃくしゃ加工ではない
029:くしゃくしゃ(フウ) (easygoing.)
くしゃくしゃの髪でも好きでいてくれますか 寝起き姿 鏡の中
029:(emi) (時計をはずして)
綿のシャツが好きだったのくしゃくしゃのそう言うしかなかった夏の日
029:くしゃくしゃ(伊藤真也) (クラッシュボク)
くしゃくしゃにまるめた手紙ポケットに押し込んでみる意味ありげに
029:くしゃくしゃ(キヨ) (ぼくはこんなことが好き。)
くしゃくしゃってあたまなでてそうやって困った顔で笑うんですね
029:くしゃくしゃ(松原なぎ) (日向水(題詠blog2009))
祭祀長くしゃくしゃひざをまげ祈るときのこぼれるけもの、告解
029:くしゃくしゃ(ノサカ レイ) (のーずのーず)
幾たびも くしゃくしゃにした約束を君は果たして天国へゆく
029:くしゃくしゃ(ゆき) (ひたぶる君を)
くしやくしやのシルクハツトの中で待つ鳩の孤独に惑ふマジシヤン
029:くしゃくしゃ(あみー) (正直なたましい)
くしゃくしゃになってもすぐにぴんとする形状記憶シャツでありたい
029:くしゃくしゃ(橘 みちよ) (夜間飛行)
書き損じの原稿用紙くしやくしやに積み書きそめばまた書き損ず
029:くしゃくしゃ(村上はじめ) (雑感)
髪の毛をくしゃくしゃにするあなたの手嫌がるふりして実は嬉しい
029:くしゃくしゃ(新野みどり) (明日は明日の風が吹く)
くしゃくしゃに笑って彼を見つめてた海辺の朝が蘇る夏
029:くしゃくしゃ(遥遥) (たんかのきりかた2)
貨車希釈伯爵会釈医者こしゃく余裕しゃくしゃくくしゃくしゃ孔雀
029:くしゃくしゃ(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
曲解と誤解を詫びればくしゃくしゃの笑顔で「いいよぉ」それだけの君
029:くしゃくしゃ(のびのび) (のび短歌)
くしゃくしゃの紙の中から声がする歌になりたかった言葉たちの声が 参照記事:029:くしゃくしゃ
029:くしゃくしゃ(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
くしゃくしゃになっていく 内ポケットのOne-way ticket to paradise
029:くしゃくしゃ(空色ぴりか) (美利河的題詠百首2009)
その本を開いたとたん落ちたのはくしゃくしゃになったわたしの写真
029:くしゃくしゃ (キャサリン)(コーラス♪(´・ω・`)カレンダー♪)
しゃくなげと間違えちゃったくしゃくしゃの花びらなのがしゃくやくなのね
029:くしゃくしゃ(天国ななお) (お月様は許さない)
占いのために放ったくしゃくしゃに丸めた紙はふちに当たって
029:くしゃくしゃ(村本希理子) (きりころじっく2)
ひとりでにくしやくしやになる装置付き抽斗なんだ 今日はあへない
029:くしゃくしゃ(こゆり) (おかっぱ短歌)
くしゃくしゃに汚してほしいと言われてもあたしそんなにやさしくないの
029:くしゃくしゃ(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
くしゃくしゃに脱ぎすてられた子のシャツの草色のしみとひなたのにおい
029:くしゃくしゃ(さと) (すばらしい日々)
歩こう くしゃくしゃの朝でも深呼吸してしわのばして 歩こうよ
029:くしゃくしゃ(新津康) (GARDEN DRAGON)
やっと見つけたと誰に感謝を? 君はくしゃくしゃな顔で腕の中。
029くしゃくしゃ (惠無) (なんでもない一日)
押し入れの隅の箱にはくしゃくしゃに泣き笑いする君が隠れる
029:くしゃくしゃ(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
ポケットに千円札をくしゃくしゃに入れるおとこが好きだった二十歳
029:くしゃくしゃ みぎわ (たづたづし)
「爺むさくしやくしやくしてますが、なにか?」天国掲示板メル友募集
029:くしゃくしゃ(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR)
くしゃくしゃとフォークでサラドかき回し山猫軒のお客の噂
029:くしゃくしゃ(EXY) (オレブロ★パラダイス♪)
ホカホカの ひつまぶしには 極上の 手もみくしゃくしゃ 海苔をパラパラ
029:くしゃくしゃ(櫻井ひなた) (ひなごと☆23→24)
くしゃくしゃに頭を撫でた「いつだってオレが応援してやるから」って
029:くしゃくしゃ(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
竹林に身元不明の変死体とくしやくしやの紫式部いちまい
029:くしゃくしゃ(笹本奈緒) (ニダンカイサセツ)
このシーツよりもくしゃくしゃ 毎日が炙られているようなんだもの
029:くしゃくしゃ(たかし) (象の鼻)
ウイスキー大好きと五度唱えてはくしゃくしゃの髪立て続けてる
029:くしゃくしゃ(兎六) (一人暮らしの日記)
泣きながら生まれ直したばっかりのちいさな体くしゃくしゃの羽
029:くしゃくしゃ(nene) (セイント☆オゼウサン かばんの中身ご開帳編)
予想だにしていなかった終焉のその記憶さえもくしゃくしゃだとは ○ひとは案外簡単に忘れます
029:くしゃくしゃ (斉藤そよ) (photover)
神様が書き損じたかくしゃくしゃにまるめられてる夏のシナリオ
029:くしゃくしゃ(酒井景二朗) (F.S.D.)
夏の陽に優しくこげた女の子くしやくしやになる迄遊びなさい
029:くしゃくしゃ(ぷよよん) (冷静と情熱のあいだ)
「そんなにもくしゃくしゃの顔すんなよ」なんてアイツがさ 泣かせたくせに
029:くしゃくしゃ(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
しわしわでくしゃくしゃに笑うあなたにはやく会いたいはやく会いたい!
029:くしゃくしゃ(市川周) (ミルミルを飲みながら)
くしゃくしゃの頭が故意という疑惑(きりがよいので七七はなし)
029:くしゃくしゃ(駒沢直) (題詠blog参加用。)
くしゃくしゃのブラウスわびし朝見れば昨夜の君の酔いの饒舌
029:くしゃくしゃ (resume 1970-2009)
これからを生き抜くことの心細さにわざとらしく顔くしゃくしゃにする
029:くしゃくしゃ(文) (f_blueな日々 題詠blog)
くしやくしやの泣きべそのわたしを抱きあげし父三十四、菜つ葉服なり
029:くしゃくしゃ(sora) (追憶~娘へ)
公園の青いベンチに置いてきた雨のびしょびしょ雲のくしゃくしゃ
029:くしゃくしゃ(龍庵) (題詠blog2009 龍庵)
くしゃくしゃくラッキーくしゃく食べないのくしゃくサンキューくしゃくしゃくしゃく
029:くしゃくしゃ(志井一) (日記ホプキンス)
やめてくれぇ 鳥居みゆきはくしゃくしゃの髪でなにかを帳消しにする
029:くしゃくしゃ(草蜉蝣) (低空飛行)
くしゃくしゃの千円札をひろげれば野口英世のつぶらな眼
029:くしゃくしゃ(TIARA) (**JEWELRYBOX**)
くしゃくしゃの羽をひろげて風になる日を夢みてる君の眼差し
029:くしゃくしゃ(短歌サミット2009.石川美南) (短歌サミットブログ)
明日へ向かふ扉の前でくしやくしやの顔を伸ばして ゐるブルドッグ
029:くしゃくしゃ(宮田ふゆこ) (ソーダ・ファウンテン)
くしゃくしゃにして投げ上げたプリントを逃げ出していくひこうき雲です
029:くしゃくしゃ (一夜) (短歌るBlog)
あわよくば深夜あなたの横に寝て 赤いワンピをくしゃくしゃにして
029:くしゃくしゃ(やや) (言の葉たち)
どれほどの重さだろうか歴史ある婚姻届けくしゃくしゃにする
029:くしゃくしゃ(tafots) (1年で1000首をつくる)
まだ夏は終わらないのにくしゃくしゃに枯れきっている紫陽花の花
029:くしゃくしゃ(佐藤羽美) (hinautamemo)
秋の夕ハンカチ落としのくしゃくしゃと失敗作のレターのように
029:くしゃくしゃ(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
くしゃくしゃに丸める銀の包み紙いらないものといえばこれだけ
029:くしゃくしゃ(岡本雅哉) (なまじっか…)
薄っぺらな笑顔は丸めこみやすく くしゃくしゃ、ポイして振りかえらない
029:くしゃくしゃ(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
運の無い手相のようにくしゃくしゃに折り曲げたなら笑う漱石
029:くしゃくしゃ(Re:) (プリズム)
くしゃくしゃに丸めた紙が散乱し好きの言葉を決めかねていた
029:くしゃくしゃ(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
ゴミ箱にくしゃくしゃにして捨ててやる 過去も悩みも嫌いな猫背も
029:くしゃくしゃ(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
くしゃくしゃに丸めて捨ててもう二度と広げられない金になりたい
029:くしゃくしゃ(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
そおろりと新しい恋舞い降りてくしゃくしゃの目で探る行間
029:くしゃくしゃ(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
三日間の野外教室 くしゃくしゃで書き込み多き「しおり」が語れり...
