自閉症教育・支援コンサルタントの水野です。
教育機関(特に抽出的に行う機関)、療育機関、トレーニング機関、リハビリ機関など、本人の能力、スキルに働きかける機関があります。
私は、環境因子ばかりに目を向けて、まるで個人因子に働きかけるのがダメのような雰囲気は問題だと思いますし、支援ばかりで教育・指導をしない機関には疑問を感じます。
ただ、教育・療育・トレーニング機関が、そのセッションルームや、1対1での訓練にマニアックにとどまり、ただスペシャルな専門家との一時になっていることにも疑問を感じます。
地域を見れば、言葉たくみにスペシャルな訓練を続けて、効果測定もせず、それがどのように日常の生活につながっているかを曖昧にしながら、何年間も訓練をして、そしてある一定の年齢になったら、さも問題が解決したように、福祉の成人支援機関を進めているケースもみます。
数字上の変化でさも訓練が進んでいると錯覚させ、家庭や学校、事業所で、行動統制が難しくなっていることへの影響に対する答えを持たないケースもみます。
すでにその機関内だけ
何を目的にするのか。
どんな視点ですすめる必要があるかを少し整理していきます。
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