Butzmetz LingerieZ Blog

Butzmetz社長による徒然音楽日記。

音楽ネタその93(訃報):羽田健太郎

2007-06-04 23:55:05 | Weblog
羽田健太郎氏が死んだそうだ。

最近で有名なのは、やはりテレビ朝日系列で放映されていた「題名のない音楽会」における軽妙洒脱な司会ぶりなのだろうが、この人は作曲家・演奏家としても大変優れた人だったと思う。クラシックでもジャズでもなんでもござれ。高度なテクニックに全く嫌味のないところが素晴らしかった。

病魔に冒されているとは全く初耳だった。合掌。
(Butzmetz社長)

音楽ネタその92:沖縄音楽

2007-06-04 00:33:16 | Weblog
今宵のネタは特定のアーティストではなく、独特なジャンルを形成している沖縄音楽を取り上げてみよう。

私は大阪生まれで、沖縄に特に縁があるわけではないのだが、若い頃住んでいた高円寺に沖縄居酒屋があり、そこからすっかり沖縄(音楽ではなく料理?)ファンになった。初めて沖縄に行ったのは観光ではなく出張で、それも裁判所に用事があるというきなくさいものだったので些か興ざめではあったのだが、それでも異国情緒あふれる街並みに心を奪われた次第だ(なお、蛇足ながらそのときの感覚を、昔私のバンドで「少しよどんだ南の島」という曲にしてみたので、興味ある方は是非聞いていただきたい。バンドのHPを参照されたし)。

もう少し出張時の話におつきあい願いたい。仕事を手早く済ませ、首里城を見学し、沖縄民謡のショーを見たり、国際通りで三線を試奏させてもらったりと、沖縄音楽の一端に触れることが少しできたのは結構収穫になったと思う。

ようやく本題。沖縄音楽の特徴の一つはやはりあの音階(ド・ミ・ファ・ソ・シ・ドというレとラを抜いたもの)ではないだろうか。その他、ゆったりとしたテンポ、踊りがつきもの、といった特徴もあげることができるが、とにかくハッピーな気分にさせてくれる。あのムードは恐らく沖縄の人でない限り出せないのだろう。

書きながら、泡盛と島らっきょうが食いたくなってきたな。やばいやばい(笑)。
(Butzmetz社長)

音楽ネタその91:Weather Report

2007-06-01 00:22:58 | Weblog
今宵のネタだが、今まで取り上げるのを奇跡的に忘れていた大物バンド、Weather Reportにいってみよう。

初めて聞いたのは高校生の頃だったろうか。名盤Heavy Weatherだったように思う。ギタリストである私の最初の印象は、「へー、ギターが入っていなくてもこんなにかっこいいアンサンブルがあるんだ」という感じだった。とにかく斬新だったし、ジャコ・パストリアスとピーター・アースキンの最強リズムの上を奔放に暴れまくるウェイン・ショーター、不気味なハーモニーを不思議な「間」で入れてくるジョー・ザヴィヌル、全てが完璧だった。しかも楽曲は意外にポップ。こんなバンドはなかなか出てこないのではないだろうか。

私はこの黄金期のウェザーも大好きだが、意外に初期のウェザー(ベースがミロスラフ・ヴィトゥス)も実験的な感じで好きだ。

何度かButzmetzのリハでBlack Marketをシャレでやっているのだが、いつまでたってもちゃんとコピーしないのでできない(爆)。まともに仕上がるのはいつになることやら。
(Butzmetz社長)