またもや久しぶりの日記。2020年はオリンピック・パラリンピックが予定されていて盛り上がるかもね、なんて言ってたのが懐かしいほどの世の中の激変ぶり。
なんだかんだ日本人はおとなしいので(その分、ネットを含む陰でコソコソ悪口が跋扈するように思うが)、「お肉券」や「マスク2枚配布」という「ネタか?!」と思える迷走からの「複雑すぎてよくわからん現金支給策」にもじっと耐えながら様子見の感。これだけ政府が迷走すると、他の「肉食系」の国なら暴動が起きるかもしらんと思うのは私だけかな。
こんなときまで「滅びの美学」を身をもって体現しなくてもいいと思うけど、だからといって現在の大半の日本人は「声をあげること」と「批判すること」の区別がついてないと思う。批判している連中は、大概「なんとかしろよ、俺以外の誰か(そこでやり玉にあがるのは大抵政治家)」なんだよね。もちろん、民の代表である政治家にはリーダーシップを発揮して欲しいところではあるけど、多分世界中で、ここまでの未体験ゾーンにある「危機」にベストアンサーを提供できる人なんて誰もいない。自分の身は自分で守るしかない。そこに求められるのは理性と寛容の精神、更には「巷に溢れる情報の取捨選択に係るアンテナ能力」だと思いたい。
ただでさえ、我慢ばかり強いられると、人間暴れるか、誰か(政治家含む)に八つ当たりしがち。気持ちはわかるけど、そうなると大概良い結果にはならんと思う。
自戒を込めて、静かな気持ちを醸成してもらうよう、さはさりとて「ずっと家にいろって言われたって寂しいしさー」という気持ちを和らげていただくべく、今宵の音楽ネタ。James Taylorの切ないラブソング"Don't let me be lonely tonight"(https://www.youtube.com/watch?v=69kNf87NnGE). 若き日のDavid Sanbornが短いながらも色気たっぷりのソロを聞かせてくれる。
Everyone, be patient nevertheless. The dawn surely breaks.