まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

鍵のかかった部屋 Episode8

2012-06-07 23:05:46 | ドラマ

Episode8

『犬のみぞ知る』





「たとえ家中全てのドアと窓の鍵が

かかっていたとしても、

玄関の合鍵を持っている人物が存在するなら、

その家は密室とは言えません。

ここで、ある女性の遺体が発見された時、

この家は、そのような状態でした。

しかしこの家は、ある理由で密室になっていたんです。

では、その理由とはなんだったのでしょうか。

人が1日で得る情報量の約8割は、

目から入ってくると言われていますが、

今回の事件だけは決して目で追ってはいけません。

におい、音、感情。

見えないものにこそ真実が隠されています。」



コメンテーターでめざましテレビに出演中の芹沢。

その様子を見ながら文句を言う純子と里奈。


3日前に密室で発見された人気漫画化の死。

大理石の置物で頭をぶつけた不運な事故死だったようだが、

姪の友香が他殺だと言い、

現場が密室だったことから芹沢に話が振られた。

今まで密室事件を7件解決したと自慢したため、

友香は芹沢に死の解明をして欲しいと頭を下げる。

TVに出てることから断れなかった芹沢。


「お任せ下さい。

必ずや真実を白日の下にさらしてみせます。

正義の名に懸けて。」


そう言ったものの純子たちには愚痴。


「どうして俺がこんな面倒な案件

やんなきゃなんないんだよ。」


「私に言われても困ります。

引き受けたのは芹沢さんなんですから。」


「ともかく、一刻も早く解決しよう。

あいつ呼べ。」


「あいつ?」


「あいつったらあいつでしょう。」



当然呼ばれた榎本。

榎本は事件の状況を友香に聞く。


叔母・中田文恵の家は自宅権作業場で、

アシスタントが2人毎日通ってる。

事件の日、午前9時から午後5時まで

橘麻美が仕事をしていた。

もう1人の安西理佳子は夜から作業を始めようと、

午後10時頃に来たが合鍵を忘れ、

庭に回って作業場にいる中田を呼ぼうとしたら、

中田が倒れているのが見え理佳子が通報した。


理佳子が通報したのは午後10時11分。

その5分後救急隊が到着。


「その時、玄関は勿論、

全ての窓には鍵がかかっていました。

つまり密室だったんです。」


「ちょっと待って下さい。

さっき合鍵って言いました?」


「はい。 作業場ですから

アシスタントの方は合鍵を持っています。」


「それでは密室とは言えませんね。」


「そうじゃないんですよ。

確かにアシスタントの人は自由に出入りが出来ました。

それでもあの家は完全な密室だったんです。」



家へ案内してもらうと、

玄関先で犬に吠えられる芹沢。

中田以外の人間が通ると必ず吠えると。

近所の人たちの証言によると、

事件のあった夜は麻美が帰ってから

理佳子が来るまでの間、

犬の声は一度も聞こえなかったらしい。

その間、玄関を通った人間は誰もいなかった。


「だから密室なんですね。」



アシスタントの理佳子は10年のベテランで、

中田とは信頼関係も厚かった。

麻美はまだ1年だけど仕事が早く色々な仕事を任されてた。

中田は死亡直前、アシスタントと飲んでいると友香に言っていた。

けど現場には1人分のビールとおつまみしかなく、

酔っていた中田が足を滑らせ、

そこへ置物の時計が落ちてきたのではないかと・・・



事故なのか他殺なのか。

全ての窓にはクレセント錠と

防犯用の鍵付きサブロックがかかっていた。

その状態の中、玄関以外の窓から出入りして

中田を殺すのは絶対に出来ないと榎本。


芹沢は事故で間違いないと言うが、

純子が他殺だと言った。


「榎本が言ってただろ。

あそこは完全な密室だったんだよ。

その時点でもう他殺の線は消えたんだ。」


「言ってませんよ。」


「えっ?」


「僕は完全な密室だ何て、一言も言ってません。」


「じゃあ、お前も事故じゃなかったって言うのかよ。」


「はい。 おそらく他殺だと思われます。」


「そうですよね~、榎本さん。」


