3次元紀行

手ぶらで地球にやって来ました。生きていくのはたいへん。そんな日々を標本にしてみました。

約束の森の植樹祭8

2009-02-28 10:38:01 | メルヘン
★ 32
再びうさぎさんの後を追って、
約束の森を訪れました。
植樹記念祭とは、
自分が植えた木の成長を確かめるという日。
同じ時代に生まれた人たちが
その日、集まるのです。
受付に座っていたのはあの日のきつねさん。
「きつねさん!元気だった?」
大人のわたしたちはきつねさんを取り囲み
握手をしたり。
だきしめたり。
みんなで並んで記念写真も撮りました。
きつねさんはとまどい気味。
「今日の訪問者さんはにぎやかですねえ」
約束の森の地図を手渡されました。

★ 33
たまたま出合った数人と
地図を見ながらそれぞれの木を探して歩きました。
「あった!わたしの木!」
その人の木には真っ白い花が咲いていました。
「わたし、看護婦をしているの」
じゃあね。
そのともだちと別れを告げました。
「あった!わたしの木!」
その人の木はりんごのような実をむすんでいました。
「わたしは、家庭の主婦でお母さん」
じゃあね。
そのともだちにも別れを告げました。
最後の一人になりました。
わたしの木はいったいどこかしら・・・

★ 34
やっとみつけた、わたしの木
見つけるまでちょっとこわかった。
どんな木になったのかなって。
でも、よかった!
わたしの木には、
金木犀のような小さな花がついていて、
いい香りをはなっていました。
まあまあかな。
でも、この木、わたしは好きよ!



約束の森の植樹祭7

2009-02-27 10:24:04 | メルヘン
★27
一杯のお水をそそぐのにも
まだ会ったこともない人たちが
手をかしてくれている。
それなのに、
お礼も言ってないんだわ。
「ありがとう」
せめてもの思い。
目の前にいない人たちに
こころをこめてつぶやきました。
ところで
わたしには
なにができるの?
まだ会ったこともない人たちに・・・

★28
翌朝、
いちまいの絵葉書が窓にはさんでありました。

*あなたの木の近況をお知らせします*

絵葉書の絵にはわたしの木が写っていました。
まだまだひょろひょろだったけれど
緑の葉っぱがしっかりとついていました。
元気にしているのね。
ああよかった。

★29
それからしばらくの間
木のことは忘れていました。
なぜなら、
大人になるのが忙しかったから。
木の近況を知らせる絵葉書も
いつのまにかなくしてしまい
あれは夢だったのかと思うことさえ
なくなっていました。

★30
わたしは歌手になりました。
各地を旅してあるき、
いろいろな場所で歌いました。
あるコンサートが終わって
ホテルの部屋にもどって一息いれていたとき、
こつこつと窓をたたく音がしました。
開けてみると・・・
うさぎさん!
紺の制服に、黒い大きなかばん。
かばんには赤い〒マークがついています。
空にはおおきなお月様。
記憶がいちどによみがえり、
思わずうさぎさんを抱きしめました。
「ひさしぶりじゃない!
 いままでどうしていたの?
 なんでずっとこなかったの?
 約束の森はどうなっているの?
 わたしの植えた木は元気にしている?」

★31
「まって、まって、まって!」
うさぎさんはめんくらって悲鳴をあげました。
「招待状を持ってきたから!」
それをはやく言って!
手渡された招待状にはこうありました。

 *植樹記念祭を行います。ご希望の方はおいでください。*

ご希望の方ですって?
希望しますとも。


約束の森の植樹祭6

2009-02-26 20:45:36 | メルヘン
★23
そんなことがあったのに、
あれからというもの、
ウサギの郵便屋さんは
待っても待っても来ませんでした。
月のきれいな夜は窓辺に座って
窓の外をこつこつとたたく音に耳を澄ますのだけど・・・
時折、ことり、とするもの音に
心はやらせて窓をあけてみれば、
ただ、猫が屋根にとびのっただけ。
銀色の目がにらんでいる。
「なにか用かにゃあ?」

★24
用というほどのことではないけれど、
知っていたら教えてよ。
愛っていったい何?
どこに行ったら愛はあるの?
どんなかたちをしているの?
愛はじょうろに汲めるもの?
「ふん、知るもんか、愛なんて。
 知っていたら食ってるさ」
猫は屋根の上でけづくろいをはじめました。
ああら、たよりにならないのね。