029:くしゃくしゃ(しおり) (ヒロの独り言)
くしゃくしゃに乱れた髪に櫛を入れメスより母に戻りゆく午後
029:くしゃくしゃ(つばめ) (ツバメタンカ)
「あまりにも若すぎる死」をくしゃくしゃにした新聞紙の中に閉じこめ
029:くしゃくしゃ(珠弾) (seven seas tac)
「くしゃくしゃに丸めて放り投げました!」 内なる実況アナがマイクを
029:くしゃくしゃ (お気楽堂) (楽歌三昧)
くしゃくしゃの茶色の髪が流行るので心ならずも目立つおかっぱ
029:くしゃくしゃ(本田鈴雨) (鈴雨日記)
くしやくしやの雄蕊ひらける合歓のはな風うすべにに梳かしゆく午後
029:くしゃくしゃ(本田鈴雨) (鈴雨日記)
くしやくしやの雄蕊ひらける合歓のはな風うすべにに梳かしゆく午後
029:くしゃくしゃ(月夜野兎) (明日 晴れるといいな)
くしゃくしゃの笑顔に今日も助けられたからアリガトウってまた明日ねって
029:くしゃくしゃ(桶田 沙美) (31Words Runner)
純白のシーツの海原ふたりきりくしゃくしゃにして朝を迎える
029:くしゃくしゃ(すいこ) (すいこのうたおきば)
くしゃくしゃに丸めちめえよ恋なんぞぶちまけれねぇのは嘘ってこった
[短歌][2009] 029:くしゃくしゃ(ezmi) (語りえぬことを。)
似ていない妹のよう「くしゅくしゅ」は「くしゃくしゃ」はでも辞書に載ってる
029:くしゃくしゃ(やすまる) (やすまる)
おぼろなるししむらを連れくしゃくしゃの意識を洗う朝のいずみに
029:くしゃくしゃ(香-キョウ-) (Sky on Blue)
くしゃくしゃに丸める方が書いている気がしていたんだ デリ-トキーよ
029:くしゃくしゃ(木下一) (リンダリンダタンカ)
参照記事:029:くしゃくしゃ くしゃくしゃの君のパンティ広げたら閉じ込められた宇宙が笑う
029:くしゃくしゃ(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
鼻に皺くしゃくしゃ寄せて笑ってる あなたが泣きたいときの癖だね
029:くしゃくしゃ(兵庫ユカ) (Blog [ .bypass ])
暗い気持ちで頭を洗う 祈るようにくしゃくしゃの笑顔をやってみる
029:くしゃくしゃ(おっ) (だいえいの短歌専門店)
おにぎりのアルミホイルをくしゃくしゃに丸めて投げたらプレイボールだ
029:くしゃくしゃ(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
くしゃくしゃになってしまったチケットの日付が読み取れない(たぶん過去)
029:くしゃくしゃ(遠野アリス) (gymnopedie)
くしゃくしゃって わらうあなたがすきだった 二度と、あえない もいちど、あいたい
029:くしゃくしゃ(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
くしゃくしゃと丸め捨てれる恋ならばこんな痛みも知らずにすんだ
029:くしゃくしゃ(桑原憂太郎) (憂太郎の短歌Blog)
これまでの指導の経過も目の前の生徒が泣いたらすべてくしゃくしゃ
029:くしゃくしゃ(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
「さてはまた、魔法の呪文まちがえた?」くしゃくしゃ頭の君よ、おはよう。
029:くしゃくしゃ (如月綾) (お気に召すまま)
くしゃくしゃにしてでも結局捨てられない 『サヨナラ』と君の最後の手紙
029:くしゃくしゃ (創作ブログ とかげのしっぽ)
戯言もついでに夢もゴミ箱にくしゃくしゃ丸めた原稿用紙
029:くしゃくしゃ(美久月 陽) (白月夢)
くしゃくしゃにしてみろあたしの純情をトリカブトやらジギタリスやら
029:くしゃくしゃ (みなと) (海馬)
魂がくしゃくしゃと音立てている床しろく照るボーリング場で
029:くしゃくしゃ(千坂麻緒) (薔薇十字蕩尽短歌)
くしゃくしゃの軽い抜け殻あたらしい翅でここから飛んでったんだね
029:くしゃくしゃ(風月堂) (言霊士の座卓)
くしゃくしゃに丸まった紙袋を追いかけて猫があっちからこっちへ、こっちからあっちへと転げ回る一心不乱、どこまでも転がしていく誰の...
029:くしゃくしゃ(斗南まこと) (野ウサギのように)
不意打ちで髪も心もくしゃくしゃに乱していったメイワクなヒト
029:くしゃくしゃ(ちりピ) (ちりちりピピピ)
くしゃくしゃとまるまる子猫のためにあるひなたみたいな日曜の午後...
