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おかえりなさいませ、お客様。
当ホテルは、愛と勇気と素敵な偶然をお届けします。
■監督・脚本 三谷幸喜
■キャスト 役所広司、戸田恵子、松たか子、佐藤浩市、香取慎吾、篠原涼子、伊東四朗、
生瀬勝久、原田美枝子、オダギリジョー、西田敏行、唐沢寿明、石井正則、
津川雅彦、YOU、寺島 進、近藤芳正
□オフィシャルサイト 『THE 有頂天ホテル』
物語の舞台は大晦日の大ホテル。 そこに集ったそれぞれの人々に起こるそれぞれのハプニング。
彼らに、幸せな新年は訪れるのだろうか? “ホテルアバンティ”の副支配人である平吉(役所広司)は
なんとか今日、大晦日を無事に終えたいと願っていた。 しかしなぜだか総支配人(伊東四朗)は
行方知れずになり、ホテルにはワケありの人物たちが続々集結。 彼の願いもむなしく、トラブル
ばかりが発生していく。 おまけに別れた妻(原田美枝子)と遭遇。 働いていると言えなかった平吉は、
授賞式に呼ばれて来たのだと嘘を付いてしまうのだった。
おススメ度 ⇒★★★ (5★満点、☆は0.5)
cyazの満足度⇒★★★☆
正月早々観る映画としては、もってこいの映画かもしれない 三谷作品、そして(おそらく)
三谷の息のかかった三谷ファミリー(組)によるホテルの中ので起こる様々な人間模様に焦点をあて、
大晦日から元旦という限られた時間軸に集約させた描き方には、さすが脚本家としも舞台演出家と
しても非凡な才能を発揮していると思う。 またTVドラマにおいても視聴率を稼ぎ出す三谷の力量の為せる“技”だろう。
ホテル、こういう限られた空間に起こる物語の設定は好きである 前作『笑の大学』のように、
登場人物にしても取調室の限られた空間の中での人間対人間の人間くさいやり取りは興味深かった。
この映画では多くの“わけあり”人間たちが入り乱れて話が展開するのが面白いところなのだろうが、
笑いの質自体は前作の方が僕には笑えた。 数多い登場人物それぞれに、笑いを割り当てることは難しく、
笑わせてやろう的な部分は逆に笑えなかったりする。 三谷監督は前作で一対一の人間模様を表現し、
また今回は表現に限界がある部分をこの映画で表現したいと思ったのだろうか・・・。 途中ダレてしまう部分も
あったので展開が早い分、もう少し尺を短くして欲しかった 後のインタビューで三谷監督は「これをまともに
撮ったら3時間を超えてしまうので、役者のみなさんには思いっきり早口でしゃべってもらった」と話していた。
でも観ている側には余計な“おかず”は省いて、簡潔明快に2時間くらいの尺におさめて欲しかった。
主役の役所広司。 前作『笑の大学』の演技は見事だった。 今回の役回りも彼の持ち味を生かすには
適役かもしれない。 但し、今回は周りの役者陣が曲者揃いだったし、笑いのプロも多かった。
その中で立ち回るにはなかなか技量が要求されたことだろう。 僕としては今までの役所広司のすばらしい
演技がこの映画ではイマイチしっくりはこなかった(笑)
不器用なようで器用な役所広司だが魅了的な味付けが出来なかった感があった。
『Shall We ダンス?』や『笑の大学』の強弱のある、あるいは柔軟な演技を見たかった。
出演者一人一人について書いていくと夜が明けるかもしれないが、当たり前を当たり前に演じていたように
感じたオダギリジョー。 ん そのフランケンシュタイン版のヅラはそれでいいの(笑)
“筆耕係”ってあるのは知らなかったなぁ 確かにホテルで行われる挙式、コンベンション等には入り口に
必ず達筆で書かれているものだ。 外注してるのかと思っていたが実際そんな係があるんですね(笑)
で、オダジョー、そんな役で良かったん(笑) HPの免許証用写真みたいなの、結構笑えます
何だっけなぁ・・・あの人に似てる。 え~と、今フジテレビで放送している「アンフェア」で出てる志賀廣太郎さんに(笑)
ところで伊東のお父さん、なんだか最初っから最後まで白塗りで終わっちゃったけど、
この役なら伊東さんのような笑いのプロでないほうが良かったのでは? どうせボケ役、しかもストーリーに
深く関わるものでもないのだから、三谷監督がシャレで白塗りすれば良かったのでは(笑)
それにしてもギター好きから一言。 あの慎吾ちゃんからもらったギターを背中にルームメイクする客室係の彼女、
彼女が動くたびに冷や冷やしていた。 あのギターはギブソンのダブというギターで実は僕の持っているギターと同じだ。
最初はまがい物かと思って観ていたが、本物とわかって汗 途中でコツンと壁に当てるシーンもあって
いささか不機嫌になった そのギターの価値がわからない人にはわからないだろうが、音楽をやっている人には
ヒヤヒヤものだ。 担いでいる最中は偽物でもいいのではないか
ちなみに僕は大学に入ったとき、自分へのご褒美として色んなバイトを重ね、大枚24万円(当時新品で買うと32万円はしていた)を
はたいて中古(スタジオ・ミュージシャンが使用していたもの)ではあったが手に入れた貴重品であった。
今でも僕も所持しているものの中ではベスト3に入るだろう(笑)
2シーンくらい、ホテルのロビーをウロウロしながら歩いていたのは、もしかして橋本真也さんではないかな?