★25
だけどとっても気になるの。
あの日、わたしが植えた木が。
「愛を注いでください」と言われたけれど
まだ何にも注いではいない。
木のそばにさえいけないのに
ましてや愛など
どうやって注げばいいのでしょう?
こうしているうちにも
木は枯れてしまうかもしれない。
それともあれは、
夢だったのかなあ・・・
じょうろに水をはり、
庭の草木に水をやりました。
乾いた土はうるおって、
草木はいきいきとうれしそう。
もし愛がお水だったなら
注ぐのは簡単なんだけど・・・

★26
そのとき、わたしに
見えたものがありました。
雨が地上にふりそそぎ、
大地に水がしみこんで、
泉から水が湧く。
泉の水を汲んだつぼを頭にのせ
遠くの我が家まで水を運んでいる子供たち。
でも、
わたしが水を運んだのは、
水道の蛇口から庭先まで。
水道の蛇口までは、
いったい誰が水を運んだの?
それは、会ったこともない多くの人たち。
一杯のお水を注ぐことは
実はそんなに簡単なことじゃない。


約束の森の植樹祭5

2009-02-25 09:11:35 | メルヘン
★19
再び船内アナウンスが入りました。

 ドリーム号にようこそ。
 わたしの名は“未来”
 皆様に招待状を差し上げたのはわたしです

船内にどよめきがおこりました。
みんなも誰から招待状がきたのか不思議に思っていたのでしょう。
アナウンスは続きます。

皆様はいっしゅん、いっしゅん、今を生きるもの。
わたしは、いっしゅん、いっしゅんを、今にゆずり、
先にすすむもの。
わたしの名は“未来”。
やがてみなさまを訪れはしますが、
そのときわたしはさらに先に進み、
実はお会いすることがけっしてありません。


★20
未来は語りつづけます。

今日皆様が植えた木は“約束の木”
注がれた愛によって育ちます。
愛を注ぐのはあなた自身。
どのような花が咲くのか
どのような実を結ぶのか、
どのような木になるかはあなた次第。
愛を注いでください
愛はいのちをはぐくみ
未来を約束します。
私の名は未来
そのうちおうかがいします。


★21
飛行船はいろいろな木の上を通過しました。
大きな木
小さな木
緑豊かな木
枯葉の交じる木
可憐な花をつけた木
豊かに実を結んでいる木
やがてわたし達の植えた苗木の丘に戻ってきました。
わたし達の木
なんてひょろひょろなの!
でも若葉が出て、丘はうっすらと黄緑色。


★22
気がつくと
一人乗りの飛行船に乗っていました。
大きな飛行船に乗っていたはずなのに、
中は大きな街みたいだったのに、
いつの間にか一人乗りの飛行船に乗っていただなんて!
そして飛行船はやがてわたしのうちの窓に到着しました。
飛行船からおりて、窓から部屋にすべり込むと、
なんと手にしていたのは小さな風船。
手をはなすと、
風船は夜空に飛び去っていきました。

黒猫音楽隊の近況

2009-02-24 08:47:15 | コンサート
坪庭の梅。毎年3月にならなければ花をつけなかったうちの梅。今年は1月から咲き始めました。

ヴァイオリンの製作者となるべく、華麗なる転身を計りつつあるわが盟友オニギリさんほどではありませんが、catmouseの身辺も風雲がスピードを加速させて過ぎ行きつつあります。

ああ、この話、gooのみなさんにはしてませんでした?
catmouseが黒猫音楽隊なるものを結成したというところまではこのブログでも書いたと思うのですが、そのメンバーの1人、オニギリ・ジョーが、なんとヴァイオリンを製作する学校に通い始めたのです。おかげさまでオニギリさんは黒猫のほうにはめっきりさっぱり顔をださなくなったんですけどね、ほら、人生の転機の時って、風雲急を告げるって感じ、ものすごくしますよね。オニギリさんもきっとそんな感じだと思うのですが、catmouseもオニギリさんの風雲のあおりを受けながら、やっぱり自分の空を流れる雲のスピードが多少速いような感じがするわけです。