029:くしゃくしゃ(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
青白き煙も骨もくしゃくしゃに抱(いだ)いて気付く 距離無き魂
029:くしゃくしゃ(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
不細工なウインクするから全力で顔をくしゃくしゃにして笑って
029:くしゃくしゃ(椎名時慈) (タンカデカンタ)
どうせならくしゃくしゃにして捨ててくれ 自分を壊す気力さえない
029:くしゃくしゃ(田中ましろ) (ましたん)
シーツにはふたりの夜を刻もうか身悶えてくしゃくしゃ崩れては
029:くしゃくしゃ(kei) (シプレノート)
くしゃくしゃになるまで笑い続けたの海に手紙を破り捨てたの
029:くしゃくしゃ(小林ちい) (ゆれる残像)
目を閉じてしゃくしゃくしゃくと噛み砕く林檎はいつも懐かしく鳴る
029:くしゃくしゃ(末松さくや) (旅人の空(待ち人の雪別館))
くしゃくしゃにされたページに陽が当たり白くまぶしい山と谷です
029:くしゃくしゃ(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
くしゃくしゃのビニール袋よく見ればてるてる坊主 顔もついてる
029:くしゃくしゃ(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
くしやくしやに丸めた手紙てのひらで泣いてゐるのかわらつてるのか
029:くしゃくしゃ(泉) (tannka たんか 短歌)
くしゃくしゃの髪梳く指に銀色の指輪光らせ息の外泊
029:くしゃくしゃ(今泉洋子) (sironeko)
化粧水齢(よはひ)の三倍叩き込むくしやくしやの顔になりたくないから
029:くしゃくしゃ(扱丈博) (取扱)
くしゃくしゃになった祈りを今度こそ鳩に折り上げ飛ばしましょうか
029:くしゃくしゃ(文月育葉) (冷たい夜の向こう側)
くしゃくしゃと頭を撫でてくれる癖たぶん前世は向かい風なの
029:くしゃくしゃ(草野つゆ) (虹をこえて)
iMac ゴミ捨ての音がくしゃくしゃと妙にリアルで紙でも試す
029:くしゃくしゃ(hjr) (_blank)
くしゃくしゃにかきむしってもそばにいて絆創膏は用意するから
029:くしゃくしゃ(我妻俊樹) (半ドア)
塩化ビニールのかおる子の胎で二十年もくしゃくしゃだった英字新聞
029:くしゃくしゃ(内田かおり) (深い海から)
ふと思うあなたの笑顔くしゃくしゃに緩んで包む小さきささくれ
029:くしゃくしゃ(vanishe) (場所)
くしゃくしゃにまるめたる紙ひこうきは空より消えてただ麥畑
029:くしゃくしゃ(冬鳥) (ことのはうた)
くしゃくしゃに折り曲げた子を丁寧にひろげる 秋でくるんであげる
029:くしゃくしゃ (勺 禰子) (ディープ大阪・ディープ奈良・ディープ和歌山)
くしやくしやに酔つてしまへりこんな夜は太宰治ぢやなくても誰でも
029:くしゃくしゃ(よっしぃ) (J2ロードを共に歩こう。 ~goo annex~)
くしゃくしゃとシワの入ったワイシャツにアイロン当てる手間ありがたし
029:くしゃくしゃ(鯨井五香) (くじら(独唱))
金曜日なんかくしゃくしゃしたものを受話器の中に押し込みました
029:くしゃくしゃ(佐山みはる) (月待ち人の窓辺(題詠Blog))
ちさきもの生れし気配にくしやくしやに丸めし紙のゆるびてをりぬ
029:くしゃくしゃ(空山くも太郎) (ケータイ短歌 備忘録)
くしゃくしゃの髪の毛撫でておはようって言った途端に照れている君
029:くしゃくしゃ(Makoto.M) (放物線にあこがれて)
くしゃくしゃとなりたる幅のひろい葉を拾い上ぐ 午後は抱いていなくて...
029:くしゃくしゃ(だや (それから人鳥の朝食を買いに)
くしゃくしゃとクロワッサンを食べながら僕たちの山羊座と牡羊座
029:くしゃくしゃ(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
泣き顔を見られるよりはとくしゃくしゃにした折り紙をおとりに使う
029:くしゃくしゃ(Ni-Cd) (反実仮想)
髪の毛がくしゃくしゃだからライナスと呼ばれ毛布に閉じこもりたい
029:くしゃくしゃ(yunta) (詠 ~ツキノチカラ うたのもり~ )
この想いくしゃくしゃにして食べてしまえヤギのまなざし色褪せた紙
029:くしゃくしゃ(夢雪) (浪漫)
くしゃくしゃの布きれのようにしてあげる千日千夜愛してあげる
029:くしゃくしゃ (里坂季夜) (コトノハオウコク)
くしゃくしゃと前髪ほぐし天をさす指は深夜に何を企む
029:くしゃくしゃ(みち。) (滑空アルペジオ。)
手にしては違う気がして手放してただ足元に積もるくしゃくしゃ
029:くしゃくしゃ(英田柚有子) (阿呆船)
うれしいの他に理由のないきみは笑うときくしゃくしゃになってる
029:くしゃくしゃ(フワコ) (きくとわたし)
キッチリと畳めないという遺伝子があるのか子らのシャツはくしゃくしゃ
029:くしゃくしゃ(寺田ゆたか) (永訣のうた)
髪伸びてくしゃくしゃだよと言ふ妻の半ば白きを指で梳きやる
029:くしゃくしゃ(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
くしゃくしゃになった思考に蓋をして電子レンジで温める夜
029:くしゃくしゃ(山の上のパン) (なしなし やしやし)
ぎくしゃくしゃくぎくしたので金輪際あなたとの距離据え置きにする
029:くしゃくしゃ(ぱん) (向日葵 と 月)
わっさわっさしているきみの髪の毛をくしゃくしゃするのはわたしの役目
029:くしゃくしゃ(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
ところによりやさしい雨が降るでしょう くしゃくしゃしながら蛹にかえる
029:くしゃくしゃ(茶葉四葉) (ゆざまし)
いつ頃か気づいたときにはくしゃくしゃのその笑い顔が好みの顔に
029:くしゃくしゃ(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
たそがれをくしゃくしゃにして放りたし地にはましろき花にらの星
029:くしゃくしゃ(絢森) ((右耳だけが知っている))
くしゃくしゃと孤独を食べたその虫のこおるたあるの胃の淵の黒
029:くしゃくしゃ(羽根弥生) (ことらのことのは)
くしゃくしゃに、して、何度でも、この髪が緑の匂いに染まるほど、して、
029:くしゃくしゃ(緒川景子) (ezomijikauta)
くしゃくしゃになったすそつかんであるく よっぱらいはなにをしてもいいのだ
29:くしゃくしゃ(HY) (天然通信)
くしゃくしゃと貴方の髪をなでてみるくしゃくしゃ笑顔見たかったから
029:くしゃくしゃ(星川郁乃) (Air Station)
くしゃくしゃに丸めたような一日をそっとのばして忘れましょうか
029:くしゃくしゃ(やすたけまり) (すぎな野原をあるいてゆけば)
くしゃくしゃにされたかたちがされなかったほうのかたちへ少しふくらむ
029:くしゃくしゃ(鳴井有葉) (そのためのブログ)
くしゃくしゃにされた頭を戻すまであなたのものよといいたげな顔
029:くしゃくしゃ(宵月冴音) (銀星亭~Villa Argentee D'Etoile~)
くしゃくしゃの ただふたりだけの兄妹の紙風船はうすむらさきで
029:くしゃくしゃ(なゆら) (リッスン・トゥ・ハー)
ただいまと声が響けばくしゃくしゃと圧力鍋のおもりは触れる
029:くしゃくしゃ(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
名人はくしゃくしゃ頭を掻きむしり碁盤の上に身を乗り出しぬ
029:くしゃくしゃ(船坂圭之介) (kei's anex room)
歯冠さむく嵐通せりくしゃくしゃの老期の涯のひとり旅立ち
029:くしゃくしゃ(蓮野 唯) (万象の奇夜)
透明なビニール袋くしゃくしゃと音立て風が嘲笑ってく
029:くしゃくしゃ(アンタレス) (思い出ずるままに)
くしゃくしゃに丸めて渡すハンカチに孫のみやげのドングリの有り
029:くしゃくしゃ(みずき) (空)
くしやくしやに泣きし記憶の鏡もて蝶舞ふけふの羞(やさ)しさ映す
029:くしゃくしゃ(jonny) (迂闊な夜の真ん中で)
くしゃくしゃに今日をまるめてポケットに突っ込んだのは君だけじゃない
029:くしゃくしゃ(小早川忠義) (Just as I am Returns)
くしやくしやのテイツシユばかりの屑籠の悲鳴はつひに聞こえざりけり
029:くしゃくしゃ(ひじり純子) (純情短歌)
わたくしの髪くしゃくしゃと乱暴にまさぐる人に愛されている
029:くしゃくしゃ(うたまろ) (五と七と五と七と七)
弱虫で邪魔な理性をくしゃくしゃに丸めて捨てて 君にしにたい
029:くしゃくしゃ(星野ぐりこ) (題詠100首爆走中。)
幸せであったと思う 目覚めれば枕元にはくしゃくしゃの夢
029:くしゃくしゃ(鳥羽省三) (見沼田圃の畔から)
くしゃくしゃの紙は丸めて捨つるより皺を展ばして尻拭くが良し
029:くしゃくしゃ(根無し草) (根無し草)
別れの日 皆にもらった 寄せ書きを すぐ目の前で くしゃくしゃに
029:くしゃくしゃ(松木秀) (わたしよきみの風景であれ)
「天国では音が聴ける」と言い残しベートーヴェンの髪はくしゃくしゃ...
