アイドルという芸能人

芸能人の中で、いわゆるアイドルと呼ばれる人達は、若くて格好良い少年や青年、そして少女や美女のことを指すのがほとんどであろう。
確かに若さは人間の外面的美しさの主要な部分であり、私も大いに魅かれる。
最近はそれほどでもないが、かわいい少女や美女は大好きである。他人から見て多少かわいくないと思っても、実際に話したり行動しているのを拝見して何故だか気になって仕方ないというケースもありました。

芸能人については、私の場合ですが、容姿は多少劣っても歌が上手いとか演技が上手い、そうでなければ、飛びぬけて容姿端麗でないと基本的には魅力を感じることはありませんでした。最近は不景気や不義理(ファンの期待を自分勝手に裏切る)をする芸能人が数多くいるので、他人を応援する金銭的・経済的そして精神的余裕がなく、いわゆるアイドルと呼ばれる芸能人も何回目かの"冬の時代"に突入しているようです。

だから数少なくなった生身のアイドルファンを囲い込んで搾取(本人達はそう思っていなくて自主的に応援していると思っているでしょうが)する商法がいたるところで見聞きされているのでしょう。

ＣＤやＤＶＤに握手権などの付録をつけて、直にアイドルと振れあって応援したいファン心理に付け込み何枚も同じ商品買わせて阿漕だと思いますが、もしかしたら、ファンにも問題があって、スターを身近に感じたいとか満たされぬ現状の穴埋めに芸能の実力とは関係なく若さのみ求めるという面での贅沢病ではないか、と思う。

行政改革とか社会改革とか

社会改革、特に行政改革が叫ばれているが、果たして実効性あるものが生まれてくるのか非常に疑わしい。以前から思っていたことなのだが、原因も的確に追究されていないばかりかそう見せかけているだけ。その上、正しく原因が突き止められているかどうかは別にして、それを確定したとしても改善法が精査されず、とにかく何らかの手を打ったという申し訳するだけのものだったり、という思いがある。

公務員制度改革として、政治主導を旗印とする民主党政権が張り切っているようだが、事業の仕分け作業は適切かどうかはさておいて、無駄をとり除く点では努力していると評価できよう。本来ならば、特別公務員である政治家を軸とした立法関係者が、本来自分達がしなければならない業務を、有権者や資産家のご機嫌取りに執心して、行政に丸投げにしていたから行政が肥大化して今日の状況を産んだのだ。その際、政治家も行政上層部と結託して、国の安定運営を脅かすことにほとんど配慮もせずに自分達の利益追求に明け暮れていた、政・財(資産家)・官・闇(UNDERGROUND勢力)の四角をなして同罪なのに、行政だけの責任にしているのは偽善的で滑稽である。

民主党の首脳陣もかつて属していた政権党の時に、今日まで残る政治的禍根に関わっていたこともあるのではないのかね。
「我こそは正義」とばかりに張り切る前に、当時と方針転換・趣旨替えしたのなら、どのような経緯でそうなったか明確にしてもらいたいものだ。(これは別に民主党議員に限ったことではないけれども)

それで、私は人間の欲得を非難している訳でない。もちろん高い倫理観と使命感を持って仕事する人に敬意を表するし、不正や不当な利益を得ることに強い抵抗を持つ人が立法・行政・司法を含めた全ての業界にいてほしいと思う。そうは思うのだが、人間の欲望をあまりにも軽く見すぎて、お花畑満開の白昼夢ばかり見ていて、本質を見失い詐欺に簡単に騙されてしまうような人、そのくせ、他人には厳しく自分の欲望や勝手な行動にはとてつもなく甘い人、そのような人ばかりがいる、そのような現状に絶望を感じてしまう。だから、原因も正しく突き止められなければ、改革も実効性や実現性が極めて乏しいものになるのではないか。

