娯楽と仕事と四方山話

徒然なるままに興味のあること、仕事など日常を綴っています。

ピ・ン・ク の ポスト♪!?

2010-06-16 23:30:13 | Weblog
私の職場は、塗装工房の一角にあるのですが・・・・

海辺に近いところに置いてあったのか
あちこち錆がきて傷んだ、大きくレトロな本物の郵便ポスト
(傍の一斗缶が比較になるでしょうか)が来ていました。

ある朝、通勤時は朱色っぽい赤。

しばらくして職人さんがやってきて
午後に訪問に出る時には
赤い塗装を剥がして、茶色の鉄が丸見えに
なっていました。

そしてその翌朝、通勤してみると
やっぱりまだ、茶色いまま。
ワイワイと、その後、職人さんがやってきてた気配があり
10時に通勤してきた、事務スタッフが
「ポスト、ピンク色やで~!!すっごいわ!」と。

まさかピンクて・・・・。
あ、きっと、工房が暗いから地の茶色と落とし切れなかった
赤い塗装が混じって、ピンクに見えたのかな?

と、しれ~っとしてました。

で、11時に訪問に出ると・・・・・
ポストが・・・ピンク?何故
かなり動揺して、事務所に戻ると

「ピンクって言ったや~ん、やっぱり驚いたやろ~
集中しすぎ~!」
と、笑われ・・・・・

何だか、いちごミルク色のこのポスト。
塗装依頼の方は、サンリオピューロランドにでも
置く気なのでしょうか?

赤に慣れてる日本国民としては、ちょっとキモい
松田聖子のピンクのモーツァルトをリアルに
想像してしまったような。

このあと、恐らくもう一層塗装するのでしょうけど。

なかなか見えないモノを見てしまった気分です。




不仲の原因!? 其の二

2010-06-11 00:19:15 | Weblog
~ 其の一からの続き ~

「うちの子(息子)、病気でようさん(沢山)薬もらってきたんよ!」
「え! 病気? 息子さん、お医者さん行ってきたの?」
「そうなんよ。まあ、入って入って」

息子とのケンカの舞台であった、居間まで案内され
洋菓子の缶をテーブルの下から出してきた。

「こんだけ、薬出てなあ・・・・。」
缶の中には降圧剤、ビタミンK12・胃薬など。
「じゃあ、病気って、高血圧?それと・・・・、貧血?」

「雨降って地固まるでないけど、これから食事がんばって
作っていこうと思って」
「息子さん、身体がエラかったんで、おこりっぽくなっとったんやね」

検査結果を見せてもらったが、赤血球数・ヘマトともに
男性標準の半分以下・・・・。

そりゃ、エラかろう。

と、そこに息子登場。

「もう、しばらく日本酒辞めよう思ってな。
ビール缶一本にするわ。惣菜も辞めて薄味に慣れていこ思う。
百姓もコメは1反だけにして、この夏は無理せんようにするわ。」
頷きながら、母は
「百姓も大事やけど、まずは身体が先。わしも食養生手伝うから
五月蝿い言わんと、言うこときいてな」

黙って頷く息子の表情からは、寂しさがなかったとのこと。

急にお医者さん嫌いで、検診も受けない人が
怒りっぽくなったり、人格変化が見られたら
攻めたり説教する前に、一呼吸おいて
今回のお話を思い出そうと思います。。。。。

画像は、ブルボン・クィーン。下方からのアングルでも
きれいです~








不仲の原因!?  其の一

2010-06-09 20:50:11 | Weblog
ある農家の母と息子のお話。

母90歳代(認知症はまったく見られず、生活も
自分の身の回りのことは掃除以外出来ている)、息子60歳後半。
実は二人の間には血のつながりは無い。
この母は、息子が4歳の時に後妻に入ったのだった。

