かしこジャーニー

「日々しるし」と「難聴のこと」

東大寺

2019-09-19 18:05:34 | 旅のおもいで
東大寺へ行きたかったので奈良行きを決めました。
戒壇院、講堂跡、そして大仏さまに会いたくて。

その大仏さまは、いつも想像よりだいぶ大きい。
おおきいぞ、いらっしゃるぞと構えて大仏殿に入ると
どーん!目に飛び込んでくる。
気持ちがパーンと解放するような気がする。
毘盧遮那仏というお名前の大仏さまは、華厳経の中心であり宇宙を照らす存在なのだそうです。
日中でも宇宙感を感じられるくらいなのだから、日が暮れてから拝見したらもっと宇宙を感じそうです。

南大門までの参道は、昼前はまずまずの賑わいでしたが、午後になると人ひとヒトであふれ、あんなにいた鹿さんはあの中に埋もれているのか?と案じました。
おそらく参道での人間との交流は終わりにして、広大なお寺の敷地のどこかへ、または若草山、春日大社、奈良博、興福寺へ移動したのかな。




並河靖之七宝記念館

2019-09-17 17:51:38 | 旅のおもいで
念願の並河さんは、お庭も含めてぜんぶよかった。

これまでも何度か目にしてきた並河七宝ですが、あの七宝が生まれた工房と居住空間を見られるとは、なんてしあわせな。

あぁ、手にしてみたいものだなぁ、どんな肌触りなんだろうといつも思うわけです。
黒い釉薬に紫陽花などの花々が咲く小さい五寸(15cm)の壺が並べられたケースは、まるで宇宙空間のよう。
その五寸サイズがお客様から人気があったとのこと。わたしも欲しいです、はい。

いちばん欲しいのは香合。松竹梅をモチーフにした青の香合は、いつの時代も新しく洗練された美として目に映るでしょう。
根付や香合などの小さな芸術、調度品の美はいつ見ても心惹かれます。

そして、お庭と住宅。
じつに落ちつく、安らぐ空間です。
ある雑誌で山下裕二さんだったでしょうか、こんなことを仰ってました「散髪したての頭みたいでないのがいい」
散髪したてと聞いて思い浮かぶのは足立美術館。
以前訪ねました、見事です、日本画のようですものね。
わたしは並河さんのお庭のほうが好みです。

縁側に腰を下ろして、お庭をながめ、ときおり吹いてくる風をうけ、蚊取り線香の香りに夏の終わりを感じ、ゆっくりと呼吸してそこに居るしあわせに満たされる。
そんな時間を過ごして、今回の旅はこの時間だけで充分だと良かったとおもいました。

七宝焼きには京七宝、尾張七宝のほか東京七宝があるそうです。
数年前に一度だけ七宝体験をして、小さなブローチを作りました。
もういちど行ってみようかな、、


鹿せんべい

2019-09-15 17:59:25 | 旅のおもいで
今回もトライできず。
買ってる人は結構多い。
売ってる屋台?も結構多い。
次回は買いたいです、150円なり。

そこらじゅうにいる、いや、いらっしゃる鹿くんを観察していると、背中の半分くらいから臀部にかけてピクッピクッと痙攣しているのが何頭もいた。
あれはなんだろ?


満月と

2019-09-15 09:47:58 | 旅のおもいで
橋の上でたくさんの人がスマホを空に向けて何かを撮っている。
振り返った景色は南座と満月でした。
あぁ、いいなと。
これは違う交差点から眺めたお月さま。


並河靖之の七宝とお庭がとても気に入って長居をしたので、何必館はすこし早足でまわった。

さて、地下鉄と近鉄を乗り継いで次は大和西大寺。
今日は奈良へ。


目を覚ましたら

2019-09-14 11:40:39 | 旅のおもいで
富士山が見えた。
久しぶりに東海道新幹線に乗って京都へやってきた。

関東は肌寒くて長袖と上着を手にしたくらいだけど、京都は暑いや。
日差しもたっぷり。

さて、のんびり移動して美術館をふたつまわり、夕方からは南座で四谷怪談。