第8話
『兄弟~感動の最終回SP! 前編』
巽を目撃した二ノ宮は後をつけて行く。
竜崎はまた刑務所へ逆戻り。
渚は爆弾犯の捜査を続けろと沢村に言われる。
榊と熊切がまた手を組んだ。
息子・勝の事件は沢村がもみ消したようだ。
病院では加奈と母が、
自分たちだけ助けられたために
周りから責められていた。
加奈は涼介に、
自分の運命を素直に受け入れることにしたと。
渚は元の所轄へ戻り捜査をすることに。
現場で二宮を見たと言う渚。
真犯人は必ずもう一度竜崎を狙うという沢村。
沢村は自分の手で理想の世界を実現したいと。
でもそのためには根絶すべきものが沢山ある。
そしてそれにはあの武器=涼介が必要だと。
千春が渚に言われて竜崎の手当てをしに来る。
「いい大胸筋ね。脂肪もついてない。
解剖したくなる体だわ。」
「悪いな。無駄に色っぽい女は好きじゃない。」
竜崎の血液がついたガーゼを持ち帰る千春。
渚は仕事帰りに竜崎のところへ。
竜崎はここに自分を戻そうとしていたから
良かったなと渚に言う。
渚はあの時なぜここから出たかったのかと聞く。
檻の中の暮らしは退屈していたと本心を言わない竜崎に
「あなたを檻から出してあげたい。
神の手の力は檻と同じ。
その力がなかったら、もっと自由に暮らせるのに。」
ガラス越しに手を合わせようとするが、
「檻に縛られてるのは刑事さんも一緒だろ。
だから俺を沢村に売った。」と。
渚は帰って行く。
「俺一人じゃ、この檻は壊せない。
自由に生きるためにはあいつの力が必要なんだ。」
涼介が加奈を訪ねると、
家のドアなどに中傷文が貼られていた。
神父・巽の紹介で引っ越すことにしたらしい。
竜崎を訪ねて来た榊。
竜崎の力を日本政府が管理することにすると言い、
書類を出す榊。
そこに沢村もやって来て、巽の写真を見せる。
竜崎は知らないとしらばっくれた。
教会併設の児童養護施設に引っ越した加奈と母。
涼介も引っ越しの手伝い。
「何かお悩みのようですね。」と涼介に声をかける神父・巽。
「こんな神聖な場所に
立ち入ってはいけない人間なんです。
僕は・・・
僕が犯した罪は許されるものではありません。
取り返しのつかない大きな罪を犯しました。」
「どなたかに、そのことを相談されましたか?
あなたのことを理解し、
悩みを分かち合える人はいらっしゃらないのですか?」
竜崎を思い出す涼介だったが、
「いません。」と答える。
「あなたには誰かの孤独を理解し、
その傷を癒すことが出来るはずです。
悩み苦しんだあなただからこそ、出来ることがある。
それもひとつの償いです。」
「僕に出来るんでしょうか?
そう言えるのは聖職者だからでしょうか。」
「いいえ。
私もあなたと同様に自分の犯した罪に
苦しんで来たからでしょう。」
嘗て自分も辛いことから逃げだしたことがあり、
でも今やっと自分の使命を見つけて
罪を償ってみようと思ったと巽。
竜崎は榊が出した書類にサインをし、
外へ出て涼介に会いに行く。
「なぁ竜崎。
力を使うのを止めたらどうだ?
そっちの方がお前にとって幸せなんじゃないのか?」
「先生はよっぽど俺の力が嫌いらしいな。
分かったよ。
先生のためにこの力は使わない。
約束するよ。
少なくとも先生の前では決して使わない。」
二宮から居場所を聞き父に会う竜崎。
8年前、息子を捨てて出て行った父を責める竜崎。
「あんたに会わせたいヤツがいる。
俺を殺すかどうか、そいつに会ってから決めればいい。」
竜崎は涼介の家を訪ねた。
涼介は子供の頃、
竜谷村の池に沈んで死んだと思っていたと話す。
「あなたの口から彼に伝えるべきだと思います。」
「あなたは?」
竜崎がお守りを見せると驚く涼介母。
渚と千春が一緒のとこに涼介が来た。
千春はうまいこと涼介の髪の毛を採取し持ち帰る。
「長谷部さんは竜崎と何度も会ってるのに、
澪ちゃんの病気を治してもらおうと
思ったことはないんですか?」
「ないって言ったら嘘になる。
本当は今も迷ってる。」
「竜崎の力を国が管理することになるそうです。
そうなると簡単に澪ちゃんを治してもらえないかもしれない。
あいつに頼むんだったら早い方がいい。」
自分や竜崎が化け物じゃなく、
普通の人として暮らすのに
何かいい方法があるのかもしれない。
竜崎もそれを探しているのかもと涼介。
竜崎は教会へ行く。
その時、涼介に母から電話がかかって来た。
竜崎が双葉坂教会に来て欲しいと言っていたと伝える。
母親が大事な話があるというのを聞かず、
急いで電話を切ってしまう涼介。
竜崎が教会に入ると鍵をかける巽。
会わせたいヤツは後で来ると竜崎。
二宮がこっそり忍びこんでいて、
鍵を開けて出て行った。
「母さんはいつも笑っていた。
