ちさとの風WEB

千里山まちづくり協議会の情報発信ブログです。定例会通信や各種イベント・講座のお知らせなど幅広い情報をお伝えしていきます。

千里山ファミリーフェスタ(2012)

2012-11-25 15:48:57 | 千里山で遊ぶ

 今年もクリスマス・シーズンへ丁度1ヶ月という日曜日、千里山自治会恒例のファミリーフェスタが千里山会館と第1噴水会場で開催され、僕もお昼ご飯を軽食コーナーで済ませようということも魅力で出掛けてみました。
 千里山会館の入口付近でおでんやお寿司などを売っていたので、巻き寿司と豚汁を買って1Fの会議室に入り、自治会の長老のKさんと暫く歓談していると、世話をされていたご婦人がお茶を差し入れして下さいました。
 千里山まちづくり協議会もこのような街のイベントなど機会を捉えて、活動報告や情報の掲示パネルを出して訪れる住民の人達にアピールをしています。今回は広報会員の中野さんが手作りした模造紙一面に、多様な写真で新・旧の千里山を対比しながら、街の変遷や歴史を分かりやすい図表にしています。
 2Fでは何時ものように、文化教室などで学んでいる子供や住民の、作品の展示発表やパフォーマンスが繰り広げられ、多くの家族や友人達も見に来られて一日中とても賑やかでした。
 ファミリーフェスタが終了して夕方になると、第1噴水の水面上にイルミネーションが点灯され、いよいよ千里山でも年末の風景が始まりました。
【記:小畠】

『大きな古時計』プロジェクト

2012-11-11 10:22:22 | 千里山を知る

 昨夜午後7時から千里山まちづくり協議会の定例会(2ヶ月おきに第2土曜日)が千里山会館で行われ、その中で『大きな古時計』プロジェクトの議題が採り上げられ進めることで了承されました。
 世代を超えて親しまれている『大きな古時計』の日本語歌詞を創られた保富庚午さんは千里山に縁りのある方で、ちょうどその歌詞が生まれて今年で50周年の節目となります。また10年前に大ヒットとなったJ-POP歌手の平井堅さんのカバーCDで、サウンド・プロデューサーをされた亀田誠治さんも千里山出身ということも重なります。
 先日ご紹介した関西大学の学生グループの皆さんが現在制作されている10分間の映像作品で、『大きな古時計』を巡り千里山の人々の絆を取材しまとめるという試みにも刺激を貰いました。
 そして、多くの住民の想いの中でずっと懸案となっていた「『大きな古時計』を千里山を象徴する歌として大切にしよう」というプロジェクトが千里山まちづくり協議会で動き出しました。
 保富庚午さんは、幼少期を過ごされた故郷の千里山の自宅洋館を思い浮かべながら訳詞をされたとお聞きしております。また『大きな古時計』は、何代にもわたって大切なものを受け継いでいく心や、家族の中をゆっくり流れる時間、その時計が置かれているであろう豊かな生活空間など、これからの時代の夢価値を象徴しているように思われる素晴らしい内容の詩です。
 それは多感な保富少年の目に映った当時の千里山の佇まいに通じているし、又これからの千里山のあるべき街のイメージにオーバーラップしていきます。言い換えると、古き良き千里山と、新しいSENRIYAMAを同時に見渡せるものだとも言えるのです。千里山という街のアイデンティティーを考える時に、保富庚午さんの『大きな古時計』はイメージ・シンボルとして、将来千里山の大きな宝物になってくれるに違いありません。
 多くの住民(そして千里山を故郷とする)方たちとも連携しながら、少しずつ進めていければと想っておりますのでよろしくお願い致します。

※ 昨夜の定例会で参考資料として配布したものですが、そのプロジェクト主旨歌詞&原詞対訳などをPDFで載せましたのでご覧下さい。