Kindleのunlimitedにあったので読んでみた一冊。
クレイジージャーニーという番組はあまり観たことないけど、
著者の丸山ゴンザレスは同番組に出演することが多いらしい。
正月に帰省した際に会った同級生との話題にも挙がった番組なので今度観てみようかな。
あまりに日常生活からかけ離れた内容なので「ふーん、そうなんだ。大変だね」という
お話が続いていく。エキサイティングなのか、退屈なのかよく分からない読書体験でした。
とはいえ、フィリピンでの交通事故においては、人の命が安いため、被害者が命を取り留めて
その後賠償金を支払い続けるのを避けるため、轢き殺してしまう(二度轢き)ことがあるという考えはゾッとした。
長年にわたり賠償金を支払うのと、殺人罪で実刑を食らうの天秤にかけた結果、
より後者の方が合理的だとしたら、フィリピンはいびつな社会だなと思った。
著者は元バックパッカーということもあり、バックパッカーの心情を分析しているのが秀逸だった。
”自分探し”という、恥ずかしいワードについては以下。
「貧乏旅行を繰り返して内なる何かを見つけるよりも、憧れ続けた存在に触れて、
むき出しになった自分の心を成長させることができたときが、まさに自分を見つけたことになる」
あー、分かるわーこれ。言語化するとそうかも。
バックパッカーや貧乏旅行に関する書物に長らく触れていないけど、
”自分探し”とか”旅する目的”とかを論じている本ってたくさんあるに違いない。
久しぶりにそんな事柄に触れて、大昔の自分の行動の答え合わせができた気がした。
同書の内容とは少し外れたところで良い読書体験ができました。(矛盾?)
クレイジージャーニーという番組はあまり観たことないけど、
著者の丸山ゴンザレスは同番組に出演することが多いらしい。
正月に帰省した際に会った同級生との話題にも挙がった番組なので今度観てみようかな。
あまりに日常生活からかけ離れた内容なので「ふーん、そうなんだ。大変だね」という
お話が続いていく。エキサイティングなのか、退屈なのかよく分からない読書体験でした。
とはいえ、フィリピンでの交通事故においては、人の命が安いため、被害者が命を取り留めて
その後賠償金を支払い続けるのを避けるため、轢き殺してしまう(二度轢き)ことがあるという考えはゾッとした。
長年にわたり賠償金を支払うのと、殺人罪で実刑を食らうの天秤にかけた結果、
より後者の方が合理的だとしたら、フィリピンはいびつな社会だなと思った。
著者は元バックパッカーということもあり、バックパッカーの心情を分析しているのが秀逸だった。
”自分探し”という、恥ずかしいワードについては以下。
「貧乏旅行を繰り返して内なる何かを見つけるよりも、憧れ続けた存在に触れて、
むき出しになった自分の心を成長させることができたときが、まさに自分を見つけたことになる」
あー、分かるわーこれ。言語化するとそうかも。
バックパッカーや貧乏旅行に関する書物に長らく触れていないけど、
”自分探し”とか”旅する目的”とかを論じている本ってたくさんあるに違いない。
久しぶりにそんな事柄に触れて、大昔の自分の行動の答え合わせができた気がした。
同書の内容とは少し外れたところで良い読書体験ができました。(矛盾?)