火が出るぞぉー！

ジャンゴ・ラインハルトという名前を聞いたことのある人は少なくないはず。 このギタリストは凄い。楽器素人からしてもホントにすごい。 欧州一流の哀愁感を漂わせながらも、油断してると今にも火が出そうな、 情熱的な演奏を繰り出す。 情熱と言えばスペイン。スペインと言えばフラメンコ。 フラメンコと言えばジプシー。そう。彼の出自もまたジプシーだ。 ジプシーと言えばアーティストの才に恵まれた民族だけあって、 . . . 本文を読む

人生、人生だよ！

朝１０時、横浜・関内駅に到着。 横浜に来ると、なんだか旅情を感じる。 もっと言えば、アウェーって感じがする。 朝から友人と遊んでいたのだが、小宇宙を見つけたネ。 またかよ、ってお思いでしょうが。 昼、横浜駅に出て、八仙閣系の杏仁坊という中華料理屋で 坦々麺と餃子を食す。最近坦々麺にハマりつつある。 ちなみに我が家では、王将よりもグレートな中華を食べたいときには、 博多駅前の八仙閣に行ってたなぁ。 . . . 本文を読む

もう一人いる

今日は、院に進学した先輩の卒業式。というか、母校の卒業式。 仕事が片付かないが、休日出勤することにして馬場に急ぐ。 街は当然のように、正装の学生で溢れていた。 毎年３月２５日、高田馬場はＷの連中に貸し切られる。 ９０分遅れての到着で、そこからさらに２時間飲む。 ゼミ生の三分の一ほどしか集まっていない。 主要人物たる二人のお姉さん方の、妙に心地よいマシンガントークは、 話題の場を過去・現在・未来へ . . . 本文を読む

第一四半期

この月末はただ事ではない。 ビジネスライクに言うと、第一四半期末。 今週帰着の団体が４本。 企画書提出が１本。 見積提出が３本。 これが今月中にやらなきゃいけないこと。激務だ。 上司に『お前、売れっ子だなぁ』と皮肉られる。 『スポットで忙しいだけです』 団体が帰着するということは、精算しなきゃいけない。 つまりは、収益としていくら残ったのかを明確に。 あと、見積書に気合を入れたのが企画書です。 . . . 本文を読む

東京がいいです

旅の終わり。 首都高の用賀～谷町間で１１キロの渋滞らしいので、 横浜で東名をおりて、１６号バイパス経由で 首都高・横羽線→新富町にルート変更。 それでも２キロ渋滞してて、思ったより早く到着する事はなかった。 まったく東京の道路事情ときたら。 それでも東京にくるとホッとする。 この３日間車内の話題は、頼朝・義経、『伊豆の踊り子』が専ら。 バスガイドが話すんだけどね。 近代の日本文学は一時期読み漁っ . . . 本文を読む

揺れる福岡

そのニュースを知ったのは、鎌倉の小町通りを フラフラしている時だった。 添乗中の自由時間。 姉から電話がかかってきて心底驚いた。 博多の家族・友人・会社の同期、一人たりと電話がつながらない。 何をこんな浮かれた商店街で、試食巡りをしてたんだ！ と自責の念。 昼過ぎには実家が無事だったことを知る。 被害は特にない。らしい。 飼い犬が怖がって母親にくっついて離れない というむしろ微笑ましいニュー . . . 本文を読む

『見つけた？』

『なにを？』 『永遠』 いかにもフランス映画っていうような、一コマ。 作品名など忘れたけど、セリフからしてどうせゴダールだろう。 フィットネスクラブで初めてヨガを体験したのだけれど、 『永遠』を見つけちゃった。 あの恍惚感の後に自己の内部から生まれてくる小宇宙は、 『永遠』という表現がぴったりだ。 感動したっ。 大江戸温泉デートをペンディングにしたこの一日は、 八王子まで（片道８０分）髪切りに . . . 本文を読む

ＡＭ７時ジャスト

ホレス・シルバーを聴きながら新橋駅のホームに降り立つ。 午前中のアポ三件、どう乗りるかが勝負。 一件目。１０時のアポ、秋葉原。 ２０分で終わらせるつもりが、会社・支店の組織体制・ヒエラルキーなどを 紹介するうちに一時間が経っていた。 新規の顧客には丁寧に対応しとかなきゃ、と。 二件目。１１時のアポ、築地。 約束の時間には到底間に合わないので、時間をずらしてもらう。 で、タクシーをすっ飛ばした。 . . . 本文を読む

