『プレステージ』サントラ盤です。
この作品は日本公開当時にシングルEP盤が発売されたのみで、
以降アルバムが発売されたことはありません。
収録されているのは以下の3曲です。
①プレステージのテーマ
恐らく映画のメインタイトルとして使用されたバージョンで
単調なピアノのリズムをバックにメインのメロディが
ハープシコード、フルート、オーケストラの順番に演奏されていきます。
後半になるとオケの雰囲気がいっそう悲劇的になったかと思うと
最後はアコースティックピアノ、ハープシコードの順に
エンディングへと向かう不思議な曲です。
②時間よ走れ!
オーケストラをバックにゆるやかなオーボエの音色が美しいこの曲も
後半は①と同じメロディがピアノの演奏で繰り返されます。
③熱く燃えて
オーボエのバックのオーケストラの演奏が初めワルツのリズムを奏で
この調子で軽快に続くのかと思いきや
やがてメインのメロディがハープシコードとピアノで演奏され
エンディングに向かいます。
3曲とも非常に地味な演奏でドラマチックな響きも全くありませんが、
ドロンさん演じる主人公の激しい言動のバックにこれらの曲が流れると、
この男の人生のむなしさが強調されてくる効果をもたらしています。
ちょうど『チェイサー』でのエモーショナルなスタン・ゲッツの演奏の効果と
正反対のものがあると感じました。
なお以上の3曲の他にこの作品には
Les Meilleurs Bandes Originales Des Films De AD
でご紹介した曲がリリースされています。
この作品は日本公開当時にシングルEP盤が発売されたのみで、
以降アルバムが発売されたことはありません。
収録されているのは以下の3曲です。
①プレステージのテーマ
恐らく映画のメインタイトルとして使用されたバージョンで
単調なピアノのリズムをバックにメインのメロディが
ハープシコード、フルート、オーケストラの順番に演奏されていきます。
後半になるとオケの雰囲気がいっそう悲劇的になったかと思うと
最後はアコースティックピアノ、ハープシコードの順に
エンディングへと向かう不思議な曲です。
②時間よ走れ!
オーケストラをバックにゆるやかなオーボエの音色が美しいこの曲も
後半は①と同じメロディがピアノの演奏で繰り返されます。
③熱く燃えて
オーボエのバックのオーケストラの演奏が初めワルツのリズムを奏で
この調子で軽快に続くのかと思いきや
やがてメインのメロディがハープシコードとピアノで演奏され
エンディングに向かいます。
3曲とも非常に地味な演奏でドラマチックな響きも全くありませんが、
ドロンさん演じる主人公の激しい言動のバックにこれらの曲が流れると、
この男の人生のむなしさが強調されてくる効果をもたらしています。
ちょうど『チェイサー』でのエモーショナルなスタン・ゲッツの演奏の効果と
正反対のものがあると感じました。
なお以上の3曲の他にこの作品には
Les Meilleurs Bandes Originales Des Films De AD
でご紹介した曲がリリースされています。
今見ると映画の雰囲気と全く合ってないですね。
あの手には何の意味があるのでしょうか(笑)
前の記事以降、3枚組作品集に収録の「序曲」も
聴かせていただきまして… あれは驚きでした。
ただ今『リーヴァ』の合間に『シネマ』を観ているんですが以前チェイサー様が仰っていたように
ドロン演ずるジュリアン、『プレステージ』の役と
似た動きをしていますね。