玄関に補助錠がかかっていれば破壊して入るが、

補助錠には傷1つついてなかった。

補助錠がかかってなかったのは不自然だと。

犬がいて密室だった中、

どうやって殺人を犯せるのかと芹沢。


「今はまだ分かりません。

ただそれが他殺であるならば、

破れない密室なんて、この世に存在しません。」


榎本の言葉に文句を言う芹沢だったが、

事務所に来てたTV取材で榎本の台詞をパクって言う。



芹沢は榎本と純子にお弁当を持って行った。

TVの前で大きいことを言った手前、

なんとしても解決してもらわなくちゃならないからだ。

密室の謎は解けたのか聞くと、

今回は芹沢の言う通り事故なのかもと純子。

するとTVに他殺と言ってしまった芹沢が、

どう見たって他殺だろと言い出す。



友香に話を聞く純子。

理佳子も麻美も中田との関係は良好だったから、

2人が殺す動機が見当たらないと。

けどアシスタント同士の関係は最悪だったよう。

今まで理佳子に任せてた仕事を

段々麻美に任せるようになっていた。

しかもキャラクターデザインまでも。

10年やってた理佳子は相当悔しかったと思うと友香。

それで2人の間でいざこざがあった。



その話を純子から聞いていた芹沢。

そこへ里奈が大変だと入って来た。



現場の部屋に空き巣が入ったらしく、

部屋の中は滅茶苦茶に荒らされてた。

窓の一部が切り取られていて、

あそこから入ったのだろうと・・・

その時、芹沢がストラップを見つけた。

それは理佳子が持っていた超音波を出す機械についていた物。

芹沢は犯人を特定するような重要な手掛かりがあったため、

それを消すために理佳子が部屋を荒らしたと。


榎本は友香に話を聞く。

部屋を荒らされたのは、

昨日の夕方4時に出かけて夜9時に戻って来たら

荒らされていたらしい。



純子は理佳子に会いに行きストラップを渡す。

ストラップは自分のだけど、

部屋は荒らしてないと理佳子。

純子たちと会った時に落としたんだと。

あれ以来、中田の部屋には行ってないからと言う。

昨日の夕方4時から夜9時までの間は、

駅前の漫画喫茶にいたらしい。



榎本の仕事場へやって来た純子。

芹沢も待っていた。

理佳子のアリバイは完璧だったと報告。

純子が密室の謎を咲きに解いた方がいいのでは?と。

芹沢があれこれ案を出すがどれも無理があった。

これだけ調べても分からないなら、

今回は本当に事故なのかもと純子。

そんなことある訳ないだろとムキになる芹沢。

その時、TVに自信満々で榎本の台詞を

パクって言った芹沢の姿が映った。


「終わった。 終わっちまったよ。

俺の弁護士人生。

信用を得るためには長い年月かかるけど、

失う時は一瞬だよ。」


「犯人が分かりました。」


「ホント? ホントに?」


「ええ。 間違いありません。」


「ああ。 よくやった、榎本。

ホントによくやった。 礼を言うよ。

で、中田先生殺したのは誰なんだ?」


「いえ。 分かったのは

中田さんの家を荒らした犯人です。」


「そっちなのか。」


中田の隣の家が東京総合セキュリティの

マイホームカメラシステムを導入した。

撮影範囲が中田家の玄関周りも含まれたため、

昨日の夕方4時から夜9時までの映像を調べたら、

麻美が映っていたとのこと。

芹沢と純子は麻美犯人説を唱えるが、

事件の犯人は麻美ではないと榎本。

麻美には犯行が可能だが、

犯人でないことは純子が証明してると。


「例のビールです。

犯人はビールが届いていることを知らずに、

同じ物を買ってきてしまったんだと思われます。

そのビールが届いたのは午後1時から3時の間。

しかしその火は午前8時から午後5時まで

麻美さんが作業していました。

つまり、麻美さんがビールが届いたことを

知らないはずがないんです。

だから麻美さんは犯人ではありません。」



麻美に話を聞きに行く。

隣の家の防犯カメラに忍び込む姿が映っていた。

中田の家を荒らしたのは麻美だと言うと、

早く犯人を捕まえて欲しかった。

ああすれば疑いの目が理佳子に行くと思ったと。


「でも、麻美さん。

そもそもどうして理佳子さんが犯人だと思ったんですか?

