木曜日友人と銀座の
「茶良ら」へ。
京風料理の店なのに
カウンターの上にはワインが鈴なり。
「なんでやろ?」と思ったら
ちょうどその日はボジョレー解禁日。
駆けつけ一杯目はが「トマトジュース」で
下手するとオールソフトドリンク!と
なりかねない私たちには
「牡蠣の新米炊き込みご飯」の方が
よっぽど心躍る解禁日。
それよりなにより心躍らせてたのが
友人から待ちわびて受け取った4冊の文庫本。
文庫といっても中身は漫画。
”紡木たく”の「瞬きもせず」
山口の田舎に住む、高校生カップル
紺野くんとかよ子ちゃんの純情恋物語である。
”紡木たく”といえばまさに
我が、青い春ドストライク。
「瞬きもせず」の前に「ホットロード」という
あの頃、春山と和季に影響されて
みんな江ノ島のヤンキーに
なってしまうんでないのとかと
中学生を持つ親が心底心配したという逸話もある(ないない)
恐ろしいくらいの影響力を持った
漫画があった(完全版が発売されてる・・スゲェ~欲しいぃぃ!)
”瞬きもせず”はホットロードとは真逆の
部活に明け暮れる純情高校生カップルの話。
銀座会合帰りの地下鉄で
1巻を開いた瞬間に、
中学時代にタイムスリップしてしまった。
まさに「胸キュン」(古)
この一言に尽きる。
そうだった。そうだった。
こんな感じだった。
あまりにもあの頃の感情が甦って
痛くて痛くて読めない。
私はその頃「紺野くん」にそっくりな
野球部のナガノくんを心底好きだったので
ムフ~これそっくり↓
下駄箱に手紙を入れたり
公衆電話から電話をかけたり
部活中の彼の事をずっと見てたり
友達と彼の家をこっそり見に行ったり
まるでアタシじゃないの~と段カットの14歳は
「瞬きもせず教」に陶酔し傾倒してたもんだ。。。
”今日はたくさん目があいました”なんて
鍵付き日記帳(これも流行ってたんだよね・・)に
綴ったものだ。
痛い。痛い。
漫画はハッピーエンドだったが
現実は当然アンアッピー。
ナガノくんは新体操部の可愛いサトミちゃんと
めでたくカップルになり、
それでだけでもこの世の終わりと思ったのに
なぜか、私は友達から託された
チョコレートを彼に渡し、
「○○ちゃんがアンタの事好きだって!」と
踏み絵の様な言葉を伝えなければいけない
過酷な仕打ちを受ける羽目になった。
人生ってなんて不公平なのさ・・と
涙したものだ。。。。
切ないねえ。
なんてどんなに年齢重ねても、
誰かを好きになった時の、
根本的な切なさの分量は
あんまり変わらないのかもしれないけれど。
「茶良ら」へ。
京風料理の店なのに
カウンターの上にはワインが鈴なり。
「なんでやろ?」と思ったら
ちょうどその日はボジョレー解禁日。
駆けつけ一杯目はが「トマトジュース」で
下手するとオールソフトドリンク!と
なりかねない私たちには
「牡蠣の新米炊き込みご飯」の方が
よっぽど心躍る解禁日。
それよりなにより心躍らせてたのが
友人から待ちわびて受け取った4冊の文庫本。
文庫といっても中身は漫画。
”紡木たく”の「瞬きもせず」
山口の田舎に住む、高校生カップル
紺野くんとかよ子ちゃんの純情恋物語である。
”紡木たく”といえばまさに
我が、青い春ドストライク。
「瞬きもせず」の前に「ホットロード」という
あの頃、春山と和季に影響されて
みんな江ノ島のヤンキーに
なってしまうんでないのとかと
中学生を持つ親が心底心配したという逸話もある(ないない)
恐ろしいくらいの影響力を持った
漫画があった(完全版が発売されてる・・スゲェ~欲しいぃぃ!)
”瞬きもせず”はホットロードとは真逆の
部活に明け暮れる純情高校生カップルの話。
銀座会合帰りの地下鉄で
1巻を開いた瞬間に、
中学時代にタイムスリップしてしまった。
まさに「胸キュン」(古)
この一言に尽きる。
そうだった。そうだった。
こんな感じだった。
あまりにもあの頃の感情が甦って
痛くて痛くて読めない。
私はその頃「紺野くん」にそっくりな
野球部のナガノくんを心底好きだったので
ムフ~これそっくり↓
下駄箱に手紙を入れたり
公衆電話から電話をかけたり
部活中の彼の事をずっと見てたり
友達と彼の家をこっそり見に行ったり
まるでアタシじゃないの~と段カットの14歳は
「瞬きもせず教」に陶酔し傾倒してたもんだ。。。
”今日はたくさん目があいました”なんて
鍵付き日記帳(これも流行ってたんだよね・・)に
綴ったものだ。
痛い。痛い。
漫画はハッピーエンドだったが
現実は当然アンアッピー。
ナガノくんは新体操部の可愛いサトミちゃんと
めでたくカップルになり、
それでだけでもこの世の終わりと思ったのに
なぜか、私は友達から託された
チョコレートを彼に渡し、
「○○ちゃんがアンタの事好きだって!」と
踏み絵の様な言葉を伝えなければいけない
過酷な仕打ちを受ける羽目になった。
人生ってなんて不公平なのさ・・と
涙したものだ。。。。
切ないねえ。
なんてどんなに年齢重ねても、
誰かを好きになった時の、
根本的な切なさの分量は
あんまり変わらないのかもしれないけれど。