僕の見間違いかもしれないが知ってる人がいたら教えて下さい。 終わった後、かみさんに「あれ橋本じゃん?」と
聞いたら、「はぁ~」とまちゃまちゃのような答えが返ってきた。 こればかりは聞いた僕が悪かった
そして、ダブダブに特別賞を(笑) ~
とはいえ、映画としては大笑いはなかったけど、その代わりに中笑い、小笑いはふんだんにあったので、
気持ちのいい映画には違いなかった
なんてタイミングで cyazさん記事アップしちゃったの?(笑)
今回は、どうも麻生久美子の背中が^^;;;妙に気になって
背後に回った人の表情チェックして遊んでました(爆)
あとは、やっぱりメインの背後にいらっしゃる方で・・・誰がいるのかなぁ?っと
橋本 いたんですか?気づかなかった、、、
>友達に誘われて2回目の鑑賞
あらら、それはそれは(笑)
>なんてタイミングで cyazさん記事アップしちゃったの?(笑)
ん? どういうタイミングのことですか(笑)?
この映画、初日に観てたんですけどね(笑)
>背後に回った人の表情チェックして遊んでました(爆)
結構、探すと色んな仕掛けがあったりして^^
>橋本 いたんですか?気づかなかった、、、
多分そうだと思うんですが(笑)
「大爆笑」ってほどではなくて、ちょこちょこクスッ、アハハって感じに笑えました。
出演者が多いのにそれで見にくくなってないのは、さすが三谷監督!って思いました。出演者の演技が良かったというのもあるかもしれませんが…。
忙しいという設定の割にはあまり忙しそうに見えなかったり、「高級」ホテルにはあまり見えなかったですが…この点を除けば、ホント楽しめた作品でした♪
あの、ギター本物だったんですか!たましょく
自体は、楽器のことはわからないのですが、知り
合いに聞いたら、凄いモノと知り、ましてや、本
物担いで部屋掃除って…
登場人物が多過ぎて、誰に愛着を持てばいいの
か迷うとゆーか決められなかった。その分、小さ
な笑いが途切れることなくあったので、楽しめま
した♪
>ちょこちょこクスッ、アハハって感じに笑えました
そうですね(笑) 笑いの数は多かったですが^^
>出演者が多いのにそれで見にくくなってないのは、さすが三谷監督!って思いました
それぞれの役柄設定がしっかりしていたからではないでしょうか? ちょっと怪しい人もいましたが(笑)
>「高級」ホテルにはあまり見えなかったですが…この点を除けば、ホント楽しめた作品でした♪
そうですね! 高級ホテルというのをはずした方が良かったのかもしれません^^
>あの、ギター本物だったんですか!
ギターをアップで捉えてなかったので、多分本物だと思うのですが^^ コピー物かも知れませんけどね(笑)
>登場人物が多過ぎて、誰に愛着を持てばいいのか迷うとゆーか決められなかった
確かに豪華ですが散漫にはなりましたね><
>小さな笑いが途切れることなくあったので、楽しめま
した♪
三谷監督特有のクスッと笑う部分はたくさんありましたね(笑)?!
ここへ来て、たくさんのコメントを読ませていただき、『へ~』の連続でした。(コーヒーの宣伝ではありません)
そんなとこちっとも見ていませんでしたね。
役所公司イマイチって同感です。見ていてちょっと痛々しい気持ちになりました。笑わせるって難しいですね。
細かなプロットをちょっとずつリンクさせながら、最後のカウントダウンパーティに収束させるあたりは見事だと思いませんでした?
私とは違った視点だったぁ。
私は「三谷幸喜さんらしい作品」と思ったんですが、
『笑いの大学』と比べられているところを読んで、
「私、三谷幸喜のことあんまり知らなかったのかも~」
と思いました(笑)。
するどい視点です。
役所広司さんは、言われてみるとたしかにビミョ~でした。演技が「いい男」過ぎたんでしょうか。
「まあ、あんな感じの人も、いていいかな」
と自分を納得させていましたが。
それにしても、あのギター。
そんなに良いものとは知りませんでした。
ほお~。
麻生久美子の背中を見てビックリする人の顔が観察できて面白かったです。