母の退院を機に、介護申請し、あるケアマネージャーに
介護を相談することとなった。

退院するも、母の体調は高齢でもあり、あまり
入院前のように家事はこなしきれないし
畑に立つのもどだい、無理であった。

退院したからには、前と同じ状態になって帰ってくる筈。
息子はそう思っていると、母は言う。

母に対し「わしは3人分、畑をこなしている!」
そう言い放つこともあった。

ギクシャクした親子の再同居のスタートだったが
コトは深刻になってきた。

息子が食べ物のことで、母に反抗ばかりするのだった。

とうとう、息子は星一徹の如く、ちゃぶ台返しをし
自室で不貞寝してしまった。

掃除のために入っていたヘルパーもなすすべもなく、
親子関係だけにどうしようも介入できない。

妻を亡くした息子に意見できるのは、この息子の会社員の娘だけ
なのだが、フォローしようも今回は収まりが付かない。
娘は「もう無理!!です!!!」と匙を投げた。

包括支援センターに相談に行くも”虐待ではなく、介護保険で
出来ることはヘルパー入れて様子をみていく”方針を勧められるのみで
措置は対象外(致し方ない?)
二人の距離を引き離すにも、農繁期でショートステイ先は
どこも満員だった。
娘もご主人のおばあさまの介護で、祖母をすぐに引き取ることは
できない。

ついには、母は受診時、主治医に「入院させて」と頼むこと
さえあった。

かなり困ったケアマネだったが、あることに気が付いた。
そして、いつも自分も含めて介護スタッフに息子は
「(自作の)たまねぎ持って帰る?」とフレンドリーなのだが
口げんかはすべて母親と、それと食前食後に集中していることに。

息子の赤黒い顔や覇気のなさも、何かひっかかる・・・・。

女性の影などではない。。。。

お酒の量もコップ1杯と適量だ。

強く息子に受診を勧め、さらに娘夫婦に受診に
いくよう説得をお願いした上
息子に「身体と仕事、それにお母さんのこととか
全部、わしは大丈夫って本意ではない筈。
私がその理由を知ってはいけませんか?」
とケアマネは切り出した。
「ただ、しんどいんや・・・・」そう言って息子は沈黙を保った。
ケアマネが、自宅から持ってきたナルトオレンヂ
(ダンボールにそう書いてあったそうである)を息子と
ケアマネとで食べながら。

翌々日の月曜の夕方、この地区は優しく雨が降っていた。

「また、ケンカしてへんかな・・・・?」とケアマネが
傘をさして親子の家に行ったところ、
出迎えた母が、珍しく元気に興奮しながらこう言った。

~ 後日につづく。。。。。。
画像はジャックカルチェ:今日、この最後の花が散ってしまいました。 ~






野いちごの里

2010-06-08 18:03:58 | Weblog
5月に見つけた初夏を告げる一品
野いちご。
蛇いちごとは別物です。
蛇いちごは毒は無いけど、もっと水臭く
乾燥したらお茶にして、毒下しだと
老人たちが言っていましたが

小さい頃、画像のように草に挿して
野いちご狩りをしたものです。

今でも荒地に見つけることができました。

食べてみると・・・、甘みが勝ってるけれど
酸っぱさも後からきて

懐かしい!

「水くさい~、これ、いちご~?」と
娘の口には合いませんでしたが

「チャングムの誓い」でもハン尚宮
(ほとんどチャングム一人で作ったんだけど)
とチェ尚宮の競い合いでも、この野いちごの
砂糖漬けが決め手となって、勝利した
ネタになるくらいなので、お隣の国でも
当時の庶民の味だったのでしょう

BSで、チャングムの誓いを初めて見たのも
チャングムのお母さんが絶命する場面からでした

矢を射られ、息も絶え絶えなチャングム母に
探してきた野いちごを必死に食べさせようとする
幼チャングム・・・

同じ年頃の娘を持つ母親なら、でしょう・・・・。

脱線しましたが、砂糖漬けにして食べたことが
ありません

どんな味なのでしょう?