029:くしゃくしゃ(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
激しさは隠してもダメ くしゃくしゃのシーツが語る 想いの深さ
029:くしゃくしゃ (穴井苑子) (猫のように純情)
くしゃくしゃの笑顔がブサイクなのがよい 完璧じゃないものを集める
028:透明(ひいらぎ) (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
透明な君の心が眩しくて戸惑っていた声掛けようか
029:くしゃくしゃ(ウクレレ) (十線譜)
くしゃくしゃになってしまった気持ちにはアイロンみたいなキスをしてやる
029:くしゃくしゃ(柴田匡志) (スタートライン)
途中棄権顔をくしゃくしゃにして詫びる君は一年来年に期す
029:くしゃくしゃ(佐藤紀子) (encantada)
くしゃくしゃに目を泣きはらす母なりき待ちても待ちても太郎戻らぬ(浦島太郎物語)
029:くしゃくしゃ(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
教室の机の中のくしゃくしゃのプリントみたいな泣き顔でした
029:くしゃくしゃ(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
くしゃくしゃの髪にアイロン必死です 「さらさらが好き」君が言うから
029:くしゃくしゃ(八朔) (I am still here ... われひとりゐて)
年下のくしゃくしゃ頭いつになく頼もしいのが不安な今夜
029:くしゃくしゃ(ひいらぎ) (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
通勤の鞄の底でハンカチは君の手を待つくしゃくしゃのまま
029:くしゃくしゃ(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
ポピーとかカーネーションとかソバージュとかとにかく俺はくしゃくしゃに弱い
029:くしゃくしゃ(みつき) (みそひと :: misohito ::)
オール5の見せるあてなき通信簿 くしゃくしゃにしてぐしゃぐしゃにする
029:くしゃくしゃ(かりやす) (彼方探訪)
負け投手がくしやくしやの顔でわらふなり女子はさういふものにはよわし
029:くしゃくしゃ(わだたかし) (ファミレス短歌)
くしゃくしゃに丸めて捨てたラヴレター 昨日のキミに渡せていれば
029:くしゃくしゃ(佐東ゆゆ) (Putting Holes in Happiness)
「もう春になるんだ」なんて春キャベツくしゃくしゃ食みながら、君は
029:くしゃくしゃ (今日のうた)
くしやくしやのTシャツ男は狙つてる放つておけない女がゐると
029:くしゃくしゃ(梅田啓子)再投稿 (今日のうた)
くしやくしやのTシャツ男は狙つてる放つておけない女がゐると
029:くしゃくしゃ(マトイテイ) (ようこそ 纏亭へ)
くしゃくしゃな顔してしているくしゃみには時々混ざるホントの気持ち
029:くしゃくしゃ(木村比呂) (*さよなら小鳩)
揺れて聴くしゃくしゃく耳がかさなって二人でしゃがむ雨のローソン
029:くしゃくしゃ(眩暈丸) (コギト過剰の歌)
くしゃくしゃのメモ用紙には暗号が書かれているが判別不可能
029:くしゃくしゃ(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
いかなごの釘煮の中にちらほらと見覚えのある顔がくしゃくしゃ
029:くしゃくしゃ 行方祐美 (フーガのように)
くしゃくしゃのくしゃみ塗れの昨日今日そろそろ母は春の獣
029:くしゃくしゃ(柚木 良) (舌のうえには答えがでてる)
ボーリング終わったあとの紙みたくすぐくしゃくしゃにならなきゃいいよ
029:くしゃくしゃ(はこべ) (梅の咲くころから)
思い出をくしゃくしゃにしてしわ伸ばし セピア色なり泣いたことなど
029:くしゃくしゃ(陸王) (Always Walking with Yu)
くしゃくしゃの文(ふみ)てのひらで伸ばしてはあとにもどれぬもとにもどれる
029:くしゃくしゃ(日向弥佳) (黒猫ときんぎょ)
くしゃくしゃに笑った顔が売りだって思ってるんでしょ?このナルシスト!
029:くしゃくしゃ(庭鳥) (庭鳥小屋へようこそ)
山盛りのゴミ箱かえし発掘すテスト用紙はくしゃくしゃで
029:くしゃくしゃ(さかいたつろう) (流星文庫)
くしゃくしゃの遺書を投げる 2分前俺が堕ちていたはずの花壇に
029:くしゃくしゃ(只野ハル) (Ordinary days)
広げてる くしゃくしゃに丸めて捨てた滲んでる最後の手紙
029:くしゃくしゃ(ジテンふみお) (雲のない日は)
くしゃくしゃで文字の薄れたレシートにケーキセットのブレンドふたつ
029:くしゃくしゃ (新井蜜) (暗黒星雲)
押し入れの古着を探す休日のくしゃくしゃの髪にすむひばりの子
029:くしゃくしゃ(伊藤夏人) (やわらかいと納豆2009)
くしゃくしゃな白きハンケチ今日だけは正方形にたたまれており
029:くしゃくしゃ (minto) (@100@)
パン生地はくしゃくしゃにされ不当なる扱ひの後発酵をせり
029:くしゃくしゃ (はしぼそがらす) (紆余曲折)
ごみ箱のアイコンくしゃくしゃ音立てて一瞬にして過去を消し去る
029:くしゃくしゃ(ME1) (FILL mobile)
老いらくの哀愁まみれ くしゃくしゃと除けて紺碧海岸目指す
029:くしゃくしゃ (光る風の記憶)
じいさんが元気かくしゃくしゃべります 同じ話を繰り返します
029:くしゃくしゃ(ふみまろ)再投稿 (光る風の記憶)
じいさんが元気かくしゃくしゃべります 同じ話を繰り返します
029:くしゃくしゃ (井手蜂子) (蜂歌/Hello,Mr.Darkness.)
