仕事先や会議での相談窓口や療育の専門家などの話っぷりに違和感をもちます。
診断もでてるのに、「自閉症の特性」と言いたがらなず、本人の個性として表現されます。本当に障害受容できてないと感じます。
自閉症の特性ではなく個々の特性とすることの問題点として以下の内容などが考えられます。
● アセスメントが難しい。軸のない漠然とした個性論はアセスメントの視点が広範囲すぎてわかない(team BOUZANのセミナーでは、自閉症・発達障害特性シートを軸としています)
● 行動面ばかりに注目しすぎて、要因に着目できない
● アプローチの仕方が大きく変わる
特に最後の部分は大きく、個性と考えるとか、自閉症の脳の違いで考えるかで、指導・支援は大きく変わります。
例えばある支援会議で、
個性として片づけるある専門家の所見:「情報が不足しているから、たくさん伝える必要がある」
その時の私の所見:「自閉症の特性からの影響する。情報の整理の問題があるので、情報の提示は1回に1つ、複数の情報は例えば左から右に並べるなどのシステムを活用する」
全然違う所見になりました。
team BOUZANの氷山モデルワークショップの様子とトレーニングセミナーの様子。常に自閉症の特性を書き込んで参考にし重要な軸になります!
繰り返します言います!
まず地域が、まず指導・支援者、まず専門職・医師が障害受容しないと、自閉症の地域支援体制なんてできやしない!
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