バラの毎日 ~ オールドローズ : ルイ14世 ~

2010-06-07 22:41:29 | Weblog
本音を言うと、赤いバラはあまり好みでは
無いのですが・・・・

画像の2番花は真紅なのですが
1番花の蕾は真っ黒な花びらでした。

悪天候のまま、開花してしまい
写真に撮りそこなったのが、悔やまれます

超有名な王様の名前を頂いている、このバラ。
ハイクラスなリゾートホテルの絨毯のような色・・・・。

多少、ローテローゼのように色の開きがあったり
花持ちも気温で大きく変わってきます。

今は2・3日で花が傷んでましたが
春先の1番花は、7日間咲き続けていたのでした。

数あるモダンの赤黒バラにも負けない品種です。

香りはチャイナローズの香り。。。。。

2010年、バラの毎日のラストにふさわしい
印象的なバラです~

バラの毎日 ~ ルイ フィリップ : オールドローズ ~

2010-06-06 23:58:21 | Weblog
コロコロした赤いバラ、と言えば、
この花を思います。

真ん中が淡く、外が濃く。
ソフィーズ パーペチュアル似で男性名前なのに
なかなか美人です。

小さな6号鉢ですが、大きくなってきました。

オールドローズの香り、と言っても
種類だけでなく、時期や天候で
同じ樹でも違って香ります。
体調も影響要因。。。。

香りも花色も一期一会・・・・・
大袈裟でなく、花のお世話の時間も
大切にしたいと思います。



バラの毎日 ~ イングリッシュローズ : パット オースティン~

2010-06-05 21:24:46 | Weblog
個性的で、写真を一度見ただけで
一目惚れのバラです

花持はイングリッシュローズでは
まあまあなのですが、このオレンジ色の
グラデーションを見るとビタミンカラーで
元気が出てきます

直射日光が1日3時間ほどしか
当たらない、決して条件のいい
所に植えていないのですが
返り咲きもあり、強健です

香りはあまり強くありませんが
この花色と照りの効いた葉が
香りの欠点を凌いでいます。

このバラの名前は
作出者:デビッド・オースティンさんの
奥さんだとか。

”この色こそ、最高の色”・・・・という
自信にあふれたバラだと思います。

「殺風景なガーデンに一つだけ、バラを」と
いうなら、このバラがお勧めです

バラの毎日 ~ ???:オールドローズ ~

2010-06-04 23:24:36 | Weblog
こちらもラベルが飛んだバラです。

品種名はわかりませんが、一季咲きではないようです。

明るい黄緑色の葉、花はパープルをはらんだピンク色・・・・・。

似たようなバラばかり集まっていますが、こういった
花がタイプなのかもしれませんね~

棘は細かく赤いものが沢山出ています。

夏への切り替えか、日中は暑くなり、西洋バラは
こちらで今回の春シーズンは見納めのようです。

あわれ 今年の春も往く・・・てな時期ですが
アンジェラ・粉粧楼には次々赤い芽が成長し
蕾を付けています。

エルモサ?とルイ14世も蕾を従えて、上へ上へ
伸びていっています

明日はどのバラが咲いているか・・・・
園芸している人しかわからない
愉しみがあって幸せ




バラの毎日 ~ チャイナローズ : グリーンローズ ~

2010-06-03 19:07:21 | Weblog
葉と同じ色の花・・・、
「これって花なんですか?」とよく聞かれます。

ポリアンサのような3~4センチの花を房状に
咲かせて、開花時間も二桁日以上です。

そしてチャイナの特徴なのか、黒点になりやすく・・・・。

とっても個性的で、野趣にあふれてるバラです。

野イバラと並べるといい感じにならないかな?

野イバラといえば・・・・
ミスティパープルから見慣れぬ枝振りのシュートが
出ているのに3月ごろ気づきました

それは、なんと・・・・、ミスティの台木の
野イバラだったのでした

上のミスティは冬に枯れこんでしまったようで
青々と野イバラが茂っています。

花は付けなかったけれど、どうしたものか考え中です

脱線しましたが、この株も挿し木・新苗から大きくなってきた
バラで、野趣の魅力強いけれど、肥料をやや多めにしてあげないと
花の量が少ないようです。

あまり目立たないバラなので
さりげなくピンクのチャイナの横で並べて
メリハリ付けています。





バラの毎日 ~ チャイナローズ 国色天紅 クオステンジャン ~

2010-06-02 18:28:33 | Weblog
はっきりした紅色の国色天紅。
名前の通り、チャイナローズです。
チャイナは秋がいいと聞きますが
やはり旬の今は爆発的といってもいいくらい
花付きがいいです。
咲き進んで乱れた花も、風情があります

韓流こてこてではないのですが
こういった濃い紅色のヒラヒラしたチャイナを見ると
思い出すのが、ハジウォンの「ファンジニ」

赤いチマを風に吹かせて舞う妓生(キーセン)を
熱演していましたが、このファンジニが美しかったな~と

この花も、熱い気温に慣れているのか
(実際、北京の夏も嫌ほど暑いのです
暑さに黒点になっても、9月入って日が短くなると
季節外れの若葉(?)が出る出る・・・
・・・・、ファンジニのように意外と
強い女のようです。