「ワンダーウーマン」

2017-11-07 | 映画ねた 「わ」行
 予告編に惹かれて9月上旬に観てきたワンダーウーマン(WONDER WOMAN )、字幕版。
 その後雑務に忙殺され、気が付きゃ季節も変わってしまった。


 人間社会から隔離された女性だけの一族の王女・ダイアナさんは、他所の世界も男性も見たこともなかった。
 成長した彼女は、浜辺に不時着したアメリカ人パイロット・スティーブさんを救出。
 外では戦争が起きていることを知り、世界を救いたい一心で身分を隠して人間社会へ彼と旅立つ。


 【ワンダーウーマン」というキャラクターについては全くと言っていいほど無知だったので、彼女の生い立ちにまずびっくり。
 美人だけど親しみやすそうな風貌と性格に健康的なプロポーション、加えてプリンセスで正義のヒロインという無敵設定。
 プリ〇ュアのような女の子のアクションは観ていてスカッとします。
 反面、ファンタジー世界なヒロインと史実でもある第一次世界大戦のシーンにギャップも感じました。

 ダイアナとスティーブの心のふれあいは温かくほのぼのしましたが、愉快な仲間達と敵方の女博士の見せ場がもうちょっと欲しかったです。
 魅力的な主人公に対して、黒幕は華がなかったなぁ。
 序盤ダイアナがスティーブを海中で助けるシーンはとても美しく、終盤で彼が彼女に残す言葉が深かったです。

 「僕は今日を救う 君は世界を救え」










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「フェリシーと夢のトウシューズ」

2017-09-02 | 映画ねた 「は」行
 カードのポイントが貯まって8月末まで映画一本無料ということで、都合の良い上映時間帯で長くなく深く考えずに楽しめそうなもの、ということで選んだ「フェリシーと夢のトウシューズ」(BALLERINA/LEAP! )の吹き替え版。
 制作陣に「最強のふたり」のスタッフがいるという前情報は得てますが、自分はバレエには門外漢です。
 

 19世紀末、フランスの郊外の孤児院に暮らすフェリシーの宝物はバレリーナの人形が踊るオルゴール。
 バレエを習ったことはないけどバレリーナになる夢を叶えるため、発明家志望の親友ヴィクターと孤児院を抜け出してパリへと向かう。


 貧しいけれど元気で人懐っこいヒロインのフェリシー、裕福で努力家だけど高飛車なライバルのカミーユ、ヒロインを応援する愉快な友人達、ツンデレな指導者の大人達…というこの手の作品ではテンプレのようなわかりやすい登場人物達。
 だけど残念ながら、フェリシーがヒロインとしてはルックスを含めて魅力的ではないうえに、行動や態度が酷くて応援する気になれません。
 そんなヒロインのせいか、スポ根モノというよりも成りあがり記という印象を受けました。
 メインターゲットの子供達を飽きさせないよう、短めの上映時間内に中だるみせずテンポよく進む物語展開。
 別の言い方すれば こまけぇこたぁいいんだよ!! 。

 【なぜ踊るのか?】と問いかけるはテーマは良かったです。
 終盤での孤児院のおやっさんの行動はじーんときます。
 大人達の描写があっさりなのは仕方ないのですが、訳あり使用人のオデットにあまりにも執拗に蔑み、娘カミーユに重圧のような期待をかけるル・オー夫人の背景が特に気になりました。

 後でぐぐったら、ヴィクターの兄貴分役の声優が落合福嗣くんと知ってびっくり。
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SLOW MELODY

2017-08-25 | おのぼりしています
 さいたまのおおみやえきに ぐんまけんのぐんまちゃんが あらわれた。
 かわいい決めポーズをありがとうございます。
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「ビニー/信じる男」

2017-08-22 | 映画ねた 「は」行
 ビニー・パジェンサの復活劇を描いた「ビニー/信じる男」(BLEED FOR THIS )
 宣伝記事等を読んで、実在人物の本当にあった話なの? と疑ってました。


 ボクシング王座防衛戦に敗れ崖っぷちに立たされたビニー選手。
 新たなトレーナーのケビンさんのもとで別階級で世界王座をつかんだのもつかの間、交通事故で重傷を負ってしまう。
 皆が再起不能と思う中でも、再び王座に君臨すべく過酷なトレーニングを重ねる。


 他のボクシング作品のような派手で華やかな展開はないし、対戦相手についても特に掘り下げているわけではないです。
 ビニーが道楽者のチャラ男なところもあるけど絶望から這い上がる姿は凄まじい限りだし、支えるケビンの冷静な佇まいも良く、ビニーの家族の温かさも好感が持てます。

