文屋

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■ヘルベルト・ケーゲル指揮のブルックナーを聴いて、激しく動揺。

2005年12月16日 18時10分28秒 | 音楽

なんだろう、ほとんど海賊盤みたいな仕立てのCD。
中古ショップですごく安かったので購入。

KEGEL BRUCKNER 70s STEREO RECORDING

ブルックナーの交響曲 3番から9番まで。

ネットで調べても、このようなCDのことはどこにも書かれていない。

7番を聴いて、茫然として動揺。

ひょっとして、ジャズはもう聴かなくなるかもしれない。



ヘルベルト・ケーゲルという指揮者は、
ベルリンの壁が崩壊した頃の
1990年に亡くなっている。

ピストル自殺。

オーケストラの指揮者が自殺するというのは、
残された音源に、仮託された何かが
のっているようで

それが、ブルックナーの7番、8番、9番あたりだと
びくびくと、響いてくる
リアルな謎というか、妖気みたいな靄が
降り積もってくる。

土日は、自宅に持って帰ってずっと聴こう。



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ヤバい曲です…。 (ラルパン)
2005-12-17 01:42:33
確かケーゲル指揮のブルックナーは、レーベル倒産の為、長らく入手困難だったものかと思われます。もしかしたら、現在は正規盤も出ているかも知れません。



ブルックナーにとっても異色作、自己破滅的なムードが漂うヤバい曲ですね。
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