公務員改革にしても給与が高すぎるというのであれば、一気に引き下げればよいのではないか。それで割りに合わないと思う人はどんどん辞めて転職していくだろうし、過多で無駄な業務も減らそうとするだろう。手加減しているようで中途半端なんだ。きっと政治家がそこまでやってしまうと、官僚以下行政職員に責任を押し付けて誤魔化しているので、証拠付でリークされて今度は自分達に累が及ぶのを恐れているのではないかと邪推したくなる。
若者は敏感だから、今後は天下りも期待できず責任だけ重い薄給激務の官僚を目指さずに、もっと割りの良い仕事を求めるように現になってきている。

権利や旨みもよこさず責任だけ持たされる、そういう勝手で虫の良いことが多すぎるんだよ。誰もが責任がなく権利や権限を行使できる闇将軍や殿様になりたがり、それを制御しようともしない。そんな社会なら真面目な人間ばかり損をして、ＤＱＮ(非常識人間)やモンスター、人が得をすることになる。それは倫理観の欠如もあろうが、むしろ、人間の欲望に対する甘い認識が危機感を生み出さず、従って合理的制度的対策を打てない精神・環境が問題ではなかろうか。
(ここまで2009.11.19　深夜。そろそろ再度就寝する)

何か不道徳なこと、不正があると、いつもいつも「政治家は高潔であるべし。」「官僚は高潔であるべき。」など精神論に行き着く発言があるが、人間の欲望と狡猾さを歴史や犯罪状況(特に未解決事件等に係るもの)を正視すれば、人間ほどたちの悪い生き物はいないと精神論による欲望の制御にもっと悲観的・絶望的になっても良いと思う。役得や利権は厳格な基準を設けて(公開・明確化しておく必要はあるが)ある程度は容認し、これを越えた場合に免職・刑事罰等の厳罰を与えるよう制度化しておけばよい。個人の倫理観などに頼るべきでない。民間でも「企業家たるもの国民の為に。」「日本国民たるもの私利私欲に走るべきでない。」という科白も法的には言えなくても、精神論では言えてしまう。
(ここまで2009.11.28　深夜)

北朝鮮・韓国について

最近、タイトルに記した二カ国について感想等書いていない。
私の嫌悪するワースト"1,2FINISH"国であるのは変わらない。
この件に関しても、何度も書いているように、韓国については、いわゆる"親日罪"正式名称は面倒くさいのでもう書かないが、その制定でとっくの昔に完全に見切りをつけた。北朝鮮に関しては言うまでもない。日本も大馬鹿殿様総理大臣(鳩山)の出現で自国の混乱が酷くなりそうで他国をどうこう言っている余裕はもう無い状態だ。
個人単位ではまともな人もいるのだろうが(それも最近ではかなり疑わしく思う。プロ野球選手に限っても私が大いに嫌悪するのは、李承選手であり、元在日で帰化人では広島→阪神の新井貴浩選手である。その理由を知りたければ、それぞれ選手名と発言で検索してみてください。真のジャイアンツファンやカープファンの人なら、移籍に至るまでの彼らの理解不能・珍妙な言動を思い出せるでしょう。)国・民族単位ではまともに相手にできない印象しか無い。加えて、日本人の政治音痴などが外交に関して病状を大いに悪化させてしまっているのが、自分の思う日本の現状だ。裏切りと手順を踏んだ方針転換の区別ができない人達は全く信用できないということだ。それにしても、日本人というのはお人よしと言おうか白痴と言おうか、いったいいつになったら、思考の異なる他者とのつきあい方を学ぶのであろうか。
他者の思考がいつまでも変わらないのであれば、まず、自分が変わらないといけない。どちらの態度が利益をもたらすか、仏でも鬼でもなってみれば実験してみればよいのに。次は鬼になってほしいものだ。
もっとも他の諸外国の国民も同様の傾向があるけれども、自国民に厳しく他国民に寛容なのはほとんど聞かない。