で、catmouseたち黒猫音楽隊は来る4月4日、蒲田のアプリコホールで今年初のステージに立ちます。
黒猫音楽隊はソプラノ歌手を1人迎え、メンバーの1人だった鎌足さんはヴァイオリンだけではなくテナーのソロもできることから、シューベルトのアヴェマリアをソプラノとテノールのデュエットで演奏することになったのです。

シューベルトのアヴェマリアというのは「エレンの歌 第三」といって、歌劇のなかで囚われの乙女が洞窟のなかで聖母マリアに祈って歌う歌なんだそうです。

その練習が2月22日、目黒の黒猫音楽室で行われたのですね。

演奏するのはアヴェマリアだけではなく、クライスラーの「愛のよろこび」も演奏します。黒猫はあれから、ピアニスト1人、ヴァイオリニスト1人が新しく加わりました。そしてピアニストbamamanはおぼえたてのビオラでアンサンブルに加わります。(bamamanはこの演奏会でピアノソロも演奏しますが)
ちょっと残念なのはオニギリさんとチェロのコタさんが抜けるかな・・・・

その時聞いた話。ユーチューブに佐野成宏さんの歌劇トスカ「星のきらめき」がアップされているんですが、その最後にブラボーという声が入っていると、その声は実は鎌足さんであると、まあ、そういうわけなので、聞いてみました。

http://www.youtube.com/watch?v=eUSAe9ctWqs

確かに。

また、2月23日、新国立劇場中ホールで、「21世紀オペレッタ・ドナウの流れ」というオペレッタ・フォーラムとガラ・コンサートがあったんですが、ここにね、世田谷区民合唱団のヴォイストレーナー・坂本秀明先生が出演しました。で、ここでも聞かれましたよ。

鎌足さんのブラボー!

まあ、会場には出演者の関係者がそれぞれ詰め掛けまして、超満員。一曲演奏されると関係者たちが、それぞれの場所で大向こうからの声をかけるわけですが、やっぱ、鎌足さんの声が一番だったんじゃないですかね。
これはお聞かせできないのが残念です。

けっこう楽しみにしているマイクロアド

2009-02-22 08:22:59 | Weblog
catmouseはヴァイオリンを練習している人のブログによく遊びに行く。
なぜなら、catmouseも何をかくそう、ヴァイオリンを弾くからだ。

catmouseはヴァイオリンのことをブログにほとんど書かない。
だって、音楽を言葉でどう表現する?

とかいって、遊びにいくところにはけっこう書いているんだけど。楽譜のこととか、演奏会のこととかユーチューブで聞いたヴァイオリニストのことなど・・・
人が何か書いていると、つっこみいれたくなるんだけど、自分から何か書こうとなかなか思わないんだよね。

で、今日も、ひとんちに行って書き込み、エンター。
すると出るでしょう?

「投稿が完了しました。」
そして下にいくつかのアドヴァタイジング。
(FC2がこのスタイル。gooはブログの記事下に出る)

ヴァイオリンのことを書いているその人のブログにはこんな広告がはられていたんだ。
 ★ピアノの個人レッスン
 ★バイオリンの楽譜
 ★弦楽器のネット販売
 ★トーク番組DLの販売

ところがcatmouseのブログにつくアドはこんな感じ。
 ★パソコンひとつでアルバイト
 ★抜け毛予防と薄毛対策
 ★転職・就職情報
 ★予備校・各種学校入学案内

catmouseのことマイクロアド社ではどんな風にうつっているのかな?
中年、小太りのオヤジ? 無職、リクルート中・・・・・・

そう言ったらあらりちゃんが「それは自意識過剰だ」って言うんだ。
マイクロアド社は記事など読んでいなくて、キーワードに対し自動で貼り付けられてるんじゃないか?って言うんだけれど、そう思わなくもない。
だって「ナルコレプシー」って言葉を文中に書いたら、ナルコレプシーで悩む方々へという精神疾患を扱ったクリニックのアドがはられたことがある。

そういった意味で、けっこう、記事下にくっつくアドをcatmouseは楽しみにしている。こういう風に書いたらどんなアドがつくんだろうって。

でも、メルヘン書いているのに、抜け毛と薄毛予防対策ってちょっと何かな・・・。希望としては絵本・童話のアドがつくといいな。

マイクロアド社の人、読んでる?

