COCORO便り

大阪市西区新町、四ツ橋・心斎橋近く こころ はり灸治療院。
スタッフでつづる「こころ」に残った出来事日記

【薬剤Q&A】

2021年10月21日 | 健康

この【薬剤Q&A】ではご来院の患者さまからあった質問をご紹介しています。

鍼灸は西洋医学と違い専門科がないため、その悩みや疾患は多岐にわたります。

鍼灸師の立場からお話させていただきます。

 

Q1: アレルギーの薬で眠くなるのとならないのは何の違い?

A1: 抗ヒスタミン薬は眠くなりやすい。

 

その他にも集中力の低下、尿が出づらくなる、緑内障の悪化などが副作用として予想されます。

また抗ヒスタミン薬は発売時期の違いで第一世代と第二世代と分類されています。

アレグラなどは第二世代で比較的上記のような副作用が少なく、長く効果がありますが第一世代に比べると効果が出るのが遅くなります。

 

薬は効果は同じでも、効き方、個人のライフスタイル、体調、体質、飲んでいる薬などにより勧める薬が変わってきます。

処方される薬以外にご自身で購入する際に悩んだ場合、一度薬剤師の方に聞いて選ぶことをおすすめします!

鍼灸では、炎症を抑える効果が期待できますし、免疫系へも働きかけます。症状が出ている時はもちろん、出ていない時もメンテナンスや予防として出来るケアが沢山あります。

 

Q2: みんなが飲んでる「命の母」これって何にいいの?

A2: 漢方ベースの更年期症状に良いサプリです。

ちなみに「命の母ホワイト」は20代〜40代の方の生理の諸症状改善に役立つサプリです。

 

Q3:便秘におすすめの市販の漢方を教えて

A3:原因の違いにより効果のある漢方も変わってきます。

3種類に分けて一般的によく使われているおすすめ漢方をご紹介します。

 

① 弛緩性便秘

蠕動運動の低下、運動不足、加齢、極端なダイエット、水分不足などでおこります

漢方:大黄甘草湯

 

② 痙攣性便秘

大腸の過緊張、便秘と下痢を繰り返す、ストレスがきっかけとなる事が多い方にみられます

漢方:桂枝加芍薬湯

※脂溶性の食物繊維の取りすぎ、冷たいもの、大黄.麻子仁丸など、腸を刺激するものは悪化する事があるため注意

 

③ 直腸性

習慣性便秘、排便をよく我慢する、高齢者などにみられます

漢方:麻子仁丸

 

その他に器質性の便秘もあります。

これは「腸の癒着.狭窄、大腸癌」などが原因で起こるものを総称して言います。

 

「便秘」と一言で言っても、人それぞれで体質や基礎疾患、運動機能、食事、服用中の薬などで異なるため、必ずしも毎日排便がないので便秘とは言えません。

ですので、腹部膨満感など身体的な苦痛がなく、3日に1回でもスッキリスムーズに出ていたら薬を無理に服用する必要はありません。

 

今回は以前患者さんから質問のあった薬関係について少し書いてみました。

あまり薬を常用したくない、薬で効果が得られなかった、症状を抑えるだけではなく根本ケアをしたい方はぜひ鍼灸治療もお試しください。

鍼灸は筋肉の過緊張をとったり、炎症を抑える事が知られています。また自律神経にも働きかけるので便秘を始め、様々な内臓疾患でお悩みの方のケアも行っています。

 

 こころはり灸治療院
 大阪市西区新町1-4-30-2階
0665325790
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2021.11.3 オンライン無料秋セミナー

2021年10月20日 | COCOROニュース

11月3日(祝)13:00~

今回のeクリニック秋セミナーは誰でも参加できます

現役医師達が皆さんの疑問にわかりやすくお答えしてくれます。

途中退出、参加O.Kです。

是非ご覧くださいね。

 

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【薬剤Q&A】頭痛

2021年10月05日 | 健康

こんにちは、鍼灸院には様々な悩みを抱えてご来院くださいます。

西洋医学と違い専門科がないため、その悩みや疾患は多岐にわたります。

よく施術中に質問を受ける薬について鍼灸師の立場からお話させていただきます。

 

Q、頭が痛い時鎮痛剤を飲まずに我慢した方がいいの?

A:あまり我慢はせず、鎮痛剤を服用または場合により病院の受診をおすすめします。

 

この質問をされる方はできるだけ薬を飲みたくない!

または薬への依存や効き目が悪くなる事を心配されている事が多いです。

用法用量を守り短期間の服用ですと依存や効き目が悪くなるなどの心配はありません。

我慢を続けていると、徐々に痛みに対して敏感になり、痛みを感じやすくなってしまう場合があるので

痛みが出だしたら服用しましょう。

 

以下の場合はすぐに受診する事をおすすめします。

・これまで経験したことのないような強い痛み

・原因がわからない痛み

・慢性的に続く、一定期間繰り返す

・薬を用法容量通り一定期間服用したが改善しない場合

注:痛み止めの長期連用、使用過多で薬剤性の頭痛が起こることがあります。

 

当院でも頭痛のケアを行っています。

眼精疲労や歯痛、肩こり、ホルモンバランスからも頭痛は起こります。

体調を整えることで緩和に繋がったり予防が可能な頭痛もありますので頭痛でお悩みの方は近くの治療院に相談してみてくださいね。

 

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