LE REGARD D'ALAIN DELON

アラン・ドロンさんの魅力を探ります。

ALAIN DELON SELECTION 7

2008-12-09 | ALAIN DELON SELECTION
先日の『アラン・ドロン・ファンの集い2008』にお越しくださった皆様への
お土産用に作成したドロンさん関連音楽の自前のコンピュレーション・アルバムを
例によって手前味噌ですがご紹介します。

今回の選曲は、有名な主題曲よりも楽曲の良さを重視して集めてみました。
その中に今年に入ってから発売されたアルバムからの曲もちりばめながらの構成となっています。

曲目は以下の通りです。
【1】刑事フランク・リーヴァ~Theme principal variation (1:37)
【2】Asterix aux Jeux Olympiques~Generique Debut (4:49)
【3】シシリアン~PER NAZZARI E DELON (2:26)
【4】Asterix aux Jeux Olympiques~Preparatifs De La Course De Chars 1 (1:29)
【5】夜をのがれて~FROM THE MUSIC OF "D'URBAN'74 " (3:26)
【6】ハーフ・ア・チャンス~Recherche pere desesperement (2:45)
【7】あの胸にもういちど~Sweet Souveniers of Stefan (3:15)
【8】太陽が知っている~Ask Yourself Why (3:11)
【9】刑事フランク・リーヴァ~Chez Roman (4:48)
【10】最後の標的~Night / Love Theme (2:49)
【11】太陽はひとりぼっち~PASSEGGIATA (1:42)
【12】太陽が知っている~Une Enquete (3:20)
【13】リスボン特急~Un casse (3:01)
【14】チェイサー~Montparnasse (3:41)
【15】高校教師~バニーナとの出逢い (3:11)
【16】刑事フランク・リーヴァ~Solitaire (4:43)
【17】スコルピオ~I Picked You Up (1:21)
【18】鷹~THEME DE CLARISSE (3:14)
【19】ハーフ・ア・チャンス~Il faut realiser ses reves (1:24)
【20】スコルピオ~Boiler Room (2:08)
【21】リスボン特急~C'est ainsi que les choses arrivent, par Isabelle Aubret (4:05)
【22】刑事フランク・リーヴァ~Theme de Nina (6:20)
【23】ADIEU MON AMOUR~FROM THE MUSIC OF "D'URBAN'78 " (3:24)
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【24】THAT NIGHT (4:37)

曲について補足で解説いたしますと、

【2】と【4】は今年公開されたドロンさんの最新作『ASTERIX AUX JEUX OLYMPIQUES』の曲。
【3】を上の2曲の間に入れたのは映画をご覧になった方ならばおわかりかと思います。

【5】はダーバンCMの中でもひたすらかっこいいD'URBAN (4)のバックに流れた曲

【10】は『LE CHOC』(2)でご紹介したフィリップ・サルドお得意の流用曲です。

「スコルピオ」からの2曲【17】と【20】は今年発売されたアルバム『SCORPIO』に初収録された私のお気に入り曲です。

「刑事フランク・リーヴァ」『FRANK RIVA』からも数曲を入れました。
特に【22】は主人公フランク・リーヴァの娘ニーナのテーマ曲で、
フリューゲル・ホーンのソロから始まりテナーのソロに引き継がれるしっとりとしたジャズ・バラードの前半から
後半4分半を経過してオーケストラが加わり、最後に大団円を迎える展開が誠に美しい名曲です。

【23】はD'URBAN (1)D'URBAN (18)のバックに流れた素晴らしいバラード・ナンバーです。

そして最後の【24】は昨年同様私がお遊びで選んだボーナス・トラックで、
ドロンさんの作品とは一切関わりの無い既成曲です。
ジャズ・ドラマーのハーヴィー・メイスンのピアノ・トリオ・アルバム
Changing Partnersからデイヴ・グルーシンが参加したナンバー"THAT NIGHT"(アルバム3曲目)です。

私はこのメランコリックな曲を大阪ブルー・ノートで初めて耳にしたとき、
ドロンさんのこれまでの映画の様々なイメージが頭の中に浮かびあがりました。
もし今の時代にドロンさんがCMに出演するとなったらBGMに採用したくなる趣のある曲です。
そんなインスピレーションを皆様にも感じ取っていただければとの想いで
今回も最後に持ってきました。
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