 個人的には、試合のテレビ中継を「息子が傷つく姿を見たくない」と言って部屋にこもる母(でも音声はしっかり聞いている)の姿に共感、心に残りました。
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「ハクソー・リッジ」

2017-07-26 | 映画ねた 「は」行
 第二次世界大戦の実在した米軍衛生兵の活躍を描く「ハクソー・リッジ」(Hacksaw Ridge)
 劇場の予告編で非常に気になりチラシを見たら隅っこに小さく、激戦地沖縄の前田高知(浦添市)が舞台と記され……予告編では一切沖縄や日本等の言葉は出てない、聞いてないよぉ!
 「英国王のスピーチ」のラストシーンを観たとき複雑な心境だった思い出が。


 第一次大戦で心を病んだ父と諍いが絶えない母のもとで育ったデズモンドくんは、弟との喧嘩がきっかけで人を殺してはいけないという信念を持つ。
 成長して看護師のドロシーさんと恋仲になる中で第二次世界大戦が激化、彼は衛生兵になるため陸軍に志願入隊する。


 生い立ちと恋人とのなれそめ・軍隊での訓練生活・戦場のわかりやすい三部構成。
 沖縄戦シーンでは目を覆いたくなるような屍や負傷兵の姿に加えて、中盤まで主人公達に思い入れが出来た分、彼等と戦うのが自分と同じ日本人なのはやりきれない。
 美しいドロシーにデレる普通の青年として描かれているデズモンドだけど、どんな境遇でも彼の揺るぎない芯の強さに圧倒され、父は物語に深みを、ドロシーの存在は観ているこちらにもやすらぎを与えてました。
 軍隊生活での仲間達や上司の顔と名前や特徴を覚えると更にせつなくもなり、負傷した仲間達に何度も「家に帰るぞ」と言って励ますデズモンドの姿が印象に残ります

 中だるみもなく引き込まれる展開と、いくつかのアイテムを対照的に見せる演出も良かったです。
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All Together Now

2017-07-01 | おのぼりしています
 番組観覧募集を見て何回目かの応募したら当選ハガキがきたー!
 ので、「笑点」観に後楽園ホールへ。



 番組の座布団運びアシスタントも務めるぼたんちゃんの前説をはさみながら、番組2本撮りという長丁場。
 大喜利では笑点メンバー各人のキャラと定番ネタのオンパレード。
 加えて現在巷を賑わす時事ネタを多数ぶっこむ師匠達。
 三週間後の放送時には、それらの鮮度はどうなっているのかも楽しみw
 2本目終局にさしかかると中高年の師匠達もだいぶくたびれているであろうにもかかわらず、勢いと力技で観客達を沸かせてました。
 隣の席のおしゃれなミセスはブルー推しらしい。

 ゲストの松村邦洋さんがネタ終了後の挨拶で、持ちネタ著名人達への敬意と健康面及び今後の活躍等の願いを語ったのが心に残りました。
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「メッセージ」

2017-06-20 | 映画ねた 「ま」行
 ばかうけに魅せられて観た「メッセージ」(ARRIVAL)
 原作「あなたの人生の物語」は未読。


 謎の宇宙船が突然世界各地に飛来。
 言語学者ルイーズさんは米軍に依頼され数学者のイアンさんと共に、地球にやってきた謎の生命体・ヘプタポッドと意思の疎通を図ることに。
 

 冒頭にルイーズと娘のエピソード、続けて宇宙船で人類パニック~ときて、他の作品にもありがちな過去と未来が行ったり来たりの展開。
 エイリアンものとはいえド派手な場面はなくてなかなか難解な話ですが、様々な相手に対し伝えることの難しさと大切さ描いてました。
 宇宙船へ初めて向かうイアンとルイーズはなんだかアダムとイブのようでもあったし、この二人とヘプタポッドが交流する姿は親子のようであり、いくつかの伏線を張っているな、とは思っていたけど……すっかり騙されました。

 物語の筋が粗方見えたら登場人物達が更にせつなく、あの選択をしたルイーズの強さに心を打たれました。
 
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「美女と野獣」

2017-06-01 | 映画ねた 「は」行
 ディズニーアニメ版は観てないけど、実写「美女と野獣」(BEAUTY AND THE BEAST)2D字幕を鑑賞。
 「美女と野獣」についての知識は大昔に子供絵本(ディズニーものではない)を読んだのと、テレビ放送されていた1946年のジャン・コクトー版をザッピングで少々観たうっすい程度。