死神あらわる

ある本に書いてあったことが気になるこのごろ。 『人は死ぬ少し前に、赤の他人から肩をポンポンとたたかれる』 死神だろうか。 せめてその死神がかわいい女の子だったらいいなぁ、なんてさ。 それで先日アメ横を歩いてたら、ポンポンと肩をたたかれた。 振り返ると、場末によくいるようなおじさん。 昼間、駅のゴミ箱から雑誌を集めているようなおじさん。 この手の友達は確かいないはず。 『上野駅はこっちか？』 と . . . 本文を読む

門前仲町にて

二週間ペンディングにしていた飲みの約束を 門前仲町にて果たす。立ち寄り先は二軒。 一軒目、魚三。今日の昼仕事でも行って、夜は飲みに行った。 魚介類ばかり食べてたら、サイコロステーキが食いたくなった。 まだまだお子様の口なのかな。 連れに最近興味を持っているチュニジアの話をしたら、ノッてきた。 ノリついでに男は言う。『夏休み一緒に行く？』 女は言う。『そちらがよければ。』 しかし、連れが危惧する . . . 本文を読む

本箱と女は友人に見せるな

『お急ぎ』で出していたクリーニングを２週間後の今日、受け取った。 数少ないスーツ。その中の“エース”を出していたので、 この二週間着まわしに困った。 『お急ぎ（無料）』なのに２週間後の受け取り。 さぞかしクリーニング屋のおばちゃんの表情は曇るだろう、 と思っていたら、なんとまぁステキな笑顔。 おかげで「サラリーマンは忙しいんですよ～」と 用意していた言い訳も、使わずに済んだ。 その帰りにブック . . . 本文を読む

仕事と牡蠣フライ

あ～、しんどっ。 今日は一日中、一つの案件に掛かりっきりだった。 （海外手配と）打ち合わせ 　　　　　　↓ （顧客との）　打ち合わせ 　　　　　　↓ （海外手配と）打ち合わせ 　　　　　　↓　 　　　　所内で仕事 　　　　　　↓ 　　新システムの勉強会 　　　　　　↓ 　　　　　所　内 枠固めはしているので、誰か明日代わりに働いて。 よろしく。 そいや、昼築地の定食屋に入ったら、すんごいデカ . . . 本文を読む

日比谷線祭り

駈け足で地下鉄に乗り込んだ。目指すは、我らが竹ノ塚。 企画書提出の期限にまだ余裕があるので、３本提案。 『またなの!?しかも３本！』 と内勤のお姉さんには少し愚痴られたけれども、いいんだ。 この案件はぜひ取りたい。 竹ノ塚⇔銀座→広尾。 おフランスの薫り漂う広尾。ところ変われば品変わる。 歩いてるのはソフィスティケートされたマダムばかり。 それに比べ、親愛なる竹ノ塚ときたら・・。 広尾では「ち . . . 本文を読む

Ｒ-２２

歩いてたら『Ｒ-２２』を発見した。 『Ｒ-２５』のぱちもんかと思って、よく見たが本物だった。 そして、コーヒー屋に入って読んだら少しタメになった。 なんでもこのＲ-２２は新入社員のために刊行されたらしく、 全体が「社会人の心得」のような内容。 合間〃にメガバンクやら男性向けエステの記事が 巧みに配されてるのはいつものこと。 自分もそろそろ新入社員を卒業しなきゃなぁと思った。 『Ｒ-２２』を入手 . . . 本文を読む

アドリア海の真珠

人によく聞かれる事柄に、 『どの国・街が一番よかった？』というのがある。 大抵はその日の気分で答えることにしている。 ローマ、ロンダ、麗江、サパ、ＮＹ　etc.. テキトーである。 でも、真っ先に頭に浮かぶ街がないわけではない。 その街の名を口にしないのは、自分が話し飽きたという事が大いにある。 何回も同じ内容を口にするということには、うんざりさせられる。 就職活動を経験された方なら、ご理解いた . . . 本文を読む