はな、はながむむずむずとしてくしゃくしゃみ、がとめられそうになくてごめ(ぐしゃっ)
029:くしゃくしゃ(七五三ひな) (ひなの雑記と言葉遊び)
くしゃくしゃに丸めた便箋花の如し挙式を明日に控えた妹
029:くしゃくしゃ(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
言の葉の響き似たればたはむれに余裕くしゃくしゃと言ひしことあり
029:くしゃくしゃ(暮夜 宴) (青い蝶)
くしゃくしゃな夜に包まりすきまからひしゃげた月をぼんやり見てる
029:くしゃくしゃ (水口涼子) (FANTASIA )
0点の答案用紙くしゃくしゃに丸めて捨てた経験はない
029:くしゃくしゃ(月下燕) (a swallow under the moonlight)
そうやって頭くしゃくしゃつかむけど好きになってもいいんですよね
029:くしゃくしゃ(風天のぼ) (でんでんむしの夢)
くしゃくしゃにまるめたチラシくしゃくしゃにまるめられない心のかわり
029:くしゃくしゃ(畠山拓郎) (あいうえおあお)
くしゃくしゃになってしまった予想図を立て直したい2009年
029:くしゃくしゃ(チッピッピ) (うたよみブログ)
くしゃくしゃな気分で歩くオケラ道 後ろ姿はみんな似ている
029:くしゃくしゃ(都) (miya-momoの日記)
少しずつ平たい気持ちに落ち着けりくしゃくしゃのシャツが押しのばされて
029:くしゃくしゃ(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
やるせなく握り潰せしくしやくしやを渡良瀬川の水に流せり
029:くしゃくしゃ(音波) (短歌のなぎさ)
泣き顔も笑顔も兼ねたくしゃくしゃの君を大事に思うのが愛
029:くしゃくしゃ(Yosh) (☆生短歌☆)
くしゃくしゃな生命力に溢れた児(こ) 汚れも痛みも知らないままで
029:くしゃくしゃ(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
くしゃくしゃのスカートで跳ぶそのどれも背骨いびつな馬(級友)の
029:くしゃくしゃ(春待) (三感四音)
くしゃくしゃの原稿用紙の屍を開いては読み開いては詠む
029:くしゃくしゃ(森山あかり) (言葉の花かご)
くしゃくしゃに丸められないメールでは削除をしても気持ちは晴れず
029:くしゃくしゃ (ゆり) (森の歌)
くしゃくしゃでしわしわの顔笑ってるなんかいいなぁそのままでいて
029:くしゃくしゃ(詠時) (短歌の花道)
コピー機の如くに吾を写し取る脱ぎしスーツはよれてくしゃくしゃ
029:くしゃくしゃ(西野明日香) (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
くしゃくしゃの紙風船に似た夢に静かに息を吹いてみている
029:くしゃくしゃ(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
くしゃくしゃとロングヘアを撫でておき春一番ときみは秋田へ
029:くしゃくしゃ(都季) (31pieces)
毎日は闘いだからくしゃくしゃになるね アイロンかけてあげるよ
029:くしゃくしゃ(藤野唯) (Sugarmint)
綺麗だと思ってしまった くしゃくしゃの彼女の笑顔くしゃくしゃの私
029:くしゃくしゃ(ことり) (歌)
くしゃくしゃの羽根のままで死んだ蝶 わたしと空と風が見ていた
029:くしゃくしゃ(原田 町) (カトレア日記)
エルメスのスカーフなれど洗いかた間違えちゃって哀れくしゃくしゃ
029:くしゃくしゃ(祢莉) (suger drop)
くしゃくしゃになった心を丁寧に伸ばしてくれた人の指先
029:くしゃくしゃ(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
さらさらと落ちる砂粒ジーンズに夏の写真はくしやくしやになり
029:くしゃくしゃ(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
くしゃくしゃの髪ゆびで梳き さて、と言いてるてる坊主の首をちょん切る 029:くしゃくしゃ(題詠100首2009)
2009題詠blog029:くしゃくしゃ(はづき生) (生さんま定食)
くしゃくしゃの答案用紙 問題がしゃくでしゃくで仕方なかったんだ
029:くしゃくしゃ(花夢) (花夢)
寝るときはシーツの海をくしゃくしゃにしてあなたのもとへ潜ってゆく
029:くしゃくしゃ(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
天球をくしゃくしゃにして丸めたらくっついちゃったベガとアルタイル
029:くしゃくしゃ(天野ねい) (三十一文字の毒薬)
くしゃくしゃにしなきゃよかった案の定ポイできなくてのばして撫でる
029:くしゃくしゃ(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。)
黒電話急いでダイヤル回すほど数字がよれてくしゃくしゃになる
029:くしゃくしゃ(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
くしゃくしゃと丸めてぽいとメモ用紙ごみ箱にイン・プチいい気分
029:くしゃくしゃ(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
手のなかでくしやくしやにする悪酔ひをしさうな手紙やさしい文字を
029:くしゃくしゃ(迦里迦) (香飄)
可燃ごみプラごみやうやう選り分けて丹念に生く くしゃくしゃくしゃと
029:くしゃくしゃ(イマイ) (ゆびおり短歌)
不採用と書かれた紙をくしゃくしゃに丸めないまま窓を見ている
029:くしゃくしゃ(五十嵐きよみ) (NOMA-IGAオペラ日記)
くしゃくしゃにしたりされたりした後に互いの姿を見て笑い合う
029:くしゃくしゃ(吉里) (梢は歌う)
朝の君 くしゃくしゃの髪爆発でまるでスーパーサイヤ人
029:くしゃくしゃ(冥亭) (《冥亭倶楽部》 the snow-ball planet)
くしゃくしゃの金の巻毛に指を絡め愛づる…振りだけは上達す
029:くしゃくしゃ(たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
くしゃくしゃであった人生についていま迸る裏声で唄えよ
029:くしゃくしゃ(O.F.) (O.F.)
ライオンはティッシュ使って後始末済ませて眠るくしゃくしゃ未遂
029:くしゃくしゃ(石畑由紀子) (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
白線を守って喘ぐ くしゃくしゃと頭を撫でてふたり笑って
029:くしゃくしゃ(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
くしゃくしゃと丸めて捨てた紙拾いバンドエイドを貼り付けてみる
029:くしゃくしゃ(こうめ) (はこにわ相聞歌)
校了後くしゃくしゃのゲラ広ぐれば息吹聞こゑし血汐の字から
029:くしゃくしゃ(流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
新聞をくしゃくしゃにして読む癖をもう叱られぬ暮らしが続く
029:くしゃくしゃ (minto)再投稿 (@100@)
パン生地はくしゃくしゃにされ不当なる扱ひの後発酵をせり
029:くしゃくしゃ(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
かき氷しゃくしゃくしゃくしゃく突き崩す まだらの水はきらきら垂れて
029:くしゃくしゃ(鹿男) (もえないゴミ箱)
くしゃくしゃとティッシュ丸めた この指で君の黒髪 さわってました
029:くしゃくしゃ(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
其処にくしゃくしゃのシャツが在るから私はエクストリーム・アイロニスト
029:くしゃくしゃ(虫武一俊) (無足場ワンダーランド)
細切れの履歴書よりもくしゃくしゃにされた心の代わりがなくて
029:くしゃくしゃ(ゆふ) (ゆっくりん)
顔面をくしゃくしゃにして笑うのねそんなあなたがいちばん好きよ
029:くしゃくしゃ(青野ことり) (こ と り ご と)
梅雨前に仕舞ったシャツはくしゃくしゃで着られないまま暗がりに在る
029:くしゃくしゃ(月下 桜) (*月下 桜 の 世界*)
新聞紙びりびりびりのくしゃくしゃの刑に処す罪状やつあたり
029:くしゃくしゃ(沼尻つた子) (つたいあるけ)
茂木健一郎のくしゃくしゃにカッコウが託卵するのを見守っている
029:くしゃくしゃ(A.I) (Private Window)
くしゃくしゃのジンバブエ・ドル握りしめ少女は貝を思って泣いた
029:くしゃくしゃ(ほたる) (ほたるノオト)
くしゃくしゃのタオルケットが離せずに待つことだけに慣らされていく
029:くしゃくしゃ(藻上旅人) (創作のおと)
今までの僕はくしゃくしゃ転がって広げて見せる時もないまま
029:くしゃくしゃ(nnote) (白い箱から)
くしゃくしゃの髪して笑う子供いて「何にもない」が心地よい午後
くしゃくしゃ (七十路ばば独り言)
保育園でくしゃくしゃ顔して泣いていた娘が涙すその子の卒業
029:くしゃくしゃ(理阿弥) (車止めピロー)
元気よくしゃくしゃく食べてスイカをさ しゃくしゃく食べるきみと暮らすよ
029:くしゃくしゃ(間遠 浪) (少女らせん)
「見たこともない鉢植えが部屋にある 花片はくしゃくしゃの乱数表」
029:くしゃくしゃ(健太郎) (モノクローム文芸館)
間違えてまぢでくしゃくしゃ街の風歪んだ涙に一粒の空
029:くしゃくしゃ(みずたまり) (劣等性な優等生の本音)
くしゃくしゃだった君への気持ち遠くから見たら綺麗な青になったよ
029:くしゃくしゃ (村木美月) (うたりずむ)
感情をくしゃくしゃにして蹴飛ばしてシュートを決める夕日の向こう
029:くしゃくしゃ(にいざき なん) (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
もみくしゃにしてほしいのでくしゃくしゃにもらった手紙を捨ててから泣く
029:くしゃくしゃ(振戸りく) (夢のまた夢)
乾燥機に長めに放置されていただけでくしゃくしゃ加工ではない
029:くしゃくしゃ(フウ) (easygoing.)
