最近の昼時は近隣からやってくる会社員や工事現場の人たち、あるいは時間に余裕のある年金生活者たちで満席となることが多い「天龍菜館」。 昨日は何となく空いているような勘が働き出かけてみることに。 相変わらずの店構え。 周囲にある店はお茶屋「天仁銘茶」、スペインバル「サブローソ」くらいなもので、あとは怪しげな極細路地や古いマンションという、ちょっと観光客は足を踏み入れるのを躊躇しそうな一画に「天龍菜館」はある。 この日のお目当ては夏日限定の「番茄蛋炒飯」、日本語表記では中華風オムライスだったのだが、なんだか暑かったのと、なぜか店頭メニューから消えていたこともあって、急遽、冷麺に変更。 タレは甘酢醤油系とゴマ系とがあって選ぶようになっている。 まずは冷たいお茶と、タップリの漬物。 大根と人参の甘酢漬けだ。 旨く漬け込まれていて美味しい。 しばらくして冷麺が登場した。 タレはご飯茶碗に盛られていて、かなりの分量であることが分かる。 冷麺の方はまるで富士山盛り! すごい量である。 さらに大きなお椀にスープまで! 中身はワカメと玉子だけなのだが、これまた凄まじいボリューム! 真横から撮影するべきだった…と、あとになってから思った。 この写真からではなかなか分かりにくいかもしれないが、具の量といったら半端じゃない! しかも材料の切り方が素晴らしい。 日本の蕎麦屋、町中華あたりで食う冷やし中華だと、錦糸卵はあくまでも細く、葱は極細の白髪ねぎ、キュウリだってかなりの細切りで出てくることが多いのに対して、こちらの切り方はワイルドだろぉ~。 ざく切りとまでは言わないが、相当な太さである。 カニカマなんて、容器から出してそのままといった感じだ。 さらに、表面に見えている具材の下にはモヤシがたっぷり。 その下には、これまた大盛りかと見まごうほどの麺が隠れている。 ここに不思議な色をしたゴマダレを少しずつかけて食べ始めるが、最下層の麺を掘り出すのに一苦労する。 本来ならばトッピングされている具を混ぜて、麺と一緒に頬張りたいのだが、そんなことをすれば皿の外に飛び出しそうなので、チマチマと食べることになった。 ワイルドな冷やし中華なのに、なんともセセコマシイ食べ方となる。 味ですか? 普通のゴマダレとは違った不思議なタレ、新鮮なキュウリ、まともなチャーシューで、なかなか美味しかった。 だけど全体的にボリュームがあり過ぎ。 500円の冷麺なのに、最後はこんなデザートまで! 腹パンパンになってしまった。 と言いながら、今シーズンはもう一度これを食べに行くかもね。 お店のお姐さんの感じもいいし。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
いつも混んでて入れないのですが、近々ぜひ行ってみます。
量が多そうで怖いですが。
いいのか、悪いのか、分かりませんが、
最近の昼時は空席があるかも。
行くべし。
他のランチも500円ですよぉ~~~