京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『ジャージー・ボーイズ』

2014-10-07 | 洋画

 

□作品オフィシャルサイト 「ジャージー・ボーイズ
□監督 クリント・イーストウッド
□脚本 マーシャル・ブリックマン、リック・エリス
□キャスト ジョン・ロイド・ヤング、エリック・バーゲン、マイケル・ロメンダ
       ビンセント・ピアッツァ、クリストファー・ウォーケン

■鑑賞日 9月28日(日)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

  クリント・イーストウッドは自身が音楽が好きでに詳しいから、
  今までの自身の監督作品以上に、その力量を発揮していっるようだった。
  ちょっと以前観た『ドリームガールズ』を思い出したりして。

 『ミリオンダラー・ベイビー』、『グラン・トリノ』の名匠クリント・イーストウッド監督が、
 60年代に世界的な人気を誇った伝説の米ポップスグループ「ザ・フォー・シーズンズ」と、
 その代表曲として知られる「君の瞳に恋してる」の誕生秘話を描いたドラマ。
 
 アメリカ東部ニュージャージー州の貧しい町に生まれた4人の若者たち。 金もコネも
 ない者が町から逃げ出すには、軍隊に入るかギャングになるしかなかったが、
 彼らには類まれな美声と曲作りの才能があった。 4人は息の合った完璧なハーモニー
 を武器に、スターダムを駆けあがっていく。

 遅かれ早かれ、今の日本の芸能界も似たり寄ったりの気質があるだろう。
 この映画のように成り上がって来た者も少なくない。
 ただ天性の美声を人生の武器にしないわけにはいかないだろう。
 いやむしろしっかりと利用すべきものだろう。 成り上がって人気と名声を獲得し、
 やっとエンターテイメントの世界で一流になった矢先に、我儘なメンバーの
 トミー(ヴィンセント・ピアッツァ)に多額の借金が発覚。 ヴォーカルの
 フランキー(ジョン・ロイド・ヤング)はグループとしてその借金の返済を決断する。
 友情なのか反省なのかはわからない。 ただ、自身が歌うことだけしか借金と戦って
 いく術がないから、あらゆるチャンスを活かして活動を広げる。 ヒットの裏側には
 様々なドラマがあったことをこの映画で知ることになる。

 そもそもザ・フォー・シーズンズ
というグループ、「君の瞳に恋してる」や「シェリー」を
 聞いたことがあったが、それ以外は
あまり知らなかった。
 ただ、成り上がっていくうちに、それぞれがやんちゃな子供から、
大人に成長する姿を
 うまくイーストウッド監督は描き出している。
 そう、ザ・フォー・
シーズンズというグループは知らなくても、悪ガキがスターダムに
 のし上るまでを上手に
描いている点では、満足のいく作品になっている。
 そして、フランキーを助ける地元
マフィアのボス役でクリストファー・ウォーケンが
 フォローしているところも見応えがあった。 
彼の役はイーストウッド自身が出来る
 のではないかと思ってもみたが、あのエンディング
でウォーケンを踊らせてしまうのは、
 イーストウッドしか出来ないだろう(笑)

 ここはちょっと『ヘアスプレー』も思い出したりしたが(笑)
 正直、なんかエンディングは思わず『舞妓はレディ』っぽくて笑えたけど。


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
イーストウッド (mayumi)
2014-10-07 09:01:16
イーストウッド、ちょっと 苦手なんですが、これは ゴキゲンでした(*^o^*)
実話っていうのもあって、興味深く観ました♪
実は~ (cyaz)
2014-10-07 12:19:22
mayumiさん、コメント、ありがとうございますm(__)m

>イーストウッド、ちょっと 苦手なんですが、これは ゴキゲンでした(*^o^*)
なるほど^^

>実話っていうのもあって、興味深く観ました♪
彼らの歌は、大なり小なり、どこかで誰しもが耳にしているはずですね^^
その背景に、ああいう事実が隠されていたんですね^^
久々にヒットかも・・・ (talofa)
2014-10-07 23:46:16
 私、こういう作品、好きなんです~
最初から最後までしっかり楽しんできました。
 フォーシーズンズというグループは知りませんでしたが
『シェリー』や『君の瞳に恋してる』は知っていました。
 彼らのステージパフォーマンスもカッコイイなあ、と思ってしまいました。
50年代から60年代のアメリカの雰囲気が良く出ていましたね。
感謝~ (cyaz)
2014-10-08 08:21:11
talofaさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>最初から最後までしっかり楽しんできました。
良かったですよね^^ 隙が無くて。

>『シェリー』や『君の瞳に恋してる』は知っていました。
そういう方が多いと思いましたよ^^

>50年代から60年代のアメリカの雰囲気が良く出ていましたね。
意外な栄光の陰に意外な背景があったことをこの映画で知りました!
イーストウッドに感謝です^^
君の瞳に恋してる (わか)
2014-11-09 20:52:21
tbありがとうございます。
イーストウッド監督作品の鑑賞は「ジャージー・ボーイズ」が初めてでしたので、後日某番組で紹介された「ディアハンター」内の皆で歌うシーンを観てたまげました。
ラストの、あのお方のダンスに納得です。
如実に~ (cyaz)
2014-11-10 08:28:17
わかさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>イーストウッド監督作品の鑑賞は「ジャージー・ボーイズ」が初めてでしたので、
そうでしたか^^

>「ディアハンター」内の皆で歌うシーンを観てたまげました。ラストの、あのお方のダンスに納得です。
あれは究極でしたねぇ^^
癖のある役者の若い頃のキレた演技が
如実に表現されていました!
四季 (iina)
2014-11-10 15:18:06
>ザ・フォー・シーズンズというグループは知らなくても、悪ガキがスターダムにのし上るまでを上手に描いている点では、満足のいく作品になっている。
アメリカにも四季があるということが、バンド名からわかります。

(cyaz)さんから拙宅には、TBだけでした。残念。


日本ほど~ (cyaz)
2014-11-11 08:23:38
iinaさん、コメント、ありがとうございますm(__)m

>アメリカにも四季があるということが、バンド名からわかります。
日本ほど明確ではないみたいですけどね(笑)

>(cyaz)さんから拙宅には、TBだけでした。残念。
すみません(笑) また、お邪魔したときにm(__)m
こんばんは (maki)
2015-02-16 19:36:10
「君の瞳に恋してる」を、某映画でヒース・レジャーが歌っていたなあという程度の知識でみました(笑)
いい曲ですよね~でもまさか、「君」の意味合いがああだったとは!普通のラブソングかと思っていました

ラストのみんなでダンスシーンが楽しくてよかったですね
DVDのおまけ映像で監督もステップを踏んだところがあったのですが、映画本編には出演されていない(TVはぬかして)のは残念でもあります
クリストファー・ウォーケンさんがその代わり華麗なステップを踏んでおりましたね^^
ステップ~ (cyaz)
2015-02-17 08:06:57
makiさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>まさか、「君」の意味合いがああだったとは!
確かに(笑) ぼくもそう思ってました(汗)

>DVDのおまけ映像で監督もステップを踏んだところがあったのですが、
へぇ~、そうなんですか(笑)?
それは観てみたかったなぁ~♪

>クリストファー・ウォーケンさんがその代わり華麗なステップを踏んでおりましたね^^
ですね^^
彼は結構他の映画でも踊っていますよね(笑)?

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