くしゃくしゃの髪でも好きでいてくれますか 寝起き姿 鏡の中
029:(emi) (時計をはずして)
綿のシャツが好きだったのくしゃくしゃのそう言うしかなかった夏の日
029:くしゃくしゃ(伊藤真也) (クラッシュボク)
くしゃくしゃにまるめた手紙ポケットに押し込んでみる意味ありげに
029:くしゃくしゃ(キヨ) (ぼくはこんなことが好き。)
くしゃくしゃってあたまなでてそうやって困った顔で笑うんですね
029:くしゃくしゃ(松原なぎ) (日向水(題詠blog2009))
祭祀長くしゃくしゃひざをまげ祈るときのこぼれるけもの、告解
029:くしゃくしゃ(ノサカ レイ) (のーずのーず)
幾たびも くしゃくしゃにした約束を君は果たして天国へゆく
029:くしゃくしゃ(ゆき) (ひたぶる君を)
くしやくしやのシルクハツトの中で待つ鳩の孤独に惑ふマジシヤン
029:くしゃくしゃ(あみー) (正直なたましい)
くしゃくしゃになってもすぐにぴんとする形状記憶シャツでありたい
029:くしゃくしゃ(橘 みちよ) (夜間飛行)
書き損じの原稿用紙くしやくしやに積み書きそめばまた書き損ず
029:くしゃくしゃ(村上はじめ) (雑感)
髪の毛をくしゃくしゃにするあなたの手嫌がるふりして実は嬉しい
029:くしゃくしゃ(新野みどり) (明日は明日の風が吹く)
くしゃくしゃに笑って彼を見つめてた海辺の朝が蘇る夏
029:くしゃくしゃ(遥遥) (たんかのきりかた2)
貨車希釈伯爵会釈医者こしゃく余裕しゃくしゃくくしゃくしゃ孔雀
029:くしゃくしゃ(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
曲解と誤解を詫びればくしゃくしゃの笑顔で「いいよぉ」それだけの君
029:くしゃくしゃ(のびのび) (のび短歌)
くしゃくしゃの紙の中から声がする歌になりたかった言葉たちの声が 参照記事:029:くしゃくしゃ
029:くしゃくしゃ(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
くしゃくしゃになっていく 内ポケットのOne-way ticket to paradise
029:くしゃくしゃ(空色ぴりか) (美利河的題詠百首2009)
その本を開いたとたん落ちたのはくしゃくしゃになったわたしの写真
029:くしゃくしゃ (キャサリン)(コーラス♪(´・ω・`)カレンダー♪)
しゃくなげと間違えちゃったくしゃくしゃの花びらなのがしゃくやくなのね
029:くしゃくしゃ(天国ななお) (お月様は許さない)
占いのために放ったくしゃくしゃに丸めた紙はふちに当たって
029:くしゃくしゃ(村本希理子) (きりころじっく2)
ひとりでにくしやくしやになる装置付き抽斗なんだ 今日はあへない
029:くしゃくしゃ(こゆり) (おかっぱ短歌)
くしゃくしゃに汚してほしいと言われてもあたしそんなにやさしくないの
029:くしゃくしゃ(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
くしゃくしゃに脱ぎすてられた子のシャツの草色のしみとひなたのにおい
029:くしゃくしゃ(さと) (すばらしい日々)
歩こう くしゃくしゃの朝でも深呼吸してしわのばして 歩こうよ
029:くしゃくしゃ(新津康) (GARDEN DRAGON)
やっと見つけたと誰に感謝を? 君はくしゃくしゃな顔で腕の中。
029くしゃくしゃ (惠無) (なんでもない一日)
押し入れの隅の箱にはくしゃくしゃに泣き笑いする君が隠れる
029:くしゃくしゃ(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
ポケットに千円札をくしゃくしゃに入れるおとこが好きだった二十歳
029:くしゃくしゃ みぎわ (たづたづし)
「爺むさくしやくしやくしてますが、なにか?」天国掲示板メル友募集
029:くしゃくしゃ(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR)
くしゃくしゃとフォークでサラドかき回し山猫軒のお客の噂
029:くしゃくしゃ(EXY) (オレブロ★パラダイス♪)
ホカホカの ひつまぶしには 極上の 手もみくしゃくしゃ 海苔をパラパラ
029:くしゃくしゃ(櫻井ひなた) (ひなごと☆23→24)
くしゃくしゃに頭を撫でた「いつだってオレが応援してやるから」って
029:くしゃくしゃ(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
竹林に身元不明の変死体とくしやくしやの紫式部いちまい
029:くしゃくしゃ(笹本奈緒) (ニダンカイサセツ)
このシーツよりもくしゃくしゃ 毎日が炙られているようなんだもの
029:くしゃくしゃ(たかし) (象の鼻)
ウイスキー大好きと五度唱えてはくしゃくしゃの髪立て続けてる
029:くしゃくしゃ(兎六) (一人暮らしの日記)
泣きながら生まれ直したばっかりのちいさな体くしゃくしゃの羽
029:くしゃくしゃ(nene) (セイント☆オゼウサン かばんの中身ご開帳編)
予想だにしていなかった終焉のその記憶さえもくしゃくしゃだとは ○ひとは案外簡単に忘れます
029:くしゃくしゃ (斉藤そよ) (photover)
神様が書き損じたかくしゃくしゃにまるめられてる夏のシナリオ
029:くしゃくしゃ(酒井景二朗) (F.S.D.)
夏の陽に優しくこげた女の子くしやくしやになる迄遊びなさい
029:くしゃくしゃ(ぷよよん) (冷静と情熱のあいだ)
「そんなにもくしゃくしゃの顔すんなよ」なんてアイツがさ 泣かせたくせに
029:くしゃくしゃ(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
しわしわでくしゃくしゃに笑うあなたにはやく会いたいはやく会いたい!
