第11話 時には長所がさらに大きな不幸へと導く
雑貨店の老人は死んだ少年の名前は「テソン」で、
一緒にいた少年が「スンハ」という名前だったと語った。
オ・スンハ弁護士は少年時代の写真を見つめながら、
亡くなった少年に「スンハ・・・」と語りかけた。
ジュンピョ記者はオスに今回の一連の殺人事件と、
12年前の事件の関連性を指摘する。
オスは12年前の事件を改めて思い起こした。
暴力的な自分だった当時、テフンをナイフで脅かすだけのつもりで
彼の胸元に突きつけたが、テフンと共に倒れた際の拍子に誤ってナイフが
テフンの胸に刺さって亡くなってしまったというのが真相だった。
それでもその事を正当化するつもりはなかった。
事件後ドンジャク橋で自殺まで考えたが実行できなかった。
スンハ弁護士も12年前、兄テフンの死後、母の心が崩壊し、
酒に溺れて遂には交通事故死してしまったシーンを思い出していた。
ジュンピョ記者はチョン・テフンの写真を探すために、
卒業した高校を訪ねるが何故か一枚も存在していなかった。
オスはヘインの入院を後で知り、驚く。
そして彼女に何かあった時に使えるようにと護身用の笛を渡す。
オスはヘインが透視で見たコンビニを探しあてる。
あの荷物の宛先はスンギあてだった。
ある日スンハ弁護士の自宅に記者が訪問する。
ジュンピョは、オスを殺人犯だと言い、
スンハの秘密は言わなかったけどなじってた。
で、届いた宅配は空だったと言い張るんだよ。
何で? 特ダネ狙ってるから?
オスは12年前のことを父に信じて欲しかったんだよね。
ワザとじゃないってことを・・・
でも父は全く信じてくれなくて・・・
子供を信じれない親ってどうなんだろ?
そしてスンハは、優しい兄が大好きだったのにあの事件が起こってしまって・・・
そのショックで母は体が悪いのに酒を飲み、スンハの目の前で車に轢かれるのよ。
スンハもショックだったろうねぇ~。
ヘインは、今回は二カ所に宅配が送られてるのを透視した事を伝えるの。
オスが手にしたタロットカードと同じカードは、
男女の写真と一緒に送られてるって。
ソクジンとオス兄嫁の写真のことね。
ヘインは2人を知らないからね~。曖昧な言い方になっちゃうよね。
スンハのところに、タロットが届いたのよ!!
何で? どういうこと? 自分で自分にタロットを送った?
そしたらどうもスンハが誰かを操ってるみたい。
「機会を与えたが、これを選んだか」ってカードを見てたの。
しかも、逆さにしてたんだよね~。あのカードを。
誰を操ってるんだろ。ジュンピョ?
ついにスンギが動き出した!!
ソクジンとオス兄嫁の事でソクジンを脅し、
前からオス兄にしつこく要求してた、
済州島のカジノが手に入るよう協力しろとか言ってさ~。
ソクジンは宅配を送ってる犯人はスンギだって完全に誤解したね。
当然と言えば当然か。
ヘインはタロットカフェからあの透視した男(スンギ)が出てきたので、
思わず追いかけるんだよね。
意外とヘインってば行動派だよね。
スンギはヨンチョルに会いに行ったのよ。
ヘインは、ヨンチョルを脅してたのは分かったんだけど、
内容までは聞いてなくて。ってかよく聞こえなくて?
スンギはヨンチョルに「お前がなんでチクらなかったのか俺は知ってるんだ。
被害者顔しやがって。お前も加害者だ」って。
??? どうゆうこと?
12年前の事件の時のこと?
ヘインの電話で、スンギが透視の男で、
ヨンチョルを脅してたらしいと知ったオス。
どうする? 問い詰めるか?
スンハは何かオスに話をしようと、オスの元に行くんだけど、
オスは酔っぱらっちゃってて・・・
父親にこの事件から手を引くよう言われたんだよね~。
結局は体裁の為に。
オス父、チャン社長って人に誰かを見張らせてるんだけど、
一体誰を見張ってるんだろ。ジュンピョ?
ジュンピョはかなりのキーマンだよね~。
オスは酔っ払ってスンハに、
「犯人も元は善良な人だったはずだ。俺のせいで悪い奴になってしまった。
会ったら言いたいことがある」って言うの。
スンハはそういうオスの正義感が好きだった。
でもその長所のせいで結局オスは自分で自分の首を絞めてる。
ってつぶやくんだわ。
最後にジュンピョが、スンハのところまでやってきて、
「チョン・テソン弁護士」って声を掛けたのよ!!
その時スンハ、ニヤリと笑ったのよ!!
怖っ!! ∑(゜Д゜;)
でもきっと素直には認めないよね~。
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