 深い森の城に住む王子は傲慢な性格が原因で魔女の呪いで野獣の姿にされ、魔女が残した一輪のバラの花びらが全部散るまでに【真実の愛】を見つけられなければ元の姿に戻れない。
 一方、町民達から変わり者扱いされている読書家の美少女・ベルさんは、旅の途中で行方不明となった父を探しに森へと向かう。


 ディズニーのベルには姉さんいないのか…それは、おいといて。

 主役のベルと野獣が、キャラクター設定がしっかりしている割には意外と目立たない印象を受けました。
 なんだか物足りない。

 対して、うるさ型の町民達や城の愉快な仲間達といった脇役が濃い。
 近年のヴィランズと違ってガストンが潔いくらいのクズだし、その子分のル・フゥの愛嬌はなんだか憎めない。
 いくつもの群衆のシーンは見ごたえがあり、迫力に圧倒されました。
 それらに負けない位に、ベルと野獣の心が近づく様をもっと丁寧に描いたシーンが欲しかったです。

 カーテンコールのようなエンディングのキャスト紹介がお見事。

 それから映画観た後にこういうの観ちゃいかんw
Crosswalk the Musical: Beauty and the Beast

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「モアナと伝説の海」

2017-05-16 | 映画ねた 「ま」行
 公開前からヒロインの歌のPRを展開していた「モアナと伝説の海」(Moana)。 GW前に吹替版を鑑賞。
 前情報として得ていたのは物語の舞台が南の島ということ、尾上松也さんが吹替版出演ということ位。
 

 命の女神の心が奪われ、海原に闇が生まれて次第に広がる。
 豊かな自然の恩恵を受けるモトゥヌイ島の人達は島の外には出ない生活を長年送り続けていたが、ある時突然自然が蝕まれ作物類が一切とれなくなり島は不安に陥る。
 村長の娘で海に選ばれし者・モアナは、女神に心を返す為島の外へ旅立とうと決心する。


 ヒロインが 村長の娘≒プリンセス なのに、どうやら ディズニープリンセス のくくりではないようで。
 相手役である英雄・マウイが所謂イケメンとは真逆の三枚目のガチムチで、加えて二人の間に恋愛感情が生まれなかったから?
 王子はいたけど相手役も恋愛もなかった「メリダとおそろしの森」はディズニープリンセスだけどねぇ。
 過去のディズニープリンセス映画を軽快にいじるセリフがいくつか出てくるけど、その印象は案外悪くはないです。
 美しい自然の風景と登場人物達が奏でる開放的な音楽に加え、冒険物語として楽しめました。
 モアナとマウイの関係は結末もさっぱりしていて、観ていて気持ちが良かったです。

 日本版声優陣も好演でした。
 出番が少しだけどカニのあいつ(ROLLYさん)が最高w


 前座短編の「インナー・ワーキング」はブラックユーモアでもあるけど、救われる物語。
 エンディングから「モアナ」への誘導も粋でした。
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「幸せなひとりぼっち」

2017-03-13 | 映画ねた 「さ」行
 年末のテレビ番組で紹介され主人公のじじいのいい感じの低音の声とあらすじに興味を持ったものの、近隣で2月にようやく上映された「幸せなひとりぼっち」(EN MAN SOM HETER OVE/A MAN CALLED OVE)

 集合住宅に住む偏屈者のじじい・オーヴェさんは、妻・ソーニャさんに先立たれ職場のリストラに遭い、もうこの世に未練はない。
 そんな時パルヴァネ一家が隣に越してきて、オーヴェの生活と秘めた計画をことごとく引っ掻き回わす。
 オーヴェの人生を軸に、彼をとりまく個性的で様々な人達との交流を描いた作品。

 オーヴェ59歳という設定に絶句w

 ストーリー展開が児童文学の「おじいちゃんは荷車にのって」に似ています。
 人生に絶望した老人と、彼の本心など露も知らず頼る人達の物語って割とありがちなのかな?
 時折入るオーヴェの若き日の回想が、物語のアクセントとなってます。
 手先は器用なのに生き方が不器用なオーヴェと逆境に遭っても笑顔を絶やさず前向きで知的なソーニャの、互いを補い合っているかのように生きる夫婦の姿は美しく、経験値の高い彼等を頼り信頼する、迷える人達も愛らしくみせてました。
 
 邦題が残念ですが、ラストシーンの演出が粋でした。
 
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