ぼ~ざん工房
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障害者の経済学/中島 隆信先生(東洋経済新報社)
を再熟読しました!!色々感じたこと、考えたこと書きます。

この本は、障害児者の支援、教育、生活など様々な領域で、経済の基本原理から考えた本で、障害者だけの話ではなく、世の中そのものの見方を示した本でした。

●福祉・教育の変動と『障害者の経済学』

特別支援教育と障害者自立支援法に移行して、障害児・者分野は大きな変換の時代になった。この分野の変化を私自信が現場で実感できるようになってきた。

ここで前置きすると、私の立場は特別支援教育も障害者自立支援法も修正・調整の必要性を感じつつも、大枠であるいみ良い機会と思っています。

これまでの、あまりにも柔軟性のないガッチリとした枠ぐみの中で、個々ニーズの柔軟な対応ができていなかった。

しかし、世の中の流れが、ある程度の(柔軟な)枠組みのなかで、個々のニーズにあわせて、また地域(地方自治)の特性・資源にあわせて柔軟な対応の可能性がでてきた。

この『障害者の経済学』では、転ばぬ先の杖ルール(問題がおきない前に想定して枠組み、ルールを決める)→産むが易しルール(先にいろいろ考えるのではなく、とりあえずはじめてみて、その後出てきた問題はそこで対応する)への転換の必要性が書かれています。これが本当に時代の流れであることを、この本を読み、主意をちょっと意識してみるだけで理解できます。

しかし私みたいなド素人は、ここで1つの不安がある。それは、それではケースごと、地域ごとで、かなりのバラつきがでてくる。この本で筆者は、それについても大切な指針をだされています。それは、「自然な市場メカニズムが評価をつくる」ということ。(詳しくは『障害者の経済学』を是非!!)

継続できることが重要な評価につながっていく時代なのですね。

継続の意味の重要性、あわせて継続の工夫についての整理が必要だとことも感じました。

何が継続に値し、何が継続に値しないのか!

>この本を読んで、私やチーム、地域の今後の指針を整理してみます

様々なことを想定したシステム形成ではなく。様々なケースごと(例外的なケース、困難ケースを含む)に柔軟に対応できるシステムづくりに力をいれることです。


続きはこちら→柔軟、ソフト重視の時代へ!! その2/『障害者の経済学』



障害者の経済学
中島 隆信
東洋経済新報社

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☆一緒に読むこととさらに深まるおススメ本

こんな夜更けにバナナかよ
渡辺 一史
北海道新聞社

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大規模施設の「転ばぬ先の杖」ルール(?)、思考の問題点を、リアルに感じることができると思います。


コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




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コメント
 
 
 
実は、3日がかかりで (望山)
2007-09-15 07:48:04
このLOGは、実は3日間かけて、
やっと書きました。

終ったぁ~って感じです。

結構、読み始めると1~2日で読める本です。
 
 
 
Unknown (m)
2007-09-16 10:17:03
今度本を貸してください

あ、バナナの本もお願いします。。すぐではなくてよいので。。。
 
 
 
Unknown (BOUZAN)
2007-09-16 19:08:20
mさん

だれ?
mmmmmmmmm。
mさんですか?

ええええ、かします。
 
 
 
Unknown (bouzan)
2007-09-17 06:30:16
『こんな夜更けにバナナかよ』は結構読み応えありですよ。

私は、えええ2週間ぐらい必死だった気がします。

字が小さくて分厚い。
 
 
 
Unknown (mori)
2007-09-17 21:45:28
すみません、名前をいろいろ変えて書いていて。。。mは私です(笑)
今度お願いします。
 
 
 
Unknown (BOUZAN)
2007-09-18 07:04:37
mからすると、すごいカミングアウト。

今日、机に置いたと来ます。

 
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