俺はきっと母親似だ。
あんたには似ていない。」
全てを投げ出して逃げて来たことを
ずっと後悔していたと言う父。
村で惨劇が起きる前から、
竜崎の力を奪い合って殺しが起きてたのに、
父親は何もしなかったと。
「俺のことだけじゃない。
母さんと弟もだ。」
神の手を持つ子供の次は、
触れただけで人を殺す鬼の子が生まれる。
それを恐れたじいさんが、
弟を殺そうとし、弟と一緒に池に入る母。
なのに父は何もせずに逃げ出した。
でも漸く神に仕えて罪を償おうと思っていたところへ、
お前が現れたと言う父。
このままでは世界中で竜谷村と同じ悲劇が起こると。
「俺は決心した。
俺はお前を殺す。
父親として責任を果たす。
臣司、俺と一緒に死んでくれ。」
「一緒に死んでくれるってことか。
初めて父親らしいことしてくれるんだな。
だけど俺は死ぬ気はない。」
外で様子を窺ってる沢村。
ベアーズ製薬では竜崎と涼介のDNAを検査中。
「もうすぐここへ来るのは、
死んだはずの弟のリョウスケだ。」と竜崎。
父は驚く。
更に碧井涼介だと聞きビックリ。
「死ぬ間際にじいさんこう言ってた。
リョウスケを殺したのは
間違いだったかもしれない。」
「子供の頃からずっと考えていた。
もし弟が生きていたらどうなっていたか。
俺の力のせいで人はおかしくなり、
村はなくなった。
でも、もしかしたら
2人だったら違ったのかもしれない。
俺はあいつと2人なら生きていける。
だからこうして・・・」
「臣司、それは違う。」
「起爆装置を止めろ。
止めろ~!!
俺はあんたに殺される気はない。」
しかし起爆装置は二宮がすり替えていたので、
このままだと爆発してしまう。
そこへ涼介がやって来た。
涼介を呼ぶ父。
「一緒に死のう。
リョウスケも一緒に。」
竜崎は怒って父を殴りつける。
それを見た涼介は誤解してしまう。
涼介は神父を心配し、中へ入ろうとする。
竜崎は涼介を止め、隣の部屋へ連れて行く。
涼介を爆弾がある部屋から遠ざけようと必死に止める。
沢村に千春から、2人は兄弟だという報告が入る。
そして爆発が起こってしまった。
渚が逃げる二宮を追いかけ、
その時また爆発が。
病院へ運ばれる2人。
ストレッチャーから降りた竜崎が救急隊員に止められる。
一緒にいた渚がそれを止める。
「待って!
彼は竜崎臣司。
神の手を持つ男です。」
竜崎が亮介の胸に手を当て怪我を治療。
「気を失ってるだけだ。
心配だったら検査でもしてみるといい。」
竜崎の怪我を心配する渚に、
それより爆破事件の方へ行けと竜崎。
渚の話から、二宮が装置を入れ替えたことに気づく。
竜崎は自分で自分を治療した。
その様子を見ていた千春。
「治せるんだ。
自分で自分を。」
巽も危篤だった。
病院の側をウロウロしてた二宮を捕まえた渚。
「爆発現場の遺留品。
全部拾い集めて鑑識に回せ。
面白い物が出て来るはずだ。」
「どういうこと?」
「俺だって警察官のはしくれ。
あの野郎の犬なんてうんざりだ。
証拠仕込んどいてやった。
あんたら、沢村の尻尾掴みたくないのか?」
爆発事故で運ばれた人たちを見つめる竜崎。
それを見ている千春と沢村。
「面白いわね。
神の手を持つ兄と悪魔の手を持つ弟。」
「まるでギリシャ神話に出て来るオルトロスの犬だ。」
「頭が二つある双頭の魔犬でしょ。」
「オルトロスの犬が
最後にどうなったか知ってるかい?
死ぬんだよ。
ヘラクレスに殴り殺されてね。」
竜崎はお守りを握り締め、瀕死の父を見つめる。
兄弟ね。
なんとなくそんな感じはしてたけど・・・
父は涼介を見て気づかなかったんだね。
息子なのに。
死んだと思ってたからしょうがないのかな。
ってか、またアニメ入れたし(-_-;)
何故なの?
二宮が何を仕込んだのかスゴク気になる。
竜崎は自分も治せるんだ。
治せないって言ってたの信用しちゃってたよ(‐∀‐;)
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腕とかがちぎれても治るの?
なぜ黙っていたのかが気になるところです。
あのアニメシーン、ホント勘弁して欲しい。
腕ちかちぎれたら・・・くっついたりするんでしょうか?
そこんとこどうなのか気になりますね。
治せたってビックリですよね~。
なんで黙ってたんでしょうね・・・
あのアニメは気持ち萎えますよね(-_-;)
信用してたのに……
なんで黙ってたんだろう?
あのアニメはいらないと思います
イラストが嫌い
治せるのにはビックリでしたよね。
自分だけ治せないなんてかわいそうとさえ思ったのに・・・
あのアニメはいらないですよね。
あたしも好みじゃないイラストです(-_-;)