ラードラー日記 ー グルメライダース2.5

海外ビール紀行 と ロードバイク ヴェンジとの日々

「柴舟」のたい焼き SEEK

2012-05-27 08:17:11 | クロスバイク


「サクッ」、「もちっ」、「じわっ」の3拍子。多摩サイのアイドル、たい焼きだ。この「もちっ」が特徴なのだが、焼き方なのか、素材なのかわからない。四谷の「わかば」も美味しいが、この「もちっ」が無い。「柴舟」は夫婦でやっているが、一度に10尾しか焼けない。しかも非常に丁寧にゆっくり焼いている。行ったら直ぐ食べれず、待たされることもあるが、逆にとりおきでなく焼きたてが食べれるようにという配慮かもしれない。自転車乗りがパラパラと立ち寄るペースにちょうど良く焼いているとも言える。店内に8人くらい座れるテーブル席があり休め、店の外の自販機でお茶を買って一緒に飲むのも良し。ただし、店は期間限定、曜日限定、時間限定のため滅多に食べれない。一尾100円。

SEEKの記事は、なぜか甘味特集が多いが、今回は落車のためそうなってしまった。福生のコンビニで一休みし、走り出そうとした瞬間、駐車場の車輪止めに乗り上げ宙に浮き、体をしたたか打ってしまった。落ちた瞬間は、動けないくらいの激痛であったが、近くの病院でレントゲンを撮ってもらい、幸いなことに骨や関節は大丈夫だった。でも、それだけで1万円以上かかってしまい、ちょっとしたサイクリングでも、保険証を持ったり、ある程度のお金を持っていないと危ないと思った。いつもはジュース代とか食事代しかもっていないが、たまたま持っていた。「駐車場の車輪止めに注意」「荷物は軽く、でもトラブルへの備えは必要」これが、今回の教訓である。


光輝く緑のモスク ハムゼ廟 シラーズ

2012-05-25 00:31:17 | イラン


一歩足を踏み入れると、まるで万華鏡。内装がすべて鏡でできている。しかもシーア派にとって重要な緑の光。男女別の入り口で、この写真は男性側。当然礼拝をしている人たちがいる。とにかく想像を超えたモスクである。真ん中の四角いのは懺悔をする箱である。

ゾロアスター鳥葬の儀 沈黙の塔 ヤズド

2012-05-20 08:59:46 | イラン


拝火教は二元論と思われがちであるが、火、土、水、風を神聖なものと看做す宗教であった。それゆえ、人の死という不浄に際して、火葬も土葬もできない。よって死者をヤズドのこの塔(丘)の頂上にさらし、ハゲタカに肉をついばませた上で、残った骨を穴に埋めていたという。よくこんなことを思いついたものだ。この塔は2つあり、一つは男性用、もう一つは女性用であったとも言われている。このあたりはイスラム教的男女別の仕組みに似ている。原始宗教として、その後のユダヤ教、キリスト教、イスラム教に影響をあたえた。また、現代にもゾロアスター教寺院は実際に使われており、そこの火は、何百年も消えないように残されている。寺院では、男性も医者のかぶるような帽子をかぶり礼拝する。

ヴァーンク教会 イスファハン

2012-05-19 12:30:27 | イラン


美しさの相乗効果。キリスト教会がイスラム教国の中に調和されている。今までは内部の撮影NGであったが、今回特別に撮影をさせて貰えた。ドームの造り方は伝統的なペルシャ様式である四角形が八角形と徐々に丸くなる特徴を持ち、装飾タイルも同様に美しいペルシャ様式である。それに加え当然十字架と壁面には聖書を図解した絵がバベルの塔の崩壊から最後の晩餐まで美しく描かれている。
イランとイスラエル(米国)の対立構造から、イスラム教とキリスト教の対立構造が現代の新聞に書かれないことがない。毎日小さい囲み記事にでも、そのように書かれている。しかし、この教会は大切に守られているし、内装も本当に美しいままである。入った瞬間に「ハッ」と息をのむ 美しさ。イタリアの大聖堂も壮大で華美ではあるが、マスでなくローカルな対比がここにはあった。


イランのバザールの極意 イマーム広場

2012-05-13 22:17:54 | イラン


バザールで本物を買うためには。この店は細密画の本物の職人がやっている。しかしながら、似たようなものが置いてあっても、学生がアルバイトで作っているようなものもいっぱいある。玉石混合それがバザール。ガイドブックを読んだ人に聞くと大体3分の1の値段に値切って買えと書いてあるが、それはニセモノの店では良いが、本物の店ではなじまない。そもそもプライスレスなものもある。例えば、ミナカーリーの店はイマーム広場に#1の店があるが、その職人は博物館に納める位の腕の持ち主なので、間違いは無い(が高い。たぶん数万円)。私はその職人ののれん分けの#2の店で絵皿を買った。ミナカーリーは銅の皿に凹凸をつけエナメルで手書きで彩色した丈夫で綺麗なものである。緑を基調としたものが気に入ったので聞いたら、値段は$90であったが$75で買った。その店のペルシアンブルーのよくあるものは$45であり、ニセモノ店では$20程度からスタートだ。また、別な方は骨董品店でこの時代のタイルの破片をお土産に買っていたが、それも大変味のあるものであった。これも原価はプライスレスなので、自分の納得できるものを納得できる値段で買うしかないが、折角なのでいい物を買いたい。