{投稿後、アドが変わっていました}
ふむふむ、
 ★木造の注文住宅
 ★人気ファッション女性誌のコラボ企画
 ★小品先物取引オンライントレード

いやー、いきなり リッチになっちゃったな~

{編集をしなおし、再び投稿後、元の抜け毛対策に戻っていました}

ガクッ

約束の森の植樹祭4

2009-02-21 21:46:22 | メルヘン
★16
植え終わってひとやすみ。
ふたり並んでこしかけてあたりの景色をながめました。
丘いっぱいに植えたばかりの苗木がずらりと並んでいます。
みんなもそろそろ植え終わって、おしゃべりしたり、お散歩したり。
気になっていたことをたずねました。
「そのうち、うかがいますっていう電報をくれたのはあなた?」
「ううん、ぼくじゃないよ。ぼくもそんな電報をもらったけど、
ぼくはきみからじゃないかと思い、さっきから聞こうと思っていたんだ」
「いったい誰からなんだろう?・・・あっ!」
「えっ?」
「みて、わたしたちの苗木、もう葉っぱがてている」
「本当!」
小さな苗木に小さな葉っぱ。
気がつくと、丘は苗木の若葉でうっすらと黄緑色にそまっていました。
 
★17
係員のキツネさんたちがメガホンを持ってまわってきました。
「飛行船ドリーム号が到着しました。
これから約束の森周遊飛行に出発いたします。
乗船をご希望の方は広場にお集まり下さい」
「飛行船ですって?」
「乗ったことある?」
「ない」
「乗りたいね」
「うん、乗りたいね」
「行こうか?」
「行こう!」
わたしたち、さっそく手をつないでかけていきました。

★18
広場には大きな大きな飛行船がとまっていました。
入り口では真っ白な制服を着た、クマの船長さんがお出迎えです。
乗り込むと、船内アナウンスが入りました。
「飛行船ドリーム号が出航します。お手近のシートにご着席下さい」
わたしたち向かい合って座りました。
四方がガラス張りで外が良く見えます。
離陸のベルがなりました。
飛行船はわたしたちが植えた苗木の間を上昇していきます。
上空に浮かぶと、目の下には見渡す限り緑の森がひろがりました。


文学賞への応募

2009-02-20 13:48:43 | Weblog
ブログに掲載するという強制力を利用して…というか、つまり、UPすると、訪問者の数が増えるわけで、その数字に励まされながら、「ほら、ホラーだよ」全47話、無事最後まで書き上げることができました。

ブログを訪れてくださった皆様、有難うございました。

そこで、これをどこかの文学賞に応募しようと考えました。
一般的な文学賞は、応募なさったことのある皆様ならご存知と思いますが、普通、著作権は主催者側に帰属してしまうのです。
catmouseは、なんの文学賞ももらったことがないのに、著作権が人にわたってしまう、ということにどうしても抵抗がありました。

さがせば著作権は作者に帰属というのもなくはありません。しかしそれでも、版権と二次使用権は主催者側のものとなる、というのが普通です。

catmouseは当然、最低、著作権は残しておきたいと思って、応募先を探しました。
そして最終的に宗教法人・幸福の科学の主催する「ユートピア文学賞」か、特定非営利活動法人・絵本・児童文学研究センターが主催する「児童文学ファンタジー大賞」のふたつに絞込みました。
どちらの文学賞も、著作権は作者に帰属。未発表の作品に限るが、同人誌に発表したものでも可とありました。
文学賞のなかには同人誌に発表したものも駄目というものも少なくありませんから、この点も、この2つの文学賞なら大丈夫。
さて、どちらにするか迷いました。

catmouseの「ほら、ホラーだよ」は読んでくださった方ならわかると思うのですが、ちっとも恐怖のホラーなどではなく、息をつかせぬアクションの展開もなく、壮大なスケールもありません。お茶の間サイズの地味な、ホラ話みたいなはなしで、いっそホラーの音引きの棒をとって「ほら、ホラだよ」といったほうがしっくりくるくらいのしろものです。そして、catmouseは根が真面目人間。「ほら、ホラーだよ」は、とっても教育的なものに仕上がってしまいました。

