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毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

第58回 江戸川乱歩賞は、高野 文緒 『カラマーゾフの兄妹』に決定。

2012年05月15日 09時47分05秒 | 
 「第58回 江戸川乱歩賞」の受賞作が、高野 文緒(たかの ふみお)さんの『カラマーゾフの兄妹』に決まりました。

私はまったく存じ上げない作家さんだったので(すみません)ネットで検索していたら、ご本人の公式HPにたどりつきました。ほうほう、と思ってブログを拝見していたら、まったくもってそのとおりだー!と、全力で膝を叩くお話しがあって嬉しくなりました。

フジテレビの『ほこ×たて』という番組で、「超能力者のユリ・ゲラーVS絶対に曲がらないスプーン」という、すっばらし企画があったんですね。私的には、もうこれ以上ないほど観ていて楽しかったんですが、高野さんも同じように思われたらしく、ブログで熱く語っておられました。
(調べたら、私と高野さんは一歳違いで、”ユリ・ゲラー全盛期”を目撃している世代でした。)


★「高野 文緒 架空の王国 公式HP」( http://homepage3.nifty.com/takanosite// )

>[ブログ 2012年5月1日 最強スプーンVSユリ・ゲラー]から引用 

 29日の「ほこ×たて」がスゴかった。何しろ、「最強スプーンVSユリ・ゲラー」なんていう企画があったのだ! スプーンとユリ・ゲラーといったら、もう何をどう対決したのか説明の必要がない罠(笑)。

最強スプーンは、山崎金属工業の「コブラ」。これは本社サイトの通販とかには載ってないお問い合わせ商品らしいのだが(ていうか普段は作ってないんじゃなかろうか、受注生産品というか、ほとんどプロモーション用みたいなもので)、これがもう、焼きを入れたり、何トンもの圧力をかけたりして、もうほとんど「スプーンを作る」という目的から逸脱したスゴイ作り方をしている。体重80kgの男性が体重をかけても曲がらない!という。担当者は事前に知らされていなかったようで、ユリ・ゲラーの姿を見て驚きかつ感激していた。対決するのが夢だったそうで。そりゃスプーン作ってたら、「丈夫って言ったって、ユリ・ゲラーになら触っただけで曲げられるんじゃない?」ってぜ~ったい何百回も言われてる(笑)。

(中略)

3D測定機によって計測されたコブラVSユリ・ゲラーは、我々の世代にとってはショックなことに、コブラの勝ち。ユリ・ゲラーが「私が曲げられなかったスプーンは初めてだ! 記念にこのスプーンをくれないか?」とか言って場を盛り上げていた。やっぱりこういうところが愛される超能力者の秘訣か(笑)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ユリ・ゲラーさんが日本を大好きなのは有名なお話ですものね~♪このお話し(中略した部分)によると、高野さんは当時スプーンを曲げられたそうですよ!お母様の反応はアレだったようですが(苦笑)ほんと、あの当時スプーン曲げが出来た子供たちって、その後どうなっているんでしょうね?あ、もちろん私は全然曲げられませんでした。



という訳で、肝心の受賞作以外のお話しで、すっかり脳内盛り上がってしまった私でした(笑)

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4 コメント

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Unknown (ペンタ)
2012-05-15 20:20:54
こんばんは。
私は高野 文緒さんをご贔屓にしていて、図書館にある本は読んでいますが、この作品は知りませんでした。
架空歴史物(といえばいいのかな。この歴史に基づいてはいるけれど、その時代には無い文明機器がある世界を描いた話が多いです。私と同じく三崎さんが好きな長男さんは、好きかも?)
賞をとった作品は図書館に並びやすいので、チェックを怠らないようにしないと。
激しく訂正させて下さい。 (すず)
2012-05-16 08:43:18
>ペンタさん

 おはようございます。

さっそく訂正なんですが、すっかり忘れてましたが(汗)『異形コレクション』の中の何作と『ラー』を、長男から借りて読んでました。『ラー』は古代エジプトが舞台の”架空歴史物”全開のお話で、その独創的な世界が実に良かったのを、いまごろになってどんどん思い出してきました、頼むぜ脳みそ(滝汗)

長男にメールしたら、「SFやファンタジーの賞じゃなくて?江戸川乱歩賞??」とびっくりしていました。(ペンタさんのご指摘どうり、三崎作品好きの長男は、高野作品も好きでした)どんなお話しなのか、ワクワクしますよね~。

あれからまたブログ拝見したら、

>公募賞は18年ぶりにしてもう二度とやらないつもりで応募したので、死ぬほど緊張しました。応募動機等については、明日の記者会見でお話しさていただきます。

とあったので、お話しを楽しみにしているところです。しかし、”石田衣良・京極夏彦・桐野夏生・今野敏・東野圭吾”という綺羅星のごとき選考委員から選出されるって、作家としてさぞや快感でしょうね~(笑)
ほこたて♪ (のだめ)
2012-05-16 19:08:55
こんにちは。
息子さんの骨折も治っていくようで、良かったですね。院長先生のお優しい診察風景が目に浮かぶようです(^0^)
マンモも痛いですよね。のだめは3~5年に一回受けます。Dカップだけど、イタイぞ。

本題とは関係ないですが、ユリ・ゲラーのほこたて、のだめも見てました。コブラスプーン、私も欲しい♪
ほこたてに、主人のイトコが対決で出たことあるんですよ~。(アメリカまで出かけて、負けてしまいましたが)江戸川乱歩賞は、チェックしていませんでしたが、確かに審査員が豪華ですね~。高野さんの作品は読んだことありませんので今度図書館で探します☆
「ユリ・ゲラーが曲げられなかったスプーン」って凄い宣伝効果ありそうですよね(笑) (すず)
2012-05-16 20:35:25
>のだめ様

 次男の骨折については「成長期ありがとう!(嬉涙)」という気持ちです。まだ痛みがあるようですが、以前よりはましになったみたいです。

マンモ検査は痛いです~。おおう、のだめ様はDカップ! 私はAAAカップなんで、まさに機械に「ちょっとだけ皮が挟まる」痛さです。

>ほこ×たて

 えええ?それって「精密で写真みいたいな絵画VS写真の鑑定人(プリントされる写真の出来具合をチェックをする人)」じゃないですか?私、この番組大好きなんで、その対決も観てました。(違ったらすみません)私はTV越しではありますが、ぜんぜん絵と写真の区別が出来なかったので、結果として最後の2枚で間違えられましたけど、それまでの目利きは素晴らしくて感動しました。

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