029:くしゃくしゃ(市川周) (ミルミルを飲みながら)
くしゃくしゃの頭が故意という疑惑(きりがよいので七七はなし)
029:くしゃくしゃ(駒沢直) (題詠blog参加用。)
くしゃくしゃのブラウスわびし朝見れば昨夜の君の酔いの饒舌
029:くしゃくしゃ (resume 1970-2009)
これからを生き抜くことの心細さにわざとらしく顔くしゃくしゃにする
029:くしゃくしゃ(文) (f_blueな日々 題詠blog)
くしやくしやの泣きべそのわたしを抱きあげし父三十四、菜つ葉服なり
029:くしゃくしゃ(sora) (追憶~娘へ)
公園の青いベンチに置いてきた雨のびしょびしょ雲のくしゃくしゃ
029:くしゃくしゃ(龍庵) (題詠blog2009 龍庵)
くしゃくしゃくラッキーくしゃく食べないのくしゃくサンキューくしゃくしゃくしゃく
029:くしゃくしゃ(志井一) (日記ホプキンス)
やめてくれぇ 鳥居みゆきはくしゃくしゃの髪でなにかを帳消しにする
029:くしゃくしゃ(草蜉蝣) (低空飛行)
くしゃくしゃの千円札をひろげれば野口英世のつぶらな眼
029:くしゃくしゃ(TIARA) (**JEWELRYBOX**)
くしゃくしゃの羽をひろげて風になる日を夢みてる君の眼差し
029:くしゃくしゃ(短歌サミット2009.石川美南) (短歌サミットブログ)
明日へ向かふ扉の前でくしやくしやの顔を伸ばして ゐるブルドッグ
029:くしゃくしゃ(宮田ふゆこ) (ソーダ・ファウンテン)
くしゃくしゃにして投げ上げたプリントを逃げ出していくひこうき雲です
029:くしゃくしゃ (一夜) (短歌るBlog)
あわよくば深夜あなたの横に寝て 赤いワンピをくしゃくしゃにして
029:くしゃくしゃ(やや) (言の葉たち)
どれほどの重さだろうか歴史ある婚姻届けくしゃくしゃにする
029:くしゃくしゃ(tafots) (1年で1000首をつくる)
まだ夏は終わらないのにくしゃくしゃに枯れきっている紫陽花の花
029:くしゃくしゃ(佐藤羽美) (hinautamemo)
秋の夕ハンカチ落としのくしゃくしゃと失敗作のレターのように
029:くしゃくしゃ(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
くしゃくしゃに丸める銀の包み紙いらないものといえばこれだけ
029:くしゃくしゃ(岡本雅哉) (なまじっか…)
薄っぺらな笑顔は丸めこみやすく くしゃくしゃ、ポイして振りかえらない
029:くしゃくしゃ(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
運の無い手相のようにくしゃくしゃに折り曲げたなら笑う漱石
029:くしゃくしゃ(Re:) (プリズム)
くしゃくしゃに丸めた紙が散乱し好きの言葉を決めかねていた
029:くしゃくしゃ(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
ゴミ箱にくしゃくしゃにして捨ててやる 過去も悩みも嫌いな猫背も
029:くしゃくしゃ(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
くしゃくしゃに丸めて捨ててもう二度と広げられない金になりたい
029:くしゃくしゃ(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
そおろりと新しい恋舞い降りてくしゃくしゃの目で探る行間
029:くしゃくしゃ(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
三日間の野外教室 くしゃくしゃで書き込み多き「しおり」が語れり...
029:くしゃくしゃ(しおり) (ヒロの独り言)
くしゃくしゃに乱れた髪に櫛を入れメスより母に戻りゆく午後
029:くしゃくしゃ(つばめ) (ツバメタンカ)
「あまりにも若すぎる死」をくしゃくしゃにした新聞紙の中に閉じこめ
029:くしゃくしゃ(珠弾) (seven seas tac)
「くしゃくしゃに丸めて放り投げました!」 内なる実況アナがマイクを
029:くしゃくしゃ (お気楽堂) (楽歌三昧)
くしゃくしゃの茶色の髪が流行るので心ならずも目立つおかっぱ
029:くしゃくしゃ(本田鈴雨) (鈴雨日記)
くしやくしやの雄蕊ひらける合歓のはな風うすべにに梳かしゆく午後
029:くしゃくしゃ(本田鈴雨) (鈴雨日記)
くしやくしやの雄蕊ひらける合歓のはな風うすべにに梳かしゆく午後
029:くしゃくしゃ(月夜野兎) (明日 晴れるといいな)
くしゃくしゃの笑顔に今日も助けられたからアリガトウってまた明日ねって
029:くしゃくしゃ(桶田 沙美) (31Words Runner)
純白のシーツの海原ふたりきりくしゃくしゃにして朝を迎える
029:くしゃくしゃ(すいこ) (すいこのうたおきば)
くしゃくしゃに丸めちめえよ恋なんぞぶちまけれねぇのは嘘ってこった
[短歌][2009] 029:くしゃくしゃ(ezmi) (語りえぬことを。)
似ていない妹のよう「くしゅくしゅ」は「くしゃくしゃ」はでも辞書に載ってる
029:くしゃくしゃ(やすまる) (やすまる)
おぼろなるししむらを連れくしゃくしゃの意識を洗う朝のいずみに
029:くしゃくしゃ(香-キョウ-) (Sky on Blue)
くしゃくしゃに丸める方が書いている気がしていたんだ デリ-トキーよ
029:くしゃくしゃ(木下一) (リンダリンダタンカ)
参照記事:029:くしゃくしゃ くしゃくしゃの君のパンティ広げたら閉じ込められた宇宙が笑う
029:くしゃくしゃ(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
鼻に皺くしゃくしゃ寄せて笑ってる あなたが泣きたいときの癖だね
029:くしゃくしゃ(兵庫ユカ) (Blog [ .bypass ])
暗い気持ちで頭を洗う 祈るようにくしゃくしゃの笑顔をやってみる
029:くしゃくしゃ(おっ) (だいえいの短歌専門店)
おにぎりのアルミホイルをくしゃくしゃに丸めて投げたらプレイボールだ
029:くしゃくしゃ(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
くしゃくしゃになってしまったチケットの日付が読み取れない(たぶん過去)
029:くしゃくしゃ(遠野アリス) (gymnopedie)
くしゃくしゃって わらうあなたがすきだった 二度と、あえない もいちど、あいたい
029:くしゃくしゃ(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
くしゃくしゃと丸め捨てれる恋ならばこんな痛みも知らずにすんだ
029:くしゃくしゃ(桑原憂太郎) (憂太郎の短歌Blog)
これまでの指導の経過も目の前の生徒が泣いたらすべてくしゃくしゃ
029:くしゃくしゃ(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
「さてはまた、魔法の呪文まちがえた?」くしゃくしゃ頭の君よ、おはよう。
029:くしゃくしゃ (如月綾) (お気に召すまま)
くしゃくしゃにしてでも結局捨てられない 『サヨナラ』と君の最後の手紙
029:くしゃくしゃ (創作ブログ とかげのしっぽ)
戯言もついでに夢もゴミ箱にくしゃくしゃ丸めた原稿用紙
029:くしゃくしゃ(美久月 陽) (白月夢)
くしゃくしゃにしてみろあたしの純情をトリカブトやらジギタリスやら
029:くしゃくしゃ (みなと) (海馬)
魂がくしゃくしゃと音立てている床しろく照るボーリング場で
029:くしゃくしゃ(千坂麻緒) (薔薇十字蕩尽短歌)
くしゃくしゃの軽い抜け殻あたらしい翅でここから飛んでったんだね
029:くしゃくしゃ(風月堂) (言霊士の座卓)
くしゃくしゃに丸まった紙袋を追いかけて猫があっちからこっちへ、こっちからあっちへと転げ回る一心不乱、どこまでも転がしていく誰の...
029:くしゃくしゃ(斗南まこと) (野ウサギのように)
不意打ちで髪も心もくしゃくしゃに乱していったメイワクなヒト
029:くしゃくしゃ(ちりピ) (ちりちりピピピ)
くしゃくしゃとまるまる子猫のためにあるひなたみたいな日曜の午後...
