えっちらおっちらと休日なのに
事務所のAVアンプとCDプレーヤーを自宅に持ち帰った。
どうしても事務所の音環境が不満だったから
ヤフーオークションで、マランツのアンプを購入。
それで余った、デノンのアンプを持ち帰った。
このアンプ、29キロ。重かった。
それで、昼間ブックオフで買った
ゴンサロ・ルバルカバのCDをかける。
快調である。
ドラムは、いまのところ最も好きな、デニチェンこと
デニス・チェンバース。
キャラバンを聴く。
枕もとと言うか、手元にこの重たいアンプがやってきた。
めでたい。
で、中日巨人戦をラジオで聴く。
荒木、ホームラン。
快勝と言える。
中日球場最終戦。
落合監督が挨拶している。
阪神にマジック再点灯。
そこで、
秋の憂い。
メンデルスゾーンの交響曲3番をかける。
コンヴィチュニー指揮、ライプチヒ・ゲヴァントハウスO
この曲の初演をメンデルスゾーンの指揮でやった
オケですね。
秋の夜長が長いことの幸せよ。
ブックオフで買った「メルロ・ポンティ入門」を読みながら。
船木亨 という人の本。
「人間の身体は、内臓と骨格と筋肉が、異臭のある粘液によって絡み
あわされて、のたうちまわっている物体である。それにまた、そこに
一枚の薄皮がかぶさって、動植物の干からびた屍骸を、皮膚が見える
ように、あるいは見えないようにと微妙に纏いつけ、くねくね動いて
いる肉である。そのようなものこそ、われわれが他の身体に感じとっ
ている人間の他者性、つまり身近なだれかの背後に隠されている「お
ぞましさ」と「いろっぽさ」とである」
ああ、自然の多元。
無限という刹那と無情=恋情をよくもたやすく言い当てるものだ。
この秋の野球がらみのセンチメントよ、
いつまでも続いてほしい。