教育的という意味では「ユートピア文学賞」なんかぴったりです。
ユートピア文学賞のキャッチフレーズはこうです。

{「幸福な人でいっぱいの社会、『ユートピア』を広げたい!」――この文学賞は、そのために創設されました。}

うん、ぴったり。catmouseはそんな気持ちがあって創作活動をしようとしているのだから。
でも・・・「ユートピア文学賞」は版権と二次使用権が主催者側に帰属するのです。

一方、「児童文学ファンタジー大賞」は著作権が著者に帰属するだけでなく、版権に関しても、出版社との協議と相互了解を経て出版の予定。佳作・奨励賞も上記に準ずるとありました。
catmouseの作品のファンタジー度ということを考えると、多少、いや、全く弱いかなという気もするのですが、著作権を重視するcatmouseにはこちらかな、という気がしました。(賞などとったことないくせに!)

で、ついに、1月23日に最終回を書き上げてから一ヶ月、応募用の原稿に作り直す作業をして、本日2月20に、「児童文学ファンタジー大賞」宛てに、原稿を送付しました。

さあ、これでしばらく「ほら、ホラーだよ」のことは忘れよう。
気持ちを新たに、新しい作品にとりかかろう。

約束の森の植樹祭3

2009-02-17 23:24:45 | メルヘン
★12
どこに植えたらいいのでしょう。
あたりが開けた丘の上。
あたたかい光が惜しげもなくふり注いでいます。
でもどこも人がいっぱい。
あいている場所はないのかなあ。
さがし歩いていたらむこうに見覚えのあるうさぎさんをみつけました。
紺の制服、大きなかばん。かばんに赤い〒のマーク。
広場の赤い郵便受けによりかかって、
懐からサニーレタスを取り出すと、
クシャクシャと食べました。
たしかにわたしの郵便屋さん!

★13
「おーい、郵便屋さーん」
手をふったけれど気付きません。
それどころかサニーレタスを食べ終わるとあっちに行ってしまいました。
あれ、うさぎさん、どこに行くの?
まって、まってよ、うさぎさん。
ところがうさぎさん、待ってもくれず、
今度は走り出しました。
「まってったら」
後を追いかけました。
そしたらいきなり、ゴチーン!
だれかさんとぶつかっちゃいました。

 ★14
「あっ、ごめんなさい」
だれかさんも言いました。
「あっ、ごめんなさい」
ぶつかったのは年が同じくらいの男の子。
わたしたち、顔を見合わせてにっこりしました。
ところでうさぎさんは?
キョロキョロするとウサギさんが2匹。
2匹でまた食べている! サニーレタス!
「あっちはあなたの郵便屋さん?」
「そっちはきみの郵便屋さん?」
ウサギさんたちはサニーレタスを食べ終わると、
どこかに行ってしまいました。

★15
残されたわたしたち。
「いっしょに木を植えましょうか?」
ちょうどあいていたその場所に、
いっしょに木を植えました。
まずふたりで一本を。
「どんな葉っぱがでるのだろう?」
そのとなりにもう1本。
ふたりでいっしょに植えました。
「どんなお花が咲くのかなあ?」
今はまだ、
ひょろひょろした木の切れっぱし。
でも枝の先に
小さな芽がふくらんでいます。

3月1日はNHK・BS2で「おーい、ニッポン」を

2009-02-16 10:20:26 | Weblog
2月15日、NHKスタジオで3月1日BS2で生放送される「おーい、ニッポン」の練習がありました。
「撮影禁止!」と前回の練習で言い渡されたので、残念ながら写真はありません。
(関連記事= http://catmouse707.blog8.fc2.com/page-1.html )

この日、会場には世田谷区民合唱団、丸の内合唱団、GBMC、ハッピーハーモニージュニア、世田谷フィルハーモニー、駒澤大学吹奏楽部、元LUNA CEAのドラマー・真矢、人間国宝の鶴賀若狭掾、和楽 YOU(邦楽・踊り)等が会し、合同練習が行われたのです。

かわりにプログラムを手渡されました。
「みんなに宣伝してね」と。

スキャンがないので携帯で撮ってみました。写り悪!

「おーい、ニッポン」は午前11時から午後6時までの長丁場の番組ですが、この練習のシーン「ふるさとラプソディー」が放映されるのは午後5時過ぎ。
私たち合唱団はあわせて300人くらいいますので、あまり写らないと思いますが、もし、たまたまご自宅においででしたら、BS2にチャンネルを合わせてみてください。