029:くしゃくしゃ(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
青白き煙も骨もくしゃくしゃに抱(いだ)いて気付く 距離無き魂
029:くしゃくしゃ(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
不細工なウインクするから全力で顔をくしゃくしゃにして笑って
029:くしゃくしゃ(椎名時慈) (タンカデカンタ)
どうせならくしゃくしゃにして捨ててくれ 自分を壊す気力さえない
029:くしゃくしゃ(田中ましろ) (ましたん)
シーツにはふたりの夜を刻もうか身悶えてくしゃくしゃ崩れては
029:くしゃくしゃ(kei) (シプレノート)
くしゃくしゃになるまで笑い続けたの海に手紙を破り捨てたの
029:くしゃくしゃ(小林ちい) (ゆれる残像)
目を閉じてしゃくしゃくしゃくと噛み砕く林檎はいつも懐かしく鳴る
029:くしゃくしゃ(末松さくや) (旅人の空(待ち人の雪別館))
くしゃくしゃにされたページに陽が当たり白くまぶしい山と谷です
029:くしゃくしゃ(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
くしゃくしゃのビニール袋よく見ればてるてる坊主 顔もついてる
029:くしゃくしゃ(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
くしやくしやに丸めた手紙てのひらで泣いてゐるのかわらつてるのか
029:くしゃくしゃ(泉) (tannka たんか 短歌)
くしゃくしゃの髪梳く指に銀色の指輪光らせ息の外泊
029:くしゃくしゃ(今泉洋子) (sironeko)
化粧水齢(よはひ)の三倍叩き込むくしやくしやの顔になりたくないから
029:くしゃくしゃ(扱丈博) (取扱)
くしゃくしゃになった祈りを今度こそ鳩に折り上げ飛ばしましょうか
029:くしゃくしゃ(文月育葉) (冷たい夜の向こう側)
くしゃくしゃと頭を撫でてくれる癖たぶん前世は向かい風なの
029:くしゃくしゃ(草野つゆ) (虹をこえて)
iMac ゴミ捨ての音がくしゃくしゃと妙にリアルで紙でも試す
029:くしゃくしゃ(hjr) (_blank)
くしゃくしゃにかきむしってもそばにいて絆創膏は用意するから
029:くしゃくしゃ(我妻俊樹) (半ドア)
塩化ビニールのかおる子の胎で二十年もくしゃくしゃだった英字新聞
029:くしゃくしゃ(内田かおり) (深い海から)
ふと思うあなたの笑顔くしゃくしゃに緩んで包む小さきささくれ
029:くしゃくしゃ(vanishe) (場所)
くしゃくしゃにまるめたる紙ひこうきは空より消えてただ麥畑
029:くしゃくしゃ(冬鳥) (ことのはうた)
くしゃくしゃに折り曲げた子を丁寧にひろげる 秋でくるんであげる
029:くしゃくしゃ (勺 禰子) (ディープ大阪・ディープ奈良・ディープ和歌山)
くしやくしやに酔つてしまへりこんな夜は太宰治ぢやなくても誰でも
029:くしゃくしゃ(よっしぃ) (J2ロードを共に歩こう。 ~goo annex~)
くしゃくしゃとシワの入ったワイシャツにアイロン当てる手間ありがたし
029:くしゃくしゃ(鯨井五香) (くじら(独唱))
金曜日なんかくしゃくしゃしたものを受話器の中に押し込みました
029:くしゃくしゃ(佐山みはる) (月待ち人の窓辺(題詠Blog))
ちさきもの生れし気配にくしやくしやに丸めし紙のゆるびてをりぬ
029:くしゃくしゃ(空山くも太郎) (ケータイ短歌 備忘録)
くしゃくしゃの髪の毛撫でておはようって言った途端に照れている君
029:くしゃくしゃ(Makoto.M) (放物線にあこがれて)
くしゃくしゃとなりたる幅のひろい葉を拾い上ぐ 午後は抱いていなくて...
029:くしゃくしゃ(だや (それから人鳥の朝食を買いに)
くしゃくしゃとクロワッサンを食べながら僕たちの山羊座と牡羊座
029:くしゃくしゃ(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
泣き顔を見られるよりはとくしゃくしゃにした折り紙をおとりに使う
029:くしゃくしゃ(Ni-Cd) (反実仮想)
髪の毛がくしゃくしゃだからライナスと呼ばれ毛布に閉じこもりたい
029:くしゃくしゃ(yunta) (詠 ~ツキノチカラ うたのもり~ )
この想いくしゃくしゃにして食べてしまえヤギのまなざし色褪せた紙
029:くしゃくしゃ(夢雪) (浪漫)
くしゃくしゃの布きれのようにしてあげる千日千夜愛してあげる
029:くしゃくしゃ (里坂季夜) (コトノハオウコク)
くしゃくしゃと前髪ほぐし天をさす指は深夜に何を企む
029:くしゃくしゃ(みち。) (滑空アルペジオ。)
手にしては違う気がして手放してただ足元に積もるくしゃくしゃ
029:くしゃくしゃ(英田柚有子) (阿呆船)
うれしいの他に理由のないきみは笑うときくしゃくしゃになってる
029:くしゃくしゃ(フワコ) (きくとわたし)
キッチリと畳めないという遺伝子があるのか子らのシャツはくしゃくしゃ
029:くしゃくしゃ(寺田ゆたか) (永訣のうた)
髪伸びてくしゃくしゃだよと言ふ妻の半ば白きを指で梳きやる
029:くしゃくしゃ(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
くしゃくしゃになった思考に蓋をして電子レンジで温める夜
029:くしゃくしゃ(山の上のパン) (なしなし やしやし)
ぎくしゃくしゃくぎくしたので金輪際あなたとの距離据え置きにする
029:くしゃくしゃ(ぱん) (向日葵 と 月)
わっさわっさしているきみの髪の毛をくしゃくしゃするのはわたしの役目
029:くしゃくしゃ(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
ところによりやさしい雨が降るでしょう くしゃくしゃしながら蛹にかえる
029:くしゃくしゃ(茶葉四葉) (ゆざまし)
いつ頃か気づいたときにはくしゃくしゃのその笑い顔が好みの顔に
029:くしゃくしゃ(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
たそがれをくしゃくしゃにして放りたし地にはましろき花にらの星
029:くしゃくしゃ(絢森) ((右耳だけが知っている))
くしゃくしゃと孤独を食べたその虫のこおるたあるの胃の淵の黒
029:くしゃくしゃ(羽根弥生) (ことらのことのは)
くしゃくしゃに、して、何度でも、この髪が緑の匂いに染まるほど、して、
029:くしゃくしゃ(緒川景子) (ezomijikauta)
くしゃくしゃになったすそつかんであるく よっぱらいはなにをしてもいいのだ
29:くしゃくしゃ(HY) (天然通信)
くしゃくしゃと貴方の髪をなでてみるくしゃくしゃ笑顔見たかったから
029:くしゃくしゃ(星川郁乃) (Air Station)
くしゃくしゃに丸めたような一日をそっとのばして忘れましょうか
029:くしゃくしゃ(やすたけまり) (すぎな野原をあるいてゆけば)
くしゃくしゃにされたかたちがされなかったほうのかたちへ少しふくらむ
029:くしゃくしゃ(鳴井有葉) (そのためのブログ)
くしゃくしゃにされた頭を戻すまであなたのものよといいたげな顔
029:くしゃくしゃ(宵月冴音) (銀星亭~Villa Argentee D'Etoile~)
くしゃくしゃの ただふたりだけの兄妹の紙風船はうすむらさきで
029:くしゃくしゃ(なゆら) (リッスン・トゥ・ハー)
ただいまと声が響けばくしゃくしゃと圧力鍋のおもりは触れる