もしかして何か隠してます?」



麻美に話を聞いて帰っている3人。

これで動機は分かったと芹沢。

あとは密室の謎をどう解くか。

その時、急に純子が耳を押さえた。

モスキートが流れているよう。

当然芹沢は聞こえないが聞こえてる振りをする(笑)

すると榎本が指をすり合わせ始めた。

そして鍵が開いた。


「そうか。 そうだったのか。

密室は破れました。」



理佳子を現場に呼んだ。

漸く理佳子が中田を殺した理由が分かったと。

理佳子は中田からアシスタントをクビにされる予定だった。

麻美に嫉妬心を抱き、いつか自分を見捨てるんじゃないかと

恐怖心を持っていた。

でも10年の信頼関係があるからどこかで安心はしていた。

しかし、麻美が役立たずの理佳子の代わりは

いくらでもいると中田が言っていたと聞き、

中田を恨み、中田に対する思いが強かった分、

その反動で憎しみも強くなり殺意が芽生えた。

けど、その麻美の言葉は全部嘘だった。

麻美も中田と理佳子の関係を羨み嫉妬していた。

そのために嘘をつき続けていただけだった。


理佳子は予め犬を餌付けし懐かせた。

そして事件当日、堂々と玄関から出入りし犯行に及んだ。

犬に懐かれていることを知られると、

それが証拠となり犯人として疑われる。

だから中田を殺害後、再び犬に嫌われることで、

その証拠を消したのだと。

理佳子の持ってる超音波を出す機械を使えば、

簡単に出来ると言う。

中田を殺した後、一度家を出て行き、

すれから数時間後に再びやって来て

超音波を使い一瞬のうちに犬に嫌われた。

ただ、犬が吠えればその場にいたことを

誰かに目撃される恐れがある。

そのまま何もせずに帰るとかえって怪しまれるため、

あえて第一発見者を装った。

証拠はあるのかと理佳子。

ないと言うと、自分は犯人ではないからそうに決まってると。

けど中田が亡くなった後、

超音波を使った証拠ならあると榎本。

中田のお気に入りの時計だけ、

中田が亡くなった6月5日の10時15分で止まっている。

理由は周波数。

あらゆる物体にはそれぞれ固有の周波数があり、

それと同じ周波数の音波を照射すると故障する場合がある。

止まった時計と超音波を出す機械の周波数は全く同じだった。

つまり時計が止まった理由はその日付けの時間に、

超音波の機会が使用されたことにより故障した。

理佳子は通報して救急隊が到着するまで

中田の家にひとりきりだった。

超音波の機会を使ったのは理佳子しか有り得ない。

それでもまだ認めない理佳子。

犬が吠えててずっとうるさかったから使っただけと言う。

その時、芹沢がやって来た。

犬が吠えたから使ったのに間違いはないか聞く。

遺体を発見した時も、通報した時も犬は吠えていたと。

芹沢が通報の録音を聞かせた。

それは理佳子が通報した時のもの。

しかしその録音には犬の鳴き声は入っていなかった。



事件解決後、再びTVに出演している芹沢。

調子に乗って駄洒落まで言って寒い空気に・・・



榎本の仕事場で芹沢のTVを見ていた純子。


「榎本さん。」


「はい。」


「私、今回の一件で見直しちゃいました。

普段は大人しいけど、いざとなったら

すっごく頼りになるなって。」


「そうですか。」


「ホントに頭いいんですね、犬って。」


空気が・・・


「私も飼おっかなぁ。

何か賢い犬って知ってます?」


「知りません。」


「あれ? 犬詳しかったですよね?」


「知りません。」


「何か怒ってません?」


「知りません。」


「怒ってますよね?」


「知りません。」


「私変なこと言いました?」


「知りません。 知りません。」





芹沢ウケるわ~。


いつにも増して空回りというかなんというか・・・


モスキートとかホント笑わせてもらったわ。


最後の榎本はちょっと期待しちゃったって感じ?


あの2人どうにかなるのかしら?


でもこのドラマには不要な要素だわね。





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